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261.  ドム・ヘミングウェイ
イギリス映画となってるけど監督はアメリカ人なんですよね、だから笑いの質がイギリス映画ぽくないわけだ。 ごめんなさい、全く面白くなかったです。劇場未公開なのも納得できてしまう。 オープニングは「お、イケるかな」と期待できるんですが、いくらなんでも1本調子過ぎじゃないですかね。 ハイテンションで怒鳴りまくり、悪態つきまくってメソメソ泣いて・・・ なんか邦画でいうヤンキー映画みたいなんです。  もともと不安のあったジュード・ロウの前頭部なんですが、本作ではそれを強調してたのか それとも成すがままだったのか・・・変に隠さず抵抗しないところが潔くていいいかも。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-03-29 21:25:01)
262.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 
こっちはリメイクでオリジナルも同じ監督なんですね、「特捜部Q」シリーズも監督してるのね。 北欧出身の監督として期待できる人なのかな? またしても最強お父さんのリーアム・ニーソン、今回はCIAだとか特殊な訓練を受けたわけでは無そうなんですが強いわ強いわ。 息子を理不尽に殺され復讐の鬼と化すお父さん、しかし徐々にコメディとなる。あんまり無い展開で目新しいですね。 とにかく雪雪雪、雪しかない風景と全面ガラス張りの家、なんか可笑しい。 どこといって不満があるわけではないのですが、ローラ・ダーンがエキセントリックに絡んでくるのかと思ったらそれは全くなくて少々肩透かしです。 しかししぶといというか逞しい女優ですなあ、ローラ・ダーンといえばデヴィッド・リンチの映画に立て続けに出ていた頃を思い出す。「ブルー・ベルベット」で見せた泣き顔はデニス・ホッパーの変態ぶりも霞むんじゃないかとさえ思えるインパクトだった。知らない間に消えた女優になってもおかしくないと思ってたのに年を取るごとにあっちにもこっちにも引っ張りだこの売れっ子になりオスカー受賞となった、凄い。ブルース・ダーンを父に、魔女顔のダイアン・ラッドを母に持つのはダテじゃなかった。娘のローラも魔女顔と言える。 オリジナルも是非観たいです、ステラン・スカルスガルドだもの期待できそう。 オリジナルの邦題がすでに笑えてしまう。こっちは「ロワイヤル」ていうのがよくないと思う。何がロワイヤルなんだろ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-28 16:09:11)(良:1票)
263.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
リメイクなんですね、西部劇は好んで観るほうじゃないんですけど、コーエン兄弟ですし、キャストもいいなと鑑賞。 西部劇が得意じゃない理由は馬が可哀想で見てられないんだと再確認、苦しそうな表情と倒れこむ姿が今もいちばん思い出されます。 正統派って感じですが、コーエン兄弟らしいなと思える演出も所々あって「クスリ」と笑えるユーモアもあるのがいい。 減らず口のマティはわりと好きです、彼女の存在があったから最後まで観られたんだと思います。 復讐を果たせたのに毒蛇、14歳の女の子に厳しいなあと感じる展開なんですが、それもあるからこそ骨太な映画と感じられるのかも。 ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン3人ともいいキャラなんですが、最も印象的だったのは バリー・ペッパー演じるネッドなんですよね、私。ラストのマティの凛とした後ろ姿が良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-26 19:06:44)
264.  ジーサンズ はじめての強盗 《ネタバレ》 
面白かったですよ、特に憎まれ口の言い合い。ああいう事が言い合えるって信頼関係あってのことですしね。 「ラストベガス」と同じく御高齢オスカー俳優集結の上、クリストファー・ロイドにアン・マーグレットも登場してる。 監督のザック・ブラフといえば「終わりで始まりの4日間」もよかったなぁ。  出てくる人が全ていい人たちで、不愉快な人物がひとりも出てこないというのがこういうコメディのいいところだと思うんですよね、ダイナーのウェイトレスのキャラまでしっかり際立たせてあるし退屈しないんです。 決行前夜に観てる映画が「狼たちの午後」だもの、これにいちばん笑いました。 マット・ディロンもダメ男役が板について久しいですね、どんな役でもなんだか憎めないんですよね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-25 14:42:07)
265.  ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー 《ネタバレ》 
