281. 獄門島(1977)
《ネタバレ》 一連の金田一シリーズの中で、この作品だけは原作も読んでおり、おさらい感覚で鑑賞。 犯人が違うのは良しとしても、やはり犬神家のインパクトには遠く及ばない。 最も、このシリーズは謎解き云々より(“キ・チ・ガ・イ”の件は、見事だけど)、古き良き日本の風情と豪華俳優人の演技を楽しむ作品でもあると思う。 今作では、大原麗子さんが可愛かったのと、ピーターの存在感とその母・太地喜和子が目立ってました。 [DVD(邦画)] 6点(2013-08-03 14:46:21) |
282. 牝猫と現金(げんなま)
《ネタバレ》 隠された大金を巡る攻防な筈なのに、終始ゆる~い感じで緊張感なく物語は進む。 中盤以降は、どんな状況でも赤ん坊にあげるミルクの時間のベルが更に緊張感を途切れさす。 最後の方では、観ている私がベルがなるとミルク作らなと思ってしまう、まるでパブロフの犬のような状況に・・・ ミレーユ・ダルクが友人と無邪気に素っ裸で水浴びするシーンが印象的で、全然やらしくない。寧ろ、人間は生まれたままの素っ裸の方が自然なのだ・・・ いつだったかの某アイドルグループの一人が言った『裸だったら何が悪い?』は正論だ。 そんなミレーユ・ダルクは長い事、アラン・ドロンの愛人だった女性のようです(ウィキより)。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-07-31 14:53:40)(良:1票) |
283. ギターを持った渡り鳥
《ネタバレ》 オープニング、西部劇かと思われたなか、颯爽と登場するギターを持った小林旭・・・赤い~♪夕陽が~♪燃えおちて~♪ ここでタイトルバック、もう掴みはオッケイ!! 正直すっちゃかめっちゃかな展開だが憎めない映画。 浅丘ルリ子が可愛い、白木マリは相変わらずアレな踊りしてる、 殺し屋・宍戸錠も忘れちゃならない・・・等 どうか、この怒涛の77分を皆様もご堪能あれ~。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-07-27 22:20:17)(良:1票) |
284. イヴォンヌの香り
《ネタバレ》 イヴォンヌって名前の響きは好き。 他に好きな洋名はベロニカ・・・全然この映画とは関係ないけど(笑)。 営み中のインコ3羽のカットインが素敵。 そして船上のパンティ脱ぎ脱ぎ、スカートひらひらがエロい。 と個人的には、ストーリー云々より印象的なシーンが多かった。 『愛しすぎるか、愛が足りないのが人間だ』というセリフも私の中の名言集に書き綴っておこっと。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-28 19:31:53) |
285. 降霊<TVM>(1999)
《ネタバレ》 昔、恐山のイタコにマリリン・モンローの霊を降霊してもらったら『こんばんは、マリリン・モンローです』って、何で日本語で言うんだよ・・・なんていう笑い話をビートたけしが言ってたりしたが、この作品の終盤の奥様のひと芝居も匹敵する位マヌケでした。少女が方角聴かれて『西の方。』とか答えるかね・・・大人でも方位磁石でも持ってなきゃ答えられないでしょうよ。 序盤は物凄く仲睦まじい熟年夫婦に見えたが、段々今時の若いバカップルにも負けないアホ夫婦になっていく行程が時々現れる幽霊よりも恐怖でした。 まぁ、幽霊の見え方は確かにリアルでした。 実際、私もああいう風に見えますから・・・ なんてウソです。私は全く見たこともなきゃ、信じてもいませんので出てこないでね。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-28 19:08:38) |
286. 天使の入江
《ネタバレ》 ジャンヌ・モロー演じる女ギャンブラーが仰る『賭けの魅力は贅沢と貧困の両方を味わえること』とは正にそう。 この女性に惚れるのも十分な賭けな訳だが・・・というか、そもそも男と女が一緒になる事自体、ある意味ギャンブルですね。 ラストは意外にも?卓を離れて彼の後を追って寄り添った・・・ さぁ、この先どうなるの? この結末は、大当たりなの?スッカラカンなの? ルーレットも廻るが、人生もクルクルと・・・ね。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-25 17:44:41) |
287. 呪怨 (2003)
《ネタバレ》 ストーリーは、ん?って感じだけど、私はヘタレだから十分怖かった。 これ怖くないと思う人は、たいしたもんだ・・・(皮肉じゃなく) というか、この映画の色々な場面が脳裏に焼き付いてしまって・・・ この映画を伏線として実生活がビビりになるのです。 例えば押入れの上に、ひょっとして?とか・・・ 事実、我が家のクローゼット開けて上覗いたら居たんですよ、例の女が・・・ なんて夢だったんだけど・・・こういう実生活夢オチ体験から始まり、 夜中目覚めたら枕元に寝ぼけた息子が半裸で立っておった日にゃ、マジびびって私が『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』って奇声を上げてしまう次第でありました。 初見当初は、そんな一人呪怨フェスティバルだったような。 そして今回改めて鑑賞し、更に思い出したのは・・・夜中に泥酔した嫁が這いつくばって近寄って来た時もビビったよな~と。 その嫁とは別れたが(苦笑)・・・まぁ~兎も角、私にとっては色んなものが付帯する映画なのでした。 [DVD(邦画)] 6点(2013-06-18 17:33:16) |
