21. 千と千尋の神隠し
幼い頃に持っていた記憶、忘れかけていた思い、何故か優しく語りかけてくるものが感じました。振り返った時にある・・・そんなもの。優しく儚いメロディーが涙を呼びました。日本は、昔と現代の文化が融合している素敵な国なんだなって感じました。 9点(2003-06-10 02:46:31) |
22. 奇跡の海
知り合いに勧められて、とても衝撃的だった作品です。愛という形、想いという形、そういった所ではなく、自分自身に、色々な形というものを超えた真実みたいな、言葉の描写が難しいのですが、「お前はいったい、どう想い行動しているのか、 その気持ちに対して、どれだけ自分自身なのか」って、私自身とても色々と考えさせられました。 9点(2003-05-13 00:45:33) |
23. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
恋心に真正面を向けないでいる私に、とても影響を与えた映画です。強さ弱さと簡単には表現出来ないものが私の中で膨らんで、なんとも言えない気持ち。見終わった後にも、確かな余韻を私の中に残しています。 9点(2003-04-09 22:30:12) |
24. 不滅の恋/ベートーヴェン
ゲイリーオールドマン良いですね。これに限ります。音楽物の映画って好きなのですが、アマデウスよりも不滅の恋はもっと身近に感じられ素直に見れました。 9点(2003-04-01 01:45:55) |
25. ギルバート・グレイプ
なんといってもジュリエット・ルイスに私は限ります。とてもキュートで、大好きな女優さんです。彼女が好きな方は「カルフォルニア」も良いのでは。デカプリオ嫌いな人も、この映画で少し見方がかわるのでは?淡々としたストーリー心に残る一滴の余韻。私に合った映画でした。 9点(2003-04-01 01:29:13) |
26. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
パッケージで引いてしまう人って結構いるのではないでしょうか?私もその一人でした。どうも裏のコメントがいけ好かなくて。ですがあまり見る映画もない時に借りたのですが、内容が濃く、音楽も素晴らしく、かなり見入ってしまいました。後になっても心に残っていて、サントラも買っちゃいました。お勧めですね。 9点(2003-04-01 01:24:57) |
27. セッション
《ネタバレ》 芸術という名の愛憎劇。 とある理由で、先生であるフレッチャーは、教え子であるニーマンの事が死ぬほど嫌いである。 が、彼の奏でる演奏はその事を陵駕してしまう程のもの。 後半のセッション部分は 演奏を止め、教え子を地獄の底に落としたいが 自分の愛する音楽には嘘は付けない 相手を憎みながらも、更なる境地へと進んでいく。 前・中半部分では、教え子の才能と、先生の主人公への恨み、音楽への愛を表現。 ここの表現で後半の印象は変わると思います。 最後の言葉が「good job」という事はレビューで気が付きました。納得。 ありがとうございます! [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-03-12 19:35:46) |
28. マグダレンの祈り
時代というもの。宗教というもの。宗教や道徳、真善美に対して一考する映画。時代的なものを私が真摯に対話することは出来ないのだろう。 何かに頼らないと生きてはいけないものなのか、決め事を作ること守ること。人の倫理や自由とは何なんだって考え、また突き詰めた所で足元を見なおす事をこの作品で訴えている事の一つだと私は感じました。 見ておいた方が良い作品、必要のない作品? 8点(2004-05-19 17:54:23) |
29. トーク・トゥ・ハー
好きな感じの映画。心のどこか片隅にある感情。孤独・皮肉・悲劇・利己の筋だった部分。その醜さと美しさ。 どこかに哀愁があって、どこかにある優しい気持。 言葉では上手く表現出来ない愛というものが、とても表現出来ている作品だと感じました。 8点(2004-05-19 17:17:47) |
30. 歓楽通り
ルコントという事で見ました。ルコントファンです。 やはりというか、ルコントのエッセンスが効いた良い作品です。 彼の切ないというか、普通では受け入れられづらい愛情表現を、このように表現する事がなによりも好きで、彼を愛しちゃいますね(^^; 8点(2004-04-13 16:53:50) |
31. アイズ ワイド シャット
官能世界。己の欲求が何処まで現実と重なり合うのだろうか。 自分自身のマゾな部分を、この作品が描いている世界で何処まで満たしてくれるのだろう。身近に感じない世界ではあるが、確実に身近にある世界だとも思う。 8点(2004-01-15 04:47:31) |
32. デッドマン・ウォーキング
何が良くて何が悪いか。それは人それぞれであって道徳的なものであるのだろう。自分の中で真な事も外では逆の事もある。 己を作っているものはなんなのだろう。倫理とは何なのだろう。 作品を通じて、中間的な位置から考え、自分の位置を確認しました。 8点(2004-01-14 14:46:43) |
33. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
世の中には色々な詐欺師がいるが、彼はその才能がずば抜けていたのだろう。映画をそのまま事実と受け止めるならば、彼の何がそこまでのものを持っていたのか実に興味がある。会えるならば一度お会いしたいものです。フィクションものだったら面白くない作品かもしれませんが、実話ということで点数を上げられる作品。アメリカ社会の奥深さを感じました。 8点(2004-01-14 14:39:29) |
34. ミュージック・オブ・ハート
ノンフィクションという事と音楽物というので借りてみた作品。 何事にも対して、思い続ける事は実現するんだって事を思い出させてくれました。人は何だって出来るんだって。 芸術を通じ、音楽を通じ、映画を通じ、自分にエールを送れるそんな作品です。 8点(2004-01-14 14:20:09) |
35. リトル・ダンサー
良かったです。温かい気持ちになれる作品。 まぁバレエというかタップなんですけど。もともと白鳥の湖が好きだったのもあって素直に入れました。 音に自然に同調する体と心。表現する人の羨ましさ。感じられる側の素晴らしさ。いいですよね。 8点(2004-01-14 00:58:08) |
36. 陽のあたる教室
学生だった頃に友達とみた作品です。 見終わった後に、「人間に生まれて良かった」(人間贔屓発言爆)と思った。また音楽が感じられる環境に感謝しました。 素直になれる心地よい作品 8点(2004-01-14 00:49:06) |
37. ディア・ハンター
ベトナム戦争を一番表現している映画だ、とアメリカ人が言っていました。が、ベトナムのサイドからも同じ様な意見が聞けるのかどうか。経験していない私が言うのは間違っていますが。ロバートデニーロファンとしては由です。 8点(2003-08-03 01:13:42) |
38. 時計じかけのオレンジ
雨に唄えばに合わしてのケリとか印象に残ってますね。10代の不条理と欲望・暴力・自立やサイケな世界観。理性と欲望についての描写が良く表されていると感じました。自分自身の胸の奥を突く歯がゆさが怖いですね。 8点(2003-08-03 00:38:42) |
39. CUBE
斬新さにはまった映画でした。閉鎖空間での人格表現は色々な映画ありますけど、それ以外でも、この映画は見ごたえのある内容でした。ただラスト近くから、少し苦しい部分もありましたが、相対的にみて、とても完成度は高いと感じました。今後期待の監督! 8点(2003-07-07 03:38:41) |
40. カンパニー・マン
人格の形成での問いかけが面白かった。2つに一つの中で3つ目の選択を出す自然さが自分と合う。ストーリーとしても面白いが、最後が途中で読める人も多いのでは。最終的な事を彼女へのラブレターとして見ると素敵だと思う。ナタリはアナログ的なデジタルさの表現が、私の好みに合います。 8点(2003-07-07 03:30:34) |