サリンジャー役の俳優さん、子役で何かに出てた?観てる間それがずっと気になってました。 「ライ麦畑でつかまえて」はタイトルだけは昔から知ってます、なぜか惹きつけられるタイトルです。 サリンジャーはどうも難しい人らしいというのもなんとなく知っていました。 その程度の知識しかないのでどのエピソードも興味深く割と面白く観られました。ただサリンジャーという人を深く掘り下げた濃厚な映画というわけではないと思います。 ウーナっていうのはチャップリンの奥さんのあのウーナなんですね、そういう繋がりもあったことを知ることができました。 サリンジャーもチャップリンと同じく自分よりかなり若ーーーい女性がお好きだったのですね。 隠遁生活を選び、出版もやめたということがなんとなくわかる。そして91歳まで生きたとは、、、大往生ですな。 しかしやっぱりケヴィン・スペイシーは上手いわぁ、演技に見惚れてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-22 20:14:30)
266.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
なんか作風がガラッと変わったのね。 「マグノリア」がこの監督のピークだったように思うのですけど、個人的には「ブギーナイツ」がいちばん好きです。 ダニエル・デイ・ルイスの演技は完璧だと思います。名優と言われる男優なら一度は演じる役柄という感じ。 演技は凄いんだけど映画としてはどこといって面白くないです。 タイトルは旧約聖書からの引用らしいけどだからナニ?って感じだし、この時代じゃないといけなかったのかしら?  結局、粗野な強欲石油王とインチキ預言者の積年の恨みと確執、その結末じゃないですかね。 でもダニエル・プレインヴューは表には出さないし自覚があるのかもどうかわからないんですが、自分のことを恥じている部分があるんじゃないかなんていうものを感じる。自分との葛藤に負けた人といったらいいのか・・・だから自ら終わらせることに? はっきりわかったことはこの監督はやはり取り留めもない群像劇の方が上手いってことかな。 マンネリを恐れて変化を試みたんですかね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-18 17:09:22)
267.  マダムのおかしな晩餐会 《ネタバレ》 
誰が出てこようが、それがハーヴェイ・カイテルだろうがロッシ・デ・パルマには通用しないでしょ。初見は「サム・サフィ」でした。例えばサンドラ・バーンハードに互角で張り合えるのは今のところ彼女しか思い浮かばない。 フランスに移住した富豪のアメリカ人一家(実は財政面が危機的状況)のメイド、スペインからの移民マリアです。  邦題からは豪華なフレンチのコースもクローズアップされるのかと思うけど晩餐会は一回しか出てこないし、 料理よりマリアの下ネタジョークなんです、ココがいちばん面白い。 全体の雰囲気はウディ・アレンぽいんですが、やはりフランス映画だからか甘ったるい恋愛、不倫へと進む。 デヴィッドは北アイルランドの資産家の息子で階級制度が当たり前、そして爵位に弱いんだろうな。スティーヴンはそれを知っていて自分の書いている「メイド」という小説のために嘘を言ってデヴィッドをその気にさせる。  トニ・コレット演じるマダムのアンの傲慢さや滑稽さも描いてはいるけど、イマイチそれがうまく生かされてないような気がします。 期待したほどシニカルさも風刺も効いてなくて、マリアの成長モノ自分探しモノ的なラストなのが残念です。悲しげだけど吹っ切れたようなマリアの表情は良いんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-18 00:07:10)
268.  フラワーショウ!
実話ですしいい話だと思いますが、映画とすれば描きこみが足りないといいますか、 上っ面だけなぞったような印象で感動まではしませんでした。エチオピアのシーンが少々長いと思う。 それにメアリー役の女優さんに魅力を感じなかったんですね。 ナチュラルガーデンは素敵です、でもイギリス、アイルランドみたいに夏になっても 蚊に刺されないような国だからこそ、ああいった庭造りができるのよね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 16:30:51)(良:1票)
269.  パーソナル・ショッパー 《ネタバレ》 
あらすじで普通のサスペンスだと思い観始めたらいきなり霊と交信するとか言い出して、苦手なオカルト映画なのかと面食らったんですが、そのうち真逆である携帯で誰かもわからない相手とメッセージのやり取りが始まる。 パーソナルショッパーとして雇われてるキーラとも直接会うことはほとんどない。見ていくうちにモウリーンて実在してる人物なのかどうかよくわからなくなってくる、そんなところに殺人事件が起きてそこでやっとモウリーンは生きてる人だと安心する。 しかしそれも束の間、二度目のホテルで彼は確かにモウリーンがいる階からエレベーターに乗った、 その前のあの現象は誰?ルイス?それとも・・・ モウリーンがララの新しい相手と庭で話している時、部屋の中にグラスを持ったルイス?が現れ、そして風が吹きグラスが落ちて割れる。