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カニばさみさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 600
性別 男性

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361.  紙の月 《ネタバレ》 
美しさが消え行く寸前の女が若い男に手を出して破滅するという話。宮沢りえは素晴らしかったですね。儚い。大島優子もいい味出してたし、面白いと思いますよ。ただ、ただですよ!どうしても納得出来ないのはラスト。カンボジアだかタイだかわかりませんけど、なぜどうでもいい伏線を回収するんでしょう。宮沢りえの清々しさすらある逃走シーンは偽物の自由を求め破滅した人間の最後の輝きではなかったのか?とんでもないスケールの横領をしでかしたのですから、警察に捕まればそうそう出て来られない。でも、あのシーンの宮沢りえは若かったじゃないですか。1995年の梨花じゃないですか。ありえん、ありえんぞ。観客を突き放したラストが大好きな吉田大八の作家性がオチをメチャクチャにしてしまった。もったいねー。
[映画館(邦画)] 6点(2014-12-12 19:10:07)
362.  飾窓の女
オチは残念ですが、非常に良く出来た映画ですね。フィルム・ノワールの典型例として語られる機会が多いだけあります。さすがフリッツ・ラング。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-06 22:53:11)
363.  無防備都市
関東大震災の直後に溝口健二が荒廃した街を舞台に映画を早撮りしたという話を思い出しました。舞台セットでは絶対に表現できないリアル、浮かび上がる、空気を舞うホコリ。確かに映画史に残る傑作であることに間違いはありません。ただ、ストーリーに面白さをさほど感じられなかったので、この点数をつけました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-06 22:51:08)
364.  フューリー(2014)
序盤は凡庸な戦争映画のディテールでしたが、田舎町を占拠してからはかなり面白かった。退屈と感じる人も多いであろうアパート内のシーンが一番お気に入りです。あの緊張感は出したくても出せない。ブラピだからこそ表現することが出来たシーンでしょう。クライマックスの籠城戦(籠戦車戦?)では、男たちの友情とノーマンの成長を残酷なリアリティと共に描き切っており、好感を持ちます。ラストの皮肉も痛烈で、戦争・軍隊のバカバカしさを見事に浮き彫りにしており、深刻なテーマを持ち出しながらも戦闘の快楽を優先的に表現しようとしている映画よりもはるかに良い。歴代の傑作戦争映画と比べれば幾分落ちる作品ではありますが、決して無駄な作品ではないと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-06 20:48:56)(良:1票)
365.  はなればなれに 《ネタバレ》 
ゴダールらしさに満ちあふれているにもかかわらず、娯楽作としても楽しめる。良い映画だと思います。二人の男に振り回されるアンナ・カリーナが愛おしく感じました。彼女のストッキングを被って強盗に入るという謎の変態プレイには笑わされたし、カフェでの席取り合戦も観ていて楽しかった。ゴダールの会話シーンは即興的な面白さがあって大好きです。アンナ・カリーナが飲んでいるコーラにブランデーを打ち込んだり、トイレでルノーを馬鹿にしたり。なんて楽しいんだ……。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-28 01:42:34)
366.  大人は判ってくれない
3年前に鑑賞した時はいまいち良さがわからなかったのですが、2度目の鑑賞となる今回は楽しめました。親に認めてもらいたい、優しくしてもらいたいと思いながらも、良い生徒・いい子どもであることは出来ないドワネルの辛さに共感し、ドワネルをちっとも愛さない母親、理不尽な教師に嫌悪感を抱き……。本作の魅力にどっぷりと浸かってしまいました。
[映画館(字幕)] 6点(2014-11-28 01:38:31)
367.  あこがれ (1958)
ナレーションが無くて子どもたちに台詞があれば、もっと面白い映画になるのではないかと思います。ナレーションのせいで客観視を強制されてしまうのが勿体無いですね。絶対にかなわない恋に対する無垢な憎悪がひしひしと伝わってくるストーリーなのになぁ。自転車をこぐ女性の美しさ、それに憧れる子どもたちの無垢な行動、恋人とのデートとイタズラする子どもたちの対比、黒服を着て無表情で歩く女性と無邪気に遊ぶ子どもたちの対比。これらは見事でした。素晴らしい短編映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-28 01:33:14)
368.  勝手にしやがれ
初見時はあまりの退屈さに、パトリシアの家での延々と続く会話シーンで鑑賞を断念したのですが、あれから3年がたった今、改めて観てみると意外と楽しめました。退屈で仕方がなかった二人の会話がなぜかとても楽しく感じたのです。二人の会話はまるで噛み合わず、好みも異なる。そんな二人がお互いを試し合い、騙し合う姿が素敵でした。ぶつ切り編集とテンポの良さ、観客への独白など、ゴダールの魅力が詰まった作品だと思います。ゴダールの映画は娯楽映画ではないから、楽しめない人には全く楽しめません。ヌーヴェルヴァーグは自主制作映画のようなもの。大学生の自主制作映画はエゴのかたまりで、とてもじゃないけど娯楽作とは言えないものが多いでしょ?私だってゴダールは苦手だけど、本作は良い!と思っただけのこと。
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-19 11:11:37)
369.  気狂いピエロ
途中までは面白かったんだけど、小人が出てきてからはさっぱり。私が感じた面白さというのも、「なんじゃこりゃ」「どうなってんだ」の釣瓶撃ちで感覚が麻痺して笑ってたとも言えるし……。押井守は「映画監督になろうという人以外は観なくていい」と言っていたらしいですが、本当にそんな感じで、ゴダールの美意識はビンビンに伝わってくるものの、娯楽として面白いものを作ろうとはしていないという印象です。「ラストショットが『山椒大夫』からの引用だ!」というのもあまりにもどうでもいい情報で、あっそう……と。私の5点は、私の感動をそのまま他人の頭のなかに移し替えれば10点になるのかもしれないです。理解できないものが美しいというのなら。
[DVD(字幕)] 5点(2014-11-14 13:56:38)
370.  カンフー・パンダ
3年ぶりに鑑賞。やっぱり観ていて楽しいですね。カンフーオタクなパンダが偶然竜の戦士に選ばれて、バカにされたり挫折したりして苦汁をなめ、特訓の中で師匠との絆を深めていく。そして最強の敵との対決!これはねえ、アガりますよ。脚本が良いんでしょう。スローモーションの使い方やカメラワークも楽しかった。 一番心に残ったのは、「型にはめられるな」というメッセージです。他の人と同じトレーニングでは通用しないのなら、自分の特徴を活かしたトレーニングで強くなれ!という意思を強く感じる修行シーンは良かった。ただし、ポーが強くなる過程が全く描かれないのは問題アリでしょ!修行シーンが短すぎですよ。突然腕立て伏せ出来るようになって、機敏な動きまで……。最強の敵と戦っているのに、互角どころか常に有意に立っている。これじゃあダメですよ。上映時間をあと10分長くするだけで解決する問題なのに。
[DVD(吹替)] 7点(2014-11-14 08:59:04)(良:1票)
371.  ある過去の行方
音楽・BGMの使い方はちょっとベタ。物語や演出は文句ありません。
[映画館(字幕)] 7点(2014-09-23 09:07:13)
372.  私の男(2013) 《ネタバレ》 
とにかく美しい映画ではありますが、逃げも見られますね。花と淳吾が上京してからむちゃくちゃに難解、というか、「あの件はどうなったーーー!!!!」ということばかり。死体はどうした事件はどうなったお前は誰だ等……。せっかく芸術的な映画を目指してるんだから、完璧な映画にせえよ!終盤の展開はとても考えさせられて心にずーんときたし、ラストショットの浅野忠信の気持ちはよくわかりますよ。北海道パートの厳しい自然の中の美しさや花と淳吾のいびつな愛、ド変態な愛情表現はかなり好みでした。おとなしそうな眼鏡っこが家であんなことしてるかもしれないの!?やべー思春期やべーと勝手に盛り上がったりもしましたよ。二階堂ふみはメガネが似合いますね。流氷の上で叫んでる姿もとても魅力的だった。だからこそ後半パートのいかんともしがたい出来栄えに納得いかん!もっとすごい映画に、ちょっとの努力でなったかもしれんのに!疑問が全て消化されるべきだとは言わないけど、すげー初歩的なことじゃないか!あの刑事は単独行動を取っていたのか?証拠のことは同僚に話してないの?死体は?血は?ちゃんとしろーーー!!!
[映画館(邦画)] 7点(2014-08-06 21:49:56)(良:2票)
373.  塔の上のラプンツェル
井の中の蛙大河を知る映画。不満なのは、この世の悪が全く出てこないことかな。物語に登場する悪は過保護な親の恐怖だけじゃないですか。それじゃあ「世の中には怖いことがいっぱい」というラプンツェルを塔に幽閉するための表面的な理由に重みが出ないじゃん!悪そうな奴はだいたい良い奴だし……。悪役はヴィラン以外にも必要ですよ。物足りないなぁ…。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-06 21:44:55)
374.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
めちゃくちゃ面白かったです。アスカが登場し、前半が日常パートだったのでシンジ、レイ、アスカの背景や心境の変化が丁寧に描かれており、中盤から続く最悪の展開により重みを増していました。「博士の異常な愛情」風のディストピア音楽演出もシーンの絶望感をガッツリ増し。何よりも興奮したのは戦争シーンの臨場感と迫力です。『序』は戦闘シーンが不満だったので、大満足しました。シンジが心境を表に出すようになったことでラストの戦闘シーンがより熱くなっていて素晴らしい。TVシリーズも見てみたくなりました。『Q』はあまり評判が良くないので不安ですが、ここまで見たのですからシリーズの最後まで見届けます。
[DVD(邦画)] 9点(2014-08-06 21:41:59)
375.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
シリーズ初体験でした。全体的に実に手際の良い、逆に言えば手際が良すぎる演出のために不明な点が多すぎてノイズでしたが、有名なセリフが沢山出てきて満足しました。話も面白いですね。戦闘シーンがあんまりかっこよくないような気はしましたけど、満足です。
[DVD(邦画)] 7点(2014-08-06 21:38:01)
376.  告白(2010) 《ネタバレ》 
『渇き。』が良かったので、久々に見直しましたが、こっちはやっぱりダメ。観客が松たか子に共感していくまでの、2人の少年の描き方が好きじゃないんです。どうです?ムカつくでしょー復讐されて当然でしょー?ってね…。もっとクソっぷりを表現する方法いくらでもあるんじゃないのか?クソさを点で表現するだけ、線になってない。一番むかつくのは爆破シーンのCGのショボさ。ダメダメ…。
[DVD(邦画)] 3点(2014-07-27 20:36:34)
377.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
3時間もある映画なのに、全く長く感じない。飽きさせない演出ができているのが凄いし、退屈する場面がない。名作として語り継がれているだけのことはある。俳優の演技は言わずもがなだけど、一番好きなのは身を隠すために田舎にやってきたアル・パチーノが気に入った女の顔をジーーー-っと見てるシーン。獲物を狙う野獣みたいだし、性欲が全身を支配して身動きがとれないような?多分死ぬまで忘れられない顔です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-07-27 20:18:03)
378.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
何よりも印象に残っているのはエンドロール。主人公のシルエットと夕日、悲しい音楽。怪獣みたいなトラックを命からがら撃退したけど、結果的に主人公は仕事をほっぽり出して家族をないがしろにしてしまったんですよね。現実が一気に襲いかかってくるイメージが強烈です。何よりも怖いのはこのシーンなんじゃないか?と思います。
[DVD(字幕)] 7点(2014-07-27 20:13:18)
379.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
びっくりした。面白くてびっくりした。アリエッティであれだけ小さい話を作っていた人とは思えないほど面白かった。序盤から「俺は伏線だぞー!」と自己主張の強いあれこれが出てきて心配だったんですが、話が進むにつれてどんどん良くなっていく。昔話で伏線をガッツリ回収し過ぎだとは思ったけど、それでも取り残し具合が良い。オチがまた良くて…。いろいろとミスリードさせてくれる箇所があったのも高ポイント。勝手に深読みしてただけかもしれないけど。 気になったのは、風立ちぬに出てきたもの(平野を走る列車とか、絵を描く女性、サナトリウム、棒読みの声優)が出てきたこと。ひょっとして、またジブリスタッフを主人公にした話なのかと思った。米林監督が宮﨑駿を意識しまくってるのはよく伝わってきましたね。ポスト宮﨑駿は米林監督が一歩リードしたかなと思うくらい良かったです。これまでに見てきた映画の中で、一番得した気分。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-26 00:22:01)
380.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
この映画はプロレスです。プロレスなんです。人気レスラーは終盤までなかなか必殺技を繰り出さず、観客をじらします。焦らして焦らしてもう我慢の限界だ!というところでドーンと試合を決めると言った感じ。ゴジラは中盤まで出てきません。代わりに足の長いゴキブリみたいな怪獣(ギャオスじゃなくね?)が登場し、各地で暴れ回ります。おいゴジラはまだかよ!いい加減にしろ!と観客の誰もが感じ始めたところでゴジラ登場!お馴染みの声で吠えます。でも、ゴジラが登場しても格闘シーンが変則です。ゴジラが戦っている映像をテレビや映像で見せられ、再びゴジラはいなくなってしまいます。また別の話が始まるので、ストレスが溜まってきます。ストレスが爆発寸前のところで再びゴジラ登場。今度は大迫力の格闘シーンを見せてくれます。でも、放射熱線はなかなか撃たない。まだかよいい加減にしろ!と思っていると、画面に青い光が…!これ、どっからどう見てもプロレスの盛り上げ方だろ!でもそれが素敵!怪獣映画は大体プロレスになるけど、ここまで迫力のある映像でプロレスされたら敵わん!というわけで高得点です。下手くそなストーリーテリングだとは思わなかったなぁ。怪獣たちの恐怖感はゴジラが画面に映っていない間も伝わってきたし。片言の日本語や、どう考えてもアフレコしてるとしか思えない日本語が頻発する前半はそれだけで楽しかった。心のなかで楽しみながらツッコミを入れまくってました。怖くて笑っちゃうレベルの映像もありましたし、満足ですよ。ミサイルでぶっ倒れるゴジラじゃなくてよかった。 ■格闘シーンが暗いのは、ハリウッドの流行りなんですかね。パシフィック・リムもそうだったし…。
[映画館(字幕)] 8点(2014-07-25 16:16:09)(良:1票)
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