281. オンリー・ユー(1994)
マリサ・トメイがカワイイだけの映画。なんのヒネリもオチもない。最後の飛行機への搭乗に関して、米と伊の違いが出たかな?程度。 ズラがとれるところは笑えたケド。 5点(2004-03-25 05:04:17) |
282. タイムコップ
《ネタバレ》 原作もあるようですが、脚本は中々よいですね。冒頭シーンをラストにも持ってきて、なぞっているところなんかは面白かったです。相棒の裏切り等のひねりもあり、中盤もダレナイ。悪役が溶けちゃうのはびっくりだけど、普通に殺す・死ぬよりは笑えてよいです。最後は過去を変えて未来も変わってしまうお決まりのパターンですが、綺麗にまとまっていたと思います。パート2はないのかな? 7点(2004-03-24 13:55:21) |
283. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 親は子供に何を残せるのか?そこには意外な遺産があった。Mストリープは、こういう気まぐれで自分勝手な女をやらせると天下一品だなあ。見ている間は「クレイマー・クレイマー」みたいに飛び出すのかなあと思ったけど。そもそも人間なんて身勝手で、その場の感情や勢いでいろんな言動しちゃうわけだが、最終的には台詞にあるように「どういう選択をするかが人生」になる。男の方は「世界を旅する自由な男」と「家庭を大事にする男」の両極端のタイプが登場するが、人間誰にも2面性があるわけで、「旦那(父)も浮気をしていたのかもしれない」と考えないMストリープや子供達はある意味オメデタイ単純な人々。最後、息子は父のようにはなりたくない(妻に裏切られたくない)と妻に優しくなり、娘も母のようになりたくない(家族の犠牲になりたくない)と夫との別れを考え始める。男女の受け取り方・性質の違いかもしれないが、両親が反面教師として子供達各々に正反対の教訓を与える印象的なラストでした。 6点(2004-03-22 15:25:53) |
284. いとこのビニー
ベストキッドなんだから、ジョー・ペシの前半の不甲斐なさに法廷で取り乱して2,3回暴れるぐらいの活躍が欲しかったなあ。で、ジョー・ペシが逆ギレすれば文句なしなのだが・・・。 6点(2004-03-20 17:03:54) |
285. ことの終わり
まさに「面白無さ過ぎて大笑いしそうな映画」ですね。いつ2人にドカーンと天罰が下るんだろうと思っていたら、奇妙な終わり方ですっきりしない。2人とも空爆で死ぬべきでした。 1点(2004-03-19 15:14:17)(良:1票) |
286. エイミー(1997)
障害児っていう設定で、苦労話で泣かせるのかなあと思ったら、ミュージカル風でテンンポもよくて、笑いもあって、オチでは泣かせてくれるし、よかったです。エンディングテーマの最後「ウゥ~~~」は子供とは思えない歌唱力だなあ。それにしても母親役のレイチェル・グリフィスはその後「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」で天才チェロ奏者の姉として苦労するし、音楽家に悩まされる役が続きますね。 8点(2004-03-19 13:40:35) |
287. 毎日が夏休み
《ネタバレ》 いい学校へ行って、いい会社に行って出世する。そんなことが出来るのは全人口の1%未満だ。さらにその1%未満に入れたとしても幸せになれる確率はさらに下がる。メディアでは散々言い古されてはいるが、幻想を抱き続けている人は数多い。幻想に気づいた父娘。幻想を抱く世間の目から逃れられない母。物語のポイントは母が幻想からいつどのように覚めるのか?になるのだが、その描き方が若干弱かったのが残念。ひっとしたら目覚めたのではなく、観念しただけなのかもしれない。 結局「幸せ」とは自分で定義するか、人に定義してもらうかの違いでしかないが、定義の仕方によって人生は大きく変わる。自分で定義できた人は「毎日が夏休み」なんだろう。 8点(2004-03-18 22:03:24) |
288. 過ぎゆく夏
