Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧。19ページ目
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324
>> カレンダー表示
>> 通常表示
361.  沓掛時次郎 遊侠一匹 《ネタバレ》 
中村錦之助と渥美清の競演というだけで観たくて借りてきました。オープニングから笑わせてもらいました。何だか寅さん観ているような感覚になりました。渥美清演じる朝吉、寅さんにチョンマゲ付けて、侍の格好にしたようなこの人物、本当に寅さんそのまんまです。そんな渥美清演じる朝吉が中村錦之助演じる時次郎の事を兄貴!と言う姿は何だかまるで寅さんシリーズの中の佐藤蛾次郎演じる源公が寅さんの事を兄貴!て呼んでいるみたいで何とも可笑しかったです。ただ、そんな渥美清演じる朝吉があまりにも早く死んでしまい、残念でした。中村錦之助は貫禄十分で見せてくれてるものの、内容的には苦手なタイプの映画でした。それでも結構、面白かったので7点!
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-06 13:59:28)
362.  悪い奴ほどよく眠る
観終わった後、何ともやるせない気持ちになりました。しかし、そこはさすが黒澤明監督、そんな後味の悪さがあるもののエンターテーメントとして十分に見れる映画を撮るなあと思いました。明らかに完成度という点で「天国と地獄」よりは落ちるけど、最近の日本映画の標準レベルからしたらかなり上です。
[地上波(字幕)] 7点(2005-07-02 18:44:27)(良:1票)
363.  十三人の刺客(1963)
片岡千恵蔵の渋い演技が輝る。なかなか見応えのある時代劇として挙げたいと思う。この頃の時代劇と現在の時代劇とでは役者の質があまりにも違うと改めて思う次第であります。勿論、昔の時代劇の全てにおいて上である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-19 19:33:52)
364.  忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)
いやあー、長かったです。2日に分けて見ました。東宝時代劇ってあまりイメージにわかない。東宝って言うとどちらかと言えば現代劇の方がイメージ的に有ります。そんな中で見た今作、出演者の顔触れだけ見れば期待するなというのが無理です。今の映画では不可能なメンバー、顔触れだけ見ると森繁久彌、小林桂樹、加藤大介、三木のり平、フランキー堺って、社長シリーズか?またまた私の大好きな川島雄三監督の顔がちらついてきます。女優陣に眼を向けてみると、浜美枝、団令子、星由里子、淡路恵子、やっぱり社長シリーズ、川島雄三映画だよとなるわけです。他にも三橋達也に山茶花究と顔触れだけ見れば川島雄三作品にしか思えません。他の顔触れも挙げたらキリがないぐらい豪華です。岡本喜八?黒澤明?おっと、加山雄三の時代劇って赤ひげぐらいしか思い付かないぐらい時代劇には不向きな気がする。監督はあの大傑作、無法松の一生の稲垣浩だけに、期待したほどの出来にはない。とにかく俳優人があまりにも多すぎて、豪華すぎて、上手く演出できてない気がする。つまらなくはない。俳優人の顔触れ見てるだけで楽しめはするがテンポがイマイチの為、ただでさえ長い時間が更に長く感じてしまいました。駄作だとは思わないし、それなりに楽しめはしたから6点付けるとして、これやっぱりこの出演者の顔触れなら川島雄三監督で見たいです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-02-15 18:35:30)(良:2票)
365.  喜劇 初詣列車 《ネタバレ》 