風が吹く時ソレは現れるのか・・・空き家でもそうだった。 この時初めてモウリーンは帽子を被っている、これは意味があるのかないのか。 オマーンに滞在しているというギャリーもスカイプ?だけで結局、生ギャリーは出てこない、目の下のクマがくっきりで病人みたいなギャリー。オマーンに到着したモウリーンと再会もなく山に着いても彼はいない、そのかわりにまたしてもグラスなんですよ、いったい生きているのは誰なのか・・・パーソナルショッパーという仕事にしてもモウリーンは直接人と交わるということが殆どないんです。 彷徨っているのは自覚のないモウリーン?もうね、最初から最後まで観てる方が想像しないといけなくてなんかすっきり解決、納得できない映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-14 16:03:55)
270.  ロブスター 《ネタバレ》 
大まかなプロットは「籠の中の乙女」と同じだと思う。長女がまた出てる、オリヴィア・コールマンはこの頃から出てるんですね。 なんといますか、前作が認められたってことでパワーアップしてるなと。ヘンタイ自慢してるようにも思えるんですが、 この当時って監督の母国、ギリシャが危機に陥ってたんじゃないか?破産だとかなんとか。で、国民が怒ってた、今も? そういうものが反映しているようにも思えます。が、何回も途中で観るのをやめようかと迷いながら鑑賞しました。 はっきり言いまして、悪趣味過ぎ、悪ノリし過ぎでしょ。これというメッセージ性も感じませんし、気の利いたユーモアも感じません。 どっちにいこうが自由は無いわけで、動物になれば鬱憤晴らしの標的になるという救いのないループ状態。 提示されるルールはどれも極端に偏っていて、秩序の無い混沌とした世界です。 無抵抗な動物を殺すということになんの意味があるのか、「籠の中の乙女」では猫だった。 本作ではオープニングにいきなりですし、おとなしい犬(兄)を長時間いたぶり、なぶり殺しにする。これだけはどーもこーもない、絶対に許せません。弱いものいじめの他に何かあるわけでもなく、今さら映画で見せて何がしたいのかさっぱりわかりません。 「女王陛下のお気に入り」ではかなり大人しくなった印象ですが、なにしろイングランド王室ですから好き勝手ができなかっただけなんじゃないかと思えてきた次第です。この後、この監督はどの道へ行くのか興味はあります。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-03-14 15:06:28)
271.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
エリア・カザン、ウォルト・ディズニーなど告げ口した側のことは知っていましたが、 「ハリウッド・テン」のことは殆ど知りませんでした。 題材の割には社会派映画のような深刻さも重さもないし、登場人物が混乱することもなく エンターテイメントとして観られました。 ヘレン・ミレンが憎ったらしく演じた女優でゴシップコラムニストがやけに印象に残る。 ジョン・グッドマンがバット振り回すとこはスカッとする。 ダルトン・トランボという人物をどう見せるか、これがこの映画のキモですかね。はい、大変好感を持ちました。 自分が脚本を手掛けた映画を家族と一緒に観ながら観客が笑ったりして楽しんでいるのを嬉しそうにしているトランボの表情が良いですね。 「ローマの休日」にこんな事情があったなんて・・・初めて知った次第です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-12 23:57:56)
272.  マリアンヌ
内容としては戦時中の悲恋ものということで特に目新しさはないし、あの空襲の最中の出産も 少々やりすぎとは思ったんですけど、映画としての面白さやクオリティの高さよりも、 戦争がなければ起こらなかった悲劇なんだという思いの方が強く、そんなふうに心が痛み、 こんな悲劇はもうたくさんだよねと感じることのできる映画であるということを評価したいと思います。 クラシカルな雰囲気で映像もカメラワークもよく、映画として安定感があり最初からすーっと入り込めます。 ブラピはやっぱりかっこいい、手榴弾で装甲車を爆破するシーンは華麗だったなあ。 なんといってもマリオン・コティヤールが上手い、娘に手紙を書いてるシーンは泣けてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-10 23:27:02)
273.  奇人たちの晩餐会 USA
タイトルだけは知っていたけどオリジナルのフランス版も観たことないんです。 リメイクのコレ、監督とキャストがなかなかいいんで観てみました。すみません、まったく笑えません。 なんていうか笑いのツボが合わないんです、ていうか合う人いるんだろうか・・・ イメージとしてはもっとクラシカルな雰囲気で密室劇、舞台劇みたいなのかなと思ってたんですが全然ちがってました。 ダーラ役のルーシー・パンチという女優さん、どっかで見た記憶があったんですが、最近再見したデヴィッド・スーシェのポワロシリーズの「葬儀を終えて」でマイケル・ファスベンダーと関係もっちゃう従妹役でした。コメディエンヌへ転身ということかな? シルバニアファミリーとは言っちゃいけないとは思うんですけど、テイストとしては同じで「フール・オン・ザ・ヒル」の曲の雰囲気とよく合ってて、オープニングのクレジットのとこだけ何回も見直したり。ラストも可愛かったです。 見所はネズミということになりました。映画の中では全部ネズミのはく製ということになってる。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-10 14:33:27)
