341. ダイ・ハード
《ネタバレ》 こんなハゲかけでランニング姿の不死身なオヤジ見たことない。 どんだけタフなんだよと最後の方は、まるで大仁田厚のプロレス(電流爆破デスマッチ)でも見ているようで笑ってしまった・・・ファイヤー!! 面白かったけど。 [DVD(吹替)] 8点(2012-01-30 14:18:16) |
342. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 観る前は、チャラチャラした恋愛モノかと思いましたが、しっかり健常者と身障者(そもそも分けて考えるのも失礼ですが・・・)の恋愛を描けていると思います。 そして人間の狡さ、したたかさ、弱さ、強さなど包み隠さず見せられた感じがし、色々考えさせられ観てよかった思える映画でした。 ラスト、恒夫(妻夫木聡)の人目をはばからず嗚咽するシーンと、ひとり凛として料理しているジョゼ(池脇千鶴)が印象的でした。 言わずもがな、男は弱くて女は強いですな。 [DVD(邦画)] 8点(2012-01-30 14:13:55) |
343. シュリ
《ネタバレ》 序盤とラストでは全く別物ではと思わせる映画。 それだけアクションと恋愛を上手く織り交ぜて良く纏めていると思う。 南北問題も頭では解っているつもり?でも、映画のセリフで『北は餓死しているのに、南は酔って嘔吐している』なんて言わせてしまうあたり感心してしまいました。 ただアクションは確かに派手だけどリアリティはない(あれだけドンパチして、まだ生きているのかよ・・・と) でもラストが好きなんですよ・・・ ヒロインの妹に会いに行って『姉さんは箸の使い方が下手で・・・』なんてところは中盤に伏線があってジーンと。 このラストシーンで映画自体が全て良いような錯覚に囚われてしまいました。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-01-30 13:02:16)(良:1票) |
344. 家族ゲーム
《ネタバレ》 シュールで不思議な魅力を持った映画で好きです。 この時代の受験戦争、受験生を抱えた家族がよく描かれていると思います。 横並びの食卓なんか家族間の希薄さ伝わって、家族のようなもの(家族ゲーム)に思えた。 終盤、家庭教師がその食卓で暴れた後、皆揃って料理の残骸を片付けるとこに一瞬、本当の家族に一歩近づいたように見えた。 あと意味ありそうでない?生活音が繰り返されるに、何か引き込まれちゃいました。 そして初めて観た時は、しっかり母親役に見えた由紀さおりさんが、今観ると妙に艶っぽくて結構自分の守備範囲に入る女性に見えて時が経ったんだなぁ~と。 更に、この映画観た時から目玉焼きは半熟が好みになった私であります。 [DVD(邦画)] 9点(2012-01-25 14:42:09)(笑:1票) |
345. ブラス!
《ネタバレ》 とても良い映画。 病院の中庭での演奏はジーンときました。 しかし個人的には、もうワンパンチ欲しいなぁ~。 あと、女子がメンバーにいるのは構わないけど、幼なじみの男女関係はいらないかなと。 でも本当、音楽の力は感じましたよ。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-01-24 14:53:05)(良:1票) |
346. ランボー
《ネタバレ》 反戦と娯楽性を兼ね備えた逸品。 やはり、ラストの叫びは心に響くよ。 シルベスター・スタローンって、この作品やロッキーの一作目などの脚本に関わって いるところをみると、ただの肉体派ではない・・・と思いたい(希望)。 そして、両作品とも一作目だけで終わらせとけば良かったのに・・・と思う派の私です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-01-20 15:30:21)(良:1票) |
347. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 クリント・イーストウッドもメリル・ストリープも素晴らしい演技で、美しく描かれていますけどね・・・ 美しく描かれれば描かれる程・・・ 終始、留守の間にこんな酷い不貞をされた夫目線で鑑賞したので、いい加減にしろよと思いました。 別れる程の不満がある訳じゃないけど、何か満たされない感がある主婦層なんかには共感されウケるんですかね・・・ でもね、虎舞竜の歌じゃないけど、何でもないようなことが幸せなんですよ・・・世の奥様方。 まっ、そんなことは百も承知で不倫するんでしょうが・・・ [DVD(字幕)] 2点(2012-01-20 13:46:55) |
348. インスタント沼
《ネタバレ》 なんらもなぁ~。 それより何より、かつて愛の水中花をセクシーなレオタード姿で唄っていた松坂慶子さん・・・ 久々に拝見して、時の移り変わりを感じてしまいました。 是非とも、今年中に観ることをオススメします。 きっと良いことある・・・筈。 [DVD(邦画)] 5点(2012-01-18 18:05:19) |
349. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 よく観るとツッコミたくなるような粗さもあるんだけど、設定の見事さに釘付けにさせられる。 尺が長くなってもいいから、人物描写をもっと深く丁寧に描いていたら更に良かったのになぁ~と思いました。 それでも唯一、ヤン(トニー・レオン)の正体を知っていて、本当の自分に戻れる警視が死んだ件からマフィアの弟分と逃走する辺りまでのヤンのいたたまれない表情が印象深く素晴らしかった。 ラストも予想していたような結末ではなくハッピーエンドではないけれど、原題の意味を知れば、これはこれでありなのかな・・・と。 [DVD(字幕)] 7点(2012-01-18 14:01:02) |
350. タクシードライバー(1976)
《ネタバレ》 この有名な作品を今更ながら鑑賞しました。 孤独であるが故のやるせなさ感は伝わってきたし、良く描かれているとは思うけど・・・ 面白いか?と問われたら、面白いのはモヒカン頭のデ・ニーロだろうよ・・・と。(冗談抜きで、画面切り替わってモヒカンのデ・ニーロが出てきた時、吹き出した) もっと若い頃に観ていたら、若しくは少し間隔をあけて再度鑑賞してみたりしたら、また違った感想を持つのかも知れないけど・・・(確かに、もう一度観てみたいと惹かれる印象的なシーンも多々あったが、暫くはいいや) しかし、酸いも甘いも知った仲で一緒にアダルトDVDを観ちゃったりするのは解るが(それは私。)・・・ 初デートでポルノ映画は、やっぱイカンよね。 あと突然、突拍子もない髪型に変えた身近な人には、笑っている場合じゃなく用心しようと思いました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-01-17 13:24:45) |
351. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 個人的に初期のスピルバーグ作品が好きなんですが、この作品はデビュー作にして文句なしの最高傑作だと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2012-01-15 14:08:01) |
352. ヨコハマメリー
《ネタバレ》 横浜以外に在住の人には(横浜に在住でも今の若い人は知らないか・・・)知らないであろうメリーさん。 横浜限定で、ここまで有名な人は居なかったでしょう・・・ 初めて見た時のインパクトったら、そりゃ凄かったです、何しろ真っ白に白塗りした顔に真っ白なドレスを着て街中に佇んで居るんですから。 高校時分、友人等と伊勢ぶら(伊勢佐木町をぶらぶらする)や、横浜駅周辺(特に高島屋近辺)で出くわしたものでした。 もう何度も見ているうちに横浜の街並みに当たり前に溶け込んで、それが当たり前の日常であり、大袈裟だけど横浜の歴史だった訳です。 メリーさんを知らない人にとっては、何てことないドキュメンタリーかも知れませんが(それでも生前親交のあったという人達、特に永登元次郎さんの生き様なんかは観れると思う)、私にとってはドキュメンタリーであると同時に私の思い出の一部でもある。 ラスト、郷里の施設に入っていたメリーさん・・・ 以外な程に普通のお婆ちゃん・・・いや凛として素敵でした。 ミステリアスだったメリーさんの行く末を知ってしまったのが、何とも微妙な気持ちでしたが、これは貴重な(人生の)記録だと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2012-01-15 10:46:25) |
353. 寝ずの番
《ネタバレ》 お下劣極まりない。 序盤まで(おそそのエピソード辺りまで)は、まだ良かったけど・・・ 後は、もう単調で・・・ 下ネタは嫌いじゃないんですよ、私は。 寧ろ好きな方なのに、ちっとも笑えないし面白くない。 ふと、しかめっ面で観ている自分に気づいたくらいでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2012-01-09 16:31:08) |
354. 少年メリケンサック
《ネタバレ》 ドタバタですけど面白かったです。 こういう映画は、笑わせ所が笑えるかどうかで評価がガラッと変わるんだろうけど、 私には結構ツボで笑わせてもらいました。 何よりも、宮崎あおいが素晴らしい。 私は、彼女の映画を全て観ている訳ではないが(寧ろ2、3本?しか観ていない・・・) この映画が一番、彼女の良さが出ているのでは?・・・と。 でも、この映画が宮崎あおいの代表作って言ってしまうのは、ファンには微妙でしょうかね・・・ てか、本人にも(笑) そして一番パンクに感じたのは、寝たきりの親父さんでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-01-08 12:16:55) |
355. 息もできない