私事ではありますが一年の最初に見る映画は寅さんと決めて長い事、実行している。今年も年明けからほぼ毎日寅さんきり見ている。そこで寅さん以外の渥美清作品を見ようという訳で選んだのがこの作品です。この渥美清主演による列車シリーズの最後の作品を見て感じた事は渥美清という俳優は存在そのものが喜劇的であり、しゃべり出した瞬間に咄家(落語家)の様な面白さで、これ程話しの面白い映画俳優は他にいない。渥美清の面白さという意味では面白い映画ではあるし、偶然、出会った(再会した)幼なじみの弟を探して、更正させるという何だか寅さんでも似た話があるものの何か違う。私の求めている渥美清作品とは異なるのだ。渥美清が可笑しく、微笑ましいものの違和感だらけのスーツ姿にカツラに長髪とそればかり気になって仕方ない。最後にもう少し言わせてもらうと寅さんきり見た後に見ると笑いという意味でも雑な感じもするし、渥美清という俳優にしかない粋な笑い、要するに笑いの中にも泣ける要素が無いのも寅さんと比べると弱い。その辺が寅さんシリーズの様な国民的作品にならなかった要因だと思う。このシリーズ三作品全てを見て、佐久間良子の美しさに寅さんシリーズでのマドンナが見たかったという想いが一層強くなり、この作品で写し出される列車が急行さくらというのも、寅さんを意識せずにはいられません。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 20:42:13)
366.  日本侠客伝 浪花篇 《ネタバレ》 
高倉健が弟の墓参りからその弟の世話になった組の為に色々協力するという話なのだが、一応主役なのだが、後半出てくる鶴田浩二に喰われてしまってるし、それは良いとしても、二人で殴り込みに行くシーンが呆気なく終わってる気がして物足りない。マキノ映画らしい話の筋立てや脇役の描き方やらは相変わらず素晴らしいけどもう少し殺気立ったものが欲しかった。それにしても長門裕之を寅さんて呼ぶ皆を見てると渥美清を思い出してしまうのは私が寅さん(男はつらいよ)ファンだからか?最も寅さんシリーズよりは先に撮られてる作品ではあるけれど。ラスト雪の中、高倉健と鶴田浩二が二人去って行く後ろ姿には背中で全てを語れる男の姿を感じることができる。  
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-10 20:06:10)
367.  喜劇 一発勝負 《ネタバレ》 
始まって直ぐに親子の喧嘩、出ていけ!の父親の声に出て行く息子と何だかまるで寅さんみたいだけど、寅さんみたいな感動的な作品にはなってなくて、山田洋次監督がどれほど落語が好きなのかを伝えて見せてる作品という意味では寅さんみたいだし、酒の飲み過ぎで死んだていうのと棺桶の下り、行き帰りびっくりさせる下りなんかまるで付き馬て落語そのままです。主人公のキャラクターが寅さんに似てるようでまるで違うし、作品的にもブラックジョークが強過ぎるので寅さんのようには受け入れずらい部分がある。色んな落語ネタ満載で落語好きにはそれはそれで楽しめはしたけど山田洋次監督作品なんだけど主人公の父親が加東大介だったり、ナレーションが三島雅夫だったりて何だか成瀬映画みたいにも思えたりもする。あと寅さんとの決定的違いはハナ肇に渥美清を期待してはならないのと渥美清の背中で泣かせる姿と言葉のトーンで笑わせて泣かせるものがないので感動的要素を求めて見てはならない。あくまでも寅さんとは別物として見る映画である。  
[DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 09:02:30)(良:1票)
368.  伊豆の踊子(1963)
原作にほぼ忠実にしかも、美しく描かれていて予想していたよりは良かった。見る前は吉永小百合が一番不安だったから。でも思ったよりは良かった。ただ、もし薫の役を芦川いづみが演じていたらもっと良かったとも思えなくもない。いや寧ろ芦川いづが演じる方がもっと良い。吉永小百合は思っていた程悪くはない。あくまでも思ったよりはという意味です。でもこの作品で一番気になって仕方ないのはどうやったら高橋英樹が大きくなれば宇野重吉になるのか?全くイメージが違い過ぎる。高橋英樹が全くインテリには見えないのだ。作品自体は悪くない。普通に楽しめはした。それだけにもっとインテリぽい俳優をキャスティングして欲しい。他の伊豆の踊子は見てないから何とも言えないし、比べらんない。山口百恵の薫と美空ひばりの薫も見てみたくなった。この三人の中では(吉永小百合も含め)山口百恵が一番薫のイメージにぴったりなんだが。しつこいようだが一番見たい薫は芦川いづみ。高橋英樹が演じたインテリの大学生は石原裕次郎か池部良  
[DVD(邦画)] 6点(2013-08-31 14:35:03)
369.  クレージー作戦 先手必勝 《ネタバレ》 
