341. 学校の怪談4
こういう子供向け作品の評価は難しい。 見る年齢によって全然違ってくるし、タイトルだけで子供向けだとは限定できないし。 シリーズ化されているので、やっぱり子供受けはよかったようだ。 ただ、大人はちょっときついか。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-13 23:56:36) |
342. ザ・中学教師
《ネタバレ》 原作は別冊宝島の「ザ・中学教師」シリーズ。 そのシリーズは幾つか読んだことがあるが、リアルな現場の声が聞けてなかなか面白い。 映画も、よくある学園ものではなく、リアルな分、地味な感じ。 長塚京三演じる中学教師は、生徒がこんな先生がいたらいいなと願うような熱血先生でも面白い先生でもない。 金八先生やGTOの鬼塚先生とは、まったく異なる教師像。 生徒とは距離を保ち、真面目に淡々とした姿勢で向き合う。 それが教師としてのプロ意識。 教師という役に徹し、生徒に対しても生徒という役を要求する。 あくまで、役の上での関係性だ。 だから、マラソン大会が成功しても、この教師と生徒に人としての交流は生まれない。 教師が笑顔もなく拍手でたたえても、生徒はシラケて黙っている。 こんな面白みのない教師を軸に、ストーリーを展開されてもねぇ…。 映画に求めるのはリアリティではなく、エンターテイメントだから。 リアルなら、生徒にいい顔ばかりする安っぽい女教師(藤田朋子)より信頼できるけど。 でも、慕うことにはならないだろうな。 スケッチ的な描き方で、一本芯になるものがない。 いじめ、シンナー、家出、無関心、不登校、ナイフによる教師への傷害…。 さまざまな問題が提示されるが、エピソードがあまりリンクしておらず、散漫な印象を受ける。 映画である必要が感じられず、原作を読んだほうがよっぽどいい。 [ビデオ(邦画)] 2点(2013-01-13 23:48:35) |
343. 幸せの向う側
《ネタバレ》 夫の正体が、全然知らない誰かの成りすましだった。 その誰かは十数年前に死んでいて、今度は夫が交通事故で死亡して、かと思ったら実は生きていて…。 あー、面倒くさい。 結婚相手に裏の顔があったというのはよくあるけど、ここまでいくとリアリティがない。 [ビデオ(吹替)] 4点(2013-01-13 23:32:11) |
344. 学校の怪談
昔見たときはそれなりに楽しめたけど、今見たらどうかな。 このシリーズは子供向けホラーであり、大人が見るならファンタジーとして楽しむべきものか。 小学生のときに学校の視聴覚教室か体育館で観てみたかった。 それなら観た後に大盛り上がりしただろうな。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-13 18:50:00) |
345. 病は気から 病院へ行こう2
小泉今日子がかわいい。それに尽きる。 病状の描写はリアリティがなく、重くて暗くならないように軽いタッチで仕上げているようだ。 ある意味、小泉今日子のプロモーションドラマかも。 [ビデオ(邦画)] 6点(2013-01-13 09:28:25) |
346. 友情 Friendship
元は感動的な実話だけれど、映画はちょっと退屈で感動もできなかった。 [ビデオ(邦画)] 3点(2013-01-12 22:56:41) |
347. 黒猫・白猫
映画館で鑑賞したが、少し眠くなった。 ドタバタにぎやかな印象だけで笑いのツボも合わず。 映画のハイテンションとのギャップがはっきりと。 [映画館(字幕)] 4点(2013-01-12 22:55:28) |
348. タイタニック(1997)
日本でも大ヒットした映画だが、やっぱり面白い。 船上で腕を広げるポーズをどれだけの人がマネしたんだろう。 [地上波(吹替)] 7点(2013-01-11 00:29:19) |
349. ありがとう (1996)
山本直樹の漫画が原作だが、漫画のほうが面白い。 危険でぶっ飛んだ毒気や生々しさが、どうしても薄まったように感じられる。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-09 00:09:16) |
350. ねじ式
原作の漫画も読んだが、つげ義春の描く独特の世界はシュールでよくわからない。 アングラ演劇のような雰囲気で、寺山修司の舞台を思い出した。 明快なストーリーではなく夢の中のイメージのような感覚的作品は苦手。 ただ、なんだかわからないながらも不思議なパワーと生々しいエロスは感じる。 ストーリーは残らないが、断片的なイメージが頭の中に残る。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-08 08:32:39) |
351. ゴースト/ニューヨークの幻
《ネタバレ》 恋人に思いがなかなか伝わらない主人公のはがゆさ。 そして、二人が次元の壁を越えてわかり合えたときの感動。 シンプルだけどよくできたストーリーで、自然にストーリーに乗っていける。 インチキ霊媒師のウーピー・ゴールドバーグが効いていて笑いどころもある。 笑って興奮して切なくて、わかりやすく肩肘張らずに楽しめるエンターテイメント作品だ。 [ビデオ(吹替)] 8点(2013-01-08 01:38:55) |
352. セブン
《ネタバレ》 バッドエンドといえば、この作品が浮かぶ。 箱の中身を見せなくても、主人公の衝撃が明確に伝わってくる。 [ビデオ(吹替)] 7点(2013-01-07 00:34:42) |
353. 催眠
《ネタバレ》 催眠と多重人格って、それで何でも説明できてしまうから、夢オチと同じで飛び道具のようなもの。 辻褄合わせにもってこいなので、よっぽどうまく使わないとずるい印象を与えてしまう。 ところが、この飛び道具を2つ使ったのに、ストーリーがめちゃくちゃで辻褄の合わないことだらけ。 刑事(宇津井健)が拳銃で死ぬ場面などは噴飯もの。 金属音を聞くまいと劇場の外に逃げ出そうとするが、なぜ先に耳を押さえない? それに河童のエピソードが自殺するような理由なのか? だいたい催眠でどういう暗示を与えるにしても、誰でも自殺に追いやられるというのが説得力がない。 極めつけは、由香が宇宙人だか化け物だかに変化したシーン。 心理サスペンスと思っていたのに、突然オカルト的なホラー展開になった。 怖いというよりも、口があんぐり。 緑の猿の正体が人間の心だといわれても、話が完全に破綻しているのでわけがわからない。 菅野美穂の熱演だけがむなしく光る結果となった。 [地上波(邦画)] 2点(2013-01-07 00:32:23) |
354. イノセントワールド
桜井亜美の原作は過激で危なっかしくて面白かった。 映画は小説にあった危険でダークな薫りが消えて、気の抜けた炭酸水のようになっている。 [ビデオ(邦画)] 2点(2013-01-07 00:21:45) |
355. 夜がまた来る
《ネタバレ》 夫を殺害された妻が、ヤクザ相手に我が身を捨てて復讐する物語。 夏川結衣がまだ新人で演技に拙さが見られるものの、文字通り体を張った熱演は見ごたえあり。 広い浴場で魂の抜けた人形のようにヤクザに身をまかせているシーンが印象的。 Vシネの雰囲気がぷんぷんするような作品だが、夏川好きなら見て損はない。 個人的にはコミカルな演技の夏川のほうが好きだけど。 [ビデオ(邦画)] 6点(2013-01-07 00:20:19) |
356. らせん
《ネタバレ》 ホラーというより『リング』の謎の解説編って色合いが強い。 ビデオだけではなく文章からもウイルスが発生し、ウイルスの増殖に手を貸せば死なない。 貞子は自分のDNAデータをビデオに念写し、それが安藤の体から舞の子宮に入り込んで生まれ変わった。 貞子の望みは、自分がずっと味わってきた恐怖をみんなに伝えること。 ただ、呪いのビデオの科学的な裏づけを見せられても、それがメインで求めているものではないので。 理屈っぽくなった感は否めず、ホラーとしてはつまらなくなってしまった。 『リング』には、わけのわからないものへの怖さがあった。 ところが、生まれ変わった貞子の口からいろいろ説明されると、そういう怖さは消えてしまう。 ラストで安藤の息子と高山が生前の姿で復活したのには、前半から科学的な解説をしてきた割にはご都合主義すぎてうんざり。 科学とオカルトという本来相容れないものを無理に融合しようとするからおかしなことになる。 [地上波(邦画)] 2点(2013-01-07 00:15:11) |
357. リング(1998)
貞子が怖い。 でも、さんざんパロディにされた後ではキャラクター化してきたような…。 ストーリーはよくできている。 苦手なビックリ系のお化け屋敷ホラーとは一線を画する出来栄え。 [地上波(邦画)] 6点(2013-01-05 14:57:47) |
358. 完全なる飼育
《ネタバレ》 小島聖のエロさと竹中直人のイカれっぷりはいい組み合わせだが、それ以外がパッとしない。 実話を基にしているというが、二人の心の変化に乗っていけないので妄想的なエロ映画としか感じない。 拉致被害者である少女が気持ちの悪い妄想中年男に惹かれていく過程で説得力のある描写がないからだ。 また、小島聖が女子高生にしては大人の色気がありすぎ、しゃべり方が舞台調なのもリアル感が出てこない原因か。 結局エロシーンのみが見所で、そこからは超えられず。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-04 00:28:09) |
359. 櫻の園(1990)
とても静かな映画で、ストーリーの起伏が少ない。 ガールズトークを延々聞かされるのもきつい。 一昔前の女子校のリアルな雰囲気が繊細に描かれているが、それを見せられて何?って感じもする。 ありがちな事件だけに普遍性があり、特に女子校出身者はノスタルジーに駆り立てられるかも。 ただ、自分には静かすぎて少し退屈だった。 それでも、ラストはなんとなく切なくなってしまうのが不思議。 その年代にしかない瑞々しい何かが、この映画には描かれているのだろう。 生徒たちが自然体で映っていて、中でもつみきみほが抜群の存在感を発揮している。 [地上波(邦画)] 4点(2013-01-03 00:36:01) |
360. 七人のおたく cult seven
ウッチャンのコントは好きだけど、この映画は…。 あまり笑えないコメディで、ストーリーも凡庸。 もっと突き抜けてほしかった。 [ビデオ(邦画)] 2点(2013-01-03 00:32:42) |