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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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21.  お葬式
見所は、配役の妙。テーマは、生と隣り合わせにある死の重さ、軽さ。決して葬式のノウハウを伝えようとしたわけではない(誰でもわかるって? でもなさそうなんで、つい蛇足を言いました。失礼)。偉大な父、伊丹万作氏(『無法松の一生』の名脚本家、名監督)が早世だったこと。発作的にも見える自死を選んだこと。そして本作。伊丹氏は常に強烈に「死」に関心を抱いていた人だったのだろうと思います。この作品は、一見、その後の伊丹作品のいわゆる「ノウハウもの」(この解釈も私は間違ってると思うけどね)に通じるような趣きも見せながら、実はまったく違う作風。才人・伊丹氏の、最初にして最高の映画です。ルコント作品などにも通じるような、皮肉、猥雑さ、過剰さは、間違いなく大人のテイスト。皆さんが仰天したらしい逢引の場面は、むしろブランコに乗っている妻のカットのほうを、見てほしい。おかしくて、ゾッとする、こここそが名場面だと私は思います。(意味、わかりますよね? わからない人は私にメールください・・笑)伊丹氏はこれだけの実力の持ち主なんですから、若いときから作ればよかったのに、と思いますが、氏はおそらく父親コンプレックスのために、若いときはあえて監督はやりたくなかったのでしょう。若くして、俳優だけでなく名エッセイストとしても確固とした立場を持っていたから手一杯という事情もあったかもしれませんが、もっと早くから監督になって、私たちをもっと楽しませてほしかった。それと、ハリウッド作品に俳優として出たこともある彼にとっては、「売れる映画を」というのは大命題だったんでしょうけれど、私は、世間では大受けしている、(本作から後の)彼の作品が必ずしも好きではなかった。ヒットしなくても、私はもっと本作のような作品を見たかったです。これは想像に過ぎませんが、もっと若い頃から撮りだし、実験作も含め多作であれば、かえって行き詰まって自殺したりしなくてすんだのではないかなあ・・。エッセイストとしての彼に心酔していたファンの勝手な思いでございますが・・悲しい・・・。合掌。(不祝儀がわりに1点加えさせて頂きました)
[映画館(邦画)] 10点(2003-05-30 00:29:13)(良:2票)
22.  マーズ・アタック!
いま、NHKのBSでこれをやってるんですけどね、現役大統領が思い切り増長しているであろうこの時期にこれを流してるNHK・BSのスタッフの心意気に感心してしまいました。たまにはいいことやるじゃん、NHK! まだ見終わってないけど、たくさんの人に、こういうアメリカも知ってほしいし、役者たちの顔ぶれを見て、こういう映画に出る人たちなんだネ、ということも知って欲しいから、10点献上。表現の自由、バンザイ! 日本でやれっか? やってみいよ。 追記:見てる途中で書いてしまったのは反則だったかなと思いますが、感動して書いてしまいました。見終わった今でもマジに好きです。このアイロニーがなかなか理解されないのは悲しい。私はこれを見た後、出演俳優の皆さんがますます好きになってしまいました。(^_^) ところで原題は「マーズ・アタックス!」。このままのほうがよかったのにねえ。残念。<追記:ある日フラッとこのページをまた見に来ました。おや~、平均点が上がっているみたい。それと、各点数のところに比較的まんべんなく票が入っていて、これはこれで面白い。何て民主的なんでしょ! それぞれがそれぞれの意見を強く主張する。いいですねえ。こういう結果としての平均5点台、というのは、この映画の勲章のような気がしまする。アハ。でも1つまた新たに感じることが。これ決してB級狙いの作品じゃないと思うんですよ。ティム・バートンは大真面目にA級大作を作ったつもりだと思うなあ。そもそも、そのための豪華な配役だったのではないかと。え? 仮にそうならますます話にならん、て? いやまあ試しにね、火星人をブッシュの顔に置き換えたつもりで、観てみてくださいましよ。A級に見えてくるかも・・しれないから!>
10点(2003-04-13 20:22:02)(良:2票)
23.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
原作者(脚色も)アーヴィング、監督ハルストレムをはじめ出演陣にいたるまで、すべて好きな人たちだったので、期待だけでなく、かえって(がっかりしたらどうしよう・・という)緊張をもって一人で映画館に行き、大きな感動と同時に安堵を感じた作品。とにかく素晴らしいが、堕胎をめぐる話が中心をなしているので、人と一緒に鑑賞することはお勧めできない。できたら一人で見るほうが無難だと思われます。テーマはタイトルの通り、ルール。親子、人種、結婚、中絶、さまざまな側面において存在する既存のルール。その中で意味のないもの、実質的価値を伴わないもの、そうしたルールは、自ら打ち破れるものだ、という強いメッセージを感じる。そしてもう1つのテーマは、息子が父を理解していくまでの道程。当然、2つは絡まりあって根幹をなしていく。父は、信念の人でありながら同時に揺らいでいる、人間的魅力にあふれた人。マイケル・ケインは見事に表現している。アカデミー賞助演男優賞が納得できる、彼のベストアクトだろう。トビーのイノセントな演技も大変よかった。彼のファーストシーンを見ただけで、私はこの映画が成功作であることをほぼ確信したくらいだ。2人に共通して言えることは、複雑なキャラクターを、実に実にナチュラルに表現していること。ハルストレム監督との息がぴったり合っていたことをうかがわせる。監督は、本作で1つの頂点に達した印象。単なる「癒し系」監督ではない、実力のほどがわかる。つくりこんでいるからこその「自然」。実に「映画的」、「映画ならでは」で、すばらしい。但し10点をつけているからといって、文句や疑問がないわけじゃない。一つだけ挙げると、手術にあれだけ抵抗を示していたホーマーが、恋人とのシーンではきわめて無防備な男の子として描かれていて、ちらりとでも「避妊している」ことをうかがわせるシーンはなかったこと。だが、うまい具合に? 彼らに妊娠というできごとは起こらないのだ。このエピソードだけは今でも納得いかないなあと思っている私である。
10点(2003-04-05 19:14:48)(良:1票)
24.  シャイン
実のところ、この作品はいつも涙なくしては見られません。 あそこまでの抑圧を受けたわけではないけれど、私自身が親の望むコースに抗えなかった一人なので、他人ごととして受けとめられないのです。 しかも、私の涙をさらにしぼるのは、監督が、泣かせよう、という作り方をしていないから。父親の描き方があざとくなくて、父のほうもいっぱいいっぱいだったのがよくわかる。 その悲劇性も心にしみます。  でも、いくら愛情から出発したことでも、個人の人生を抑圧しちゃいけない。 そちらのメッセージのほうが上回っている。 だから、その人間理解の深さ、監督が人間に寄せる愛の深さに、余計に泣けるのです。 このストーリーを、芸術家の特異な人生、と読む人も多いかもしれないし、それも間違いではないと思いますが、普遍性をも描ききれたからこその、名作だと思います。 過去を浄化する力も持っている音楽の力にも感動しますが、それ以上に、後半、運命的に出会ったパートナーと交わす、シンプルで豊かな愛情表現に心打たれました。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-21 04:18:35)(良:1票)
25.  シザーハンズ
白眉は、エドワードの風貌を、異形、それも白塗りという表現にしたことでしょうね。 「あの姿はいったい?」という興味で見て、気に入った人、運がよかったですね。 あのジョニーの顔に抵抗を感じて見てないという人、損してますね。 ファンタジーもの、賛否両論作品の多いティム・バートンだから、ということで見ない人も多いかも。 まムリには薦めません。そういう人は、ずっと損しててください。 ストーリーは、気に入って連れてきたもののそれが悲しいお話の始まり、ということで、アメリカ版「かぐや姫」みたいな趣き。 でもただきれいで切ないだけじゃなく、映画という表現方法のさらなる可能性を教えてくれる作品でもあると思います。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-21 04:11:48)
26.  告発
発売が同じ頃だったのではないかと思うのだが、私がビデオを借りたのは「ショーシャンク・・」とほぼ同時期。刑務所を舞台にしているという共通点があるが、率直な感想として、あちらは娯楽作、テーマ性と演技では本作のほうが上、と感じたものだった。ケビン・ベーコンのこれまでのベストアクトだろうということは、皆さんの感想とも同じだが、私はクリスチャン・スレーターも、正義感あふれる若手弁護士を、類型的でなく見事に演じていると思った。だがその後、彼の出演作での演技は、過去の輝きとは裏腹に、さえない印象で残念。ケビンのほうは、シリアスな役とクレージーな役の両極端をこなして快調だから、レビューによっては「ケビンが善人役でびっくり」とか、その逆の書き込みもあって、面白い。両極端の役柄を演ずることで、自分がつぶれないようにしようとしているのか、それとも単にイッパイ仕事をしたいだけなのか、職人かたぎということなのか、よくわからないが、何色もの色を出せる役者ケビン・ベーコンが私は好きだ。でも、スレーターもがんばってね。
10点(2003-03-21 03:41:42)(良:2票)
27.  ペーパー・ムーン
10代の頃の「私のベスト1」。アディに遭いたくなると、今はなき「シティロード」などで上映館を探し、都内や近県の小さな映画館に通ったものです。大人と対等にはりあうオマセさんなんだけど、だけど胸のうちはとってもセンシティブ、そういうところが、私の心をギュッとつかんで離さなかったんだと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2003-03-21 02:45:54)
28.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 
好き、好き、好き。なんじゅっかい言っても足りません!!! 追記:再見しました。ビデオ化された当時に3回くらい見たのに、記憶ではもっと起伏のあるストーリーのように感じてしまっていました。なぜかなあ。ハーこんだけ淡々としていたんだ、とちょっとびっくりした気分。 こういうタイプがやっぱり好きだから、評価が変わったわけじゃないんですけどね。それはさておき。この映画で監督がきっとこだわったのは「表情」じゃないかなと。どの顔もいいんだけど、やっぱりクリスマスのおばあちゃまの顔がいい。あの話が映像として繰り返されることに反対意見がありますが、私は賛成派。語られているあのシチュエーションがまずあって、そしてタイトルロールに行く、というオチ。ここにカタルシスがあるんだと思うんです。あの作品には、そのくらいの「くささ」を盛り込むんじゃなかったら、ほかにどういったオチをつけるのがいいの?と思う。あれはあれでいいんですよ。
10点(2003-03-21 02:18:20)(良:1票)
29.  蜘蛛女のキス
あまり特定の俳優にほれこむほうではないのですが、ウィリアム・ハートはかなり好き。風貌はむしろ平凡だと思いますが、独特の艶っぽさ、色っぽさがあるんですよね~。このモリーナ役に抜擢されたのも、わかる気がします。また、ラウル・ジュリアもやはり好きな俳優の一人でした。彼が亡くなり、「アダムス・ファミリー」のキャストが交代したとき、ラウルの魅力に改めて気づいた思いでした。だから、このときのウィリアム・ハートの演技はことにすばらしかったから、アカデミー賞受賞も当然だと思いましたが、相手役のラウル・ジュリアがいてこその演技だったのでは?とも。 そう思うと、このときのラウルにももっと栄誉があってもよかったのではないかと思ってしまいます。若くしてこの世を去ってしまった人はもう二度とチャンスがないと思うと、何かすごく残念です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-21 02:17:10)
30.  ワンダとダイヤと優しい奴ら 《ネタバレ》 
文句なく面白かった。アンサンブルが絶妙。特にジェイミー・リー・カーチスのかっこよさが特筆モノで、このときいっぺんでファンになっちゃいました。ケビン・クラインも、すごいインパクトだったな~。このとき初めて名前を覚えたのです。二人ともすごい開き直り方でバカバカしい役をやってるんでアッパレと思ったし、だけどモノホン!というか、実力派だということはすぐにわかりましたヨ。あとからジェイミーがトニー・カーチスとジャネット・リーの娘と知って、「えー?でも顔似てないなー」とびっくりしたり、なんかもうあれこれワクワクした作品でした。ただ、この映画はトボケた味が身上とわかっちゃいても、かっくいいジェイミーがどう見てもかっこわりい男と最後にくっつくのが「へーんなの」と思っちゃう。あと、動物虐待シーンが苦手な人は、見ないほうが幸せかもしれません。<追記:以前は私も大人げなく、これがつまらんてどういうこと?と腹を立てていましたが、だんだんわかってきました。たとえばコイツはデートムービーには向かないし、家族で見るのにも不向き。ヘタなところで笑うと、白い目で見られちゃうでしょうね。かといってこれ見て一人で笑うってのも、何かショボーい。気の合う友達とコソコソと見るのに向いていると思います。これが一番お勧め。あ、あとこの邦題を考え付いた人、エライ!あなたが幸せになれるとは思えない=題名から癒し系と勘違いした人に刺されそう!?だけど、私からザブトン5枚くらいあげちゃう!>
[映画館(字幕)] 10点(2003-03-21 01:46:52)
31.  風の谷のナウシカ
私にとっても「心に残る名作」の一つ。この舞台は未来なの? 過去なの?と思わせる不思議な設定も、刺激的だったと思います。確か「キン肉マン」との併映で(あまりの落差に、よく考えると笑える!)、小学校低学年だった息子と、混雑した映画館の冷たい床に座り込んで見ました。まだ本作を知っている人は周りにほとんどいなかったように記憶していますが、何かスゴイ宝物を見つけたような気がしたものでした。当時のちょっとした評判を聞き逃さなかった私ってエライ、なんて勘違いしてましたが、よく考えると、単に息子がキン肉マンを見たがったから出かけたのかもしれませんね(笑)。テレビでも何度も見ましたが、ものすごく衝撃的だった冒頭のシーン(シナリオとしてうまい。映像、音響にここは特に力を入れたことがわかる。その点でも実写並。どころか、それ以上です)の、あのとぎすまされた感じはテレビ画面だと正直、イマイチ。もう一度大スクリーンで鑑賞してみたいものです。
[映画館(邦画)] 10点(2003-03-21 01:20:24)
32.  GO(2001・行定勲監督作品)
点数がすべてです。恐縮ですが、再投稿にあたり、今回はコメントは割愛させて頂きます。
10点(2003-03-20 23:23:31)(笑:1票) (良:1票)
33.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
楽しい名作でしょうけど、映画っていろんな見方ができるよね。 私にはこの映画はオチコボレ賛歌のように見える。 荒唐無稽なストーリーに、ある種の真実味のテイストがあるのは、そのせいなんじゃなかろうか?  マンガだという指摘もなるほど、と。 言われてみると、マーティってのび太のキャラに近いかも。 マンガに近い映画、文学に近い映画、芸術に近い映画、といろいろあるよね。 私はマンガに近い映画がいっちゃん好きなのかも!
10点(2003-03-20 23:00:14)(良:1票)
34.  ビッグ
中古のビデオも、持ってるの、私。でもって、何十回と見た今でも、見るとたいてい泣いちゃう。そんな私を、家族も友達も「ヘン!!」と言うんだけど、いいのさっ! 私にとって、「ビッグ」のトムは、永遠に不滅です。
10点(2003-03-20 22:41:26)(良:1票)
35.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
何がいいって、登場人物の造形がすばらしい。血肉の通った人間のにおいがします。不倫相手のあの奥さんさえね。監督の、人間に対する愛を感じます。ペッキーが自立したミューズであるとこもいいなあ。ところで、最後のシーン、あれは旅立ちだったんですね。私は違うと思っていました。ボカしていると。でも「もしや」とムスコに本日あえて尋ねてみたところ、「今まで何見てたの?」と呆れられてしまいました(笑)。ま、いいや。映画には色んな見方がありますよね。ヘヘ。
[映画館(字幕)] 10点(2003-03-20 22:37:04)
36.  シコふんじゃった。
「ファンシィ・ダンス」で周防サンに「はまった」私は、公開直後に銀座で見た。 立ち見も出る盛況ぶりはちょっと意外だったが、「みんなわかってんなー」とうれしくもなった。 で、その満員の観客が、みんな椅子からころげおちんばかりに笑っていて、映画館のたてもの全体があそこまで揺れ動いているような感覚に陥った経験は、あとにも先にも、この映画1本きり。 あー・・あのシアワセ感は、あのときあそこにいた私達だけのもんだったなー・・。  とまあつまり、こんなふうに映画にしかない醍醐味をめいっぱい味わえた私にとっては、誰が何と言おうと、この映画は10点!なのです。
10点(2003-03-20 22:27:53)(良:1票)
37.  グリーンマイル
私は皆さんがこの映画の弱点として挙げている所が気にならない・・どころか、そこが私の気に入っているとこなんだけど・・だったりします。最初の書き込みで「9、5点」とした気持は今もかわらないので、10点に書き換えます。但し、私が一番気に入っているシーンは、トムが個室でホッとした表情を浮かべてたとこだったりするので、私のレビューはこの映画を見るのについては、何の役にもたたないかとは思います。あしからず。(あ、あとね、このことにはっきり言い及んでいる人がほとんどいないのはなぜかなあと思うんですがね、気とか超能力を信じているかどうかでも、実はこの映画への評価は分かれると思うんですよ。わたし? 人からはそういうタイプに見られないんですが、信じていますとも。)
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-20 21:53:43)(良:2票)
38.  シーズンチケット
たとえばラッセ・ハルストレムなんかが好きな人だったら、かなりはまるのでは?と思う作品です。なぜなら!・・私に本作を教えてくれたのは同僚の若い女の子なんですが、お互い共通の「my favorite」が「ギルバートグレイプ」だったんですよー。彼女の推薦だったから「見なきゃ」と思ったら、ドンピシャ、はまりました。あー、なのになのに、見た人、少なすぎ!! 私はビデオ屋に行くと、借りられてない本作に「グスン」と思って、必ず少しだけ飛び出すように置きなおしてきます。このサイトでも、ピョコンと飛び出させたいな。私の過去ベスト1は「ビッグ」ですが、本作はいわばベスト2です。今はショボく見える彼らのようなセンシティブな雑草くんたちが、実は大人になったときに、メッチャかっこよくなっていそうな気がします。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-20 20:47:19)
39.  アメリ
私は好き。だけど人には薦めない。そもそもフランス映画ってへんてこりんなのばっかだと思う。だけど私はそのへんてこりんを一人でこっそり楽しむ。点数をつけるのが難しかったです。自分的には10点だけど、ということです。(04年1/4追記:TV放映を見ていた息子、途中でリタイアしました。若者には受けがわるいのかな、やっぱり)
10点(2003-03-20 20:30:32)(笑:1票)
40.  マルモイ ことばあつめ 《ネタバレ》 
聞きしにまさる力作。日本統治下時代の韓国。朝鮮民族の言葉を奪われ、創氏改名によって名前を奪われた人々の、言葉を残そうという執念の地下活動とその顛末を描いています。 物語のキーパースンが非識字者だという設定と、彼が文字を獲得していくストーリーは、言葉や文字のかけがえのなさ、必死に守ろうとする動機の深さを五感で感じさせる実に巧みな脚本。 また、映画という文化は各国に共通のものだが、私も含め多くの人たちが馴染んでいるのはやはりハリウッド作品。そのセオリーってやっぱりあるんですよね。たとえばチームの成長、多彩な群像、性格の異なる二人の友情、情けないくらいの人間が大きく成長していく話。私たちの心の琴線て、なぜかこういうものにふれたとき、グイグイと惹かれていく。ね? ハリウッド作品でそういうものを私たちはいっぱい見てきましたよね。シリアスな話の中にも、クスッとするシーンがあったりなども含め、本作も、そのセオリーを見事に踏襲しています。だけど、あざとくない。ここが大きなポイントだと思います。 すごく自然な構成になっているから、映画に自然にのめりこんでいき、後からふと、そういう作品だったんだなと気づきました。これは、世界的な大ヒットに繋がりそうな、そういう予感がします。  主人公役は、「タクシー運転手」にも出ていたユ・ヘジン。脚本と監督は、「タクシー運転者」の脚本を担当したオム・ユーナという人。男性?女性? 「タクシー運転手」のときに女性と聞いた覚えがあったような・・調べたら、やはり女性でした。ユン・ソナとかシム・ウナの名前を思い出すと、ナが最後につく名前は女性名ってことなんでしょうか。  パンフレットを買おうか迷って結局やめて帰ってきてしまったのですが、やはり買えばよかったかな。 劇中、地方の方言にこだわって言葉あつめするシーンがたびたび出てきた、そういうこだわりの背景にあるものも、監督の言葉で聞いてみたいし、ユ・ヘジンへのあて書きっぽいキャラクター設定の話など、パンフレットに出てるんじゃないかと思いますね。読んでみたい。あとで買いに行こうと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2020-08-27 13:29:06)
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