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小鮒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
仁義なき戦い この路線ではあるが、あの映画に比べると「軽い」のだが、その分現実味が出ている。下克上の繰り返し、爬虫類の共食いにも似た世界で、そういった気味の悪いエピソードをオムニバス的に連続させ、飽きない。ただ、これは好みがかなりわかれる映画だろう。ギャングものとしてはストーリー、脚色が精緻で目新しく、出来が良い。
[DVD(邦画)] 9点(2012-10-30 21:57:50)
22.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
「現代に蘇った吸血鬼」ではあるが、真の現代ではなくて1972年ということで、今から思えば「懐かしいあの時代」である。ベトナム戦争とかヒッピーとかLove&pieceとか、日本でも今の50代後半からは「わかる」文化だ。それを舞台としたワケは、まあ、近代的な現代よりは馴染みやすいからであろうし、懐古趣味でもあろう。とまあ、真面目に評しようとしても無駄な努力かもしれない。エバ・グリーンのエロい魅力とカーペンターズのTop of the world が映画館で聴くと案外音質よくて感心したことが印象に残った。ケチョンケチョンの低評価はリアルに70年代を知る「少数派」としては残念であるので、9点とさせていただいた。 この映画はストーリーの整合性とかモラル的なものを基準に見ちゃ、つまらない。「くだらない」ものでも飽きずに惹きつけられて1本見とおしてしまう、そういう味の映画かな。まあ真面目で品が良く、40歳より若い鑑賞者にはつらい映画かもしれないが、ブラックな味が好みの中年男にはギリギリストライクです。
[映画館(字幕)] 9点(2012-05-20 23:17:38)(良:1票)
23.  ジュリエットからの手紙
先にお書きになった皆様にこの映画の素晴らしさは書き尽くされている。 観たあとの爽やかさ、嬉しさ、湧き上がる希望、自分が単純なのかもしれないが、こういう映画をもっと観たいなと思った。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-12 21:14:54)
24.  サンクタム 《ネタバレ》 
研究者、探求者というものは、その道のトップランナーである。誰しもが理解できるメジャーな研究ばかりではなく、一見「趣味・道楽」に見えなくもないような研究もある。この映画に登場した「父親」はれっきとした「研究者」として描かれている。趣味や道楽でスリルを楽しんでいる人物ではない。研究の対象はまさに「秘境」だ。洞窟の在る地域がすでに秘境であることを冒頭映像で美しく且つ「リスクの高さ」を明示している。さらに洞窟自体がその深度、狭さがハンパでないことを示していた。最先端を走る「研究者」には常人では理解できないほどの「厳しさ」がなければならないが、それは自己に対する厳しさは当然のこと、危険を伴う研究であるのなら、他者の安全を守るためにプロなりの「他者への厳しさ」も当然必要である。本来ならこの「父親」は自分なりの安全で効率的な研究をしたかったものを、ナショジェオTVの取材などスポンサー関連の「接待」を強いられ、結果、事故につながったものだ。この「父親」は人格的にも強く、正しい人間であり、誰かがいつか行なわなければならない研究を突き進めるために努力した素晴らしい人物だ。決して自分勝手だったり、、人格がおかしいわけでもない。このような人に知られるとも限らない、何の役に立っているのかもわからない研究は世界中で絶え間なく行なわれているもので、それらの積み重ねで人類の今はあるのであり、その恩恵の上に何もしらずに「どっかり座って」映画をみているのが我々だ。映画の最後まで正常なメンタリティを維持したのは親子とリドだけ。彼らしかこの洞窟にはいるべきではなかったのだ。「父」は極限状態だからああいう言動をしたわけでは断じてない。「普段から」極限状態を常に意識して行動しており、事故のおきる前、事故の最中、事故後、「一貫して」冷静に対応している。また、それだからこそ「トップランナー」である。私はこの「父」の言動について、その全てを、深く頷きつつ共感した。危険と隣り合わせと理解しているもの、それを理解していないもの、その隔たりはいかにも遠いからこそ、危険を理解する者は、変に相手の機嫌をとったり気持ちを汲んでやる以前に「まず、わからせる」ことが義務なのだ。閉じ込められて生還するという点で127時間のことを思ってしまうが、サンクタムのほうが遥かにすばらしい映画だと感じた。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-08 07:35:57)(良:3票)
25.  ミラクル7号 《ネタバレ》 
タブー無視、遠慮なく、気取りなく、ストレートに描ききってるところが爽快。貧富、肉体的特徴に起因するイジメ、単にゴキブリだけでなくそれを「潰す」しかも大胆に。下品なようだけれど、貧しくても努力をし、清く正しく生きることを「はっきり」主張。一昔前、日本ではドリフがあったのだが、笑いとペーソスをひとまとめにしたこういう映画がもっと見たい。エンディングのボニーMのサニーが懐かしかった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-23 22:20:26)
26.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
ゾンビ映画と勝手に決め付けて映画館にやってきた「バイオハザード保守派」にとってはつまらなかっただろうな。が、これ単体でみれば十分面白い。3Dが効果的に活きる対象として「水滴」に着目したのであろうか。冒頭の雨滴など、水滴のスーパースロー3D映像が印象に残った。シェルブールの雨傘のオープニングともかなり似ているが、なにかオマージュとしての意味でもあったのだろうか。スーパースローは効果的な手法だったと思うが、ミラ(以下MJ)のお肌の衰え、姿勢の年齢的変化を白日の元に晒す結果ともなっており、両刃の剣ではあっただろう。しかし衰えはしても美女。3Dで映し出された彼女にはかつてなかった艶めかしい存在感があり、激しいアクションが「その熟れた果実を木から落っことしそう」で目が離せなかった。耽美的といったら言いすぎだろうが、冒頭の作りこまれたシーンから映画全体を覆うトーンがスタイリッシュでカッコイイ!! 最後にナイスバディの美女が1人また敵方として登場させてきたが、まさかあれがMJの後継?それはちょっとまだ寂しいな。  全作みたが各作品、娯楽作としてよくできていると思う。ちなみにゲームのことは全く知らない。ゲームおたく達にとってはこの映画は突っ込みどころ満載なんだろうな。
[映画館(字幕)] 9点(2010-09-19 01:50:03)
27.  ドリアン ドリアン 《ネタバレ》 
ゆとり世代のお子ちゃま達、団塊世代の変人中高年達に「ズキューン」とお灸をすえてくれるような、心がすがすがしく、晴れやかになるような映画だ。ストーリー的に大陸から香港に売春出稼ぎにきた女性の一時期を淡々と描いている。飽食の日本人、何か忘れていないか?大事なものを。「日々、一生懸命生きる」ってことを。そういった主題を強く感じる。「生きる意味?」そんなこと考えてる暇あれば、一生懸命、一日を生きよう!そういったひたむきさが清々しく感じられる。毎日忙しい日々を過ごしている自分に、そういった一生懸命にひたむきにいきる姿が嬉しかった。何が尊い?何が高尚?そんなこと、他人が勝手に決めること、今の自分には関係ない、大事なことは一生懸命生きること。  だけど、そんな一生懸命生きてる中国の人を「外から」みつめてしまうと、ちょっとなにか寂しく、むなしく感じられてしまうことも事実。一度大陸から出て、香港を知ってしまった主人公の心情がぼんやりと写しだされたラストシーンの雪だった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-07-28 20:49:39)
28.  ステップ・アップ
ストリートダンス、バレエ、ブレイクダンス、ラインダンス・・・。どんな種類のダンスであれ、それを踊る人がとういう出身・階層(金持ち、インテリ、スラム出身、孤児)であれ、「ダンス」というものは、音楽、絵画、と同じく素晴らしい芸術なのだと強く訴えてくる。主題はまさにそこに尽きる。それをストレートなストーリー展開で変な味付けを極力省いてダンスそのものの素晴らしさをふんだんに映像化。素晴らしい!ダンスの映画を他にもいろいろ観てみたくなった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-02-15 20:49:16)
29.  ザ・フィースト 《ネタバレ》 
どこからきたのか、それがなんなのか、どういうものなのか、そういった説明を一切省き、洒落た登場人物紹介の後、いきなりテンションMAXの襲撃&殺戮シーン。そう、エログロ映画のエキスだけを濃厚に、刺激だけをお腹いっぱいに、そういうコンセプトが合理主義のアメリカ的で、映画にマッチしている。あの「死霊のはらわた」登場時と同じように、通常の手続きをあえて踏襲しない下品さ。それこそが、スプラッターの醍醐味。ナイスな作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 20:23:50)
30.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
ジョーカーを上手く使い、さまざまなワナを展開して楽しませてくれた。 が、検事が悪側に廻ってしまった理由が全くわからない。いや、「わかってくれますよね」という感じは伝わってくるが、私はいやだ、わかってあげたくない。信念はそんなに簡単に曲がるものではないよ。SAWでも同じだが、洗脳することによって、その人に内在していた悪が目覚める的な発想は米国では一般的なものなのだろうか。なにか流行りのような思想なのかもしれないが、私から言わせてもらえれば、偏りすぎた思想だ。米国の腐敗臭が漂ってくるような映画だ。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-01 02:33:11)
31.  28週後... 《ネタバレ》 
いっやあ~怖い映画だったなあ。あのスピード感は発明ですね一種の。コマ落としのような映像技術と、あっという間に感染&発症が成立してしまうという設定。以前のこういうやつなら、その変身するさまを、じっくりと気味悪く見せつけるのが見せ場であったが、逆にあっという間に変わって、テンポよくバンバンいっちゃうってのも、アリなんだねえ。
[DVD(字幕)] 9点(2008-06-14 18:11:26)
32.  ゾンビーノ 《ネタバレ》 
変わったゾンビ映画。残酷なシーンは、人を食べるという「ゾンビとしての符合」を最小限表す程度の描写にとどめられており、製作者の意図がホラーとしてのゾンビ以外にあることは間違いない。「ゾンビは生きてるの?死んでるの?」との少年の問いかけがこの映画の主題で、ゾンビ=死ではなく、ゾンビもひとつの生の形?であるとして映画は進行されている。ただ、そのことを善としているわけでもなく、結局は「生と死をちゃんとわけないと問題が起きるぞ」と言いたいのかもしれない。昨今の医学の進歩で脳死という、生きてるのか死んでいるのかという論争が日本では起きた(今は死んでいるということでかたづけられたが、本当はそうではなく、受け入れられない家族も多いはず)、今後の科学と医学の進歩を揶揄しているのであろう。舞台設定が一昔前の幸せ、豊かなアメリカンファミリーで、ノスタルジックな雰囲気がいい。 現代のような複雑な医学科学環境がなかったあの時代でも「みなさんそのほうが幸せだったでしょう?」とそう問いかけているのだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2008-05-11 06:50:05)(良:1票)
33.  ソウ4 《ネタバレ》 
複雑な時間軸が私にはすでについていけないレベルに達してきていて、よ~く考えれば、きっと、よく練られた話なのだと思うが、「なるほど~」などと簡単に感心できるようなものではなかった。冒頭の病理解剖描写について一言。グロ趣味でもなければあそこまでリアルに解剖シーンを描写しなくてもいいのではないかと思う。この映画を好む人物象って、そ、そうなの??って、なんだか見ている自分がそう思われているのかと、恥ずかしく思えた。
[映画館(字幕)] 9点(2007-12-07 22:41:15)
34.  スペースバンパイア
映画の評価が時の流れとともに変わっていくのは仕方ないことなのだろうか。時を越えて評価される映画でなくとも、その公開された「旬」の時点では間違いなく秀作であったはずのこの映画。いつのまにか女優の肢体が映画評のスケールと成り代わってしまったのか。ストーリーの奇抜さ、斬新さ、時代とのマッチングは最高である。当時はハレー彗星がやってくるころで、ハレー彗星が何年かおきに地球に接近すると決まって疫病が地球全体で流行するなど不吉なことが起きるという伝説があった。そこからの発想で製作された映画である。映画を統一するカラーは黒~深青のイメージで、ハレー彗星のイメージそのままであり統一感がある。特撮も当時としては怖いことで話題となった。音楽はモチーフそのままに壮大、「警察24時間」等の特番によくつかわれる名曲である。こういう映画は「当時を知る」人間でなければ評価はどうしても下がっていく。仕方ないことなのだが、テレビメディアで中途半端にさらされ「どっかで何度か観た映画」としてしか評価されないのは残念でならない。
[映画館(字幕)] 9点(2005-12-22 22:27:06)(良:2票)
35.  ハウルの動く城
老いた感性を持つ者だけがこの映画を味わえる「舌」を持っていると言えるのかもしれない。老いて初めて気付く過ぎし日々の美しさや尊さを描いた類稀な映画である。未来に心を馳せる若人には何を描いているのかテーマを共感して楽しむことは困難であろう。ただ表面的なストーリーを追いながら、ただ映像を見せられているという感を持たざるを得ないであろう。  人生を振り返ったとき、自分の歩いてきた道程とこれから自分に残された意外に残り少ない時間に気がついたとき、この映画を見直してみるといい。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-15 22:14:52)(良:1票)
36.  死ぬまでにしたい10のこと
死を題材にした物語は多いけれど、この映画の発想は斬新でかつ描き方がライトでそれが逆に「誰にでも訪れる死」というような死を身近に感じさせる効果があった。ガンの宣告の場面で、医師がゆったりとした時間をとっていた。医療ではどうすることもできない、ただ一緒に悲しんであげるという癒しの手段をとった医師に感心した。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-14 21:33:01)
37.  ナインスゲート
悪魔儀式をテーマにしているが、ポランスキー自身の夢の世界ともいえるかな。米国へ一生入国できないポランスキーという立場を思うと、コルソがポランスキーの分身だろうね。NYからバルカンの依頼で欧州中東各地を旅し、ポランスキー好みの美女と出会い、ミステリアスな関係が徐々に出来上がっていき、最後には夢の世界へ消えていく。映像美、デップらしい味わい。コルソのファッションにも注目だ。紺色のソフトスーツ、旅行バッグはスーツケースなどといった無粋なものではなく、欧州の軍用よれよれ布袋。いつも提げて本を持ち歩くのに使っているショルダーはおそらく仏軍あたりの弾薬バッグ。それをどさっと置いたり。しわくちゃのタバコを吸い、バーでの支払いはしわくちゃの紙幣。酒はウイスキーのストレートかロック。行きつけのホテルを持ち、コンシェルジュとコネを持ち、チップで意のままにコンシェルジュを使う。だが、2枚目007のボンドと違うのは地味であり、恰好つけていないところ。それでも、この男、隙はなく有能。まさに男にとって理想とするようなキャラではないだろうか。そういう目でもう一度映画を見るといい。 さらに、DVDでポランスキー自身の解説が聞けるのだが、様々な場面で特撮というかSFXのような手法を多用していたことに驚かされた。また、ポランスキー自身の映画観がわかって興味深い。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-07 22:41:06)
38.  ハミングバード 《ネタバレ》 
渋い。世界のあらゆる悪、それも大きな悪のために罪なき人の命を奪うに至ったのだが、その過去を背負ってこれからも生きていく主人公。 様々な悪を主人公の視点で描写紹介し、それと対比するように浮き彫りにされていく主人公のピュアな心。教会のシスターとの関係を描く中で自然にその葛藤が伝えられていく。 まさにハードボイルドだろう。現代のカサブランカと言って良い。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-12-17 22:07:11)
39.  スペース・カウボーイ 《ネタバレ》 
宇宙モノじゃないんだよ。これの主題は「老い」。  いつかは誰しも歳を取り老いて死んでゆく。死に際に美学、こう歳をとり死んでいきたいっていう願いや希望を描いた映画だね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-11-15 00:24:03)
40.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
いやあぁアラジンってこういう筋だったんだー、お父さんやっとわかったよ。娘がミュージカルのアラジンを彼氏に連れてってもらってから視線が宙をさまようというか夢見る少女みたいに変わっちゃって、まもなく結婚に相成った理由がなんとなく。 まさに夢と希望を与えてくれるような映画だった。 辛く嫌なことばかりな日常も心の持ちようで夢と希望を持って楽しく生きていける、そんな気分にさせてくれる、素敵な映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2019-06-22 23:46:16)
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