288. メン・イン・ブラック
《ネタバレ》 この映画を観ると、私なんか一日一回(一人)は宇宙人っぽい人を見掛けるもんだから、 もしや?と思ってしまう。 その昔、日テレとかでやってた矢追さんのUFO特集の再現フィルムなんかに出てきた“黒服”の男を、まんまパロってるんで楽しめました。 それと、あのピカッと光る記憶消去装置・・・ あれいいなぁ~。 もう私なんか、忘れてしまいたいこと多々抱えているもんで・・・ ピカッと一発、当たり障りない記憶を埋め込んで欲しいもんだわ。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-05-31 13:59:29) |
289. うなぎ
《ネタバレ》 序盤のシーンは、物凄くハラハラドキドキ且つショッキングでした。 何故こうもハラハラしたかと言うと、丁度タイムリーに元アイドルグループの娘が、旦那の留守中に男を連れ込んだ所、旦那と鉢合わせ・・・なんてニュースが世間を賑わせているもんだから・・・(この元アイドルグループの娘も、そしてマディソン郡の奥さんも旦那帰って来て、殺されんで良かったね・・・) この映画自体は、シリアスな中にもゆる~い笑わせ所があったりして、印象に残るシーンも結構あるんだけど、何とも掴み所がなくて・・・そういった意味では『うなぎ』でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-05-28 11:53:41) |
290. タンポポ
《ネタバレ》 本編だけで押し切れば良いのに、役所と情婦のエピソードが全く邪魔(他のエピソードも流れを止めてしまっている・・・) それと改装後のタンポポは小奇麗過ぎやしないかい? ラーメン屋ってのは脂ぎった店内に、大将の親指がスープに入ったまま『お待ち』って出される位の店の方が旨い!!という私の勝手なイメージ・・・ まぁ~、たかがラーメンされどラーメンてな訳で面白く観れましたけど・・・ あと当時40歳の宮本信子が、今では十分守備範囲の女性なのに気づき、つくづく自分も年取ったもんだな・・・と実感しました。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-05-18 16:44:17) |
291. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 前作は2度目の鑑賞にて、やっとノリについていけた勢いのまま今作を観たら普通過ぎて拍子抜け・・・ 昔、ヤンキーだった奴が家庭を持ったら、すっかり落ち着いて良きパパになってしまったような感じ。 でも、あのハチャメチャな前作を上手い事纏めたなぁ~という印象。 今まで復讐の鬼だったブライトが母親の顔になった娘との再会のシーンが好き。 何はともあれ、“タランティーノ劇場”めでたし、めでたし・・・ [インターネット(字幕)] 6点(2013-05-17 16:01:14) |
292. オズ/はじまりの戦い
《ネタバレ》 まさに、はじまりの戦いってことで・・・ これ観たら再び『オズの魔法使い』を観たくなってオズオズじゃなくウズウズ・・・(失笑) オッサンだけどお子ちゃまな私は、そこそこ楽しめましたよ。 何たって主人公はどうでもよいけど、三人の美女(魔女)が拝めるじゃないですか・・・ お美しいエヴァノラ(レイチェル・ワイズ)・・・より、 エキゾチックなセオドラ(ミラ・クニス)・・・よりも、 グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)にキュンとしました(自分が金髪好きというのを発見)。 ラスト、もうひとオチくらいあるのかな?とも思ったけど、あっさり薄味って感じ終了しちゃった物足りなさはあった(濃厚好きなもんで)。 さてと『オズの魔法使い』借りに行こ・・・ [映画館(字幕)] 6点(2013-04-07 01:24:23) |
293. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 私がチョロい奴なのかも知れませんが、子供の頃に見た夢あるおとぎ話の絵本のようで引き込まれ、面白いというか楽しめました。 この辺がディズニーらしいとこなんでしょうかね。 子供を喜ばせるためにディズニーランドに行ったのに、結構自分も楽しんじゃう・・・みたいな映画でした。 [地上波(吹替)] 6点(2013-03-20 11:49:44) |
294. 白雪姫と鏡の女王
《ネタバレ》 最初、白雪姫がいまいち好みのタイプじゃないなぁ~なんて思って観てたんだけど、 段々可愛らしく思えてきた。 結構やりたい放題のシナリオだけどギリギリ脱線せず、コメディとシリアスのバランスも良く楽しめました。 あれっ、なんか忘れ物してないかい・・・? の毒リンゴも最後に出てきましたしね。 終わってみれば、どのキャラの配役もマッチしており、上手く纏まっているなぁ~という印象でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-17 16:45:57)(良:1票) |
295. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 リアリティというか高校あるあるに思えました。 振り返れば誰しも、登場人物の誰かしらに近いところがあったりするんじゃないでしょうか・・・ 今も昔も、この時期そう変わらないんですかね? 私自身も、夏休み明けに女子に『そのパーマ失敗だよね?』なんて言われた経験もあるし・・・ 帰宅部だった私は、ある時それこそブラスバンド部の同級生に『お前に真剣にこれだって打ち込めるモノがあるのかよ?』って面と向かって言われ、終盤に涙した宏樹と同じような気持ちになったこともある。 この映画では一番底辺の扱い?の映画部が自分らしさを持ちつつ闘っている。 私は中島みゆきの“ファイト”の一節『闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう』のフレーズが思い浮び、宏樹の涙はそれに気づいたからでは・・・と。 難しいことは解らないけど、とどのつまり『戦おう、ここがオレたちの世界だ』『オレたちはこの世界で生きて行かなければならないのだから』に集約されていると思う。 桐島が部活やめたって、みんなファイトだ!! [DVD(邦画)] 6点(2013-03-13 15:51:26)(良:1票) |
296. お受験
《ネタバレ》 コメディ?としては如何なものかと思えど、この映画の凄いところは・・・ あの矢沢永吉が普通の中年男を演じており、しかも何気に演技が上手なことです。 もうビックリでして、そりゃもう・・・乗ってくれHa~Ha~♪って感じ。 特に哀愁漂う演技が様になっており、個人的には昔のダウンタウンのごっつええ感じの“トカゲのおっさん辺りを演じさせてみたいな・・・などと勝手に思ってしまいました(失礼) やんわりとお受験を風刺しているのも良く、全体を通して嫌味がない。 淡泊だけど美味しくいただける、白身の刺身のような映画でした。 [DVD(邦画)] 6点(2013-03-11 14:32:09) |
297. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 ホラーの中では(ホラーって括りもどうなのかとも思うが・・・)、特異で独創的な感じで面白かった。 エグいシーンに目を背けたくなるような場面もあるが・・・ 一番怖いのは魔導士でも何でもなく“人間の女”。 最近、私の中では『地震・雷・火事・オヤジ』ではなく『女・地震・火事・ゆとり少年』って感じな訳でして、それがわかる映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-15 16:50:41) |
298. 初体験/リッジモント・ハイ
《ネタバレ》 その昔、私にとってのアイドルは、ソフィ―・マルソー嬢とフィービー・ケイツ嬢だった訳で・・・ この作品で、フィービー様が惜しげもなくオッパイを披露したのは、宮沢りえのサンタフェ位のインパクトがあったものです。 しかも美しいお椀型の理想的なオッパイじゃありませぬか・・・10点満点です。 映画の内容は2点~3点位な感じで、総合6点ってことにしときました。 しかし『13日の金曜日』のケヴィン・ベーコン然り、『エルム街の悪夢』ジョニー・デップ然り、この作品のショーン・ペンと、大スターになるまでに地道な努力があってのことだと痛感した次第です。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-09 15:25:40) |
299. 名探偵登場
《ネタバレ》 出演者が何気に豪華。 ピーター・セラーズのインチキ中国人が結構ツボでした。 字幕で鑑賞したんですけど、これ上手い吹き替えの人がやったら面白さ倍増しそうな映画じゃなかろうかと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 15:41:14) |
300. GSワンダーランド
《ネタバレ》 映画の内容云々より、もうザ・タイツメンの『海岸線のホテル』が耳についてしまって、頭の中で数日間ヘビーローテーション・・・ 思わずAmazonでCD(DVD付き)を購入してしまいました。 将来、間違ってレアな価値がついてくれたりしないだろうか? 無理か・・・ [インターネット(字幕)] 6点(2012-11-23 00:14:23) |