暑い。暑くて嫌になる。夏バテ気味の時には植木等映画でも見て暑さを吹っ飛ばしたくなる。相変わらずのお調子の良さ、だが見てても不愉快にはならない。留置場から始まって次から次へと色んなアイデアで自ら設立した会社の経営もどんどん成功。しかし、最後は詐欺容疑で失敗し、再び留置場送りもまるで悲壮感がない。この悲壮感の無さと常に前向きな姿勢は我々日本人は見習いたいと思わずにはいられなくなる。植木等以外のクレージーキャッツメンバーの個性が今一つ生かされてないような気がする不満もあるがまあ、気楽に見ようじゃないか!この映画の植木等を見てると後ろ向きに生きるより前向きに生きることがどれほど楽しいかて事が解るし、教えられます。  
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-14 11:14:58)(良:1票)
370.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 
ヒッチコックお得意の巻き込まれ方サスペンス映画なのに何故かな?今ひとつである。それはヒッチコック映画らしいお人好しの人間が事件に巻き込まれて行き、事件を解決てのがどうもこの映画の主人公にはそれがあまり感じられない。ポール・ニューマンが自ら態と事件に巻き込まれて行くのも余り共感できない。それと相手役の女優も魅力が感じられない。殺人シーンの緊張感、偽物のバスと本物のバスとのシーン、大勢を巻き込んでの緊張感は流石ヒッチコらしい上手さを感じるし、ハラハラさせることは本当に上手い。それだけに何か私の好きなヒッチコック映画とは違って感じる。つまらなくはないし、それなりに楽しめるけど一度見れば良いかな。もう一度見たいて気持ちにはなれず。そしてやはりポール・ニューマンがヒッチコック映画とは何か合わない気もする。  
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-22 12:20:36)
371.  噂の二人
オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの共演にロマンチックコメディを期待すると痛い目に合う。監督はローマ休日のウィリアム・ワイラーだ。ところがこれまた予想を遥かに上回る何とも残酷な人間ドラマになってる。子供の嘘から始まる悲劇、見てても楽しいなんて気持ちには全くなれないし、腹立つのに最後まで見れてしまうのは監督の手腕あればこそ。まあ、個人的にはオードリー・ヘプバーンとシャリー・マクレーンにはドロドロしたものより軽いタッチのコメディのが似合ってると思ってるのであまり高い点数は付けたくない。6点ぐらいが丁度良いかなて思うのでこの点数です。それにしてもウィリアム・ワイラー監督の家の中での人間模様と階段の使い方に対するこだわりみたいなものがこの映画でも沢山見られる。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-12 21:21:57)(良:1票)
372.  喜劇 爬虫類 《ネタバレ》 
渥美清と小沢昭一共演が見たくなり借りてきた。寅さん以外で何かないかな?て思って選んだのが今作品。冒頭のストリップ劇場での渥美清のナレーションは俳優渥美清が映画俳優になる以前に実際ストリップ劇場で働いていた経験からなるものなのか?渥美清の元がここにあるようにも思えてならない。また今作品で共演の西村晃を見ると二人が共演した「拝啓天皇陛下様」を思わずにはいられなくなる。但、全体的にテンポが悪く、ギャグも冴えない。渥美清と西村晃が共に薬屋さんに行く場面での「人間にも効くの」だっけ?みたいな会話は笑えたけどもっともっとはじける笑いが欲しかった。また期待していた小沢昭一も今ひとつ。相変わらず出てくるだけでその怪しい魅力はあるし、小沢昭一そのものは面白いのに話そのものが今ひとつ。渥美清と西村晃に小沢昭一、更に伴淳三郎と凄い顔ぶれが繰り出す会話と演技合戦を見てるだけで普通に楽しめはする。それだけに何とも中途半端な感じの作品になってしまってる。最後にもう少し!渥美清は帽子の被り方も洋服の着方も後の寅さんみたいで格好良く、しゃべりも面白い。この映画は後の寅さんを彷彿させる映画として見ればそう悪い点数は付けらんないから6点として、7点以上かと言われるとキャスティングが魅力的なだけにやはりこの点数が限界かな。  
