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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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361.  スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 
みんなで一人の美女を追い求める青春ラブ・ストーリーと、エイリアン・ホラーとのかけ合わせみたいな感じで面白いです。 ホラー映画において、いや、ホラー全般において、グロとエロとは切っても切り離せない関係がある。 この映画はもしかすると近年のB級エロ・ホラーの原点であり、おそらくはB級ホラーにおいてエロスとホラーとの架け橋であるように思われる。 もちろんホラーとエロスの関係は、ドラキュラやエイリアンなどで既にやられていたかもしれないのだが、この作品ではなんというかそれを包み隠さずストレートに、もしくはB級なやり方で、今後のB級ホラーにつなげていける形で作品にしたところに評価できると思った。 もちろん僕はホラー映画やその歴史にあまり詳しいわけではないので、この作品よりも前にそれをやっていた作品があるのかもしれないけど、それでもこの作品は伝説化されている作品なので、内容的にはB級であっても、名作といわれて良いと思う。 エイリアンと並んでギーガーのデザインを取り入れている点も評価できる。 「性欲は「怪物」だ、、、」というのを、ギーガーのグロテスク・デザインによって表現されている。 今の時代を予測したかのような「肉食系女子」ホラー。 半分がエイリアンのシル。彼女の美しさは完璧だ。 そんな彼女のエイリアン化した姿はちょっとグロい。美しさが崩れて腐った花のようだ。 まるで美女がヨボヨボのおばさんになったみたい。 それはまるで、「美女は若いうちはいい。しかしやがては醜くグロテスクになる」とでもいうかのように。 かつての美女が、もはや美しくはないエイリアンの姿で結婚を急ぎ、「赤ちゃんが欲しいの!」なんて積極的に来られたら、男は恐怖する。 彼女の「赤ちゃんが欲しいの!」という言葉の本当の恐ろしさは、“種”以外の父親の存在は不要であり、やがて排除されてしまうであろうから。 母親の愛は子供に注がれる。 男は恋してる段階では女を自分の物にしたいと思う。だが最終的に女に呑み込まれるのは男なんだと思う。 (以上、女性コンプレックス丸出しのレビューでした。) (2011年の映画メモをもとにレビュー)
[DVD(吹替)] 7点(2013-06-04 22:16:10)(良:1票)
362.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
ホラーブームの原点ともなった最高傑作とパッケージに書かれてた。 それも分かる内容だった。 テーマ曲の雄大な感じから気に入った。  恐らくスピーシーズの元であり、パラサイトイブもここからいくらか来ていると思う。 エイリアンのような宇宙船描写と、宇宙に対する未知の恐怖。 また吸血鬼をユニークな視点で描き、SFバンパイアというものを創造してしまった。 いや、SF映画と吸血鬼映画との高次元な融合とでもいうか。  またゾンビ映画の名作ともいえそうで、 たぶんこれは「走るゾンビ映画」の走りともいえそうだ。 たぶんヴァンパイアゾンビというのも当時まだ新しい。 この作品が元になった映画は僕が知らないだけでもっとあるだろう。  なんといっても規模が素晴らしい。 地球VS地球外生命体というスケールをこのスペースバンパイアはド派手にやってる。 大量の死体の山が他の映画に類を見ない終末的風景だ。 ゾンビ映画としてみた場合こんな規模の大きなゾンビ映画はないかもしれない。 天から教会を縦に突き抜ける光の柱は画的に神々しい。 古いSFファンタジーの良さも感じられる。 トビーフーパー監督の初期のやり過ぎ感が作り出す半端なき迫力のシーンの数々が面白い。 スプラッタやモンスターの表現も実に迫力があり「悪魔のいけにえ」でみせた実力が生きる。  そしてこの作品を見たときSF映画を見たなという実感がわいてくるそんな超SF映画だ。 
