Menu
 > レビュワー
 > ゴシックヘッド さんの口コミ一覧。14ページ目
ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41
>> カレンダー表示
>> 通常表示
261.  エアベンダー 《ネタバレ》 
シックスセンスのMナイトシャマラン監督もロードオブザリングやハリーポッターのようなファンタジー映画を作ってみたかったのですね。 青いパッケージとアバターというキーワードが、映画アバターと商業的に上手く被さってるなぁ、なんてそんな気がしてしまいましたがそれって妄想ですか。  Mナイトシャマラン監督は霊的な、または神秘的な世界を描くことを得意としたスピリチュアル監督ですが、この映画でも気の力やエレメントの世界が面白く描かれてます(原作がそうなんでしょうけど)。  拳法の舞と気の力の使い方が見事にマッチして美しいです。 ちょっと前に多量生産され気味だったファンタジーの世界を東洋風に描くことで他のファンタジーとはまた違う幻想性があります。  坊主の少年の額のタトゥーは美しいですが、矢印の形が好きじゃないです。 矢印って我が強い印象があるのに、この少年はそういう感じじゃないですし。  神秘性はありますが、CGを大々的に使ったファンタジーはアニメやゲームとほぼ変わらず、 美しい乙女が湖面に身をささげる場面はFFじゃないでしょうか?  変な白いドラゴンみたいな幻獣も、あれってファルコンから来てますかね。  エレメントがいきているファンタジーの世界が好きです。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-20 00:07:36)
262.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 
サスペンスってあんま見ないジャンルなんですが、 なんだか見てて平均点4点代ってのがうなずけるような内容のサスペンスだった。 パソコン時代のサスペンス映画って感じ。 最初からパソコンの便利さで調子に乗ってる。 報道の自由で調子に乗り過ぎてる糞記者。 最初からイライラしてたけど、だんだん面白くなってきた。 別に書くことなんてないので美女がセクシーだった、となる。 ブルースウィルスは普通だけどワイルドに渋い社長を演じてる。 これがまぁ個人的に良かったかな。 見て「一番やっちゃいけないこと」の意味が分かった。 サスペンスにおいて「一番やっちゃいけないこと」というのは最早ネタバレ用語であるみたいだ。 僕は「それやっちゃいかんだろ!」って思ったのは犯人の顔が映し出される一瞬だけだった。 ま、使い古されたネタでもやっちゃいけない事なんてないと思うけど(でもやっぱダメ!)。 そこに逃げるようになったらちょっと問題なのかも。 「真実の顔」「衝撃の真実」等のおいしいネタをほとんど同僚のヘイリーが持ってってしまってる気がしますが。 僕の気のせいか、米サスペンスで和食ってけっこう多い? プレシネ秋のサスペンス特集にしては、サスペンスの雰囲気が薄い? 秋のサスペンス特集ならもっとメランコリックな場面がほしい。 唯一雰囲気を感じるのは主人公女性の断片的な記憶がよぎる場面だけ。 スリルと戦慄もあまりなかったような。 それとパーフェクトじゃないじゃん!最後まで見て、どこまでパーフェクトじゃないん!て思った。 別にいいけど。 
[地上波(吹替)] 5点(2012-09-19 00:38:05)
263.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
やっと観れたバイオハザード4! おお!日本じゃないか。前作の反省か?漢字も正確みたい。 前作ではよほど日本のファンに怒られたのか?日本文化好きな外人に叩かれたのか? ちゃんとマジメに日本で撮影してるみたいです。 中島美嘉は服装から主要キャラクターかと思ったけど残念! ゲームバイオハザードのパラレルワールド。 あのバイオハザードがまさか日本で発生したという感動! そしてまさか東京の地下にアンブレラ社東京支部があったという感動! あの憧れのウェスカーがアンブレラ社東京支部にいたという感動! バイオハザードのパラレルワールドは凄いことになってるのです! でも感動感動の嵐の直後の、ウェスカー実写版がダサいという大打撃! Orz・・・ ウェスカーの笑みのダサさの衝撃・・・ でもウェスカーが富士山に突っ込んだという感動! もはや意味不明の再現度です。 今回は「File」もちゃんと存在します。 クリスだと思ったらエンジェルだった。 クレアはあんなんじゃない! どうせなら新宿からアフリカに行ってくれれば良かったのに。 バイオのレッドピラミッドシングこと処刑マジニ(大斧男)の再現レベル超たけぇぇ!めっちゃカッコイイ。 ゲームで目立たなかった分だけハッスルしてくれた処刑マジニ。 脚本は誰だよ!美人は最後までってのがB級ホラーの定説だろ・・・チッしょうがねぇな。 ウェスカーVSクリスのあの名場面が実写化!? 再現レベル高!てかそのまま!でもゲームの方がカッコイイから残念! ウェスカーの服装の再現度メチャ高いけど顔がダサいので残念! 人体実験の被験体の管理方法がゲームに負けじと凝ってる! 廃ビルから戦闘機から大型船まで原作のアイディアをフル活用。 真っ白なだだっ広い空間はもはやアート映像。 だけど何故かB級なショボさが漂うラストステージ。 頼れるところだけゲームに寄りかかる弱さがある! そんでもってやりたい放題。 金さえなけりゃ内容はB級ホラー直系! マトリックスから持ってきたスタイリッシュアクションと、 ダイハードみたいなアクションもあるけど、アクション性がシリーズ最も低く感じた。 
[DVD(吹替)] 5点(2012-09-19 00:29:41)
264.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
世界は荒廃した。まるでマッドマックスのような世界観です! 水も食料もないので悪党がはびこり、弱者は救世主の存在を求めています。 もう世界中の人々が七つの傷の男の存在を待ちわびている、そんな雰囲気です。  コンボイを率いるクレア・レッドフィールド女隊長は、 まるで北斗の拳2で皆を率いて戦う成人リンの姿と被るかもしれません。 そうなると、カルロスが成人バットです。 救世主は現れますた!そうです。エスパー・アリスです。 ローブをまとい、不思議な妖術を使ってザコを蹴散らします。 「私の周りでは人が死ぬの、、、」と、 少し不吉めいたキャラを出しているところが、またちょっとだけケンシロウしてます。 北斗バイオ拳でカラスの群れなど瞬殺です。 アリスの両鉈アクションが南斗水鳥拳に見えなくもありません。 高いところに立ってピュ~と口笛吹くのはちょっとキザっぽい。 出しゃばり度の高さではケンシロウにも負けません。  かと思えば、アリスは綾波レイのようでもありました。 フィギアのようなヒロイン大量生産的なアレで、オタク文化的で日本の現代アートのテーマにもなりそうな感じ。  地下研究所でボスと対戦するのは、映画シリーズの中では一番バイオっぽいかもしれません。 それでこの作品では人工知能(娘)が可愛いです。理想の少女像です(バーチャルなだけに)。 シリーズを通して少女が出てきましたが、この少女が一番可愛いです。  東京メトロの看板はふざけてますが、全体的に結構面白かったです。 
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-16 01:29:51)
265.  ソルト 《ネタバレ》 
セクシー美女のスパイアクションに逃亡アクション。 そんなセクシーアクションだけ見てれば面白い。  謎の美女に欺かれるというのが結構いいかも。 自分騙されやすいから。。。 レンタル店で見るDVDパッケージの黒髪がセクシーだと思ってたんですが、 見始めたときあれれ?ってなった。 
[地上波(吹替)] 5点(2012-09-16 01:01:23)
266.  6デイズ/7ナイツ 《ネタバレ》 
ちょっと面白かったです。 特殊な状況におかれた二人。 美しい南国の風景とサヴァイヴァル生活、 やがてトラブルに巻き込まれて二人の関係は。 もう一方のカップル?はしょうもないけどおかしい。 全体として緊張感なくのんびりした感じでした。 痛い場面もなく愉快です。 内容もそんな無いんですが、 最後はほんのり素敵なラブストーリーな感じでした。 歳とってもカッコいい男はカッコいい。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-09 23:09:40)