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-13 20:34:18)
373.  関東無宿
鈴木清順監督らしいと言えばらしい映画である。前半と後半とで全く別の映画でも見ているように後半の色使い、盛り上げ方、映像感覚全てにおいてこの監督独特の世界観で盛り上げている。ただやっぱり何となく中途半端な印象しか残らない。任侠映画に付き物の女性の扱いが何だかしっくりこない。果してまだ私自身がこの監督の持っている魅力というものを解ってないような気がする。男優陣に比べると女優陣に華がないというか魅力があまり感じられない。つまらなくはないので一応は6点付けれるぐらいの作品だとは思うけどそう何度も繰り返し観たいというような気にはなれなかった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-04-29 12:58:10)
374.  喜劇 駅前金融
昭和を代表する名女優の一人、淡島千景さん死去というこれまたこないだの寅さんシリーズのおばちゃん(三崎千恵子)に続く悲しい出来事を耳にして、小津映画や森繁久彌との共演作「夫婦善哉」での見事なまでのやりとり、他にも彼女の代表作である「にごりえ」などでの名演技は心に残る。そんな中でのこの「駅前」シリーズの中で未見だった作品てことで借りてきた。丁度同じように森繁久彌主演で沢山撮られた「社長」シリーズでも感じられるある意味、完全にお気楽的な映画であり、傑作とかそういうんじない。マンネリ感たっぷりな雰囲気、それはあの寅さんシリーズにもどこか似ているようなこの雰囲気、「寅さん」ほど泣ける訳でもなければ笑える部分も少ないし、何度も何度も観て笑って、泣いて、大いに語りたくなるようなそんな映画でもない。「社長」シリーズでの森繁久彌に比べても面白味もないし、女優陣との絡みもいま一つである。要するに笑いという意味での弾けた感じが足りないのである。だから「社長」シリーズの方が好きだし、それでも何故か観たい。時々、このシリーズも見たくなる原因は出演者達の顔ぶれ、それが私を惹き付ける。三木のり平が完全に森繁久彌をも食ってしまうほど面白いのである。「社長」シリーズでも三木のり平がいるといないでは全然違うのと同じでこのシリーズも三木のり平がいるといないでは全く違うのだ。他にも同じぐらい大好きなフランキー堺がいる。だから大して面白くないのに観てしまう。女優陣にしても同じである。とにかく好きな男優、女優たちの共演、この豪華顔ぶれがどのようにしてどう絡んでくるのか?を楽しむ。もうそれで良いと思うのだ。長くなったけど淡島千景さん、天国でもまた森繁久彌と仲良くやってください。ご冥福お祈り致します。
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-17 22:33:21)
375.  日本侠客伝 絶縁状
おや?いつもの健さんとちょっと違うぞ!このシリーズでは珍しいスーツ姿で登場の健さん、親分さんとのやりとりやら子分達とのやりとりにしても大人しい。もっと勢い良くやって欲しい。金子信雄、天津敏、河津清三郎に山本麟一といった馴染みの悪い奴がいない。藤純子もいない。そういう意味での不満もあるが、それ以上に相手の面子が弱い。凄みがないのが一番の不満である。健さんは健さんらしくてここでもまたかっこ良い上にラストの殴り込みのシーンでの迫力、どこか「昭和残侠伝」シリーズぽい最後の一気の殴り込み、ここなんて本当にマキノ映画らしくて良いだけにやはり相手が何だかぱっとしない。それなりにに楽しめたので一応は6点は付けてみるものの全体的に物足りない。
[DVD(邦画)] 6点(2011-12-06 21:20:14)
376.  ローズマリーの赤ちゃん
何とも不気味である。あの壁といい、天井に書かれている絵の不気味さといい、お隣の人達も医者もそして、夫までもが何を考えているのか解らない不気味さがある。作品全体の雰囲気作り、怖がせることに関しても上手いとは思う。見ている分には面白いかもしれないが、とにかくミア・ファロー演じるローズマリー以外が嫌な奴ばかりなのでイライラさせられる。特にローズマリーの夫の態度は一人ぐらいはローズマリーの為に何とかしろよ!と思わずにはいられなくなる。本当は6点でも高いぐらいかと思うけどミア・ファローの魅力にドキドキさせられぱなしであったのでプラス1点としての6点!