《ネタバレ》 なかなかいいじゃないですかこの作品。かなりベタな展開ですが、好きです。冒頭「シェーン」の看板が出てきますが、これはまさにシェーン・トラボルタです。ちょっと影のある男(トラボルタへの固定観念がある人はそうは見えないかもしれないが、そこは我慢して)が、ある田舎町に音楽教師としてふらっと現れる。そこで抑圧された施設の少年達にロックを手ほどき。「サタデーナイトフィーバー」の経験が生かされます。少年達は恋や音楽を通じて成長をとげる。ある日、少年を守るために暴力事件を起こし、逃亡するシェーン・トラボルタ。実は彼は南部で黒人のために白人を殺した(これがまた人情深い!)お尋ね者だったのだ。ここは「フットルース」のような田舎町で演奏会ではロック禁止。そこへ再出発の為に自首するシェーン・トラボルタが現れる。彼へのエールとして突然曲調を変えてロックを演奏し始める少年達。抑圧からの解放感と爽快感の喜びを全身で表現する。「今を生きる」のような感動のラストです。 8点(2004-03-18 16:41:16) |
289. シック・アズ・シーヴス
アレック・ボールドウィンはどうみても「盗みのプロ」って感じがしないんだよねえ。特に顔が・・・。 3点(2004-03-18 13:02:23) |
290. キャプテン・ロン
ロード(航海)ムービー的な要素のあるハートフルコメディー。カートラッセルがエネルギッシュなキャプテン役で頑張ってます。カリブの海賊?が出てきますが、カートラッセルの方がよっぽど怪しい。特にビキニパンツが・・・。苦難を皆で乗り越えて家族の絆が深まります。ああいう職業って本当にあるんですかね?ちょっと憧れます。各種騒動も全部ヤラセだったりして・・・。誰が見ても普通に楽しめると思います。 6点(2004-03-18 04:31:56) |
291. フリーマネー
たいして面白くもないんだが、展開が読めず最後まで見てしまった。 5点(2004-03-17 22:45:36) |
292. 5シリングの真実
《ネタバレ》 これは謎解き法廷モノというよりは裁判に関係する人々の人間ドラマだと思います。裁判にはいろんな犠牲がある。少年は窃盗・詐欺の汚名はあるが、冤罪で刑務所にいるわけでもなく、別の環境で幸せに暮らしている。時には「意味があるのか?」と思い悩みながらも、その犠牲をはらってもやり通す信念とは?息子の汚名を晴らすために資財を投ずる父。幸せな普通の生活を失った母。大学を中退する兄。婚約破棄される姉。要職を蹴って裁判に取り組む弁護士。各々が払う犠牲に各々が勇気付けられる。まさに「one for all, all for one」まるでラグビーの試合をみているようだ。英国らしい高貴で上品な作品だ。 8点(2004-03-17 15:49:12) |
293. 北斗の拳(1995)
終了後、即座にヘッドクリーナーをセットしました。 0点(2004-03-16 23:26:22)(笑:4票) (良:1票) |
294. ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
別々の道を歩む姉妹の確執と愛情が交錯する。やはり同性の兄弟というのは年が近ければ友でもありライバルでもあって、常に互いを意識しあうものなのだろう。統計的にみて、芸術家やスポーツ選手などの場合、下の方が大成する事が多い。これはその典型的パターン。発病後も気丈に振舞うジャッキーに胸打たれるのだが、震える手でレコードをかけて、泣き崩れるシーンには無念さが全身から伝わってきて、見ているこっちも涙が溢れ、鳥肌が立った。素晴らしい最高の演技だ。 8点(2004-03-16 23:07:12) |
295. エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち
偶然出会った2人が逃亡を続けていくうちに互いに惹かれあうというありきたりなストーリーで、お約束の展開なのだが、見るに耐えないという事もなく、普通に楽しめる。女の方はファザコンの小娘で男の方が兄貴っぽく面倒を見るという設定なので、ハラハラ・ドキドキ感が弱く、ちょっと観ていてダルさがある。でも、主演の男女はそれなりに個性があり、そこそこ魅力もあると思う。 5点(2004-03-15 18:32:12)(良:1票) |
296. ワイルドハート 彼女は空を翔けた
ストーリーは物凄く単純。古き良きアメリカの時代性を土台にしたディズニーらしいハートフルな作品。展開も判りきっているのでちょっと面白みに欠けるが、ラストのもって行き方は良かったと思う。 6点(2004-03-15 14:28:23) |
297. 幼なじみ
信念を持って生きる人間の強さや優しさが感じられた。幼なじみ2人の愛の物語というよりは2人を取り巻く家族の物語。「招かれざる客」のような色違いのカップルの両親説得物語だと思っていたのだが、そんなものは通り越した作品だった。ちょっと仏の人種問題に疎いのだが、米国の人種差別モノを散々見せられているので、こういう設定・感覚は非常に新鮮だった。また、少女の落ち着いた演技と瑞々しい感受性には驚かされる。 8点(2004-03-15 13:25:39) |
298. 恋するための3つのルール
《ネタバレ》 ジーン・トリプルホーンにはあまり魅力を感じないので、この2人でラブコメはキツイなあと思ってたら、女優の出番は少なく、ヒュー・グラント中心で展開し、ラブコメというよりはマフィアコメディーになっており結構楽しめた。ただし、最後はスティングもどきで、どう考えてもヤラセだろうなあというのが判りきっているので、最後のオチが弱くシマリが無くなってしまったのが残念。 6点(2004-03-15 03:54:37) |
299. 戦火の勇気
《ネタバレ》 最後のメグの手紙「私が本当に怖いのは(死ではなく)仲間を失望させる事です」には感動。死に行く際の両親へ宛てる手紙でこのような事書けますか?最後まで現場にとどまり、決死の覚悟で反乱を起こした部下までも守ろうとしたにも関わらず、結果的に裏切られらたメグの無念さが伝わってきます。その辺の男よりもよっぽど男気がある。軍人の士官は立派でカッコイイなあと思います(まあ映画ですが)。俗世間では保身で逃げてるヤツが多いので、尚更そう感じます。ただし、裏切った部下達も人間として「誠実でありたい」という気持ちを失うことなく、自分達の行った行為・及び嘘を付き通す事に苦しみ続けるところにこの作品の救いがあります。一方のデンゼルは過失とは言え、守るべき部下を自身の手で殺してしまう。その行為や事実を隠蔽する軍の体質に苦しみ続けるが、相反する自身の気持ちの葛藤ではなく、命令に従わなければならないサラリーマン軍人の苦悩であり、上官見殺し兵士達の葛藤に比べるとかなり弱い。自身が事実を隠蔽している分、その苦悩からの逃避として他騒動の真相究明に邁進したがる気持ちはわからないでもない。でも、軍の命令ではなく、自己の探求心から逃げ道を用意せずに兵士達を追い込むだけのやり方には疑問が残る。最後に殺した部下の両親への真実の吐露で肩の荷が下りているようだが、これは軍人としての守秘義務違反だし、自分が楽になりたいだけ?という感じがしてイマイチすっきりしない。人間的ではあるが、本来なら軍人を辞めるべきだろう。ところで、最後の子役の娘はメグそっくりと思ったのは私だけでしょうか? 7点(2004-03-15 01:30:58) |
300. ロボコップ2
《ネタバレ》 敵ロボットが中々の存在感で、ロボット復讐劇としては最強なのでは? ロボコップがバラバラにされるところはC3POかよ?って思ってしまった。 敵ロボットを開発者した女性による自分の作品への愛情も垣間見えて、最後街中で暴れるところは、キングコング・ジュラシックパーク2のような巨大生物&女性モノという印象。 <追記>19年ぶりに再見。前作と比べると「精神性」がやや後退し、ロボット対決モノになってしまった印象だが、それでも独特の世界観は維持しており、所々に笑える部分もあって、今の時代から見るとグロなワリには牧歌的というか、これはこれで楽しめる水準は維持している。結局は「脳みそ破壊」で決着つけるという点をどう評価すべきなのかに迷うところ。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2004-03-14 11:51:46) |