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-26 00:05:26)(良:1票)
363.  セイント・クララ 《ネタバレ》 
イスラエルのSFファンタジー、中学生たちが活躍する革命?映画。 よく分からないが結構好きだ。 捉えどころがなくてなんかカルト映画みたいだ。 十代のころの感覚がよく出ていると思う。 少年少女たちの抱える何ともいえない神秘的な感じがある。 リリィシュシュやドニーダーコのように、時に繊細に、時に浮遊感を持って不思議に描かれる。 これが非常に魅力的。 技巧的には分からないがこのセンスが良いと思う。 子供の繊細な心情を演出するのは味わい深い音楽だ。 ロシア人の超能力少女はどこか癖があって可愛らしい。 他にも個性豊かなキャラクターがたくさんいて面白かった。 キャラクター性が高いのかもしれない。 スタンドバイミーや小さな恋のメロディのような子供の心情を描いた映画が好きな人には 少しだけおススメできるかも。 説明不足な点が妙なさじ加減で魅力を増す不思議な映画だった。 なんともいえない中二な感じもまた魅力大。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-03 01:33:59)(良:1票)
364.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
面白かったと思う。 コメディが良い感じで、思ってたほど爆笑しなかったけど面白かった。 (あんま僕はこの監督さんの作品とは相性が良くないみたいですが)平均点の高い監督さんなんですね。 前半はよく分かんなかったけど、 殺人鬼らしき影が出てきた辺でワクワクしてきた。 後半から徐々にアクションも増えてきて、コメディにも拍車がかかってきて面白くなってきた。 さらにスプラッタが面白くて、、、走る黒装束の人がクリムゾンリバー2のようだった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-05-03 01:11:14)
365.  ベティの小さな秘密 《ネタバレ》 
ベティという少女の視点でみた奇妙な世界。 小さいけど不思議なことが様々。幽霊屋敷、夜の森、父が院長をつとめる精神病院、奇妙な転校生、 それらが絵本のようにメルヘンファンタジーに描かれる。 家族はバラバラになり、ベティの要求は何も通らない。ベティの大切なものはみんな大人の都合で奪われてしまう。 そんな中でベティは自分のために自分の大好きなものを守り抜こうとする冒険。 自分で生きることを決意し、守るものを得たベティはその体験を経て少しだけ大人になったみたいだった。 なんにもないけど日常のごく小さなところに物語はある。 「ミツバチのささやき」や「カラスの飼育」みたいなところもある。 また「ロッタちゃん」「おもしろ荘の子どもたち」のような感じも少しする。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-11 23:56:19)
366.  グース 《ネタバレ》 
森林伐採のために放置されたグースの卵。 少女はそれを発見し家に持って帰って孵化させる。 グースの成長とともに少女の心の成長を描いた感動作。 母を失った少女の心の傷をグースたちが癒してゆく。 また父と娘の蟠りもほぐれていく中で新たな目標が見つかる。 みんなで協力してグースを南へ渡らせる。 無謀とも思える計画。しかし刷り込みとは偉大であった。 刷り込みの強さで母と子の絆の強さも見えてくる。 少女を駆り立てるのは紛れもない母性であったと思う。 前半は平和すぎて、スローすぎてあくびが出るような場面もあったけど、 渡る準備が始まってきて面白くなってきた。 親子関係や家族を描いた古くオーソドックスな外国映画の雰囲気と、 WATARIDORIなどの自然ドキュメンタリーの場面の融合。 下世話な話、少女のシャワーシーンとかあるし、それから少女が女を自覚して化粧をするシーンは怪しく神秘的で、 いかにも少女映画といった感じもする。
[DVD(吹替)] 7点(2013-04-10 01:23:33)
367.  吸血ゾンビ 《ネタバレ》 