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-03 10:33:58)
377.  荒馬と女
何だか全体に「死」の臭いを感じさせる映画だなあ!てのが感想でして、マリリン・モンローのその後の何ともやりきれない「死」を想像させられてしまうほど本当に重たくて暗い。話そのものが暗いので本当はもっと低い点数にしようとも思うけど、西部劇ファンとしてはモノクロの画面からの迫力あるシーンやら映像の美しさやら、所々で見所もあるし、言われているほどつまらなくはない。まあ、普通に見れたのとこれが遺作となってしまったことを考慮しての6点!であって、マリリン・モンローはここでも最後までやはり美しく感じられた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-01 12:06:50)
378.  愛と死をみつめて
純愛映画として観れば予想していたよりも楽しめる。脇役がそれぞれの立場としての演技を難なくこなしていて、特に宇野重吉、やはりこの俳優は脇役として作品の中で主演の女優さんを上手くサポートし、一つの作品を見所のあるものにしている。主演の吉永小百合については、確かに美しい。でも、ちょっと健康的過ぎる気がしてならない。このような映画に果たして吉永小百合が適しているか?という意味でのちょっとした疑問!個人的には守ってあげたくなる女優ナンバーワンの芦川いづみの方が何だかしっくりくる。悪い映画でもないし、つまらなくもない。でも、やっぱり私には吉永小百合だと守ってあげたくなるようなものが感じられないのである。
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 18:57:50)
379.  黄金の七人
確かに「ルパン三世」を思わせるし、ノリも良い。更にあの教授をはじめとする人達、そうそう、あの女の色気ムンムンやら色んな要素で楽しませてくれる。ただ私にとっては「ルパン三世」と言えば銭形のとっつぁんがいる。それがここでは同じような人物が見られないのが不満である。泥棒のシーンもいきなりかよ!て突っ込み入れたくなるのと、あの音楽が「11PM」みたいで違うものを見ているような妙な気持ちが沸いてきてしまって、それに七人の人物像に関してもいま一つです。まあ、この映画はノリで突っ走れ!余計なことは言うなというように観るのが一番なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-25 21:39:11)
380.  網走番外地 望郷篇 《ネタバレ》 
これは完全に「網走番外地」の中では別の世界、まるでマキノ映画的なノリの「昭和残侠伝」シリーズのパロディみたいな感じです。監督が監督だけにまあ、このお調子の良さ、あの変な男の口笛え「七つの子」の使い方、なんですか?任侠映画的な中に妙な人情、妙な笑い所などそれはそれで面白く見られるけれど、このシリーズ何本か見てきた感じたことは私は同じ高倉健主演なら「昭和残侠伝」シリーズの方が好きです。フランス映画の「望郷」と重なるラストシーン、色んな要素が散りばめられていて、それなりに楽しめる作品にはなってる。それにしても杉浦直樹の「七つの子」は違和感だらけです。「七つの子」を聞くと私にはどうしても「二十四の瞳」が真っ先に頭に浮かんできてしまい、複雑な気持ちにさせられてしまう。アウトローなのに妙に人情臭く、これこそが石井輝男作品なのかなあ?
[DVD(邦画)] 6点(2010-11-24 21:46:43)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS