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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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321.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
ビニーのキャラがいい。釣り合わないほど素敵な恋人との諍いも笑える。気軽に楽しめるコメディ。 ダメダメだったビニーが、最後は辣腕弁護士に豹変するのは都合良すぎる気もするけど。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-28 20:45:52)
322.  アントマン
アリのようなヒーローとはユニークだけど、内容は記憶からすぐに消えそう。
[DVD(字幕)] 4点(2017-02-28 20:44:21)
323.  愛と追憶の日々
「アパートの鍵貸します」でのジャック・レモンとの若きシャーリー・マクレーンを思うと、ニコルソンとの本作は何だかいろいろ感慨深い。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-28 20:43:21)
324.  ニンフォマニアック Vol.2 《ネタバレ》 
ジョーは突然性感を失ったにも関わらず、子供を産んでも落ち着くことなくSEXに耽るのが不思議。ジェロームが手に余って他の男漁りを提言するほど異常ってこと。極め付けは、言葉も通じない黒人をナンパして、その黒人兄弟と3Pになるシーン。プレイの最中に兄弟がどっちの穴に入れるかを巡って勃起しながら喧嘩を始めるという笑える展開。しかも、若いステイシー・マーティンではなく、肌のたるんだシャルロット・ゲンズブールが演じているのもシュール。  失ったセクシャリティを回復しようと、ジョーは会員制SMクラブのようなところにまで出入りする。そんなことで回復できるとは思えないのだが、とりあえず何でもやってみようということか。夫と子供を失ってでもムチ打たれに出かけていくいくジョーは、凡人には理解不能。ジョーは集団カウンセリングで「色情狂」と自己紹介し「セックス依存症」とはっきり区別しているようだが、その違いさえもよくわからない。  ジョーが借金取りになって男の性的嗜好を探りながら責めるシーンも面白い。大男が脅迫してもオチなかった男の下半身を露出させて、いろんな性的嗜好の物語を聞かせ反応を見て、ついには男児愛好家とわかるや男は泣きながら金を払うと屈服する。色情狂としてのいろんな性体験が仕事に生かされることもあるわけだ。性的疎外者であるジョーが同じ孤独を味わう男児愛好家にフェラしてやるのも色情狂ならではの共感の印なのか。  蘊蓄を語りながら分析するセリグマンの博識ぶりがすごい。ジョーがムチ打たれたときに縛られた縄の結び方が、登山のプルージック結びと推察して、それが生まれたエピソードまで披露している。 その紳士然として性欲など無縁のような童貞老人が、ラストに豹変したのはビックリ。おまえも性欲から逃れられない男だったのかと。 セクシャリティをすべて捨てることを決心したジョーも、結局そこからは逃げられなかった。セリグマンがジョーに拒絶されて最後に言ったセリフ――「大勢の男とやったくせに」 それまでの博識な紳士像を全部引っくり返してしまうインパクト。  神経症を抱えたトリアー監督の、人間の性や業を冷徹に見つめる屈折した皮肉な視線を感じる。 この監督、皮肉が好きなようで、ジョーが片腕として育て上げたPにジェロームを寝取られた上に小便を掛けられたのもそう。 丁寧に積み上げたものを最後に粉々にぶち壊してみせる感じ。  もっと軽いタッチの映画かと思ったら、とても深くて数学、バッハ、聖書など、いろんなメタファーがこめられているようだ。深すぎて理解するのが難しい。特に、聖書や宗教が絡むと、その方面での関心や知識がないので、東方教会や西方教会が出てきてもピンとこない。 でも、わからないながらも幾つものシーンにインパクトがあって印象に残る。この特異な映画の全体を理解したい気もするが、一方でそれができない自分に安心する気持ちもある。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-28 20:39:00)
325.  さんかく
これは面白い! 男のダメさ加減がひしひしと伝わってくる。 丁寧に作られているので、きっちりと前フリも効いていてストーリーの流れに無理がない。 それでいて、ハッとするような展開もあるので引き込まれる。  キャラも配役もとても良かった。 元ヤンで先輩面して後輩にウザがられる単細胞な主人公に、高岡蒼甫。 別れても合鍵を作ってまで付きまとい、親友のマルチ商法に乗せられる女に、田畑智子。 女の妹で、大人と子供を使い分ける15歳女子中学生に、小野恵令奈。男を振り回す小悪魔ぶりが、とりわけハマっていた。 キャラが立っているので、それぞれの会話もウィットに富んで楽しい。  ただ、ラストだけは好みじゃない。 男と姉妹が何とも言えない空気で言葉を発する前に終わっている。 姉が最後にうっすら浮かべた笑みから、男への気持ちが整理できたように感じたが。 その後がいろいろ想像できるものの、もう少しはっきりと描き切ってほしかった。
[DVD(邦画)] 8点(2017-02-28 18:21:45)(良:1票)
