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花守湖さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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261.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 
この映画には「サムライ」や「忍者」「切腹」「芸者」など、所々に日本を魅せようとしているところがあるがしかし実は監督は純粋に娯楽映画を作りたかったのだと考える。 最後のタップシーン。 あれは良い意味でこの映画をぶっ壊してくれた。 北野監督が観客たちに対して「どうだ、お前ら見たか!ざあまみろ」と言っているような気がして楽しかった。少し真面目に見ていた私もあれにはあっけにとられたがまさに監督はそれを狙っていたのだと思う。  そもそも市が何のために敵と戦っているのかを真面目に考えることすら意味は無いかもしれない(笑)賭博場でたった一度だけイカサマした相手を全員皆殺しにするシーンを見ればそれがよく分かる。ようするに理屈なんてなく、これは完全無欠の娯楽超大作だという強烈なメッセージが随所に見られた。 どうせならあの踊りには死んだ敵の親分や浅野や、切腹した女房などをすべて参加させて欲しかった。そして最後は撮影スタッフも乱入させて賑やかにやってもらいたかった。 そこまではじけても良いのではないだろうか?
8点(2004-11-30 22:49:36)
262.  バティニョールおじさん 《ネタバレ》 
フランス人の視点から見たユダヤ人が新鮮でした。 ユダヤ人を助けるフランス人もいれば、密告するフランス人もいるし、ユダヤ人を追い詰めるドイツ人もいれば、何とか逃がそうと考えるドイツ人もいる。戦争という時代なのだけど、必ずしもそれぞれ自分の国の立場から、物事を考えて行動しているわけではなく、あくまでも1人の人間として行動しているのが分かりました。 人を殺すには動機が追及されますが、人を救うことに理由なんて必要ないのですね。 この映画は「ドイツ人憎し」「ユダヤ人可哀そう」「フランス人偉い」と単純に思わせないところが、ただの娯楽作品ではないことを証明しています。最後に「ありがとう」といったユダヤの少年に対してバティニョールは「私のほうこそありがとう!」と応えた。 それが一番印象的なセリフでした。
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-26 23:28:59)
263.  モーヴァン 《ネタバレ》 
最初はトンデモ女だと思っていたけど、モーヴァンという女性にはリアリティがあるかもしれない。 恋人が自殺したのに驚きもせず、悲しみもせず死体を放置したまま夜遊びに出かけていくところなどは「異邦人」のムルソーを思い出させてそこで興味を持った。 また恋人が葬儀代金として残したお金を通帳から引き出してスペイン旅行に行くなど、一貫してモーヴァンにはモラルがないが、だからといってこの女性が良心というものが欠けている悪党にも思えない。 異常者にも見えない。  自分の心のままに行動しているように見える。 しかし多くの人間は神さまを信じないまでも何か見えない力というものを信じていて、それを恐れそれが良心を形成したり欲望の抑止力となる場合があるがモーヴァンにはそれがない。 だから彼女を見て虚無主義者だと感じる人もいるのかもしれない。 モーヴァンという女性の見方はさまざまだと思う。 ハリウッド映画のように娯楽的要素のまったくない映画だけど、感性に訴えかけてくるような作品。 それと主人公のモーヴァン役の女性はクールでタフネス、目が強く抜群の存在感だった。
8点(2004-11-21 19:18:03)
264.  花様年華
まず観ている最中に気を抜くと意味が分からなくなってしまうので注意が必要です。  この監督さんは、簡単なストーリーをこねくり回して意味もなく難しいものに作り変えてしまう天才だと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-14 18:03:00)
265.  コールド マウンテン 《ネタバレ》 
この映画を見終えて真っ先に実感したことは、主演している人々も、舞台となるコールドマウンテンの大地もすごく美しいということだった。この作品のテーマは「美」だと思う。 映像はとにかく最初から最後まで美しい。DVDでぜひ観て欲しい映画。 象徴的な美しさを誇るコールドマウンテンは、あのルーマニアで撮影された。 視覚だけでもあの冷たい空気が伝わってくるようであり、こういう感覚を「厳粛な美しさ」と言うのだと思った。 そしてその美しさを際立たせる俳優たちがいる。 特にジュード・ロウの存在。 感情を表に出さずとも、内に秘めてた熱い想いがひしひしと伝わってくる。 盲目の老人と会話を交わした場面では「10分間でもいいから俺はコールドマウンテンに戻って愛する人と一緒にいたい」と言ったセリフにはジュードの想いが表われている。 ラストはジュードの死。 今考えると、ジュードはその10分間(つまり一瞬という意味)を手に入れるためだけに、苦難の逃避行の道を突き進んだように思う。 ニコールキッドマンやレニー、ナタリーポートマンは、表面的な外見の美しさだけではなく、強さと厳しさを秘めた内面の美しさが目を惹いた。 映画は全編を通して透明感が溢れている。 コールドマウンテンと南北戦争に翻弄される人々の果敢ない美しさが絡み合っている。 ストーリーは普通だけど、視覚に訴えかけてくる映像美は圧巻だった。
