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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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321.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
  実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、 特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。 正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、 旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。 それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、 また砂漠にもどりたくないと言いつつ、 戻るのはアラブと決まっている。  主役の気持ちがなんだかわかるという、 最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。 1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。 それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。 もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・  誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。 一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。 政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、 最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、 こうなることも本能で知っていたのかもしれない。 アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、 どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。  助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。 だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。 アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。  ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、 さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、 この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。  気になって仕方なくなり、DVDを購入することにしました。 こういうタイムスリップ的な感覚の映画は気になるのです。 回想から繋げる手法が特にうまいですよね。 主役のピーター・オトゥールは昨年度のアカデミー賞の名誉賞を辞退、 最終的には周りの説得もあり授与されました。  
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 08:22:19)
322.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
ごめんなさいファンのみなさん!  この時代にこの映画というのは評価できるし、ロボットも思ったよりかわいい。  特にR2D2?あの独特のゴミ箱のようなフォルムは欲しいくらい。  でも・・合わなかった。大画面で観たのは大正解ですが・・  なんと日本語吹き替えを借りてしまった。これがだめなわけ??  ルーク役の子もかわいいしハリソン・フォードもかっこいい。  あ、これが噂のダース・ベイダーか。変だ、子分が変だ、蟹みたい。  しかもまぬけで脚本が都合よすぎる・・  酒場のシーンではもう冷めていました(だめだよね真面目に観ちゃ)  悪者が自分の武勇伝を自慢してルークが同意して褒めたら、  なんだとって怒るところとか(はあ?)と退いた。  コメディなのかこれは。  旅立ちのときルークに親が(刈入れどきだから)と、  か、刈入れ!?この宇宙砂漠に刈入れ?ってこいつ農家?  しかも柔道着のようなもの着てる・・  ひ、姫がまるで邪馬台国の姫だ。ハリソンもなぜベストを着ているのか・・  いや初めて観たらすごいです。頭の中で(刈入れとか大学とか回る)  アレック・ギネスがオビワン・ケノービをやっていたとは、  よかった「アラビアのロレンス」観ておいて。ファイサル王子やってたのね。  ん?ロレンスの砂漠に白い衣装とか画面構成、似てるんですよねSWに・・  ドラゴンボールのような展開になり、ここ、これはあの有名なヨーダがと期待。  ヨーダはかわいいので次回に期待します。  もっとこう怖さやシリアスさが欲しい。変なキャラばかりじゃなくて。  痛さや辛さ、そういう深い冒険が観たい。  それも次回以降なのかな?テレビでちらっと観た覚えはあるけど、  変な動物や戦闘が苦手で見終えなかった。  たぶん次はいい点でしょう。なぜなら、ヨーダがでてくるみたいなので。 
[ビデオ(吹替)] 5点(2005-05-07 08:19:41)(笑:1票)
323.  ラストエンペラー 《ネタバレ》 
当事者でありながらも客観的に描かれている、  それはまるで「太陽の帝国」のイギリスの少年のように。  自分は生まれながらにして皇帝(3歳時から!)一番と思い込み、  それが徐々に幽閉されたお城のごとく世間から離れ、  それでも出たくてたまらなかったお城から出らざるをえなくなる。  昔からそういうことはありますし(国取りものとか)  感情移入もないはずでしたが、イギリス(スコットランド)教師の  オトゥールが自立を教えだしてから、天皇のようなお城の王は目覚めた。  ここらがとてもいいんです。ともすれば暗い客観的な映画が、  主人公は溥儀だと思わずにいられないような、教師役の明るい品の良さ  と引き立て役に徹する引きのうまさ。  まさにアジアの人から見た外人なのです。  最初から現代の溥儀役を重なる役でやっていた主役、ジョン・ローンの登場。  3歳の過去から現代までを描いているのですが、この俳優もうまいです。  私が気になったのは、坂本龍一氏の登場&アヘン女。  これは事実なんだろうか。唯一の娯楽とも取れるんだけど面白くない。  ここらとお家騒動のあたりがたいくつで安っぽく感じてしまった。  坂本氏は音楽ではとても良いのですが・・  身が引き締まるような戦争の映像やドラマや人とのふれあい、  それらはよかったのになんか娯楽を入れてしまったようでしらけた。  高得点のわけは、やはり最初と最後の同じ宮廷の場面です。  あれを観ると全体につまらなくとも許してしまう感動できました。  拝観料を支払い自分の城に入る溥儀、  その見えない姿はあまりにも哀れで歴史の目まぐるしさを感じる。  どこかへ旅行して遺跡やお城を見つけたらこんな物語があったと、  また感慨深く思うでしょう。  こおろぎでしたか、あれもいいです。  すごいおちだなぁと感心。  なんか自分も生きているというより生かされてるんだと。  本当は暗く重い映画なのかもしれないけれど、  妙に勇気さえ沸いてくるのはなんでだろうか・・  この主人公がつまらない人間だったとは思えないし、  高貴な人間だったとも思わない。  歴史を変えようとして勇敢に死んだ方が後世から観れば面白いんだけど。  それだけじゃあないような気もしますね。  朕、皇帝側から情勢を描くことに成功した映画は珍しいと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:15:04)
324.  フェリスはある朝突然に 《ネタバレ》 
昔見たときはとても面白かったのですが、 最近これ見て、最後までもたなかったです。 マシュー・ブロドレックのファンだったのですよ。 当時はこのコメディがかわいらしく受け取れたのですが、 う~ん今見たらひねた子供ですよね、この役は・・ 校長役、どっかで見たことがあるのだけれども・・ 筋は題名そのまま、フェリスという学生が ある朝突然学校をずる休みして街に出るいちにちの話。 振り回される同級生役に、ジョン・レノンそっくりの俳優が。 いや、初期のレノンにある顔が似てたんで・・ 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:51)
325.  ツイスター 《ネタバレ》 
「スピード」の監督さんなんですね。 この映画でもっとも印象に残っているのは、 竜巻の中で牛がもがいているところです。 どうやって撮ったんだろうか・・? 実際に牛をああいう状況にしたのだろうか?? そこだけすごかったので、脚本が弱いのですね。 「バックドラフト」のようなドラマにしてもよかったのにな。  
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:01)
326.  マーフィの戦い 《ネタバレ》 
はっきりいってアクション映画と見れば大変面白いです。  ストーリーもわかりやすくてまさに娯楽作であり、緊迫感も味わえます。  でもねぇ・・あまりにも主役が身勝手すぎで腹立ってきた。  ドイツ軍に自分以外の乗組員を殺され復讐に燃え、  戦争が終わってもその潜水艦を爆破するのはいいんですが、  世話になった地元の人々まで巻き込み自分だけ復讐。  これもアクションが面白かったので許しましょう。  最終的には「激突!」のタンクローリーと化したひつこい悪魔に。  これも切れ映画の面白さということ許しても、  ラストが・・     ネタバレ      逃げてるんじゃないっ!?  玉砕覚悟でたったひとりで復讐なら「おおっ」と思うのだけれど、  逃げたの見た・・「フロドかお前は」  そして「戦争が好きなんだよ」というわりに、  あまりにも最初は優しい顔をしている・・  こういうやつが実は怖いと思う。  まあ映画なんだからとアクションは堪能できたんだけど、  喧嘩両成敗、復讐のあとに残るものとか、  後味が悪いことを期待していたのが間違い。  P・オトゥールは碧眼なので怖い顔はホラーです。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-05-07 08:07:23)
327.  穴/HOLES 《ネタバレ》 
公開映画のほうと勘違いして借りてきてしまったのですが、コレが面白かったので得した感じです。  出演者がすごい顔ぶれで、えっこれが未公開?とちょっとびっくり。   さすがディズニー映像はきれいでファンタジーです。  やっぱり私は冒険映画が好きなんだなぁ・・  シガーニー・ウィーヴァーなんて久しぶりに見た。「ワーキングガール」の時っぽかった。  あと、パトリシア・アークエットがこんなにきれいだなんて再発見。  謎解きサスペンス、冒険ドラマ、ファンタジー、コメディと欲張ったわりにまとまってる。  このところ、こ難しい作品ばかり見ていたので、たまにこんなものもいい。  本当に軽い気持ちで見たのですが、感動できるところまでありまして・・  難しい映画ばかり観てると子供の心が失せると危ぶんでいたのですが、  また取り戻せたような気がします。  一応子供向けにはなってはいますが、気を抜くと筋がわからなくなるので注意。  感動したところは・・回想シーンで黒人の子が女教師につたない愛をうちあけるところ。  恋愛も入っていますけれど、恋愛苦手なわりにこんなところに感動しました。  雨漏りを「直してあげる」と修理する、次の雨漏りは先生の涙。  「治してあげる」あ~こういうのに弱いのかな・・  
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 08:05:54)
328.  未知への飛行 《ネタバレ》 
私がシドニー・ルメットのファンだということを差し引いても、こんな映画を悪くは書けない。  でもまあ悪いところも書きます。  最初のシーンからパーティのシーンそこまでを除く、  軍事会議までがいやにだるいのです。映画的ではない。  つまり面白くない。ただし、悪いところはその中半だけであとは満点に近い。  キューブリックの博士と私情抜きで比べるためどちらも2回見ました。  いやなんでそこまでといっても・・ほとんど良く似た映画だからです。  似てる・・もちろん捉え方はまるで違うのだけれども・・  さらにまたよく似せてしまったのが訴訟問題後、コロムビア映画が両方の上映権を持った。  同じ会社から配給されてたなんて・・(なんか怪しいコロムビア)  題材が題材なだけにこちらを8点にしました。満点にはできません。  好きな題材ではないから。  この映画はすごいです。ラストの衝撃がすごいということは調べていたのですが、  どういう衝撃か知ってしまうと面白くないのでそこまでは調べなかった。  けど2回目見てもまだ衝撃でした・・  よく私ネタバレしますが、コレはふせておきますね。  ちょっとマニアックな映画なので見てない人も多いと思うので・・  ヒントは、昔の映画は最初と最後がつながっている・・  最初に出てくるのはニューヨークシティの闘牛場です。  う~んまた見たくなってきた・・でも売ってない。     十二人の怒れる男でも有名な、ヘンリー・フォンダが大統領をやっています。  うまいです。でもその隣に座っていた通訳の俳優が気になりました。  あの役は難しい。座ったまま感情を示して同時通訳しないといけない。  俳優の鬼気迫る演技もすごかったけれど、緊迫感が怖くて  1回目に鑑賞した途中でもういやになったほど・・  うわ、じわじわと絞められてるようなキツイ映画だと。  割り切ってホラーやサスペンスと思って見たらなんてことないのだけれど、  実は本物の戦闘機に乗って演技している俳優や、  事務仕事のように冷静に分析する政治家役。  リアルすぎて演技かどうかわからないくらいでした。  で、終わった結果「戦争はよくない!」と思うしかなかった。  こういう真面目な作りの映画を観るとしばらく戦争娯楽映画が観れない。  ので・・キューブリックの映画でまた平和ボケに戻ろう・・!? 
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:03:56)(良:1票)
329.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
  まあ映画って観る人それぞれが感じればよいのだけれど、  この監督の独特のものがわかったような気がしてきました。  色や撮り方それは手法であり実はもっと単純なもの。  (わからない)ということです。  この多くの人にわからないということが、芸術性価値ともファンに認められていること。  そしてこのわからない価値というものが、また見てみようという気にさせるのです。  その価値観ですが、私はわかりやすい未知への方を選びました。  それがラストの芸術性です。     結局同じことなのですが、それの描きかたは筆が違うように全く別物になっています。  キューブリックのそれは、ミュージカルのようで宗教がかって美しい哀しさ。  ルメットのほうは、それを映さぬ方法でしかも冷酷なまでに切り落とします。  私の見解で申し訳ないのですが、  キューブリックが中世の壁画なら、ルメットは衝撃的な報道写真・・  どちらも芸術なのです。     コメディであるこの映画で笑えた箇所は2箇所でした。  最初の方で爆撃機が登場するたび流れていたソ連の民謡のような曲。  あれはひつこいくらい流れててコメディホラーのようだった。  そしてもうひとつがP・セラーズではないんです。  大統領!ばかばかりの中にひとり場違いな普通な人がいる・・  ロシア通訳の電話の応対でおかしかった。「受話器がない」指を鳴らす大統領・・  1941(かなり好きな映画ですが)の大失敗は、ばかばかりだったところ。  この博士のほうは、ひとりまともな普通の人間(それも大統領、に見えないのがミソ)  を絡めて、その他ほとんどのばかが目立つという、コメディの基本をはずしていない。  コレは見事だと思いました。     さてラストの謎ですが・・  あの車椅子で立ち上がる博士の意味は何なんでしょうか??  私が理解するには頭が痛くなるどうでもいいと。  たぶん「私は立てた、まだ戦えるぞ!」ということなのかな?  しかし時間がないでしょうに潜る時間が・・・  わかりませんなぁ・・     1回目は未知への飛行と比べて実は怒っていたんですが、   2回目の博士の異常な愛情を観てると戦争もいたしかたなし、  みんななくなるのも楽しいかもなんて堕落的に考えてしまうのって、  どういうことなんだろう・・ 
[DVD(字幕)] 3点(2005-05-07 08:02:48)
330.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 
この映画もDVDを持っております。  テリー・ギリアムの作品はくせがあり好き嫌いが分かれます。  でも実はこれ、12モンキーズ、バンデッドQ、未来世紀ブラジル(ビデオ)と、  4本も持っているのです。  そんなに好きなのでしょうか・・・  このフィッシャー・キングはしかしこの監督にしてはまともな??  まだ大衆受けする作品だと思います。  この監督の作品で泣いたのはめずらしいことです。  幻想の世界は例によってここでも出ますが・・  ラストが宗教落ちで終わるのが、いかにも向こうの映画なんですが、  やはりこういう使い方がうまいんですね。  テリーはそういえばイギリス人ではなかったっけ?  よくわからないコメディ映画にも出てて見たけど笑えなかった。     本作は私の好きなジェフ・ブリッジズが出ております。  鍵を握るのが名優ロビン・ウィリアムス。  確かこの作品で女優さんの方がアカデミー賞を取ったと思うのですが・・  俳優がいいし脚本も秀悦です。  ただしこの監督のアクのある映像に慣れていない方は最初とまどうかも。  かなりゲロいシーンもあるので・・  ホラー好きでよかった・・  大人の冒険、ファンタジー、両方味わえます。    
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:00:31)
331.  天地創造 《ネタバレ》 
長さは感じませんでした。観てよかったです。  ただ前半のアダムとイブの章に使いすぎている。  それがたいくつで正直眠くなった。  語りも長い。  もっとも面白そうだった「ケインとアベル」「バベルの塔」を、  もっと詳しく時間をかけてくれてたら、もう1時間増えても我慢できる。  だってこのふたつは面白いし興味ありませんか?  小説や漫画にもネタとして取り上げられるいわば見せ所なのに。  実はこのふたつの本を持っているのです。  聖書は読んだこともないけれど、「バベルの塔」の秘密にはとても興味がある。  漫画バビル二世のネタですよね。  神に近づくために作った、言葉を統一させるために作った、UFOの発着場として建てた・・  いろんな面白い話ができていますが、結局普通の解釈でした。まともな聖書。  「ケインとアベル」これも、カインとアベルとも読みますが、  現代小説として有名です。ここの章があっという間・・  「ノアの箱舟」のノアにつながる話なのにもったいない。  ノアの章は面白いです。  CGを使わずにあの箱舟を撮影したのはすごいこと。  つがいで動物を乗せるのですが、ワクワクしますよ。   で最後の章があまり知らないところなのですが、  それはやはり私が聖書を知らないからでしょう。     イスラエルの父祖アブラハムの章がこのDVDの表紙になっています。  神が授けたひとり息子を神にいけにえとしてささげるのですが・・  年老いたアブラハム婦人サライとアブラハムの元に現れたエンジェル。  SFっぽくて面白いですよ。P・オトゥールがみっつめの天使役なのですが、  怒って罪をさばくためにあの碧眼で村を焼き尽くします。  おかしくも真面目なSFだ・・ 
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:59:27)
332.  靴をなくした天使 《ネタバレ》 
この映画はオススメですよ。  隠れた名作とでも言いましょうか。  ご都合主義なストーリーなのですがとても後味もよく、  勇気や元気ももらえて感動できます。  私はこういう勢いに乗ったパニック感動作が好きで、  泣けちゃいましたよ。  ちなみにDVDも持っております。  ダスティン・ホフマンがコミカルでいいです。  恋愛恋愛していないのがいい。  コメディとも取れるし、わりと起伏もあるので退屈しないと思います。  
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:57:40)
333.  ウィズ 《ネタバレ》 
いやあ~これはすごいものを見せてもらいましたってな感じです。  子供のころに見た「オズの魔法使い」が・・ああ観るんじゃなかった。  ・・とまではいきませんが、ドロシーが・・フツー少女でしょう?  歌がうまくてもダイアナ・ロスはまずいんじゃあ・・  「グリース」のオリビア・ニュートン・ジョンよりまだ無理がある。  もともと私はミュージカルが苦手で見ないんですが、  ミュージカルの中でもファンタジーは大丈夫なんです。  機会があれば「ピーターパン」とか観てみたいと思ってるし。  そう、子供むけのならばミュージカルは大丈夫。  そしてもしかしたらば、歌劇も大丈夫かもしれない。  オペラはお芝居として観られるから。  現代ものに歌のセリフがつくと退いてしまうのです。  このオズの魔法使いは、不思議の国のアリスっぽい冒険ファンタジーで大好き。  シドニー・ルメットの作品を全作見てみようと思い、わかってはいたけどしぶしぶ観ることに・・     やはりルメットのカラーの娯楽作は観る領域ではなかった・・  これ、でも配役をどうにかしたら楽しいのですが。  セットや色使いがもうもろ舞台って感じの野外なんで、  これはなかなかいい感じだと思いました。  歌も総黒人のもう上手すぎる人たちが歌ってて豪華です。     てことは、やはり30半ばのダイアナ・ロスに少女の格好というのが、  大人の私から見ても怖かったのです。    
[DVD(字幕)] 3点(2005-05-07 07:55:40)
334.  君がいた夏 《ネタバレ》 
こういう自分探しの旅みたいなストーリー好きですね。   ジョディ・フォスターが主人公の男の子の初恋の人だったのね。   彼女はどんな役(汚れ役でさえ)でさえ、理知的で清いイメージがあるのですが・・   男の子から見た初恋の年上の人、ぴったりです。     主人公の青年がスランプに陥り立ち直るきっかけとなったのが、   初恋の年上の女性の存在なんですが、彼女はもういない。   彼に最期の希望をたくして。 あの夏の思い出をたよりに過去に心の旅に出ます。   彼女の秘密と共に、自分の心の鍵がそこに見つかった。 でも時は流れてしまった。   そこにあったものは・・ まるでこのくだりは、「ニューシネマパラダイス」のようでもあり、   比べるのはまた違うけれど「マディソン郡の橋」のよう。   男って勝手だなあと次にまた見たときに思いましたが、 何回見ても感動できる場所があるのです。      邦題が「君がいた夏」ということで、ミスチルファンの私はにやり。   自分探しの好きな、センチな少年から抜け切れない大人の男。   そういうのもよいなぁ。男の人なら共感できる人も多いと思う。   ちょっとかわいらしいストーリーですが、冒険ものっぽいしファンタジーだし、   なにより大好きなジョディ・フォスターがいいのでDVD持ってます。  
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:54:21)
335.  未来は今 《ネタバレ》 
3回も見ちゃったので新鮮味と感動も薄れてしまったのですが、  あまりこの監督の作品が合わない私が3回も続けて見れたのだから、  まあまあなのでは・・?  凝ったサスペンスでもないしコーエンらしくはないんだけど、  ミラーズ・クロッシング(苦手なのでまた今度)が合わなかった私は、  おや?わかりやすい絵本のような見せ方だと、  そりゃあもう最初は「どうしょう大変だ」と感動したのです。  8点だよこれ、とよく見ないで絵で感動してまた見たら、  もっと落とそうか・・とさめてきたのですが3回も(1週間で)  見たのですから飽きたのでしょうね。8点はきびしいが6点。     この映画を観るきっかけになった大きな原因は私が、  サム・ライミのファンであること。  脚本のひとりとしての参加なのですが、  怪しい・・ホラーがかっているのですよ。  ブルース・キャンベルもなぜか出てるし・・  ポール・ニューマンが悪役というのも面白いし、  ティム・ロビンスがまぬけな社長役というのも見たくなった原因。     しかしこの映画って筋がよく似ているのです。  「素晴らしき哉!人生」に。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも。  コメディだから笑うしかけもあるのですが、  どちらかといえば笑えないドラマなのです。  フラフープの発明で成功したロビンスからテンポはよくなるのですが、  だまされおだてられ恋愛も絡むあたりがちょっとたいくつでした。  ジャンル的にはコメディで、ホラーっぽいファンタジードラマですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-07 07:52:57)
336.  チップス先生さようなら(1969) 《ネタバレ》 
さてさてこのての映画をどう評価すればよいものやら・・ 用意周到感動したいがために、あらかじめ調べちゃったんです。 小説を読んで知っていたというならともかく、あらすじを映画サイトで調べちゃった。 結末まで!もちろん知ってても感動できるとは思うのですが、私はさらにミュージカルが合わない。 これがミュージカルでなければ感動してたかもと言い訳かな・・ こう人間ドラマのミュージカルって退いてしまうのです。 学園&恋愛ものなのでよけいに・・史劇やファンタジーならば心の用意もできるのですが・・ 確かに脚本はよいと思います。こちらはリメイク版のほうなんですね。 題は知っていましたが内容を知らなかったので、 カラーということ、監督が、グッバイガールのハーバート・ロスということ、オトゥールが先生。 それでミュージカルとは知らずにあらすじを調べてしまい、鑑賞の相違があったのです。 チップス先生は・・それでも時代のギャップというか合わなかった。 でもいいオハナシなので、ミュージカルも合うよという方はぜひ見てください。 あえて筋やラストは書きませんので・・ レンタル屋にあるかどうかですが・・ 実は本作はDVD化もされていなかったのと、レンタル屋になかったので、 オークションで購入したものです。いや、高かった・・ 
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-07 07:51:58)
337.  将軍たちの夜 《ネタバレ》 
特に目新しい筋でもないけれど・・とその前にそうだ。  今のこのての戦争サスペンスに慣れてこの映画、古い作品ということを忘れてた!  この時代にこの作品ってのは大変異質ですよ・・  まず設定がすごい。今でも悪者にはなれど主役にはならないナチが主役。  そしてこりゃまた演じてるのが英国人、アラブ人なんだから!  しかも英語しゃべってるし・・このノリにどうついていこうかと迷ったが、  逆に面白いというか普通に見れてしまいました(爆)  ちょっと私の苦手な刑事コロンボ的な役を、オマー・シャリフがやってて、  でもそれだけではないんですよね~(コロンボといえば犯人は?)  そう、犯人さがしなどどうでもよろしい。  いつのまにかもうひとつの殺人事件の計画が進められていた。  それは、ヒットラーの暗殺!  こりゃすりかえられたなぁ・・・     しかーし、主君が変われば娼婦の殺人事件も立派な罪となる。  ここらが「砂の器」ですね(意味不明)  ナチの服さえも品よく着こなすオトゥールはどう見てもイギリス人ですが。  オマー(もうこのふたりの共演という豪華さは・・)は、なぜナチを演じるのか。  演じ切れてない~ここはおおいに違和感あり~アラブの服を着てくれ・・  「どう見てもナチだろう?」と言うのだろうか・・(見えないよ~)  全く飽きることなく最後まで見られた。  このての作品の詳細を書くと面白くなくなるので詳しくは書けない。  何回も見られる映画だと思います。  重要人物が何人もいるので、その人物の観方によって変わると思う。  ラストが意外にほろりとさせるのが悔しい。  私は重い後味を期待していたので・・  でも次にまた見れば共感してあげられると思うのですが、  怒っていました。犯人はよほど嫌なやつなんだと心底思いましたから。  う~ん、やっぱり砂の器だ(意味おおいに不明)     戦争では大勢を殺せばたたえられ、ひとりを殺せば罪になる。  個人的にホラー作品として続編も作ってほしかったり・・      製作がサム・スピーゲル音楽がモーリス・ジャールで、主役ふたりも  まあどう見ても「アラビアのロレンス」ナチ編でしょうか(またまた意味不明)    
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-07 07:50:16)
338.  ダークマン 《ネタバレ》 
なぜ彼の作品にはいつもブルース・キャンベルが出ているのだろうか??  そりゃ「スパイダーマン」のほうが有名だし人気があるのはわかる。  なんといっても主役。トビーマグワイアとリーアム・ニーソンでは・・  でもストーリー的にはこちらのほうが優秀だと思う。  この独特の暗さ、ホラーSFには欠かせない。  これぞサム・ライミ。私は飽きもせず変わらない手法を使う監督が好き。  手術シーン、えぐい描写、ホラーなのに受けようとするコミカルさ。  そしてラストのかっこいいけど寒いセリフ落ち。  どれをとってもサム・ライミ。     スパイダーマンであることを誰にもしゃべってはいけない。  ダークマンであることももちろんね!  限られた人間の独特な救われない暗さにまだ、恨み執念まで加え、  さらに不思議なこっけいさが哀しい。  スピルバーグと並んで好きだなぁライミのホラーは。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 07:49:12)
339.  リチャードを探して 《ネタバレ》 
今でこそ史劇も見られるようになりましたが、  実はこの映画が見てみようという興味を持たせてくれたきっかけなのです。  映画というよりはドキュメンタリー作りなのですが、  舞台出身のパチーノはやはり史劇がよく似合う。  気品と凄みと悲壮感、この3つがそろってるんです。  考えれば私がホラー好きなのもこの条件があるから・・  リチャード3世をパチーノが演じてるんですが、  いきなり「ね、3世をやらないか」みたいな感じで、  すごい俳優をスカウトするくだりから始まる。  アル・パチーノ、アレック・ボールドウィン、アイダン・クイン、ウィノナ・ライダー、  ケビン・スペイシー、ペネロープ・アレン、ハリス・ユーリン、エステル・パーソンズ・・  すごいわかりやすく道案内してくれて、舞台劇とシンクロさせる作りはうまいです。  パチーノ、また史劇に出てくれないかなぁ・・   
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-07 07:48:13)
340.  何かいいことないか子猫チャン 《ネタバレ》 
すごいマニアックな映画を見たような気がします・・  でもまだまだ序の口、P・オトゥール出演作では禁断の(?)  迷作カリギュラがまだあります。それはまた別の話・・(書きたくないよぉ)  この子猫チャンはもう、ドタバタコメディなんですが、  私には合わなかったなぁ・・1941は合うのになぜだろうか?  博士の異常な愛情も合わなかったということは、  P・セラーズが合わないのだろうか??  でもこの作品のセラーズはわりと気に入っています。  真剣なバカ医者です。ある意味本当にいそうなリアリティがある(いるのか??)     ファッション雑誌の編集長が、女性にモテすぎて困り、精神科の教授に相談する。  教授は、彼を羨ましく思って、自分もプレイボーイを目指すが……。  女性に囲まれて過ごすプレイボーイの悲喜劇を描いたコメディ。      ファッション雑誌の編集長(P・オトゥール)精神科の教授(P・セラーズ)  なんとも変な取り合わせですが、妙にボケとボケ(つっこみではない)が合い、  突っ込む役は誰だ・・(いないからわけがわからない)そのうえ、  これがデビュー作というウッディ・アレンまで大ボケをかましている。  唯一まともな突っ込み役は編集長のフィアンセ子猫チャン。  女性がたくさん出てるんですが初期ボンドガールまでパラシュートで登場と、  なんかオースティンパワーズのようなめちゃくちゃな筋。  笑いのセンスがずれてるのか私はついていけなかったんですが、  まあコメディ初のわりに予想外にオトゥールが天然バカ演技がうまかったのと、  セラーズの志村ケン的な確信犯的バカ演技に品を感じ(って変か)、  題名が小沢健二の歌なので(わかる人にはわかる)保存版にしました。  ひとつ、いいえふたつ間違えばおしゃれな恋愛コメディになっていたのになぁ・・  ドタバタなしの正統派で見たかったなぁ。  
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-07 07:46:56)(笑:1票)
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