21. ロスト・イン・トランスレーション
変な日本人像が出過ぎ。ソフィアコッポラだから我慢しようと思って覚悟していたが、無理。腹が立った。翻訳家が映画のコンセプトを理解しておらず、おそらくビルマーレーが自分の嫁の若い頃の裏側をヨハンソンとかぶらせている本来の脚本の意味も分からない可能性が高い。日本の映画関係者は、広告面も製作協力面も二度とこんなヘマをしないでほしい。 0点(2004-05-04 22:10:32)(良:1票) |
22. 豚小屋
会話的に頑張っても、映像的に厳しさのない映画は嫌いです。 ちなみに豚と男がセックスするシーンなどありませんのでそういうの期待している人は先にいっておきます。 0点(2004-03-14 19:35:43) |
23. 刑事ジョー/ママにお手あげ
当初「ミッドナイトラン」もこのような評判でした。俺的には、ミッドナイトランと同じぐらい高いレベルの作品です。この定評が今後いつくつがえされるのか、もしくはされないのか。少し楽しみです。 アメリカのコメディを良く知っている人なら必ず楽しめる映画です。 10点(2004-03-14 19:30:17)(良:1票) |
24. ドッグヴィル
奇跡の海のリメイクに少し味付けしたもの。 そういう風に受け取りました。ただ彼らしさが出ているからホントは悪くいいたくない。 相変わらず、ハンディカムのブレでよって退場している人がいる。あれはなれないよね… 0点(2004-02-23 01:19:31)(笑:1票) |
25. ヒポクラテスたち
古尾谷さんが近年には酒浸りでかなり暴力的だとどこかの女性誌に頻繁に出ていました。しかし、この映画を見て逆に理解した部分があり、こういう繊細な演技をする役者なら最終的にそうなってもおかしくないと思いました。彼は死んでしまい、その雑誌に書かれた事がどういう意味があるかは知りませんが僕らの世代は主に脇役をこなす古尾谷さんしか知らないので、おそらくこんなに純粋な役者をこなす彼を見ると多くの人が驚くんじゃないかと思います。 10点(2004-02-10 06:01:34) |
26. コルチャック先生
この映画によりユダヤの血を引くスピルバーグは思わず「シンドラーのリスト」を作る事になります。はっきり言って「シンドラー~」はこの映画の二番煎じでしかないのですが、まあ彼はアンジェイワイダにとても敬意を払っているので許します。俺的に。アンジェイワイダ自身は、60~80年代を国際的な賞に囚われた政治的だが無味乾燥な作品をとって過ごします。ポーランドのお国柄は確かに分かるのですが、それは彼のファンが本当に見たい映画ではなかったと思います。 この映画でやっと「灰とダイヤモンド」の続編と思えるような、純粋で悲しく高揚感のある彼の魅力が復活したと言えます。 10点(2004-02-10 05:51:53) |
27. Tommy/トミー
おそらく多くの人が「ロックオペラ」という代名詞のため見ていない作品だと思う。ただ、ケンラッセルの「マーラー」でかいま見る「私は直線的な台詞でストーリーを語るくらいなら歌と踊りで表現したい」というメッセージが痛いほど伝わり、私は個人的かもしれないがシビれました。ピアノ鍵盤型のピンボールで戦う前王者役エルトンジョン、マリリンモンロー教の教祖でありギターを片手にダイナミックな曲を歌うエリッククラプトン。そして暴れまくる副教祖ピートタウンゼントにキースムーン(お客に向かってドラムを投げる)。カメラにぶつかりながらもやたら踊り歌うティナターナー。もともと、歌劇とは歌でストーリーなんて分からなくてよく、それでかつ馬鹿なくらいアートにこだわるものだと思う。 音と映像がメインのこういう作品で、目と耳と口が不能な少年が主人公だがそれが十二分に魅力的な方面に向かっていると思う。 普通、いくらお金をかけてもこれだけ周りの人間に協力してもらえる映画監督っていないと思う。 10点(2004-02-10 05:37:32) |
28. ドラゴン怒りの鉄拳
なぜかヌンチャクで足だけ狙うドラゴン。怒りによって、電信柱に人力車を引っ掻け怒りが頂点に。そう、時には電話を修理するふりしてビン底眼鏡で屋敷に侵入。誰がなんといおうと、ブルースリーは変態ぶりを武術でカバーする。 10点(2003-12-14 19:03:37)(笑:1票) |
29. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
笑えると言うほど、面白くはない。そう言うシュールを目指していると思う。セックスシー 10点(2003-12-14 18:55:17) |
30. if もしも....
爆発前夜のマクダウェル氏。そのセクシーさが関係してはいないが、話が長い。細かいとこじっくり見てるけど、いろんな事やればやるほど作りが粗い。 0点(2003-12-14 18:52:01)(良:1票) |
31. 赤ひげ
三船さんはこういう役が良い。ニヒルではなく、何かをするために度胸とユーモアがあるというセクシーさが必要。 10点(2003-12-14 18:46:41) |
32. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
映画なんて監督以外みんな他人さ、見たいな印象。がんばれ監督。セクシー 10点(2003-12-14 18:44:26) |
33. 書を捨てよ町へ出よう
まずロック!これが凄いサウンド。「僕は電車だ!」と線路の上をランニングするシーンのギターがジミヘン越えしている。映像はアングラのなんとか~なんてもんじゃない。チンポコのサンドバック、無気味な集団(アホ越え)、ストーリーの意味不明さ。でも100%寝ない。セクシー 10点(2003-12-14 18:40:43) |
34. ゴッドファーザー
マーロンがセクシー 5点(2003-12-14 18:34:07) |
35. ロッカーズ(1978)
出だしの音楽最高。でもジャマイカ人みんなそっくりでリーペリーが誰だか分からなかった。ファッション大辞典映画。ストリーは全然ダメ。でもこの映画借りるような人はそんな事言わないでしょう。セクシー 10点(2003-12-14 18:32:25) |
36. 巨大蟻の帝国
必殺、アメリカ人による北朝鮮レベルのカルト映画。離島にやって来た人々を巨大アリが中途半端に襲いまくると言う話。しかも地元住民たちは「女王アリ」のフェロモンに洗脳され、砂糖工場で出来立ての大量の砂糖を巨大アリたちに提供する始末。こう話しといておきながら、巨大アリと言うのはただ単に「本物のアリを拡大しただけの映像」。人を襲うために、桟橋伝いに船に向かうシーンがカルト映画史上最も輝ける瞬間。(合成が上手くいかなく所々アリが真っ黒になり、しかも橋の上を歩くアリは時々急に止まる)アリを巨大かさせる原因のウランなんだけど、海の深い所に注意深く捨てたにもかかわらずいきなり次のシーンで砂浜に流れ着いちゃっている訳で。 10点(2003-12-06 11:58:52) |
37. 灰とダイヤモンド
ポーランドという小さな国にこういう「核弾頭」みたいな人がいたなんて思っても見なかった。あとからこんなに込み上げてくる映画はないと思う。政治的な知識が無くても全然楽しめた。マチェックが銃でうった政治家が、倒れて死ぬ事を嫌い自分に抱きついてくる。その瞬間、マチュックは自分が明日から命を狙われる存在になり、恋人も失ってしまった事を実感し苦しみを顔一杯に表現する。そして突然の背後から打ち上がる花火。人々は家の窓から顔を出し、笑顔で空を見上げる。 カラスの飛び交うゴミの山で廃人のように歌いながら死ぬのも、映画史上これとない名シーンだった。桁外れにすばらしいよ。 10点(2003-12-06 11:39:10)(良:1票) |
38. シベリア超特急
ただの馬鹿映画だったら、ここまで話題にならない。水野晴雄の過剰なまでの映画への愛情を感じます。他の映画評論家や映画を撮れる人たちの中で、彼のように駄作を作って、何かを失う危険を恐れている人は世の中にごまんといるから。マイク水野氏だって当初はたけしや大島渚さんに馬鹿にされて、かなりの批判にさらされたし。それから一時期テレビにも出なくなった。でも彼の凄い所は、シリーズを続けて行く事でどんどん上手くなってシベ超4(舞台バージョン)あたりは結構名作なレベルまで言っている事。とてもこの一作目がバネになったんでしょう。ただ、やはりこの作品は痛すぎる。水野さんが純粋な馬鹿状態で。 聞いた話によると結構本人は、この一作目がバカ作品扱いされる事に関して寛容らしいですよ。 0点(2003-12-06 11:28:44)(笑:2票) |
39. 北斗の拳(1995)
北斗の拳がカルト映画になるのは、運命だったと思います。 0点(2003-11-30 13:08:13)(良:3票) |
40. アレクセイと泉
ベラルーシにある、チェルノブイリ事件の被爆地域に泉。その泉は奇跡的に放射能に汚染されなかった。しかし、いくら泉が汚染されていなくても危険地域。周辺住民はこの10年でわずかアレクセイの親子と数名のものになってしまった。その中で、アレクセイは被爆したせいか、もしくは小児まひにかかったのか、言語障害で動きもぎこちない青年に育ってしまう。そういうドキュメント。少しだけ、見るのに覚悟が入る。 10点(2003-11-27 01:17:28) |