326.  アンコール!! 《ネタバレ》 
父と息子の溝は修復できないほどに広がっていた。考え直して関係改善しようとする父を、もう遅いと拒絶する息子。そこには積もり積もったものがあるのだろう。 老人合唱団をボランティアで指導する音楽教師、老夫婦の深い絆、無謀とも思えるコンクール挑戦。アイテムはきっちり揃っているものの、どれも定型で感動までには至らない。
[DVD(吹替)] 5点(2017-02-27 19:58:54)
327.  仕立て屋の恋 《ネタバレ》 
こんな気持ちの悪い覗き魔を好きになる美女なんているわけないだろうに。と思ってたら、やっぱりワケありで。 嫌われ者で孤立するのももっともだと思える主人公だが、恋する女性への一途な思いは伝わってくる。利用され裏切られて殺人事件の濡れ衣を着せられても、なお慕い続ける姿が哀れ。 一途な恋心っていうのはいいんだけど、主人公が変人すぎたので。愛すべき変人っていうのもいるんだけど、そういうタイプではなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2017-02-27 19:56:47)
328.  切腹 《ネタバレ》 
これは名作。食いつめ浪人が切腹するつもりもないのに屋敷の庭先での切腹を願い出るのは、金をせびり取るのが目的。武士の風上にもおけないやつがいるもので、そんな悪習をどこかで断とうとしたのも当然の流れ。切腹志願者の若者が携えていたのは竹光で、懲らしめとして竹光で苦しみながらの自害をさせたのも、残酷ではあるけれど卑怯者を成敗しただけともとれる。  冒頭の切腹志願の老浪人が、何やら訳あり気で謎に包まれたオーラを出している。どうやら金が目的の切腹志願者ではなく、何か別の目的がありそうな…。と、その口から衝撃的で意外な真相が次々と明らかにされていく展開に引き込まれていく。 竹光を携えた切腹志願者に対する印象が、最初と最後で180度見事に変わってしまった。これだけ見事に引っくり返されては、あっぱれと言うしかない。 仲代扮する老浪人の井伊家に対する抑えがたい怒りや、自分の娘家族を救えなかったことへの悔恨が、ひしひしと伝わってくる。また、武士道の虚飾や武家組織の汚さを痛烈に皮肉っていて、見応えがあった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-02-27 19:54:59)
329.  ニンフォマニアック Vol.1 《ネタバレ》 
ボコボコにされて倒れている女を初老の男が連れて帰って、女のこれまでの人生を聞き出していく形で物語は進む。 ヒロインのジョーは友達とお菓子を賭けたゲーム感覚で男漁りをするようなヤリマン女。となれば、下衆で俗っぽいストーリーになるのかと思えば、哲学的な話も交えてどこか高尚な香りがする。例えば、3+5突きで終わった屈辱の初体験。そんな下ネタもフィボナッチ数になぞらえてしまう。  一番印象に残ったシーンは、妻子ある男と不倫して、捨てられそうになった夫人(ユマ・サーマン)が子供3人を連れて乗り込んできたところ。たまたま訪ねてきたジョーのボーイフレンドも加わって、なんとも言えない雰囲気の中7人がテーブルで向かい合う。夫人の抑えきれない怨念と怒りが滲み出て、トリアー監督の才気を感じた。 この監督にこのシーンの調子でコメディを作らせても面白そうだけど、暗くてシリアスな映画ばかり作っている印象がある。  セックスシーンは随所に出てくるが、ステイシー・マーティンの顔はキレイでも体が華奢すぎてそそられない。 全体に落ち着いたトーンで、どこか不思議で面白い雰囲気を持っている映画。セリグマンがジョーの話を聞くさまは、博識の老学者がカウンセリングをしているかのよう。 バッハの旋律にもフィボナッチ数が潜んでいるとし、低音部、中高部、高音部の三部によってポリフォニーが作られる。一見ジョーの色情狂とは何の関係もないような話だが、バッハとジョーの話を関連させていくのがユニーク。 ジョーは大勢との性交渉も単に性的体験の総体としてしかとらえていない。だから男は一人だけと同じことなのだと。毎晩7、8人の男と寝ていたジョーは、低音部、中音部、高音部に男を分けて振り返っていく。 単なるヤリマンの話かと思えば、すごく哲学的な分析にまで発展して、ちょっとついていけない。  ラストは、あれだけヤリまくってた色情狂が、ベッドの上で男とまぐわいながら「何も感じない」と泣き出す。 つまらなければVol.2は見ないで済まそうと思ったが、この後どうなるのか続きを見たくなる。
[DVD(字幕)] 5点(2017-02-27 12:25:00)
330.  砦なき者(TVM)
人を扇動するのが得意なサイコで魅力的なシリアスキラー。 それに命を賭して対峙するキャスターの覚悟が伝わってくる。 鈴木京香の魅力も出ているし、妻夫木も適役か。
[DVD(邦画)] 6点(2017-02-26 08:59:41)
331.  スケアクロウ
何度か見ると味の出てきそうな渋いロードムービー。 好みではなかった。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-02-26 08:51:05)
332.  ソルト 《ネタバレ》 
子供からのスパイ養成、二重スパイ、陰謀、裏切り、二転三転するストーリー。 スパイものとしてはスタンダードな要素がしっかり入っているものの、何か物足りない。 アンジー好きなら。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-26 08:30:46)