8点(2004-10-09 14:50:08)
266.  サウンド・オブ・ミュージック
この時代でここまでのミュージカル作品を作った事は評価できると思う。 この映画を青年期に観た方はさぞかし驚かれたのだと思う。 それが今に至っても薄れることのない感動として記憶に残っているのではないだろうか。 それが高得点につながっている。 そういうことはあると思う。私も今観て感動した映画は、時がたって映画が格段に進歩しても色あせない思い出として残るだろうと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-26 10:59:33)
267.  道(1954) 《ネタバレ》 
アルコール中毒の夫や暴力を振るう夫から離れられない妻は「私がいなかったらこの人は駄目な人なの」という言い分が多い。夫には自分が必要不可欠という思い込みだ。 ジェルソミーナを見ているとそれを強く感じた。 これは他者に必要とされることで、自分の存在意義を見出そうとしている人に多い。 自分自身に対する過小評価のために、他者に認められることによってしか満足を得られず、そのために他者の好意を得ようとして自己犠牲的な献身を強迫的に行なう傾向がある。 自立した男女の愛ではなく、支配したり支配されたりのドロドロの関係である。 ジェルソミーナの場合は愛するよりもとにかく愛されたかった人だと思う。 彼女の生まれ育った境遇を考えるととても同情を覚える。 一見、ザンパノがジェルソミーナを支配しているようにも見えるが実は彼女がザンパノを支配していた。「支配」という言葉はそのまま「依存」に置き換えてもらったほうが分かりやすいかもしれない。 ザンパノの暴力は増し、盗みを働き殺人を犯し、この先どうなるかと思ったが皮肉なことだがジェルソミーナから離れたことによって彼は変わることができたのだと思う。 この先2人が共依存の関係を続けていても救いはなかったはずだ。 ザンパノが失ったジェルソミーナをあそこまで嘆き悲しむことができたのは唯一の救いだと思った。 
8点(2004-09-11 10:58:23)(良:1票)
268.  まぼろし 《ネタバレ》 
現実の男よりも、まぼろしの男を選んだ彼女に一言。これによって彼女は破産してしまうかもしれないし老後も不安だ。 普通は妥協するものだけど「愛」とはこのようなものなのかもしれない、、、 つまり、「愛」とは一歩間違えば、自分自身を滅ぼす諸刃の感情だということだ。 結婚式のときに、一生あなたは夫を愛しますか?というセリフがあるけど、いったいどれだけの人がこの言葉を真に受けて答えているのだろうか?本当の愛とは不変であり、相手がこの世からいなくなったら愛さなくなるのは、愛じゃないだろう。  人間は愛情を持つことで生きる実感を確認するが、自分を滅ぼす原動力もやはり愛情から発することがいかに多いことか・・・ この映画の彼女は愛する人のまぼろしを見ることで幸福を感じているように見えるが、私には1人の女性の転落のストーリーに見えてしまう。 親友や男の求めは、彼女にとって意味の無いことだったに違いない。彼女はこの世界でたった1人の愛する人間を失ったことで空想の世界に生きる道を自ら選択した。 
8点(2004-07-18 18:38:27)
269.  地下鉄のザジ
この映画を見て、はじめて「シュール」という言葉を勉強した。意味は「超現実主義」語源はフランス語のシュールレアリスムという言葉らしい。 シュールな映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-11 20:08:02)
270.  エビータ(1996)
スキャンダラスなマドンナとバンデラスの組み合わせは濃いよなぁ。しかしなぜこの2人なんだろうか?という理由は、この映画を見てはじめて分かった。 2人とも歌がとてもうまい。 意外な歌唱力をみせるバンデラスと意外な演技力を魅せるマドンナ。  それにド派手な2人にふさわしいゴージャスなミュージカル映画だった。 勢いだけの映画と言えないこともないが、その勢いがすごい。 後半は観ているほうが息切れしてくるほどだ。  バンデラスはなぜか真面目な顔をしていても笑える。なぜだろうか。
8点(2004-05-16 11:32:58)(良:1票)
271.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
あの犬の鳴き声を真似るところは、しつこすぎる。 女性の裸を見るために屋根から落ちて血だらけになってもニヤニヤ笑っている姿はただのエロガキ。 子供とは可愛くて無垢な生き物であるだけではなくて未完成な生き物なんだね。 親だから子供を愛せないと非人間、と思うのはいつも身内ではない第3者の言い分やね。 それに人間が「愛する」ことができる時は、健康なときなんだと思う。頭痛で頭が割れそうなときに好きな人を思い浮かべたりしないだろう、お腹が減って死にそうなときも、好きな人の事を考えない。足を骨折してのた打ち回っているときに息子が側にやってきて愛してくれという態度を示してきても構っていられないはずだ。 なぜなら痛いから。 愛とは高尚なものだ、しかし肉体的な苦痛の前には、愛すること、悩むこと、考えることすらもできない。
8点(2004-05-04 14:33:05)(良:1票)
272.  8 Mile
エミネムファンなら憤慨するかもしれない。「本物のエミネムはもっと悪い」と言いそうだ(笑)  ただしラップ好きや、エミネムファンはエミネムを忘れて一人のラッパーの物語として この映画を観れば充分に楽しめるはずだ。この映画には母親が出てきたが、本当のエミネムは、母親を中傷する歌をたくさん作っているので母親から訴えられたことは有名。(10億円訴訟) 彼は母親だけじゃなくてゲイやレズを中傷する歌詞が多いので人権団体からも非難が多かった。 とにかく問題は多いが、凄い奴である。ラップの歌手はよく殺されることが多いが、エミネムのような過激なラッパー(しかも白人)が現在も生きているだけでも凄い。
8点(2004-02-15 01:02:38)(良:1票)
273.  デルフィーヌの場合
男は恋人に振られて、学校で乱闘をおこし、だんだん人生の道からはみ出そうとしていた。彼の外国願望はそこに行きたいという思いよりは、逃避だったのだろう。そういう破滅寸前の男にデルフィーヌは道づれにされた格好だと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2004-02-08 15:02:00)
274.  愛してる、愛してない...(2002)
アメリと似たようなキャラでした。 愛された医師は悲惨だと思う。奥さんからも疑われ、子供も流産させられ、男からは殴られ、警察からは逮捕され、マスコミからは追及され、挙句の果てに病院送り。 だから彼女に背後を見せたら駄目だって。
8点(2004-01-16 03:02:20)
275.  シカゴ(2002)
私としてはムーラン・ルージュと比べると断然シカゴの方が良かった。 しかしこの「シカゴ」の舞台がまさか刑務所の中と法廷の中とは思わなかった。 恋愛の要素はまったく無いに等しいが刑務所の中の殺人を犯した6人の女性の「自業自得」の踊りは、すごい迫力で圧巻された。
8点(2004-01-07 11:07:10)
276.  8人の女たち
女性たちの色彩豊かな衣装はもちろんのこと、舞台となる家もセンスが良くてお洒落だ。一階の大広間の肌色のソファー、緑模様の壁面、深紅の絨毯、雪色の階段、本棚に収まっているカラフルな本の背表紙など、理屈ぬきに、きれいだなぁと思わせてくる。 イザベルやカトリーヌは言うまでもない大女優だが、 エマニュエルやビルジニー(本当に妊婦だった)もハリウッドで主演している映画を観ているので親しみが持てた。  ビルジニーのお腹の子は疑問だが、あれは妹を驚かせるための嘘と解釈しても良いと監督が言っていた。答えは観客に委ねているのだろう。 
8点(2004-01-04 16:57:34)
277.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
家族の崩壊によって多くの少年が犯罪に手を染めるケースが後を絶たない。 この実話で印象に残ったのは、少年が犯罪者に変貌した後も、家族を愛し続けたところ。 普通の犯罪者ならば、ここで家族を愛することを放棄し、ますます人間性を失っていく。 もう元には戻らない家族とはいえ、それを愛し続けて苦しむ人間には、やはり救いがあっても良い。 いままで家族を好意的に描いてきたスピルバーグが飛びつきたくなる実話だと思った。 
[映画館(字幕)] 8点(2003-12-28 23:12:25)
278.  猟奇的な彼女
ついに最後まで名前が出なかった主人公の彼女が素晴らしかった。男のほうは、優しい人間なのかもしれないが、情けなく思う。  よく暴力男に依存する女性というのがいるが、この男の場合はそれと似ている。 「所有欲」は愛情が変形したものに過ぎない。 
8点(2003-12-13 23:41:08)
279.  アビス(1989) 《ネタバレ》 
主人公が死んだと思ったら宇宙人に助けられたとき、怒涛の感動が押し寄せてきて不覚にも涙が出てきた。 家でビデオで観たから誰にも見られなくて助かりました。
8点(2003-11-29 02:47:05)
280.  欲望という名の電車(1951)
見終えたらフラフラになってしまった。 これはプリティーウーマンと対極をなす映画だろう。 幸せ絶頂な女と不幸のドン底な女という対極だ。 
8点(2003-11-21 00:56:24)
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