ゾンビの原点ともいわれるハマー・ホラー映画。 恐怖城ホワイトゾンビのような、ブードゥーの魔術でゾンビを生み出すみたいな映画だ。 恐怖城ホワイトゾンビほど不気味な演出や恐怖表現は成功していない。 働くゾンビがたくさん出て来た。 本来ゾンビとは主人に仕えて働くものだったらしい。 そんなゾムビーのメイクはけっこう迫力ある。 いきなり最初のゾムビ―が出てきた場面はびっくりした。たぶん名場面だ。 アフリカ系の太鼓のサウンドが呪術っぽい迫力はあるけど時にバカっぽい。 恐怖城ホワイトゾンビはベラルゴシという怪奇名優の怪演がマニアにも喜ばれたが、 この吸血ゾンビはおどろおどろしいゾムビ―以外に目立った点はない。 アンダーグラウンドな不気味さはあるが、吸血鬼映画のような幻想性はない。 ハマーホラーの怪奇な雰囲気はまあ楽しめるか。 ジェームズフォーブズ卿はひとりで活躍し過ぎだ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-03 23:41:08)
368.  バンパイア・ラヴァーズ 《ネタバレ》 
ハマーホラー。 自分は女バンパイアものってなかなか見たことがなかった。 怪奇幻想とエロスが濃厚に絡み合う物語は素晴らしいと思った。 美女の首がとぶっていうのがちょっと衝撃的だ。 古城、墓地、洋館、酒場、森、すべてがゴシックロマン色に包まれていて自分好みな映画だった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-16 01:17:30)
369.  ドラキュラ血のしたたり 《ネタバレ》 
吸血鬼カーミラをモチーフとした作品。 吸血鬼カーミラという小説はヴァンパイア小説の基本中の基本でありながら 自分は恥ずかしながら読んだことはない。 のでこの作品が原作とどの程度リンクしてるのかはなんともいえないけど。 この作品の最も印象的なのは美しい双子の姉妹だ。 彼女らが非常にエロスな存在で吸血鬼幻想を彩る。 当時の衣装はみんなそうなのかもしれないが、開いた胸元がグラマラスさを隠しきれずにセクシー過ぎだ。 もう男性はそこに目が行くしかないように衣装がそうできている。 ブラザーフッドのリーダーであるグスタフ役に、怪奇映画ファンに非常に人気のあるピーターカッシング。 厳格なキリスト教観念にとらわれた冷徹な男の役として素晴らしい演技を見せる。 グスタフをはじめとするブラザーフッド一味は魔女狩りで罪のない美女を火祭りにしていた。 最初は一番嫌いなタイプな奴だとも思ったけど、最後の展開で好感度はアップした。 結局この映画では魔女狩りも吸血鬼も同等のものである。 両方とも美女の命を食い物にしているバケモノだからだ。 魔女狩りのような残酷な儀式も怪奇映画に華を添える。 美しい姉妹フリーダとマリア。フリーダはエロさを表に出すが憎たらしい。 清純派マリアのほうが慎ましいけど内からセクシーさがにじみ出る。 それにしても女学校とか美女ばかり出てくる。 当時の男性の観客を意識したものだろうか。 ところでこの映画のようにヴァンパイアを倒すとしたら投げ槍の選手でもないと到底無理だ、、、 けどそんなツッコミはどうでもいい。 ・・・ 厳格なキリスト教の雰囲気、魔女狩り、ブラザーフッド、美しい双子姉妹、 これらはきっと怪奇ファンを楽しませるだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-14 00:04:59)
370.  ROCK YOU! ロック・ユー! 《ネタバレ》 
中世の時代背景が自分好みで楽しめた。 その時代を見事に再現しながらロックミュージックを随所に取り入れてる。 普通こんだけ時代を真面目に再現すればそこに近代ロックミュージックを入れるなんてそんな実験的なことしないと思うけど。 大胆だ。 中世とロックの融合は面白かったけど、それをメインに掲げるほどでもなかった。 しかし融合度はなかなか高い。 ロックだけではなく中世風な音楽も聴けてこれがなかなか気に入った。 騎士の精神が非常にカッコいい。 どちらが本当の騎士であるかなんて勝負する前から分かりきってたけど、真剣勝負には燃えた。 ここで燃えたので対決する映画としては余裕で合格点だ。 黒騎士は憎ったらしいけど鎧はカッコ良かった。 奈落から栄光まであって上り詰めた時が気持ちいい。 運命、名声、金、友情、美女、プライド、それからロック、、、男の憧れる全てがある映画だ! 
