21. ザ・ワン
《ネタバレ》 冒頭のアクションシーンは気合い入ってるンだけどなあ。途中でいろんな平行宇宙のリーが映されるシーンで大爆笑。ラスタヘアやら金髪のリー・リンチェイって、似合わねえ。そこからは爆笑おとぼけアクションと気持ちを切り替えて鑑賞。『マトリックス』とか『タイムコップ』とかのいろんな設定をつぎはぎにした変な映画と思えば怒る気にもならず。なんつうか『モータル・コンバット』の脱力感に通じるものがあって、実はそんなに嫌いじゃないのさ。リーは相変わらずの華の無さだったけど。 4点(2004-03-26 21:25:03) |
22. AIKI/アイキ
《ネタバレ》 交通事故で下半身不随の主人公のクサリ具合を丁寧に描写したから、合気道と出会ってからの修行の日々が清々しい。ラストの異種格闘技戦はオマケってことで。期待しないでみただけに妙に面白かったよ。 ビールで乾杯を「合気上げ」とか、ほんとに言ってそうだしさ。 8点(2004-03-26 21:19:13)(良:1票) |
23. イノセンス
《ネタバレ》 音が映像が気持ち良かった。1作め観てないとついていけない部分が多々あるのに関わらず、まったくといっていいほど1作めを取り上げなかった映画の宣伝の仕方に罪があると思うよ。本作観た後で1作めみたら、ここ数年のアニメの急速な進化に愕然してくれればいいけど、単純に絵がひどいって思っちゃう人を輩出しちゃうだろうしね。よくアニメでリアルに表現する方向性に疑問を呈す人はいるけど、ものの動き、特に人間の動きをハンドトレイス(メカやらなにやらは最近はデジタルですけど)する、日本のアニメーションはどうやったって実写とは別物と思うんですよ。むしろそういうのは『ファイナルファンタジー』とかのモーションキャプチャーものの方が、実写でやればいいのにって思っちゃうんですけどね。本作はリアルなんだけどリアルになりきらないアニメーションの、いびつな魅力も残していて好きですね。素子はネットの中でバトーと再会するとばかり思い込んでいたので、リアルで出現したのは単純に嬉しかった。繰り返し見直せるいいアニメーションだと思います。 8点(2004-03-26 21:12:38) |
24. 青の炎
冒頭のセリフ回しが舞台っぽくって好きだった。一人で勝手にグルグルして自滅していく、八方ふさがりな感じは嫌いじゃない。ただ、細部のツメが甘いと言うか。せつない感じを出したいんだろうけど、あややはどうにかならんかったのか。押し付けられたキャスティングだったとどっかで聞いたけど、ヒロインが芸達者な配役だったら、もう少し面白かったと思うんだけどなあ。カンサイの使い方が巧かっただけに残念っす。 5点(2004-03-20 12:00:58) |
25. リベリオン
《ネタバレ》 ガン=カタがなかなか新鮮でした。ストーリー自体はよくあるもんだとは思いますが、SF者の喜ぶツボは押さえていると思います。クライマックスのボスとのガン=カタバトルは、なんつうかキャットファイトチックになってしまってて、ややがっくりというか苦笑まじりに鑑賞しましたけどね。 7点(2004-03-02 19:21:03) |
26. ウェルカム!ヘヴン
ハリウッドものとばかり思い込んで避けてた作品。だって、悪魔と天使が魂争奪戦するんでしょ。どうせ主人公はちょっといいコちゃんなやさ男なんだろうし、などと典型的設定なんかがぼよーんと頭に浮かんだわけで。実際に、観たらおもろかった。どことなく閉塞感が漂ってて好きでした。見終わってからペネロペが出てたことに気づいた。 8点(2004-02-26 19:31:07) |
27. コヨーテ・アグリー
頭悪そうな映画だと思ったが、プロデューサーが『パール・ハーバー』と一緒ってので納得。まあ、普通の青春映画でしょ。それ以上でもそれ以下でもない。お姉さん達がキレイなのが救いだ。 5点(2004-02-17 10:05:41) |
28. A.I.
つまらん。『鉄腕アトム』読んで、『人造人間キカイダー』読んだ方がよっぽど感動できる。なんでスピルバーグはこんなに面白くなく撮ることができるんだろう。不思議です。ロボコン0点。キューブリックでリメイク希望っていっても無理なんだよなあ。 0点(2004-02-17 09:51:19) |
29. PERFECT BLUE
《ネタバレ》 ようやく観た。インターネットのくだりは公開時期を考えたら仕方がないと思うけど、アイドルオタクの描写は今でも通用するよなあ。素直に面白かったです。ヘタなハリウッド映画や日本映画のサスペンスもの観るよりは、遥かにこちらを観た方が幸せ度は高いと。後半の現実と幻想と妄想の入れ子構造は、次回作の『千年女優』でも炸裂してますね。あと『妄想代理人』の3話とか。こういうのが好きなんでしょうな。セイントフォー末期のメンバーだった岩男潤子が主役を演じているってのもポイント高いっす。 9点(2004-02-17 09:49:06) |
30. 面会時間
マイケル・アイアンサイド観たさにビデオでレンタルした記憶がある。もくもくと仕事をこなすかのように殺人を繰り返すマイケルしか印象に残ってないなあ。 5点(2004-02-17 09:47:00) |
31. バーニング
初めてみたスプラッタムービー。免疫がなかったので死ぬほど怖かった。今なら逆に笑ってみちゃうんだろうなあ。その後、スプラッタやらB級バカ映画にハマるきっかけになった作品。後年、ゲームソフト『クロックタワー』をプレイしたときに、なんかいやな気分になったのだが、この映画が原因だったか。 6点(2004-02-16 14:53:27) |
32. 降霊<TVM>(1999)
いやーんな話。後味はとても悪い。でも、それが魅力の黒沢作品ですもん。 8点(2004-02-16 14:50:41) |
33. プレデター2
シュワちゃん版もいいけど、私はよれよれ中年刑事が死にそうになりながら戦うこっちの方が好きです。 9点(2004-02-16 14:32:06) |
34. プレデター
いつもばたばたしてるシュワちゃんがちゃんと演技している。プレデターは存在感たっぷりだし。この手のSFホラーの中では面白い部類に入ります。 8点(2004-02-16 14:29:21) |
35. 不思議惑星キン・ザ・ザ
理屈はいらないんだ。この映画の全部が好きなんだ。 10点(2004-02-16 14:26:23)(良:1票) |
36. カンパニー・マン
そばかす顔が気になってたんですが、最近はそんなルーシー・リューが良いと思うようになりました。『CUBE』クラスの完成度を期待しちゃったわたしが悪いんでしょう。普通に観たら普通に面白いと思う。秘密基地のビジュアルとかは『CUBE』チックで、私は好きです。 4点(2004-02-16 14:22:42) |
37. ヒルコ 妖怪ハンター
映画は原作ではクールと言うか、まあ学者肌な主人公・稗田礼二郎をまったく正反対の恐がりの情けない男に設定している。ジュヴィナイルものに方向をしぼった時点で、これは成功だと思います。わたしなんかは映画になった時点で、原作とは別物と考える方なんだけど、基本的に本作は原作のエッセンスをうまいこと映像に転化してると思うんだけどねえ。公開当時は駄作ぞろいの和製ホラーの中では頑張っていたと思う。沢田研二がずばぬけていい。 8点(2004-02-16 10:06:58) |
38. 鉄男 TETSUO
むちゃなエネルギーに溢れた作品。わたしはこういうのが好きだ。 9点(2004-02-16 09:59:49) |
39. 男たちのかいた絵
筒井康隆原作ものでは成功の部類じゃないでしょうか。ラストの人格入れ代わりは結構好き。 6点(2004-02-16 09:54:08) |
40. DOG STAR/ドッグ・スター
このての話ではお約束の配役ですが、石橋がよかったな。まあ、ほんと普通に観られただけ良しとしよう。 5点(2004-02-16 09:52:34) |