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ペリエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  眼下の敵 《ネタバレ》 
リアリティが無く、戦争の現実と違うのは承知の上です。この映画にリアリティは求めません。なぜかと言えば、それ位駆逐艦と潜水艦の攻防はスリリングだし、どっちの艦長も魅力的だし、特にドイツの潜水艦艦長ユルゲンスが好きだからです。駆逐艦の執拗な攻撃で部下のひとりが取り乱したときに、怒ることなく、規則や権限を振り回すことなく「我々は死なない、俺を信じろ!」と言い放つ艦長、か・かっこ良すぎ・・・シビレます、私もお供しますと思わず言いたくなりました。その後、危険を顧みることなく、兵士を鼓舞するためにレコードをかける艦長の気骨にもやられました。 
9点(2004-12-09 18:29:42)
22.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
ジョージにとってレニーは重荷だったことは間違いない、前半でもそんなことを言っていたし。けど、だからこそジョージにはレニーが必要だったように思います。日々無意味とも思える労働の中でレニーが居たからこそジョージは「こいつのために、俺は必要なんだ」と思えたし、頑張れたんじゃないだろうか。レニー以外の仲間とは気軽に楽しく付き合えるけど、彼らは別にジョージである必要はなく誰でもいいわけで、ジョージは日々楽しくても何か空虚感、虚無感みたいなものを感じるはずです。一方レニーは一緒にいて楽しいわけでもなく、重荷だけど、ジョージなしでは生きていけない、そんなレニーだからこそジョージの空虚感を埋めてくれる存在だったんだと思います。このへんは複雑ですね、大切だけど重荷、重荷だから捨てたいと思うけど、捨てるのは寂しいみたいな…このあたりのジョージの心情はうまく描けていると思います。 そういうレニーを失うはめになり、自ら引き金を引くジョージの姿は痛ましかった…うまく文章にはできませんが、印象に残るシーンでした。 
9点(2003-11-03 21:32:53)(良:2票)
23.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
このやりきれない気持ちをどこに持っていったらいいのやら、残された人達(観客も含めて)はどうしたらいいの。彼女はあのようにしか生きられない、どうしようもないです。私は裁判のときに全部喋ってしまう類なので共感はできないけど、セルマを何とかしてあげたいと思いました。けど自分の近くにも彼女のような人がいても、私は気が付いてあげることもできないかもしれません、情けない話ですけど。ドキュメンタリータッチのカメラワークは批判も多いけど、セルマという一人の女性の人生を見せられている感じがして好きです、悲しさ、せつなさも倍増です。
9点(2002-07-15 06:28:46)
24.  海と毒薬
人としての良心はどこにあるのか、しかし極限の状態になるとそういうことも考えられなくなるみたい、人間て怖い…。そして成田三喜夫は不気味かつ怖すぎ、彼の存在がこの映画を一段と暗い雰囲気にしてます。これ以後ちょっとネタばれ。映像面では「ガーゼ!」「ガーゼ!」と連呼する手術シーンは、かなりリアルです。これは映像ならではの迫力で、原作はここまでではなっかたです。
9点(2002-05-02 00:17:53)
25.  ディパーテッド
スコセッシ監督と言えば、一昔前までは当然デ・ニーロとなる所ですが、近年はそのデ・ニーロ推薦のレオ様(古い??)を起用することが多いですね。レオ様と言うと、どうしても甘いイメージがあって、スコセッシ作品から最近遠ざかっていたのですが、結構イイ役者になっていてビックリ!今後に期待したい所です。しかし今作に関して言えば、予想していたとはいえ、ジャック・ニコルソンが凄すぎるわ、何なんでしょうかこのオヤジは。シャイニングの頃からキレっぷりには定評のある?ニコルソンですが、今作でもイイ味出しちゃってますね。酒・オンナ・ヤク・殺しだけに生きている、まさに怪物のコステロを熱演です。このオヤジが放つ、いつキレて暴れ始めるか分からない妖しくヤバい雰囲気は独特のものですね、哀愁を感じさせるとかならデ・ニーロやアル・パチーノかと思うけど、この雰囲気、言い換えれば野獣性みたいなのを出せるのは、やはりジャック・ニコルソン!食事のシーンで切れた「手」を持つシーンや両手・全身を血に染めて普通には話しているシーンは鳥肌ものです!映画全体はストーリー的に出来すぎの部分が多分にありますが、楽しめたし、上述の強烈なアク&クセある演技のニコルソンも含めてこの点数→ 
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-13 11:32:16)
26.  シン・シティ
