301. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 穏やかな雰囲気ながら、命とは何なのかと考えさせられた。役者たちの演技や音楽も申し分ない。せっかく宿った命も生まれることなく殺してしまう現代への皮肉が込められていたり、堕胎は駄目だと言い張っていた主人公が自分のルールを破り、状況にあった対応をするなど青年の成長があったり、親子同然のホーマーとラーチ先生の絆など内容的には盛りだくさんだが、詰め込みすぎた感じもなく上手くまとめあげられていた。決してハッピーエンドではなくが悪い気分にはならなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 00:13:46) |
302. 二十日鼠と人間(1992)
《ネタバレ》 殺すべくして殺してしまったゲイリー・シニーズの表情がなんとも言えない。彼の舞台版を見てみたいと思った。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-04 00:10:00) |
303. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 映画全体の雰囲気からしてラストは想像できたのだが、あまり理解できなかった。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-19 23:37:23) |
304. ライフ・イズ・ビューティフル
多少コメディでは厳しいところもあるが、よく作ったのではないか。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-17 14:21:34) |
305. 暗殺者
他の役者が大した事なかったからか、やっぱりバンデラスが良く見えた。設定やストーリーは適当な感じもしますが、まさに90年代のB級アクションと言った感じで、90年代のスタローンの作品では良い方だと思う。 [地上波(吹替)] 5点(2008-08-17 14:12:17) |
306. グッドフェローズ
約二時間半と言う上映時間をものともしない軽快なテンポは秀逸。キャストもそれぞれが活き活きと個性を発揮していて良い。どこか「仁義なき戦い」のような印象。この手の映画は本当にキャストが大事だと改めて実感した。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-17 11:03:19) |
307. あの夏、いちばん静かな海。
変に飾らない作りは非常に好感が持てる。あの武が!?というギャップもこの映画における優しさ、淡さを増大させる結果となった。 [DVD(邦画)] 8点(2008-08-05 19:44:33) |
308. ファーゴ
《ネタバレ》 凄い映画だと言われればそんな気もするのだが、実話だと信じて淡々と進むストーリーを観たからか僕自身表面的にしか観なかった。面白いかどうかより不思議な感覚を覚えた。また観直してみたい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 08:53:55) |
309. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 法廷ものとしての最低限の面白さはあったので楽しむことが出来た。キャストは豪華で、ジャック・ニコルソンもまさしくと言う感じ。気がかりだったのは、キャフィの心理描写とラストのオチ。序盤のあの言われようだけで改心するのだろうか。適当だが熱い男を意識したのだろうが、前半の適当振りの描写は必要ないように感じる。どうせ活躍するのは目に見えてるし。そして、そのままジョーとあっさり結ばれると思いきやそうでもなかったのは好印象。ラストのオチはありっちゃありだが、なんかしっくりこなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-02 00:13:27) |
310. 山猫は眠らない
《ネタバレ》 撃ち合いを期待していたわけでもないので、地味な印象こそ受けなかったが、パッとしなかった。二人で任務の狙撃を行う一連のシーンこそまあまあ面白かったが、それだけ。ジャングルを知っているのは俺だけみたいなこと言いながら、それが生かされた頭脳的なシーンがほとんどない。オープニングのトラウマもありきたりだし、二人のドラマもそんなにない。雰囲気こそ悪くないが、そこまで面白くなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-07-01 10:56:04) |
311. ブラス!
《ネタバレ》 印象的なシーンはあるものの、心理描写など物足りないものがある。しっかり描いていれば、ラストに演説などいらなかったはず。内容としては、労働者の居場所がなくなり、娯楽さえも奪われていくと言う話。当時のイギリスの悲惨さを表すのに全編通して乾いた雰囲気なのだが、迫りくる重圧感がなかった。嫌いではないが、テーマ性の割りにあっさりしすぎているのでこの点数。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-20 22:32:09) |
312. ポストマン(1997)
《ネタバレ》 賛否は分かれると思うが、目の付け所は良い。内容と設定の関係から3時間の上映時間になったこと、更に人気に陰りを見せ始めたケビン・コスナーの監督作であること、ラジー賞を総なめにしてしまったことが過小評価につながっていると思っているのだが、酷評されるのはわからなくもない。でも、国家の誕生における郵便の大切さ、それを分かち合って希望を見出していく展開は素晴らしいと思う。ただ、作りようでもう少し面白くなったかとは思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-10 00:54:20) |
313. マグノリア
《ネタバレ》 このカタルシスはありだと思う。結局、こうでもないと人間って自分より大きな物を見られないような気がする。登場人物が抱えていたような悩みや重みは、国は違えど身の回りに溢れている。自分だって悩んでいる時にはそこまで周りを見られていない。そう考えると、この結末悪くはないと思う。意外性もあったし。そして全体的に観ても、見事な構成の脚本に、いろんな要素が詰まっている。でもどこかが出過ぎることもなく、上手くまとめてある。本当に自分の考えていることは何なのか、愛とは何なのか、深く考えさせられる素晴らしい作品だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-15 00:24:48) |
314. ランナウェイ(1997)
《ネタバレ》 クリス・タッカーのソロ主演ということで、他に邪魔されずにのびのびやっていて、それなりの面白さはある。それにしても、チャーリー・シーンは落ちたものだと感じた。 [ビデオ(吹替)] 5点(2008-01-28 19:17:10) |
315. トゥルーライズ
橋の上のアクションは有名だが、それ以外は特に突出した点はない。このコンビだと言う点で、期待する部分が大き過ぎたのかもしれないが、もっとコンパクトにしてアクションコメディとしてしっかり作れば良い作品になっていたかもしれない。 [地上波(吹替)] 5点(2008-01-28 19:15:41) |
316. リーサル・ウェポン3
シリーズでは好きではない方だが、このシリーズは安心して観ていられる。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-28 17:38:44) |
317. 死の標的
《ネタバレ》 なんと言っても、セガールが若さが見所で、オープニングから全力疾走している。今じゃ考えられないだろうな。初期にもっと良い映画を作ってほしかったな。 [地上波(吹替)] 6点(2008-01-28 17:27:31) |
318. カジノ
《ネタバレ》 3時間と言う長さを感じさせない構成には感服。さすがスコセッシ。デ・ニーロ、ジョー・ペシのコンビももはや極限の域。そこに見事にはまり役のシャロン・ストーン。確かに「グッド・フェローズ」と似通っている部分もあるが、これはこれでなかなかの力作。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-28 17:17:55) |
319. 告発
俳優たちの演技がとても楽しめる上、アルカトラズの勉強にもなる良作。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-28 17:11:11) |
320. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノのアカデミー賞受賞には納得。ダンスシーンや車の運転シーンなど印象的なシーンも多い。ラストの演説もびしばし決まり気持ちよかったが、その後のスタンディングオーベーションは何だ?いくら生徒たちの言いたいことを代弁したとしても全員が立ち上がって、拍手をするかな。そこだけがもの凄く引っ掛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-28 17:09:38) |