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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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321.  快盗ルビイ 《ネタバレ》 
キョンキョンは演技力は全然まだまだなんだけど、脚本の練られ方、演出のフォーカス、そして真田広之の的確なフォローによって、絶妙に助けられている。一方で、ここぞというところでのどアップとか照明とか、とにかくキョンキョンを可愛く映そうという、制作側の丁寧さも感じられるのです。筋立ても、至ってシンプルながら、一番簡単なはずの手紙のところでさくっと捕まるなど、振りと落ちがきちんと決まっている。それぞれの脇役が、必要な部分以外は顔を出さないのも良い(それによってかえって引き立っている)。唯一、伊佐山ひろ子の上司は、もう少し何かあるかと思ったのですが。最後、舞台のカーテンコール風のクレジットも洒落てますね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-06-05 02:51:49)
322.  ジュリアス・シーザー (1953)
普通の伝記ものかと思っていたら、これもシェイクスピアだったのですね。しかし、導入部からいきなり、各登場人物がいちいち仰々しい台詞回しで嬉しくなってくるのですが、それでいてテンションが先走りになることもなく、手堅い展開を確保しています。カメラや美術関係も一つ一つが丁寧で、舞台劇の引き写しにとどまらない映画としての作品世界を完結させています。俳優陣では、何といってもカシウス役のサー・ジョン・ギールグッドの貢献が絶大ですね。この演出下でこの台詞を喋れるのが嬉しい、という喜びすら感じさせるような、強力な眼力と存在感を発しまくっています。一方で、マーロン・ブランドの10分超えの演説も圧巻(ここ以外には出番が少ないのが、かえって迫力を増している)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-15 01:30:21)
323.  オレンジと太陽 《ネタバレ》 
テーマから覚悟する重さの割に、導入部は淡々とさくさくと進んでしまうのだが、なぜそうなのかは、見ていくうちに分かるようになっている。作中で再三繰り返されるように、そしてクライマックスの神父団との「対決」シーンが顕著に示すように、主人公は、誰をも非難する意図は有していない(一方で「責任」は求めているが、もちろんそのこととは別)。考えているのは、ひたすら「家族を見つける」こと。だから、その視線は総体としての「かつての移民」を見ているわけではなくて、どこまでも1人1人を見ている。そのトーンで全体が統一されているからこそ、主人公の行動が静かな説得力を有している。
[DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 01:49:12)
324.  ミルドレッド・ピアース 《ネタバレ》 
こ、これは凄い。いきなり銃声で本題発生→鏡の向こうで閉まる扉、という導入のインパクト。そこから手際よく前置きを済ませ、一気に回想へ。その後も、先を読ませないドライブ感あふれる展開を維持しつつ、その中での研ぎ澄まされた会話の切り返しの鋭さ、濃厚さ、無駄のなさ。また、ウェイトレス上司出身のアイダがいい感じに場を引き締める一方で、元夫・現夫・友人のダメ男3人衆も、ところどころで妙に格好良かったり存在意義を示していたりして、それが物語のスリルを高めるという奇妙な効果を発しています。オチ自体は、伏線がはっきりしすぎていて、今日の基準ならかえって分かりやすかったりもするのですが、それにしても70年以上前にこんな洗練された作品があったというのは驚きです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-10 01:45:20)
325.  バラバ 《ネタバレ》 
「イエス・キリストの処刑の日、どちらかを釈放することになって結局バラバが釈放された」ということは知っていても、それ以外のことはほとんど何も知られていないバラバの「その後」。なるほど、確かにそれは興味深い。このような、別の意味で十字架を背負ってしまった彼の苦悩や逡巡は、と思いながら見始めたら、いきなりただの酔っ払いオヤジでしかないところに笑ってしまう。その後も俗人っぷりは一貫しており、元カノが殉教しようと、軽々に悔い改めたりはしない。で、そこからさらに苦難の道が始まるのですが、全体として、重点を強調しつつもペースの良い脚本が巧妙で、最後まで一気に見せ切ってくれます。また、石打処刑とか鉱山爆発とか、ここぞというシーンを丁寧に撮っているのも見逃せません(コロシアムのくだりはやや時間割きすぎという気もするが)。そして、この主人公の存在意義がどこにあったのかということも終末近くで登場人物の1人によって語られており、最後の一瞬の説得力を増しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-02 00:27:18)
326.  新婚道中記 《ネタバレ》 
「夫婦が互いに浮気を疑って夫婦げんかになった」というたった1つのスタートから、スピーディーな会話の切り返し(主人公2人だけではない)によってぐんぐん話が広がっていく。戦前にこんな洒落た(オシャレとは違うよ)作品があったとはね~。脚本が巧妙なのは、結局、その疑いは合っていたのかどうかという点には立ち入っていないこと。この心理の綾があるので、登場人物が増えていくごとにさらに心理構造は重層的になり、そのギャップが笑いを生み出していく。終盤、まわりの人がいなくなってからは、急にテンションが落ちる気がするのだが、まあいいでしょ。ラストは、今日の脚本だったら、午前0時に離婚が成立した瞬間に改めてプロポーズとかをするんだろうけど、そこで寸止めをしてしまう奥床しさも、当時ならでは。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-18 01:19:20)
327.  太秦ライムライト 《ネタバレ》 
中心の3人くらい以外のサブキャラが今ひとつ活用されていないとか、萬田久子の役はもっと老齢の人をキャスティングすべきだったとか、指摘できる点はいくつもある。しかし、時代劇への情熱、殺陣への愛情、そして福本清三という希有な俳優への敬意といった制作の直球動機がどこまでも貫かれていることがすべてをカバーしているし、この作品はそれだけでOKなのです。最後の松方弘樹&山本千尋との斬り合いは、まったく定石通りの着地とはいえ、それ自体がすでにかつての時代劇の制作手法と一致しているところに意味があるのです(余韻を残す締め方も良い。この制作動機からすれば、あの斬られ演技の後はまったく「いらない」のだから)。あと、大部屋役者の配役の決まり方とか、トランポリン・CGなどの現場での使い方とか、その辺の撮影風景をきちんとシーン化しているところも評価したい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-01-06 20:15:26)
328.  シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛 《ネタバレ》 
こんな大人のラブロマンスがあったとはねー。演技面ではもちろんマーシャ・メイソンが中心なんだけど、ジェームス・カーンがそれをしっかり受け切っていて、さらに子役の彼も巧く絡んでいる。イーライ・ウォラックの使い方も絶妙。前半は、障壁乗り越え系(?)のロマンスとして堂々と進行し、あれ?ちょっと上手くいきすぎじゃない?と思っていたら、まさかの方向に話が進展する。終末部では、ビリヤードやナイフなんかの冒頭導入アイテムを用いて回帰を示し、祭りの後的な一抹の虚しさを感じさせ、「でも、でも最後に何とかなるよね?」と願わせておいて、本当に何とかしてくれました。お見事。
[DVD(字幕)] 7点(2017-11-27 03:21:16)
329.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
密入国少年が家に紛れ込んだところで、「あ、そう」レベルで済ませている(どころか、その後少年をほっといてとっとと外出している)シーンが何とも強力。この超然とした主人公の立ち位置が、その後ラストまでの展開を一気に必然性あるものとするほどのパワーがある。また、密入国の背景とか、警視とカフェのマダムの過去の経緯とか、妻の病気の詳細とか、そういう余計な背景とか感情描写をすべて切り捨てている潔さも良い。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-07 02:34:25)
330.  キャプテン(1981) 《ネタバレ》 
傑作の原作にして、傑作のアニメ。その劇場版なんだから、内容はダイジェスト版でそもそも谷口期のみだとしても、良い内容に決まっている。さらにいえば、テレビ版よりこっちの方が先であり、この劇場版がなければあのテレビ版もなかったかもしれないわけなので、その意味でもこの作品の意義は大きい。とりあえず内容としては、あの谷口タカオ畢生の名台詞、「俺みたいな素質も才能もない者は、こうやるしか方法はないんだ」が聞ければ、それでいいのです。あ、でも、青葉との決着の改変はちょっと間抜けで、ここはやはり、イガラシの「もうキャプテンも俺も投げられやしないんだ!」が聞きたかったかなあ・・・。
[DVD(邦画)] 7点(2017-11-05 02:14:44)
331.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
時系列操作や同一シーン反復は大好きなので、当然のように点数は甘め。突っ込みどころはいろいろあるんだろうけど、気にしない。もっとも、私の一番のツボだったのは、過去の操作による現在の変更よりも、台所の包丁シーンや父親との面会シーンでのつじつまを何とか合わせようとする強引さの方でした。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-09 00:23:27)
332.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 《ネタバレ》 
導入部分で、ちょっとだけ時系列をいじることで、突如醸し出される壮大さ。魔術を見ているようです。その後も、4時間近くあるのに、無駄なシーンや台詞もなければ、無理矢理エピソードを入れて盛り上げ(ようとす)ることもない。一方で、これでもかというくらいのエキストラが象徴する、一つ一つのシーンへの気合の入れ方。きちんと別世界に連れて行ってくれるという点で、貴重な作品です。なお、個別のシーンで強烈だったのは、デボラとの路上の初会話のところで、群衆に埋もれると思っていた(というか埋もれていた)ヌードルスとデボラに、いつの間にかフォーカスが当てられている手品のようなくだり。それと、デボラとの楽屋での再会シーンで、メイクを落としながら話をさせるという豪腕の演出。●難点は、後で絶対何かあるだろうと思っていたジョー・ペシが、何もなかったこと。病院で一瞬登場するのは何だったんだろう?
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-10-01 02:40:31)
333.  奇跡の丘 《ネタバレ》 
イエスの台詞はほとんどが新約聖書そのまんま、出てくるシーンも「ああ、あれ」と思い当たるものばかり。しかし、その愚直なまでの誠実な作り方と、主演の彼の奇妙な迫力、余計な装飾ゼロの役者のリアクションなどが相まって、湧き出るようなインパクトを与えている。再三背景に出てくる不毛の荒野の映像も強力だし、一方で街というか集落にしても、斜面に辛うじてへばりつくような感じで設置されていて、こういう一貫した「別世界感」が、その発言や行動などとは別の角度から、主人公イエスの存在そのものを浮かび上がらせているのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-23 04:43:42)
334.  猿の惑星 《ネタバレ》 
いや~、このオチを知らずに見られたというのは、本っ当にラッキーでした。見ている間も、「猿軍団に出会うまでやたら長くて、しかもどうでもいい風景ばかり映してない?まあ、60年代だからね」「猿が普通に英語喋るの?無理矢理でも、猿語か何か作った方がよくなかった?まあ、60年代だからね」などと思っていました。それが全部伏線だったとはね。自分の鈍さに感謝したい。●で、ラストの効果を劇的にしているのは、その前の人形のくだりで「やっぱり人間様は素晴らしい!」と上げておいての二段オチだということ。そして、場所がどうこうだけではなくて、「猿は人間から進化したのだ」という猿たちの主張を、「あ~はいはい、所詮猿が言ってることだからね」と思わせておいて、実はそれが全部真実を指していた、というように、見る側の世界や感情までを全部反転させているということ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-29 01:12:44)(良:1票)
335.  怪談(1964) 《ネタバレ》 
もうこれは、1作目の武家屋敷のセットだけで唖然呆然完全KOです。メインで使う部分はごく一部であるにも関わらず、全体をきっちり作りきっている構造。「朽廃しかかっている状態」「本来の状態」「完全に朽廃した状態」の完璧な作り分け。そりゃ、こんな中で芝居をしていいんだったら、役者の演技にも気合が入りまくる、というかむしろ何かが憑依するというものです。2作目は、仲代達矢の木訥な好青年という役柄に違和感がありまくり。ただこれはどちらかといえば、筋の切なさを味わう作品ですね。3作目は確かに長いんですけど、平家衆の亡霊の奥行きを駆使した贅沢な配置を1つとっても顕著なように、この作品にこそ制作側は一番力を込めたのがよく分かります。4作目は単調さを避けるなかなか見事なオチで、ノリはほんのりつのだじろう系かも。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-22 01:37:40)
336.  ルーム 《ネタバレ》 
前半は、ひたすら「ルーム」内でのみ話が展開され、登場人物も3人(というかほぼ2人)のみ。設定上そうなるのが自然とはいえ、外の描写をばっさり切り捨てて、見る側と少年を同化させたこの決断力は見事です。中盤の脱出シーンの、見ていて力が入るスリリングさもなかなか。しかし、一番優れているのは、その先に真のドラマを用意したことで、その構築力は、主人公の「幸せなはずなのに・・・」という一言に強力に凝縮されています。また、見ている我々からすれば忌まわしい存在でしかないはずの「ルーム」も、少年からすれば戻りたい/戻ってもおかしくない場所である、という心理も、きちんと描写されています。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-08-21 00:55:59)(良:2票)
337.  大魔神怒る 《ネタバレ》 
これはですね。もう、藤村志保様に尽きます。この気品、和風美人顔、凜とした空気。前作の高田美和は、ひたすら純粋に祈り続けるという趣でしたが、こちらの志保様は、何というか、神様ともどこかで意思疎通ができてそうな厳かな雰囲気を感じるのです。今度は大魔神の暴れ方がトーンダウンしている、と感じるのはやむをえませんが、それは、相手が志保様だったからです。しかもクライマックスでは、その志保様を白装束にして十字架に磔にして延々火あぶりにするという、超サディスティックな演出。敵の悪逆非道ぶりもいっそう際立つというものです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-17 00:48:26)(良:1票)
338.  裏切りの荒野 《ネタバレ》 
冒頭、なぜかYシャツの男が砂漠を追われている。逆光のシルエットでインサートされる追跡陣、そして大地形の中を逃走する男を遠景で捉えるショット。ここだけで何かただごとでない予感が湧いてくるが、本編に入ると一転して「これってウエスタンじゃなかったっけ?」と思うような都市型変形ラブロマンスが展開される。さっきのは何かの幻影だったんだろうか、と思っていると、ラストでしっかりそこに着地する見事さ。●人物造形としては、何よりもカルメンに尽きる。こいつがナチュラルな天性のウソツキだということは序盤で明示されるのだが、あの大きなくりくり瞳でのぞき込まれると、主人公同様、「もしかして本当はいい人なのでは・・・」とつい期待してしまう。そしてあとはいつしか、翻弄され、振り回され、必然のラストに至るのである。全体を知ってから最初の出会いのシーンを見ると、その背後にある人間関係としての黒さというか禍々しさに、何ともいえない気分になる。●途中、物語を侵略せんばかりの勢いで現れるガルシアも、いい存在感を放っています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-25 23:14:32)
339.  ガンマン大連合 《ネタバレ》 
オープニング、教会から女性が走り出てくる(花嫁ベールっぽい白布付き)。必死の表情で走る、走る、走る。たどり着いた先には2人の男が拳銃を手に決闘の雰囲気。ここまで引っ張ったからには、この影に何か壮絶なドラマがあって、この勝負がクライマックスなんだろう、と思うわけですが、終わってみればそのシーンの意味のあまりの下らなさにずっこけます。と同時に、そのセンスに感動します。大体、この作品の登場人物は、この3人以外にもいろいろ出てきますが、揃いも揃ってことごとく好き勝手です。カオス状態です。その中でも、教授の奪還、パートナーの救出、国境突破など、ポイントではなかなか上質なスリルを見せつけてくれるので油断なりません。さらには、教授がもっともらしく最後の教示として残した言葉は結局全員無視しているし、ラストで押し寄せてくる政府軍はどう見ても圧倒的なんだけどそれをどうするのかさっぱり分からないし、むしろそんなことを気にする方がアホらしくなってくるのです。そしてその作用をもたらしているのが、この最高なテーマソングであることは言うまでもありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-17 02:19:42)
340.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
しかしまあ、「ただ追いかけるだけ」の作品に、ここまで壮大な手間暇をかけるとは・・・そのぶっ飛び度はまことにあっぱれです。背景の説明がほとんどないとか、無意味に登場するセクシー美女軍団とか、いろんなところで妙にずれたり歪んだりしているのにも好感です。●それと、いかにもな大迫力の映像の洪水に目を奪われがちなんだけど、随所でロングショットを挿入して、位置関係とか地形とか遠近感を把握できるようにしているところにも、丁寧さを感じます。
[映画館(字幕)] 7点(2017-06-28 02:51:51)(良:1票)
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