[DVD(吹替)] 7点(2013-01-13 17:04:06)(良:1票)
371.  スペル 《ネタバレ》 
さすがサムライミ監督といった感じだった。 エンターテイメント性の高い迫力満点のホラー映画だった。 しかし最近のサムライミはスパイダーマンなど万人向けエンターテイナーなので 今の彼がホラー映画をやるにしてもアングラ臭に欠け、描写はファンタジックに傾倒してるなと思う。 しかしお婆さんの迫力は凄い。 このお婆さんの存在感だけは死霊のはらわたの正当な続編といっていい。 スティーブンキング(リチャード・バックマン)の小説に「痩せ行く男」という小説があったが、 その内容を思い出す。 この”スペル”の「呪い」というものが”痩せ行く男”にある「呪い」とそっくりである。 それからジプシーのような連中も出てくる。 ”痩せ行く男(の映画化)”に出てきた毒々しいケーキも、この作品で似たようなものが登場する。 そしてこの映画のヒロインは昔太っていたが今は痩せている。 その設定が「痩せ行く男」の主人公から来ているのではないかとさえ思う。 この映画にはスプラッタは少ないが ジェットコースターのように人をビックリさせる恐怖演出で責めてくる。 この作品では恐怖がお化け屋敷のようにエンターテイメントだ。 汚物描写も出てくるがそれほどには重くドロッとしてない。 でもお菓子をつまみながらこの作品を観賞してるとウゲッってなると思う。 猫好きは見ないでほしい。子猫が可愛いだけに。自分もヤダなと思った。 サムライミお得意?の爆笑スプラッタもあったのでまぁ満足。 死霊のはらわたを思い出させるホラーファンタジーも少しみられる。 さすがサムライミ監督作品は最後の最後まで観客を楽しませる。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-09 23:56:16)(良:1票)
372.  ヘンリィ五世(1944) 《ネタバレ》 
デパートに買い物に行ったらシェイクスピア名作映画集ってのが500円で売ってたから、 そのうちでもっとも大作っぽいものを選んで買ってみた。 シェイクスピアの文章は難しい。 だから映画の字幕でも読みにくい文章が結構あったけど、 シェイクスピアの名言ともいえそうな素晴らしい言葉も多かった。 若きイギリス国王ヘンリィ五世の、皆を率いる王としての在り方が素晴らしいと思った。 なんとなく高貴で高尚な感じの戦争映画で、最近の映像効果でコテコテの戦争映画よりも面白いかも。 衣装もセットも楽しめて、音楽は素晴らしく、戦場面は土臭くも迫力あり規模が大きいと感じる。 原作は未読。劇場のシチュエーションから始まる物語は観客をひきつける効果あり。 また非常に凝っている。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-28 23:13:36)
373.  ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 
なかなか面白いです。 タイトルだけでワクワクする感じなんですが。 音楽もいいですし。 謎が謎を呼ぶミステリーが面白いです。 そして犯人たちは何となくお利口なんですね。 そんな犯人と主人公らの協力関係がなんとも面白いです。 父さんがいいですね。「20年も無駄にした」とかいっておきながらやっぱ黙ってられないんだなぁみたいなところが。 最近の映画はオタクな青年も大活躍するらしいです。 そこは今まで愉快な黒人のポジションじゃなかったっけ。 ダヴィンチコードで築いたミステリーのジャンルで フリーメイソンという誰もが魅了される謎をテーマにした映画として、 エンターテイメント性もミステリー度もあって良かったと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2012-12-28 23:08:23)(良:1票)
374.  メリーに首ったけ 《ネタバレ》 
とっても面白かったです。 どこまでモテない男の気持ちを分かってる映画なんだ!なんて僕なんかは思っちゃいますけど。 ギャグも面白くて笑えました。 この映画のメリーに見るのは初恋の女性のイメージでした。 それで現実ではなかなか上手くいかないところを映画でやってるのが醍醐味でした。 その分だけ他はブラックですが。 何とも毒のありそうな笑いが良い感じです。 とくにチャックに挟んじゃったところが面白すぎて仕方ないです。 キャメロンディアス相変わらず可愛美しいです。 美しい女性に恋する方法も十人十色だと思いました。   誤解を恐れずに言うなら、学園のマドンナの弟がこんなに身ちゃんなわけがない。
[DVD(吹替)] 7点(2012-12-28 23:05:18)
375.  グリンチ(2000) 《ネタバレ》 
クリスマスに家族で見るのに非常に良い映画だと思う。 まるでディズニー映画のようにファンタジックなクリスマスをみせる。 ティムバートンの映画みたいなダークファンタジーも楽しい。 クリスマスの楽しい雰囲気を描き出すが、 クリスマスに孤独な人の心情もうまく表してる。 そこら辺がホームアローンとかぶるような。 グリンチは日本でいうバイキンマンかもしれない。 女の子が可愛いし、町中の人が亜人みたいな特殊メイクしてて面白い。 家族向けであり、子供向けといわれる内容だと思うけど 変な話こういう映画見て感動できる自分で良かったと思う。 最高のクリスマスファンタジー。(2回目の鑑賞)  
[DVD(吹替)] 7点(2012-12-24 01:11:37)
376.  続・世界残酷物語 《ネタバレ》 
たぶん8年ぶりにヤコペッティの残酷シリーズを見た。 人間なんて死ねばいいのにといったドキュメンタリータッチの映画だ。 残酷というよりも世界の奇妙なところをとりあげているみたい。 作品に漂うなんともおかしな雰囲気が結構好き。 語りは開始早々皮肉たっぷりだ。 半分ヤラセみたいな感じもしますが。 カメムシを生地に包んで食べる場面や、ユダの死体(のお菓子)を貪って食べる場面では エルトポ以来の衝撃と荘厳さがある。 教会の集団ヒステリーがかなり良かった。 子供に器具を取り付けて体を変形させる虐待などを見るとどんよりと重い気分になる。 モンド映画って言葉をこの映画で初めて知った。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 23:32:13)
377.  世界残酷物語 《ネタバレ》 
ヤコペッティの世界残酷物語を久々に鑑賞。 モンド映画の原点といわれるだけある。 過激なシーンが多く崇高に感じる場面もある。 様々な人間や文化を交互に見ることで神の視点とはいわないまでも ユニークな視点で物事を見れるのは面白い。 また価値観とはいろいろであると感じさせられる。 インチキかもしれないけど当時の風俗を湾曲させて面白くやっているので その時代がユニークに表れてるみたいで面白い。 残酷さだけではなく人間のおかしな部分に着目した感じ。 素敵な人間もいるけど、鑑賞後の後味は救いようのないものだった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 23:30:51)
378.  スマイルコレクター 《ネタバレ》 
 非常に面白かった。 ちょっとタイトルがボーンコレクターみたいだけど。 パッケージはエコールとミネハハの続編みたいだ。 羊たちの沈黙のような良質サスペンスな雰囲気が良いです。 サスペンスを引き立てる寒々しい風景や荒涼とした場面もあって良い。 音楽もエレクトロニカみたいで良かったと思う。 本作の鍵となる笑みを浮かべた少女の死体はあまりにミステリアスで美しい。 これは恐らく映画史上最も美しい死体だ。 その笑みはダヴィンチコードのモナリザの笑みのように謎だ。 物語が終わりに向かって収束するテンションはソウのようだ。 剥製はまるでサイコのようだ。 無数の剥製は何を語るのか。ちょっとだけメルヘンでダーク。 こういった犯人の豪華なゴシック趣味には流石に飽き飽きするが、 ほんのりサイコでミステリアスなサスペンスは非常に面白かった。 ただ、サイコサスペンスにしたらサイコ度は低めかも。 それに「フランス版“羊たちの沈黙”」とかいってるわりには、ハンニバル・レクターのような人物が見当たらなかったのがちょっと残念。  
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-29 00:49:33)
379.  四月物語 《ネタバレ》 
なんかわかんないけどほんのり良い話だった。 淡い系の映像と繊細な感じの音楽が妙に四月という感じがして良かった。 温かな陽光とささやかな物語は初々しい心の表れだろうか。非常に心地よい。 多くの人が経験したかもしれないかつての四月の感覚を見事に表してると思う。 「”リリイ・シュシュのすべて”みたいな映画だ」と書こうとしたら同じ人が監督みたいだ。 監督の名前も俳優の名前も一切覚えないからな自分・・・。  平凡なものを素敵に見せるのは素晴らしいことだと思った。
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:08:26)
380.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
交渉人vs交渉人が真の悪を追いつめてゆく。 ちょうどいい謎が今の時期にぴったり。 話の運びが非常に面白いと思う。 エンターテイメント性も忘れていないアクションシーンが謎をややこしくする。 斬新なシチュエーションが見られる中でおちついた安定感が感じられるサスペンス。
[地上波(吹替)] 7点(2012-09-26 23:27:00)
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