333.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
呪いでゾンビ化した海賊との戦い。子供向けの冒険もののようで好みじゃなかった。
[DVD(吹替)] 4点(2017-02-26 08:28:01)
334.  おじいさんと草原の小学校 《ネタバレ》 
どこから見ても立派な美談なのだが、あまり共感できず。おじいさんが小学校入学をゴリ押ししたのが、どうもスッキリしない。 その年になって一から文字を学ぼうとすること自体は立派だが、それは子供だけが通う小学校でなくてもいい。他に大人が学べる学校がないなら話は別だが、大人だけの学校はあったのだから。 いくらそれが騒がしい環境であったとしても、例外を認める理由としては弱い。  おじいさんも他への配慮よりも自分がその小学校に入学することに執着しすぎているように見える。 子供は子供だけの世界を持っている。自分が小学生のときに大人のクラスメートがいたら、正直嫌だけどな。教師や実習助手としてなら構わないけれど。
[DVD(字幕)] 4点(2017-02-25 22:34:08)
335.  ラ・マンチャの男
日本の舞台化されたものを見たことがあるが、そのほうがずっと面白かった。 映画には向いていないのかも。
[DVD(字幕)] 4点(2017-02-24 20:31:41)
336.  ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版
このシリーズの趣旨がわかっていなかったので、他のことをしながらDVDをながら見鑑賞して大失敗。 見終わってこれの何が面白いのかと不審に思っていたら、肝心なところをすべて見落としていたようだ。 趣旨を知ってから、今度は画面をじっくり注視しながら鑑賞して、ようやく理解できた。 ミステリークイズのような面白さを楽しめばいいってことか。
[DVD(邦画)] 5点(2017-02-24 20:25:33)
337.  深紅 《ネタバレ》 
いくら騙されて酷いことをされたにしても、幼い子供を殺している時点で同情の余地はない。 一家惨殺の犯人はもとより、誰にも感情移入することができず、置いてきぼりにされた気持ち。 最後に女同士でキスというのもわけがわからない。 野沢尚脚本でサスペンスとして少しは期待したが、これは酷い出来栄え。
[DVD(邦画)] 3点(2017-02-24 20:05:57)
338.  ぐるりのこと。
面白いような、面白くないような。退屈なような、退屈でないような。 もう一度観たいとは思わないが、否定するものでもないし。
[DVD(邦画)] 5点(2017-02-24 20:01:59)
339.  アジョシ 《ネタバレ》 
質屋の元特殊部隊要員に扮する主人公のウォンビンが、文句なしにカッコいい。 ロワンとのタイマン対決は昔ながらの男と男の決闘という感じ。ロワンは拳銃を使えば簡単に殺せた場面で、あえてナイフでのタイマン勝負を挑んだり、少女を最後でイカれた医師から救ったり、敵だけれど憎めないキャラ。 少女も殺戮に慣れたテシクやロワンの心を動かすだけの何かを持っている。少女が臓器売買の餌食に…というそのまま終わっていれば後味が悪すぎるグロテスクなシーンもあったが、ラストはちゃんとカタルシスもある。  結局あの目玉は?と最初はピンと来なかったけど、見返してみると伏線は張ってある。子供を犯罪の手先に使ったり、臓器売買で殺してしまうマンソク兄弟の極悪キャラも、主人公を引き立てていた。 血生臭いシーンがテンコ盛りだが、それが嫌いじゃなければ楽しめる。『レオン』とまではいかなかったけど、これはこれで面白い。
[DVD(吹替)] 7点(2017-02-24 20:00:47)(良:1票)
340.  愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン 《ネタバレ》 
「せむし」なんて言葉は子供の頃の童話にあったくらいで、久々に聞いた。元公務員のジャンが畑違いの農業に手を出し、思わぬ水不足に悪戦苦闘。ただ、ウゴランと伯父のパペが下心から泉を隠さなければ、何の問題もなかった。ジャンが事故死することもなかったとなれば、二人の罪は重い。親切そうなふりをして、泉の湧く土地を安く手に入れようと悪だくみしている姿は外見通りに醜い。その心の醜さにジャンはまったく気づいていなかったが、直感的に嗅ぎとっていた少女の目が印象的。  都会から田舎にやってきたジャンは、うさぎを飼ったりカボチャの種を植えたり井戸を掘ったり、一人で夢を叶えようと奮戦するところは何だか「北の国から」の五郎さんを彷彿させる。ところが、身体的なハンデに加えて呆れるほどの運の悪さがじれったい。 そんな夫を支える健気な妻に、天使のような少女となれば、自然とこの一家に肩入れしてしまう。それだけに、欲にまみれた二人が望み通りにジャンの土地を手に入れるさまは、ムカっ腹が立ってしかたない。 ラストで薄汚れた大人の真の姿を知った少女の救いようのない悲嘆にどっぷり感情移入してしまう。  PARTⅠだけでも一応成立はしているが、伏線がすべて回収されるのはPARTⅡ。ⅠとⅡがセットになった作りなので、続きを見ずにはいられない。
[DVD(字幕)] 9点(2017-02-24 02:53:48)
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