274.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
久しぶりに笑ってスカッとしていい余韻に浸れました、ロードムービーは楽しい。  一家に問題児、トラブルメーカーがひとりいるとしたらたぶんこんなタイプだよね、というのがタイプ別に ほぼ揃っているような家族。おじいちゃんがレッスンしてるダンスについて母親すら見もせず放置していたっていうのも問題のひとつだと思われるんですけどね。 トラブル頻発するけど、いざとなれば団結力をみせる家族。バラバラのようでそうじゃない、なんか好きです私。 オープニングからラストへ向けてしっかり下地ができていて、ミスコンのダンスシーンで炸裂しちゃうみたいな。 思わず笑っちゃいましたね。おじいちゃんを途中退場させるのはどうなんだと感じたけれど、あのダンスを見て納得。 オリーヴのダンスが可愛くて可愛くて、ぎこちないからこそいいんですよ。 大人顔負けに歌ったり踊ったりする子供ってなんか痛くて逆に見てられなくなるもん、私。 子供のミスコンなるものへの皮肉、一石を投じるっていうものも感じます。 家族再生と見せて実はターゲットは子供のミスコンだったりして。。。  トニ・コレットはオーストラリア時代の「ミュリエルの結婚」が初見でした、グレッグ・キニアも昔からこっちにもあっちにも出てるよ~ていう俳優で、二人ともコメディからシリアスまで幅広く演じられる、実力派の俳優としてもっと評価されてもいいのになぁ。キニアは主役クラスの女優さんに結構モテモテだったらしいです、人柄がいいんでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-08 14:34:13)
275.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
観る前からかなり期待してしまう要素が多いんですよ、この映画。 「ザ・英国俳優」といった感じのキャストですし、スパイですし。 結局2回観ることになりました。1回じゃワケがわからないという理由で。  セリフでの説明が無さすぎでして、小道具で語っている部分があるってことが2回目で気付くんです。 観てるこっちもスパイのごとく細部に目を光らせてないといけないんでしょうか? スパイの正体を薄々わかっていたなんて言うんですけど、彼らはどこらへんでそう思ったんでしょう。 その根拠の部分も特に見せ場として描かれているわけじゃないのよ、 どこと言われればサーカスメンバーのファッションかな、キャラにあったスーツや小物使いが粋でした。 難解な映画だけど疲れるってことはないんです。 何度も観て確かめたくなる映画、それに応えてくれる映画であるということが評価できると思います。 「ダウントン・アビー」のレディ・イーディスが受付事務員役なんです、1回目はココがいちばんの発見になってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-06 18:43:36)
276.  イナゴの日 《ネタバレ》 
ふー観なきゃよかったです。カレン・ブラックが気持ち悪い、悪ふざけが過ぎる子供も気持ち悪い。 なんだかみんなグロテスクで最初から不穏な空気が漂う。ハリウッドの内幕ものとも思えないのね。 何人もの男を翻弄する魅惑的な女にはどうしても見えないカレン・ブラック。 ただただ「どうしてそうなるの?」なんですよ。 「イナゴの日」というのは暴徒と化した群衆のことだと思うんですけどこれもピンとこない。 なんでそうなるのかっていう説得力があるようにも感じません。 ほんとに後味の悪いグロテスクな映画、怖いじゃなくて気持ち悪いのよ。 「ハリウッドの怪」「世にも怪奇なハリウッド」ていう感じ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-03 00:01:43)
277.  間奏曲はパリで 《ネタバレ》 
鑑賞後、イザベル・ユペールはいくになったんだとそれがいちばん気になり検索しました。 御年66歳ですと!!!てことは本作撮影時点で還暦ですか、いや~~参りました。 サイコパスな役をやれば冷ややかでゾクッとくるし、本作のようなロマコメでは抜群に可愛らしく愛らしい。 すごい女優さんです。  子どもも完全に手が離れた中高年の夫婦の倦怠期、奥さんのブリジットが冒険しちゃうんですが 実は夫婦の危機は過去にもあったということがわかり、単に退屈で刺激がほしかっただけではなかったことに なぜだかホッとした私。お互い無関心ではないんですよこのご夫婦は。 伏線に使われるのが原因不明の湿疹ていうのが面白いです。中高年になると寝込むほどではない体の不調って 大抵ストレスとかホルモンとか自律神経のせいにされるのよ、ブリジットの場合もそんな感じなんですよね。 危機を乗り越えられるほどの愛があり、許せる余裕があるっていうのがいいですね、 やはりフランスは大人の国であります。 行きずりのデンマーク人役の俳優さんはイーサン・ハントの敵役だった人ですよね? こちらも検索したら既に故人でびっくりしました。初見ではロシアとかの重量挙げ、砲丸投げの選手みたいだなと。 スウェーデンの俳優としてマックス・フォン・シドー、ステラン・スカルスガルドのようにまだまだ活躍してほしかったですね。イザベル・ユペールの可愛らしさがプラスです
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-28 16:09:11)(良:1票)
278.  女と男の観覧車 《ネタバレ》 
俳優のタイプがガラッと変わったなあ、というのがまず思ったこと。 そして映像が素晴らしい。 夕日があたってると思われるシーンが多かったけど、この部屋は元見世物小屋で 西日の強い部屋なんですね、西日って色も感触も匂いも朝日とは別物で夕暮れを鑑賞するのとも違って、西日のきつい部屋っていうのはそれだけで憂鬱になります。この部屋の状態が鋭いなと感心します。 そして目の前の観覧車。この観覧車って単純に1周するだけじゃなくて左右にも移動するの? そんなふうに動いてるシーンがあったと思う。結構怖い観覧車なんじゃない? およそ人が生活する家には見えない家で家族らしさも無い家族、気が滅入る。  ケイト・ウィンスレットの熱演を見ていたら「レボリューショナリー・ロード」「ブルー・ジャスミン」が浮かびました。 割と自己評価が高く、意識があるのか無いのかわからないけど前夫を死に追いやったことへの罪悪感で精神のバランスが崩れているようにも見えます。で、またやっちゃうんですよね。 必死にもがいて這い上がろうとするけど、ミッキーは去り、相変わらずハンプティは釣りに誘い、息子は火をつけ、義理の娘は消える。 這い上がるのはいいけどその手段が他力本願なのね、それに不倫してるうちは幸運な運命のめぐり合わせもないのがこの世の法則だと思うのよね、私。 ラストのジニーのアップを見て「この人たぶん死ぬ」なんて思いました、偶然の事故とかでいつものアレン作品のようにあっけなく。そんなふうに思えてしまうほどジニーの痛さをジワジワ感じます。 アレン作品にしては皮肉なコミカルさは薄いかな?そこだけちょっと不満です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-27 13:41:35)
279.  教授のおかしな妄想殺人 《ネタバレ》 
4~5年前にウディ・アレン特集みたいなのがあって、何本か録画したまま観てなかったです、ホアキン・フェニックスが出てることも知らなかった。あのテーマ曲がいいですね「The 'In' Crowd」っていうのね。  観てるうちに「夢と犯罪」をまず思い出しました。ラストのあっけなさも似てる。 私にとってアレン作品というのは登場人物の誰にも共感するわけじゃなく、完全に傍観者として事の顛末を眺めてるという感じなんですが、不思議と退屈しないし、とにかく結末が気になって見届けるまでやめられなくなるという魔法がかかってるような映画です。そしてとにかくドライ。 教授とジルとリタの三角関係もドライ、ていうか3人とも自分の心地よさだけで、早い話すんごい自己中だと思う。 3人の中でいちばんイライラしたのはジルなんですよね、私。可愛いけどうざいの。 いちばん目がいったのはホアキンのメタボなお腹、あれも役作りだったんでしょうか? 懐中電灯と歪んだ姿のラブシーンが皮肉でしたね。 観始めた時はナレーションの意味があんまりよくわからなくて最後まで観られるか不安になったけど、ジワジワ面白くなっていきました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-24 15:20:48)
280.  特捜部Q カルテ番号64 《ネタバレ》 
4作目になるんですが私これってシリーズ中、最高傑作と思うわ。 プロットも映像もいきなりズバッと垢抜けたって感じがするのよね、 前作までの犯人とは性質がまったく違う。  過去からの社会問題を提起していて見応え充分な社会派サスペンスになってると思います。 カールとアサドのバディものとしてもきちんと見せ場がありまして、 カールがやっとこさ素直な気持ちを見せるとこなんか泣けちゃいます。 2作目に登場した猫ちゃんも特捜部Qのマスコットとして健在、こういう事を省かないっていうのもいいわ。 ところでニコライ・リー・カースってマーク・ウォールバーグとヴァル・キルマーを足して割ったみたいだなと。 この後も映画化は続くの?是非お願いしたいです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-23 16:41:32)(良:1票)
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