281. トランスポーター
《ネタバレ》 一言で言えばフランス風香港アクション映画。 ステイサムをジャッキーに置き換えても大差ない。 しかしジャッキーは既に50に喃々とするご老体。 それに比べればステイサムの方が断然スタイリッシュ&クール! 肩肘張らず安心してみる事が出来るライト感覚なアクション映画を観たければお薦めです。 それにしてもBMWはあんな速かったかな? [DVD(吹替)] 7点(2005-05-15 20:18:08) |
282. パシフィック・ハイツ
《ネタバレ》 マイケル・キートンが異常に怖い。 ゴキブリも汚いけどあそこまで恨みを買うのはどうして? まぁ何にせよ良質なサスペンスです。 それにしてもアパート経営は大変だな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-11 00:47:56) |
283. 沈黙の戦艦
《ネタバレ》 セガールのカマキリの様な動きが好き。 自分で自分を刺しちゃわないのかなと要らぬ心配をしたりして。 ゲイリー・ビジーの女装はイタダケナイけど。 トミー・リー・ジョーンズはこういうアクション的な悪役似合わないね。 エリカ・エレニアックは育ったねぇ。 どこが?って御想像にお任せします。 E・Tに出ていた頃の姿からは想像できませんな。 沈黙シリーズ(セガールは認めてないけど)の中では一番面白いかな。 セガール的ご都合主義な作り方で。 [地上波(吹替)] 6点(2005-04-14 13:32:19) |
284. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
《ネタバレ》 映画館で観た3作品の中の唯一の作品。 今あらためて見てみると懐かしさの中にキラリと光るものがあってやはり掛け値無しに面白い。 ハリソンも若くて凄くエネルギッシュ。 大玉が転がってくるシーンや原住民に追い掛けられるシーンや ナチスとの砂漠でのカーチェイス等、今でも目に浮かんでくる。 最後のアークから出てくるご神体のくだりは日本の神話にも通じる共通点があり意外な面白さ。 最初にして最後の冒険活劇・・・かな。 全ての方々にお薦め。 7点(2005-01-24 22:35:16) |
285. 犬神家の一族(1976)
《ネタバレ》 角川映画第一弾。光と影の使い方が秀逸。 それとこの金田一シリーズに通して言えるのが断末魔の叫びとも言うべき『ぎゃぃやぁー-!!』という独特の叫び声。 実写化にあたって一番表現しにくいのが断末魔の叫びというけれど本当にこの映画の叫び声は耳に残ります。 『よし!わかった!!』や『しまったぁ!!!』の掛け声を始め 橘所長(等々力警部等)演じる加藤武の粉薬を吹き出すシーンや 金田一が頭をボリボリ掻いて大量のフケを落とすシーンなどもはや定番ですが、 初回からキッチリ見せてくれます。 サスペンスとしては御都合主義的な展開ながら 実力のある俳優陣が見事に演じきって居ります。 伝奇的なサスペンスを好む方には必見です。 7点(2005-01-21 21:10:18) |
286. ミニミニ大作戦(2003)
最初にミニありきの映画です。 (BMW社のPVかと見紛うごときに) ストーリーはルパン三世そのもの。 ノートンが出演渋ったのもうなずける。 それにしてもミニに乗りたくなったなぁ。 7点(2005-01-16 23:12:05) |
287. フォーン・ブース
《ネタバレ》 公衆電話という限定された空間を最大限利用したサスペンス。 それにしてもコリン・ファレルはこういうどこか影のある役が似合うと思う。 何となくヤンチャでニヒルで何処となくブラピとダブる姿が受けるのかなと感じてしまう。 ストーリー的には電話ボックスでの謎の男との会話から様々な危難に遭ういわゆる巻き込まれ型の典型的な話。 社会的に悪とされる人間に鉄槌を下そうとする謎の男により最後には全ての罪を暴露し更正させる(計算的更正?)訳だがその過程(駆け引き)が何ともいやらしく秀逸。 あれだけのイジワルな質問をされてあのキャラの人間が我慢できるのか?とかあの警部は単なるバカなのか?とかあの奥さんはどうしてそこまで信じれるの?とか穿った見方をすればキリがないが・・・。 警部役のフォレスト・ウィテカーは相変わらずのガチャ目で異様な雰囲気を放っていたが、これはこの人の持ち味。 犯人役のキーファーが最後に意識朦朧としたコリンに駆け寄った時の印象は「痩せたなぁ」。 ヤングガンの頃のブクブクした感じは微塵もなく洗練された感じで今後に期待といったところか。 7点(2004-08-31 00:14:07) |
288. スターリングラード(2001)
《ネタバレ》 スターリングラードと聞くとアドバンスド大戦略をやっている人ならば超過酷と言うイメージがすぐに思い浮かぶと思うが、この映画はその過酷な戦闘の部分は冒頭の約30分間のみでソ連代表とドイツ代表のスナイパー同士の1対1の戦いとまぁこう書いてしまうと元も子も無いと思うが、そのスナイパーを演じるのがエド・ハリスとジュード・ロウとなると話は変わってくる。特にエド・ハリス。この人の演技力にはいつも脱帽してしまう。現在のハリウッドの俳優の中で顔だけで演技をしてしまう数少ない俳優だと思う。特にエド・ハリス演じるケーニッヒ少佐が操車場の列車の間をジュード・ロウ演じるヴァシリを追い捜していたが只ならぬ殺気を感じ左に振り向くシーン。そこにはライフルを構えたヴァシリが佇んでいた。全てを悟り観念的に帽子を取り振り向いたエド・ハリスの顔は恨みも憎しみも怒りも超越したある意味死に場所を求めていた一人の侍の姿だった。話は変わるが政治的な部分(プロバガンダ)を題材とした見方もできるがここは素直に男同士の1対1の戦いを楽しむ事ができる映画として高く評価したい。特にエド・ハリスファンは必見! 8点(2003-11-25 00:31:49)(良:1票) |
289. ルパン三世 カリオストロの城
《ネタバレ》 旧TVシリーズ全23話の中の美味しい所だけを抽出して宮崎マジックとも言うべき演出で再構成したストーリー(まだ見ていない人は全部見るべし)。それにしても宮崎マジックに掛かるとキャラが動く動く。車も走る走る。画面の隅から隅までをフルに使い切った映像が連発する。宮崎映画特有の飛行シーンは既にこの頃から健在(ルパンも屋根の間を飛んでいた!)。オートジャイロやらハンバー・スーパースナイプ、銭ブル(ブルーバード)、シトロエン2CVそしてルパンと言えばフィアット500という代名詞も付く程だがメカの部分も多少マニアックながら充実した作画力(大塚康生氏の賜物)でリアルに描かれていた。漫画然とした動きばかりで意見が別れる映画だと思うが非常に素直に楽しめる作品だと思う。興行的には失敗したが(Mr.BOOが併映では・・・)映画の本質的な所では大成功だと思う。最後に取り逃がしたルパンを目にしてクラリスの前で銭形が放った言葉「奴めとんでもない物を盗んで行きおって!」にクラリスが反応し「いえ、あの方は何も盗んではいません。」に銭形「いや、確かに盗んで行きました。あなたの心です。」聞いてて歯の浮く様な台詞だが物凄くカッコイイ!単なる漫画映画ではなく感動させてくれる一面も。必見の映画だと確信する。 8点(2003-11-22 22:23:56)(良:2票) |
290. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 とにかくイッちゃってる映画。ここまで空虚な気分になれるのか?エドワート・ノートンが自分の顔や体を殴って上司に反抗するシーン等は滑稽ではあるが人の心の奥底の恐怖を別の角度から捉えたシーン。映画という枠の中で血を見るのが耐えられる人でも目を背けたくなる様なショッキングな場面が目白押しである。少々やり過ぎな感も否めなくはないが、今という時代の空気に合っている映画ではないのか。 7点(2003-11-19 23:31:27) |
291. CUBE
《ネタバレ》 低予算映画ながらそつなくまとめている作品だ。バラバラに集められたかの様な登場人物達がそれぞれ一つの特殊技能を持っていて外界に閉鎖された空間を互いに力を合せながら(一方で疑いながら)ゴールを目指して謎を解いていく。およそ非現実的な殺され方もあるがドアを開けた瞬間のドキドキとした感覚は何ものにも変え難いスリルである。但し惜しむらくはこれだけ閉鎖空間を脱出する設定を軸に置いたストーリーにしたならば下手なサスペンスを盛り込まない素直な終わり方にして欲しかった。最終的に生き残った人物がおよそ一般的に考える主人公とは掛け離れた存在で感動【開放】には程遠い(差別をしている訳ではないので悪しからず)。 7点(2003-11-18 23:04:56)(良:1票) |
292. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 エピソード1にてアナキンの少年時代を掘り起こし今回の作品でアナキンの青年時代を描いている訳だが、ダークサイドに陥る過程が余りにも稚拙なストーリーで新しさが感じられない。これでも一流監督(およそ世間一般的に)が練り上げ考えたストーリーなのかと疑ってしまう。オビワンのダメぶり(ホントにジェダイマスター?)やアナキンの普通過ぎる(単にオビワンの躾方がなってないだけ)ダークさ、ヨーダの意外なダメぶり(アナキンの行動には目を配っているが、皇帝の策略にはまるで気付けない)完全脇役のボバ・フェットが異常に目立ち(旧作ファンが喜ぶだけのキャラ?)先の読める展開の道化キャラC3-PO(古典的なギャグで眠くなるだけ)空飛んでる!R2-D2(飛んじゃいかんでしょ)等々挙げ出したらキリがない。唯一救いがあるのがドゥークー伯爵演じるクリストファーリー。相変わらず渋い役柄を演じているけど、この人の方が皇帝より強いのではないのかと思ってしまうぐらいの迫力。最後にヨーダが今まで想像もした事がない様な動きでドゥークー伯爵と一騎討ちを演じていたが、セガのゲームキャラ・ソニックを連想してしまったのは私だけではない筈(笑)。 4点(2003-11-17 23:49:28)(笑:1票) (良:1票) |