《ネタバレ》 スゴい映画を観てしまったな・・・という印象。 方法は間違えているけど、暴力は彼(サンフン)にとって生きている証し・・・もっと言えば愛情の裏返しだったのではなかろうか・・・と。 だから、殺してやると意気込んで父の所に行った際、自ら命を絶とうとしてグッタリしている父の姿を見た時、何してくれてんだよ、死んだら俺の気持ちのぶつけよう、持って行きようがないだろ・・・てな感じで、背負って病院へ行くという逆の行為へ。 漢江で少女(ヨニ)の膝枕で泣くシーンは、自然と涙してしまいました。 途中『人を殴る野郎は、自分は殴られないと思っている・・・でも痛い目に遭う日がくる、そのサイテーの日が今日で、殴るのもサイテーの奴だ』と言って女を殴っていた男に対して言うセリフがあるが、サンフン自身にその言葉が降りかかってくるのは、甥っ子の学芸会に行く日に訪れるという最大の因果・・・ 終盤、皆が笑顔で焼肉を食べているシーンが暴力ばかりだった此までとの対比で物凄く平和で暖かみを感じました。 悲しいかな、その輪の中にサンフンは居なかったのだけれど・・・ そしてラスト、街中で暴れる弟にサンフンを見てしまうヨニ・・・ その時のヨニの何とも言えない表情が深く印象に残りました。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-01-06 14:29:03) |
356. Love Letter(1995)
《ネタバレ》 好きな映画です。 映像が優しさに包まれていて・・・ 観ている私も優しい気持ちになれる映画です。 中山美穂は、特別好きな女優ではなかったんだけど、この映画の彼女は本当に素晴らしいと思います。 特にラストの図書カードの裏の似顔絵を見るシーンの表情は最高だと思います。 その他、回想シーンの樹♀(酒井美紀)と樹♂(柏原崇)の数々のエピソードも大好きです。ぶっきらぼうな樹♂が『ご愁傷様です』と言い、樹♀が思わず微笑むシーンなんて本当いいな~。 この時に返した本『失われた時を求めて』に例の図書カードが入っており、ラストへ・・・ 何度も鑑賞すると、オープニングの博子(中山美穂)が雪上で息を止めて寝そべっているシーンだけでジーンときてしまいます。 それぞれの『失われた時を求めて』・・・ [DVD(邦画)] 9点(2012-01-03 15:59:35) |
357. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 観終わった後、一生懸命この映画の良い所を振り返ろうとしましたが、私には見出せませんでした(そもそも一生懸命にならなきゃの時点でダメですが・・・) こんな映画、親や子等と家族団欒で観れないし(団欒で観れるモノだけが映画とは言いませんが・・・) とにかく嫌悪感しか残りませんでした。 それが狙いの映画なのですかね・・・ 好きな映画は何度でも鑑賞したくなるものですが、この映画は私の中で二度と鑑賞したくない映画のダントツ1位です。 そういった意味では凄い映画ですね。 [DVD(字幕)] 2点(2012-01-03 07:30:06) |
358. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 公開時、劇場で鑑賞しました。 正直、その時は半分も理解していなかったかもしれない。 しかし何故か惹きつけられる映画で、その後何度も鑑賞して深い映画だなと思いました。 戦時下という過酷な状況の中で、価値観や宗教感の違う者達が、ぶつかり合いつつ少しずつ理解し合う・・・ 征服者と捕虜という関係でなければ、もの凄い親友になれたかもしれない・・・ ヨノイ大尉とジャック・セリアズ、ハラ軍曹とローレンスの関係は、友情とも違う変な一線を越えないギリギリの男同士の愛を感じました。 戦争映画特有のドンパチはありませんが、十分戦争の悲惨さは伝わってきます。 原題にもなっているラストシーンのハラ軍曹(ビートたけし)のメリークリスマス、ミスターロレンスと言い放った時の笑顔が心に残ります。 このラストシーンと坂本龍一教授の音楽が、この映画を高めていますね。 [映画館(字幕)] 8点(2012-01-02 16:22:05) |
359. 死刑台のエレベーター(1958)
《ネタバレ》 完全犯罪を目論むにしちゃ、お粗末で予期せぬアクシデントに見舞われるとはいえ、ツッコミどころ満載ではあるが、サスペンス映画としても普通に観れるとは思う・・・ しかし、これはサスペンスではなく愛の物語でしょう。 それならば冒頭の愛の言葉に始まり、マイルス・デイヴィスの音楽をバックに夜の街を彷徨うジャンヌ・モローも納得。 そして終始、笑顔を見せないジャンヌ・モローが、ラストの証拠品である写真の中で、これ以上ない幸せそうな満面の笑顔で浮かび上がってくるシーンが切なくて美しい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-12 18:07:04) |
360. ロッキー
《ネタバレ》 これはボクシング云々というより、この映画まで俳優として埋もれていたスタローンの人生そのものでしょう・・・ ケチをつけようがないし素晴らしい。 [DVD(字幕)] 10点(2011-11-12 11:17:34)(良:2票) |