意図的な安っぽい演出、複数ストーリーによる人物の交錯など、まさにタランティーノ節といった構成の映画です。それに今作では、モノクロ映像にどきつい赤という演出、この「赤」は良いです!血と情熱の赤は、モノクロで抑え気味の映像に、スパイスとして作用し、映像に躍動感のようなものを与えています。この躍動感こそがアクションシーンと合わせて、40~50代フィルムノワールとは違う、21世紀の進化したノワールと言ったところでしょう。また、ヴォイスオーバーで男達の内的独白をさせることで、孤独感を強調する演出も成功していると思います。一方、これもタランティーノ映画に共通するもので、意図的に抒情的な部分を削ぎ落として、クールな部分を強調するのですが、個人的にはもう少しウェットな感覚を与えて欲しい所です!これは趣味の問題で、タランティーノ的ダンディズムと私の価値観(平たく言えば「カッコイイ男の定義」)が微妙に違うので、どうしようもない所と分かっているのですが・・・やはりチャンドラー的ダンディズムと比較してしまいますね~。しかしながら、映画全体としては、映像面、構成面ともに傑作に入る部類だと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-08 13:15:53)
27.  白熱(1949)
母親を車で追跡するシーンや刑務所での面会シーンなど随所に緊張感ある場面があり、それに加えて肝っ玉母ちゃん、嘘つきの欲深女と個性的な登場人物が映画を盛り上げる。なかでも、ギャングとマザコンを組み合わせた主人公は驚きで、粗暴でエネルギッシュといったこれまでのギャングイメージに加えて、狂暴性を持ったコーディなくしてこの映画は成り立たない。この複雑な人物を演じたギャグニーは見事で、小柄だが裡に狂暴性を秘めた雰囲気は、彼にしか出せない雰囲気だと思う。ちなみに、マザコン要素をコーディに加えたのはギャグニーの意見らしい。コーディは最期まで留まることなく悪の道を突っ走り、悩むことも、恐れることもない。コーディの鬱屈していた狂気が全開したようなラストも圧巻で、white heatの原題も頷けました。悪漢映画として今観ても楽しめる傑作だと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-02 15:26:55)(良:1票)
28.  ロング・グッドバイ 《ネタバレ》 
グ-ルドが演じるマーロウはかっこ良いというより、とにかくタフだという印象です。公開当時は原作と異なるということでかなり批判されたようだけど、こんなマーロウも嫌いじゃないです。裏切りで友人を失い、飼ってる猫にまで逃げられる始末のマーロウだが、これまでと変わらず都会の片隅のアパートでたばこを吹かし続けることだろう。 ラストの「ハリウッド万歳」の歌や原作と異なり友人テリーの命を奪うという設定で、マーロウの社会から切り離されたような印象が一層強調されます。確かにテリーの言うようにマーロウは敗北者かもしれない。しかし、マーロウが孤立し敗北者の印象が強まれば強まるだけ、私の中ではマーロウの魅力は増していくのです。  
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-12 23:45:38)(良:2票)
29.  めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 
生きてる意味があるのだろうか?そんな疑問を持つ人もいれば、いない人もいると思う。この映画の登場人物達はそんな疑問に嵌った人達で、この疑問は生活するには無意味どころか、むしろ有害ですらあるのに、嵌ってしまうと離れられない非常に厄介なしろものです。人から気遣ってもらいそれに感謝していても、誰かのことを愛していても、この疑問の外にはなかなか抜け出せない…いつも「私は生きてる意味があるだろうか?」その疑問だけが頭の中を駆け巡っていて、自分が生きていることに意味を見出せない。死んだように生きている彼らにとって生きていることは喜びどころか苦痛で屈辱でしかない、一口に言えばニヒリズムの状態なわけだけど、自分でもそれが解っていても抜け出せない。そんな彼らには共感するし、特に何の問題もなさそうなローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)には特に共感しました。その中で彼らは自殺したり、旅立ったりと、その環境から抜け出そうとします。それが彼らの「生きるとは何か?」の答えなのでしょう。しかし、現在の私の答えは彼らとは違うものです。私は未来に可能性が無く、怠惰な日常が果てしなく続こうとも、それに耐えていくことが「生きる」ことであり、それが周りの、そして自分の幸せにも繋がると思ってます。最後に私事なんですが、以前の私も生きていることが無意味に感じられ、苦痛であり、そこから抜け出す方法は自殺しかないんじゃないか?そんなことを思ってました。かなり頭でっかちになってたとは思うけど、そんな過去があるからこの映画を楽しめたのかもしれません。
8点(2004-11-11 15:58:24)
30.  戦争のはらわた
シュタイナーとストランスキーを比較したとき、一般社会で受け容れられるのはストランスキーで、シュタイナーのような存在は許されないでしょう。確かに観念なんてくだらないように思うが、ストランスキー同様観念無しに多くの人間は生きられません。しかし、シュタイナーは違う。だからこそ、彼に惹きつけられるのでしょう。人間が作り出した観念を彼の荒れ狂う生存本能が突き破るのは観ていて爽快です!彼にとって国家や戦争の善悪なんて関係ないし、勲章も邪魔くさい。俺は生きる、生きてやる!例えそれが狂気であろうと生き抜いてやる!彼は叫んでいるように思います。 そして最後の高笑い、彼が笑ってるのはストランスキーに象徴される人間の作り出した観念(又は価値観)すべてではないだろうか?
8点(2004-09-27 00:17:22)
31.  戦場のメリークリスマス
国同士は敵対関係だし、捕虜と看守役の兵士という関係では、お互い分かり合うことはほとんど不可能かもしれない。けど、どういう立場にあってもクリスマスは誰の頭上にも平等に訪れるんだから全く不可能というわけではない、と思いたいです。自分の属する国家や置かれた立場を超えて、通じ合える何かが在るかもしれないし、そうあって欲しいと思います。それは何か解らないけど、ひょっとしたら「クリスマス」というイベントかもしれない。 「ロレンス!メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターロレンス…」ですね、相手の立場が捕虜であろうと、看守であろうとクリスマスには何の違いもないです。ロレンスとハラ軍曹の対立しながらも、通じ合うようになる関係は良いですねー、人同士の分かり合える可能性を感じさせてくれます。号泣ではなく目頭が熱くなりました。全体として良い映画だけど、残念なのはヨノイとジャックの同性愛的関係がよく解らないとこかな、これが減点材料です。そして、教授が担当した音楽は言うまでもなく最高です! 
8点(2004-06-30 00:10:54)
32.  死刑台のエレベーター(1958)
サスペンスと言えばだいたい真実に導いてくれる探偵役がいて、観客は探偵役と一緒に事件の解決に向かっていくので、安心して事の成り行きを見守り、必ず明かされる真実の重さみたいなのを感じるのが一般的だと思う。ところがこの映画はまったく逆!真実は解ってるのに登場人物の誰も近づけず、むしろ遠ざかりまったく別の物語を創ってしまう。最後には真実に到達するわけだけど、別の物語ができる切っ掛けが些細な事なら、真実が明らかになる切っ掛けも頼りないものです。別の物語を創造していく過程がやや作為的?な印象もあるけど、真実と言われるものがいかに頼りなく出来ているのかが伝わってくる映画でした。 映画全体としては、事件が思わぬ方向に転がっていくあたりからはテンポも良くていいけど、前半はダルイです…フランス映画にありがちですけどね。
8点(2004-06-27 15:18:13)(良:1票)
33.  英雄の条件
ベトナムとアメリカという視点で見ると???となるけど、国の為に戦った1軍人と国家という視点で見ていたので、国を思う彼の純粋さに素直に感動できました。この映画は戦争賛美やアメリカ万歳といよりは、国家というものの傲慢さを描いた印象でした。軍人は国の為に戦うが、国家のために犠牲になるのが当然というわけではないでしょう。
8点(2002-07-15 01:26:58)
34.  ボディ・バンク
役に立たない人間は殺害しても構わない。「海と毒薬」でも似たようなことが描かれていて、違う!という感想を持っていました。主人公も同じことを思っていたのに…医学の倫理問題と人間の持つエゴイズムがよく出ている秀作です。前半はかなりつまらなかったので、見ているのがちょっとシンドイ、それが減点材料か?
8点(2002-07-12 05:54:32)
35.  ローズマリーの赤ちゃん
ローズマリーの妄想の方が良かったかもしれないが、こういうラストもOKかなと。観ていてやり過ぎにならないか途中不安だったけど良く纏まっていると思います。特に赤ん坊の映像を見せてしまうのかとヒヤヒヤ、あそこで赤ん坊を見せたら全てが崩れるとこでした。そこは監督も解っていたのかミア・フォローの表情で恐怖を演出するあたりは監督・俳優ともにお見事!見せ過ぎるどこかのホラー映画とは違う! それにしても、赤ん坊の泣き声は耳に付いて離れない・・・「イレイザー・ヘッド」が妊婦の夫が観てはいけない映画なら、これは妊婦さんが観てはいけない映画かも。何にしても、不気味な赤ん坊という意味では双璧をなしてると思う。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-05 16:37:57)
36.  三つ数えろ
ハードボイルド映画の傑作のひとつですが、ストーリーが複雑、というより崩壊してます。ボギーが「運転手を殺したのは誰か教えて欲しい」と聞いたところ脚本家、監督、原作者の誰もわからなかったらしい。そんなわけで、観客が解らないのは当然のことで、マーロウが最後まで解らなかったことは観客も解らないまま映画は終了。映画の雰囲気は好きなんですが、一応サスペンスなので犯人を決めてから映画制作に取り掛かってほしかったというのが正直な感想です。ボギー演じるマーロウも嫌いではないけど、ストーリーに気を取られすぎたせいか、ラストを除くとあまり印象に残りませんでした。個人的にはボギー主演の探偵ものなら「マルタの鷹」の方が上です。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 17:03:05)
37.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
他の人も言われているように「外国人向け東京ガイド」といった感じがあり、実在するものを使っており、番組まで実在の番組を使ってました。マシュー南はいつもどおりのハイテンションで、いつもと違い?スベってました(笑)スベってくれという指示が出てたのか、それともリアルでスベったかは不明。あの空気ならスベって当然か。そんなことは置いといて、ただの東京ガイドではなくストーリーの方も捨てたもんじゃなかったです。自分を見失ったような喪失感を抱いた2人が異国の地で惹かれあう、これは異国ならではでしょう。母国なら、そういう喪失感に自分でも気づかず生活し、相手のことも敏感に察することはないでしょう。あの二人が交わるには「異国」という舞台が必要だったと思います。それが東京である必然性には疑問があるんですけどね。そういう交わることがない2人が一瞬交わり、離れてそれぞれの日常に帰っていく。そして、もう2度と交わることはないだろうし、交わらない方が幸福だろう。ラストも爽やかで、とても後味の良い作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-28 20:58:56)
38.  椿三十郎(1962)
どこか出来すぎかなと思うけど、それほど気にならずに見れました。それもこれも椿三十郎のキャラクターのおかげでしょう。自分のことを悪者だと言ってのける室戸にある種共感し、評価さえしているあたりが三十郎の魅力ですねー。ここが「遠山の金さん」や「水戸黄門」との差でしょう。単なる善人ではなく、自分のやりたいことをやりたいようにやる、それがたまたま良い行いになっただけで、ひょっとすれば悪に加担する室戸のようになってしまうかもしれない。そんな野性味を持った三十郎は魅力的だけど、そのままでは社会には適応できないし、無理に適応させれば室戸のようになってしまうのかも…それを解っているから自ら去っていく三十郎、かっこいい~~。しびれました!そんな三十郎を演じきった三船はさすが世界の三船です。お見事!
7点(2004-08-15 21:53:20)
39.  白鯨
なんと言っても神をも恐れぬ復讐の鬼、エイハブ船長ですねー。子供の救助を拒否したり、無茶な命令をしたりと問題は多いし嫌悪感を感じつつも、船員同様、彼には惹きつけられました。神であれ悪魔であれ人間に越えられないものはない!エイハブはそう主張してるように思います、なんて言うか人間の神宣言みたいなことですね。そして、そういう力強い宣言をする人間には危険だと解りつつも惹かれるし、最後は巻き込まれて破滅してしまう、映画で言えばスターバックスですし、おそらく私もスターバックスのような人間だろうと観ていて感じました。エイハブは現在のアメリカ人や日本人が目標とする「強い人間像」の象徴のようで、その危険性を感じないまま目標にしてるようで怖い感じがします。ちなみに原作(翻訳)は読みたいと思うだけど、鯨の専門書みたいという話を聞いて悩んでる最中です。 
7点(2004-08-15 20:56:07)
40.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
社会主義が崩壊し資本主義に圧倒されていく流れの中では、社会主義に対する風当たりが厳しくなるのは仕方が無い。しかし、社会主義の全てが間違っているわけではないし、その中でそこそこ幸せに生活していた人達がいたわけです。そういった人達にとって変革は必ずしも良いものではなかった。仕事は失うし、かつての労働者の英雄はタクシー運転手になってるし…社会の中でしか人は生きられないが、社会は個人の思いとは関係なく回転し、流れていくようで哀しかったです。けど、映画全体はコメディということもあって、それほど湿っぽくありません。また、西でも東でも禁止されている散骨をするシーンは、西だ、東だ、資本主義だ、社会主義だ、そんなことより大事なことがあると訴えているようで、救われました。
7点(2004-05-09 14:22:33)
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