267.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
やってくれました。全く新しいゾンビ映画をみました。 あるのはバイオハザードの地獄そのものです。 演技を超えた演技ではないヒステリーやパニック、発狂があります。 現場では集団ヒステリーが実際に起こってます。 こんなものをホラー映画に求めていた人は多いかもしれません。 自分もこれほどまでに臨場感のある地獄の光景を再現したホラー映画があるとも知らず、、、度肝を抜かされました。 悪魔に憑かれたような雰囲気があります。 理性を失った空間があります。 この極限の状況を再現するのに一人称視点は成功しています。 架空の現象をよくもこうまで生き生きと再現したものです。 たぶん一発屋なので複数回の鑑賞に堪えうるか心配ですが、自分はあと数回は観ると思います。 作り物っぽく無さがあります。 嘘であることを感じさせない迫力です。 「悪魔のいけにえ」以来の奇跡が起こったんじゃないですか? この作品の素晴らしいのはゾンビ映画からオカルト映画へと急展開するところです。 どうりでゾンビを超えたオカルトチックなにおい、それはまるでオーメンの悪魔憑きの様な迫力に満ちていると思ってました。 最近のCG映像に対抗できる人間の生々しい演技です。 最後の暗がりにあまりにも不快な存在を見ますが、超怖すぎて耳をふさいでました。ヤバイです。 これは何かの映像コンテストがあれば確実に賞をとるレベルの映像です。 ホラーの新しい次元の恐怖を見ました。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-09-08 21:06:33)
268.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
非常に暗く生理的にグロテスクなカルト映画です。 精神的に暗いところを見事に形にしています。 まるで心の癌細胞です。 社会的に見てはいけないものがたくさん凝縮されてます。 その中で闇が圧倒的な力を持ってます。 閉鎖的で暗い世界観ですがそれがアートみたいに展開するので、 アンダーグラウンドなのに愉快なところもあります。 畸形児はグロテスクに生々しいですが、不思議と可愛くも見えます。 マジで生きてるみたいです。 この作品の音には迫ってくるような怖さと深さと迫力があります。 映像には質感があります。 この映画を観ていると工場の狭いところにいるか、地底の深いところにいる気持ちになります。 デイビッドリンチの「闇」の世界が最も濃く表れ、圧倒的な暗い世界が広がる素晴らしすぎる作品です。  
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-08 20:52:19)
269.  稀人(まれびと) 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに) 下手なカメラマンのオナニー映画みたいになってた記憶があります。 でも東京の広大な地下空間がたくさん見られてよかった。 地下世界に憧れる僕としては関心があります。 地下哲学が聞けて良かった。 「およそ人の集まるところには必ず地下への入り口があるものです」など。  地下世界で少女(若い成人女性?)が全裸で繋がれていた場面は神秘的。ヌード幻想。 これでレンタルした。地底人みたいの不気味でした。 なんか自分の糞だった東京生活を思い出した。歩道橋から見下ろす場面などで当時の自分が重なった。 見ていて女子高生と援交したくなった。もしかしたら監督も同じ気持ちだろうと思う。 「別れた妻を殺し、実の娘を獣のように飼育した」って、、、製作者も自分の性癖を少しは隠しましょう、、、。 とかいう自分も、あんな少女が手を引いてくれるならば地下世界に行ってしまいたい。 狂った人がどんどん地下に引き寄せられて行くという感じ? 自分もいずれは地下に行くのだろうか? 
[DVD(邦画)] 3点(2012-09-08 20:42:24)
270.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 
ジャッキーチェンの映画はあんま見たことないけど、 面白かったです。 ジャッキーチェンはアジアのデニーロになりたいって言ってたけど、 まさにジャッキーチェンのロバートデニーロな演技は、 まるでアジア版のタクシードライバーができそうなくらい渋い。 感性うたがわれそうだけど。 そういえば演技にかける本気度と情熱、笑顔の素敵さではデニーロとジャッキーはかぶるかも。 いじめっ子どもが憎ったらしすぎた。 ユニークなトレーニングが繋がった時の気持ち良さ、そして技の上達とともに起こる少年の心の変化、 心に傷を負った先生と少年との交流などなかなか面白い。 トレーニングの面白さもそうだが、 こういった映画の最大の魅力のひとつは大会でどれだけ気分が盛り上がるかだと思う。 観客の心を盛り上げる大会、そしてファイトがわく決勝戦が素晴らしい。 ・・・リメイクなのに空手でないのは素直じゃない気がするけど。  
[地上波(吹替)] 7点(2012-09-07 23:38:13)(良:1票)
271.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
オタクか!オタク向けか! 物語が進むにつれどんどんカッコよくなってきます。 僕はオモチャが大好きなのでメカが沢山出てくるこのアニメ、いや映画は満足度満点です。 そしてメカが日本製なのがなんとも嬉しい。 中国製じゃなくて良かった!メカの裏側に「メイド・イン・チャイナ」とか書いてなくて良かった。 監督ありがとう(どうせフリだろうけど)! 主人公のもとにメカが集う場面キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 宿命をうえつける音楽が少々ウザくも壮大な物語を演出。 吹き替えで観るとまるで日本の特撮ヒーロー物の様な感じがする。 キャラクターが5体いれば宇宙戦隊○○レンジャーという感じだ。 終盤の、街のど真ん中でのスーパーロボット大戦は秋葉原でやればいいじゃん。   冴えないオタクが政治のトップと軍隊の中で活躍するという話はオタクに夢与えすぎ。 でも映画って本来は夢を与えるものだからそれは別にいい。 オタク君がモテ男になるのには車がロボットに変形するような奇跡でも起きない限り無理ってか! 辛いぜ!  メカはカッコイイけど、細かすぎて昆虫エイリアンみたいにちょっとグロい。 できればメカ映画の天才キャメロン監督にやってほしかったけど。 画面がゴチャゴチャ意味不明だけど動きが激しくアクション性が高い。 もう映画はCGグラフィックの競争みたいになっている。 スローモーションでのメカの宙返りは少しカッコイイ。スローだとメカに巨大感がある。  ジュラシックパークのスピルバーグ監督が製作総指揮なら、 次はビーストウォーズだよね(無茶ぶり)!   「この映画を観ているそこの(大きな)君たちも地球を守る立派な兵士になれるぞ!」という正義の映画です。血涙が出そうです。  
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-03 20:59:18)(笑:1票) (良:1票)
272.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 
少女映画という比較的コアなジャンルではよくリストにあげられる作品。  子供の、少女の視点から見た大人の世界が面白い。  当時のフランスの運動や革命に揺れる大人の世界。 それを9歳の少女の目線で見た、とても現実的だけどおかしな世界。  この映画の中の反体制運動だとかウーマンリブ運動だとかは、子供の世界とはあまりにも関係のない不釣合いな世界。 少女映画に特有ぎみの不思議の国のアリスのようなワンダーランドよりも現実味を帯びる物語。 ただその現実味を帯びた中で、大人の世界の不条理さや大人のキャラクターのユニークさを少女の視点で冒険していくところが、現実の中にワンダーランドを見出すみたいで面白いかなぁ。  抗議活動に取り組む大人たちの姿勢が、子供目線では怖くて不気味に感じるが、それでも一人一人が子供に対して接するときの態度はとても優しいおじさんおばさんであるというのが印象的。時に大人はおとぎ話の登場人物みたいだかも。  子供の、少女の視点で見た大人たちはユニークで面白い。  ただこの映画はロリコンの人のために作られた映画だろうか。 9歳の女の子の入浴シーンとトイレシーン、スクール水着シーンなど、そういう性癖に重点を置いたかのようなシーンが多い。 この映画ではミッキーマウスをファシストだといっていたが、 ではこの映画のロリコン表現はなんであるのか。 いやむしろそれが愛好家としては嬉しい。 主演の女の子はムスッとしてて可愛らしい。 ミツバチのささやきからの影響が少し感じられた。 少女達がささやく場面、アルバムをめくる場面など。  様々な活動を通して揺れ動く家族が描かれて、最後には家族の絆の深さが心に残る。 見る前と後とでは家族に対する考え方も見方も変わってしまうかのような作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-03 20:05:39)
273.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 
結構面白かった。 B級パニック映画の良作。 肉食恐竜を凶暴に描き草食恐竜を美しく描く。 雄大なテーマ音楽はワクワク感を増大させる。 大自然は映画館で観れば迫ってくるような迫力だったんだろう。 今回は高知能な恐竜が出てくるのが特徴か。 恐竜までが戦略的な方法を取ってくるので面白い。 どうやらキャラクターを死なせ過ぎないことを心掛けている模様? 家族愛を描いたときに過酷さが減退。 廃墟マニアが喜びそうな場所があってジャングル探検は面白みを増す。 霧の濃い格子通路が個人的に好き。 少年の心を持った監督だからこそ描ける恐竜の世界。 恐竜はまるでドラゴンではないかというファンタジーさ。 気分はまさにアトラクション。
[地上波(吹替)] 5点(2012-08-29 23:18:51)(良:1票)
274.  制服の処女(1931) 《ネタバレ》 
厳格な寄宿女学校の話。 最初はただのロリータ映画だと思ったら、なんだかドイツの表現主義らしく暗い感じがあります。 社会派っていうんですか?訴えるものが重い気がします。 校舎の雰囲気は暗く陰鬱。空気が重い。 それとは逆に少女達の戯れが華やかで、学園内の暗い厳格なムードとは対比的に生命力が漲っている感じです。 そんなガールズトークな戯れとは別に ひとりの少女の繊細な心の描写が見事だと思います。 ミネハハに少し似てるかな? この作品では集団になった敵意の恐ろしさを見た気がします。 目線が集中したときの怖さ、静まり返った場の空気、まるでフリークスで感じた怖さか、見ている側まで伝わってくる迫力があります。 威圧的だった校長先生の後ろ姿の孤独さが印象に残りました。  古いモノクロ映像をとおした若い女性の戯れは神秘的です。 螺旋階段が素晴らしい。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-25 20:09:58)
275.  川のほとりのおもしろ荘 《ネタバレ》 
可愛らしい少女が活躍するロッタちゃんのような、北欧の童話のような映画。 開始2分で女の子が二人素っ裸になって走り回ったのでビックリした。 二人の少女が素っ裸のままで正面向いて座ってハイソックスを履くので、なんだか見えそうな気がして落ち着かなかった。 それから女の子4人の素っ裸の川遊びなど、そこにエロスも何も無いんですけど、 北欧の自然と暖かな陽光をバックに戯れる裸体少女は天使のように美しいのでした。 ただカメラは被写体をエロスとして捉えず、そこにあるのは子供の明るい無邪気さだけです。 お祭りの風習と歌、食事、学校、仕事など、スウェーデンの豊かな生活風景を見ることが出来て楽しいです。 ユニークな登場人物が面白く、意地悪もあるんですがとても優しいです。 ささやかに感動できる物語で良かったです。 ひなたにいるような温かな作品でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-23 21:51:03)
276.  ロッタちゃん はじめてのおつかい 《ネタバレ》 
とても素敵な作品でした。 ロッタちゃんがとても可愛いです。 おしゃれな感じの明るい映像は観ていて楽しいです。 良い人が多くてなんか癒されました。 ロッタちゃんのなんともいえないキャラクターが魅力的でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-23 21:45:30)
277.  モンスター・イン・ザ・クローゼット/暗闇の悪魔 《ネタバレ》 
クローゼットから怪物が現れるという妖精ファンタジー的なところと、レトロなSFの感じの組み合わせが良い。絶妙。 バカっぽさが素晴らしすぎる爆笑ホラー。 シャワーの場面が面白すぎ。糞過ぎて超爆笑。  「果たして人類に明日は来るのか!?」もちろん来るだろ!といったスケールで描かれる人類滅亡をかけたモンスターパニック。 果たして地球人口は何人いるだろうか?と思わせる人類の描写が逆に素晴らしく愛らしい。 それぞれのキャラクターが生きてて面白い。 言葉に出来ない素晴らしさのある珍作ホラーだったと思います。 怪物の迫力あるデス・ボイスがバカっぽくて最高。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-19 23:43:03)
278.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
この作品を超えるホラーはまず有りません。有り得ません。 この作品はホラーとしてあまりにも素晴らしすぎる。 まず素晴らしいのはドキュメンタリーのように自然な演技だ。 これが演技というものを超えている感じがする。 それがこの作品のリアリズムを高めているんだと思う。 映像全体は乾いた異様な雰囲気が漂う。退廃的でシュールだ。 ラジオの音声がなんとも不思議な空気を作る。 狂った人々が沢山出てくるのが面白い。 この狂い方というのがまるで常軌を逸している。 演技では到底出来るとは思えない気狂いぶりが凄い迫力。 家の不潔で病的な雰囲気も全く素晴らしい。他のホラーがやってもこうは出来ない。 そして音の表現が見事で生理的に来る。 チェーンソーを使ったホラーは多いが、どれもこの映画のチェーンソーほどの迫力はない。 伝説の鬼ごっこ場面も他のホラーで真似っこしてるのをたまに観るけど 全く退屈でお粗末なのが多い。 この作品の鬼ごっこは後ろに迫って来ている迫力が凄い。それで退屈しない。 家に着いたときのレザーフェイスの切り替えしがなんともカッコイイ。 不潔の長髪男も発狂ぶりが素晴らしい、彼は生理的に不快なものの固まりだ。 動きがなんともいえない。 コック(2のドレイトンさん?)は最も狂っている。笑いながら怒ってるところが素晴らしい。 フランクリンという車椅子に乗った青年の演技がまた見事。 人間をハンマーで屠殺する場面は名場面過ぎる。足の痙攣、鉄の扉が閉まる時の不安、 その恐怖演出はあまりにも自然に行なわれることで恐怖が余韻のように倍増する。 僕がこの作品を好きな理由は神がかり的なところ。 トビーフーパー監督の他の作品と比べても、明らかに出来が違う。 そういうところにトビーフーパー本人の力量以上のものを感じてしまう。 最も凄いのは凄惨で暗く残酷で生理的に不快なものをリアルに描いているのに、 観ていて全然嫌にならないし暗い気分にならないというところ。むしろ快楽みたい。 映像魔力が強く、人物描写や背景が奇妙なのでカルト映画的なところも少しある。 見事な映像作品だ。 以前に映画雑誌のインタビューでトビーフーパーはこの作品で自分がレッテルを貼られた気がするといっていた。
[DVD(字幕)] 10点(2012-08-17 01:30:57)
279.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 《ネタバレ》 
(去年のクリスマス前に書いた感想文)ちょっとヤバイ・・・ヤバイよこれ。 思ったよりもヤバかった。学生の頃に観た時には気が付かなかった。 うっかりDVDを売ってしまいました。 今回クリスマス用にレンタルしておいたものを観賞しました。 愉快さと狂気がこれほど紙一重になってるとは。 とても不思議な世界で魅了されます。 ブラックユーモアが素晴らしく、それを夢のあるファンタジーのように可愛く見せてるところが素晴らしいです。 グロい奴らですが愛らしくて仕方ありません。 観ているだけで愉快。 奇妙だけど楽しい音楽も物語を盛り上げます。 ダークなのに家族向け。グロいのにハートフル?ダークファンタジーの超傑作。 ティムバートンの歪んだ美的感覚と温かみのある人形アニメのコラボは成功でした。 (監督はティムバートンではないのか・・・) 
[DVD(吹替)] 9点(2012-08-16 23:50:07)
280.  ドアーズ 《ネタバレ》 
ドアーズの音楽は学生の頃にCDですこし聞いたことがあるだけだった。 何となくいいなと思っていたけど、 この伝記映画を見たらドアーズ好きが加速した。 ジムモリソンのカリスマ性が伝わった。 怪しい世界に誘われるような迫力に満ちた映画だ。 トリップ感があり、その時代のヤバさみたいなものが見事に再現されていたと思う。 これだけやって27歳って若すぎる。 自分はとくにドアーズもジムも好きというわけではなかったのに、 観終わったあと一日ジムのことばかり考えていた。 それだけジムモリソンの生き方と破滅に魅了された。 映画はちょっと長いけど、ドアーズの音楽とジムモリソンという人間像に触れる中で物語が終わりが近づくと少し淋しくなった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-15 23:06:46)
010.12%
170.86%
2334.07%
3627.64%
4566.91%
58710.73%
69211.34%
715218.74%
820925.77%
910112.45%
10111.36%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS