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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 345
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

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21.  悪魔の毒々モンスター 《ネタバレ》 
という訳で40過ぎのおっさんが無修正・デジタルリマスター版を劇場で見ましたよ。ただ「無修正」=修正されようがされまいがこれでウヒョー!な気持ちになるわけないし、リマスターされてもエログロが綺麗になるわけでなし(逆にリアルっぽい→本物?に見えてくる分、たちは悪い)大画面で見る分これほど困った進化はない。ただ俺にとってトロマ映画を鑑賞すること=童心への回帰。何というのか...小さい頃泥だらけになって遊び道に落ちている汚物にギョッとし、広場の隅にまとめて捨ててあったエロ本の束に「見たい...でも周りの目が..」みたいな気持ちの発揚がこの映画を見ていると抑えられない。加えていじめっ子をやっつけ、悪徳企業をぶちのめすヒーローになる。さらにさらに(ここ大事)自分の顔を気にしない、美女(!?)と恋におちる。こりゃ男の理想だな。そんな男の夢をまったくもってどーしようもない映像で具現化するトロマ、素敵だ。お父さんホタテマンだし。最後にこのレビューに『「カブキマン」もこの調子でお願いします』と書く予定だったがなんとトロマ社、過去の作品をyoutubeで無料公開しており某ーンダイビジュアルとかーブリも少しはこの器の大きさを見習えよ、と忠告してあげたい。締めは関根勤氏と同じくこれで。ヴィバ!トロマ!【2021年追記:youtubeのトロマチャンネル、さすがに過去の作品を無料公開する事はこのご時世なのでなくなったものの、好々爺となったロイド・カウフマン氏は相も変わらず素敵な投稿をし続けてるのはうれしい。いつまでもお元気で】
[映画館(字幕)] 2点(2013-03-06 11:43:40)(良:1票)
22.  メル・ブルックスの大脱走 《ネタバレ》 
ルビッチ「生きるべきか死ぬべきか」のリメイクである本作、なかなか良くできている。オリジナルのジャック・ベニー+キャロル・ロンバートよりもメル+アン・バンクロフト(実際の夫婦)の方が役者としての幅=ロマンス/ドタバタへの対応力がある分だけ安心して見ていられる。私はオリジナルを10点としているのだがその違いはルビッチの「艶笑」喜劇が好きであるというそれだけのこと。ドタバタコメディを求める人にはこちらの方が良いはず。もともとはナチスドイツに対するプロパガンダ映画として制作された、と聞いているので、ユダヤ系アメリカ人のメル・ブルックスがこの題材を取りあげたこと自体彼の頭の良さを表しているのではないだろうか。「シンドラーのリスト」に負けないくらい批判・主張が出来ているし加えて洒落っ気があるというのはたいしたもんだ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-12-12 19:25:44)
23.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
映画史において「遺作」というのは基本がっかりな物が多い中、これは数少ない「観て損はない遺作」に入れても良いアルドリッチの一作。「漢」の映画を撮り続けた彼にしては扱った素材が女子プロレスというのは?であり、御都合主義でありきたりなストーリーではあるけど最後は胸熱く心躍るいつもの「アルドリッチっぷり(根性あふれるどつきあいを自分はこう呼んでいる)」に楽しくて仕方がなかった。殴られ蹴られ泥だらけでポロリもありの根性入れまくりの主演女優、ドールズ2人もさることながら2人のマネージャーを演じたフォークの演技が素晴らしい。そしてアルドリッチの演出もちゃんと彼彼女らの侘びしさや苦しみを丹念に描写しているので(個人的にはリノの超豪華なホテルでのカジノでドールズ2人がスロットに興じるシーンがつぼ)、ラストのタイトルマッチへの盛り上がり=勝って成功をつかむ、という展開に説得力がついてくると思う。あと日本の女子プロレスリングテクニックは世界一で有ることを知らしめた(最後にこれが効いてくる)ミミ萩原+ジャンボ堀コンビにプラス1点。2015年初ソフト化は、めでたい。ウィ!ウォン!ドールズ!
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-28 15:12:47)(良:2票)
24.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
私を映画ファンに仕立たのは間違いなく「燃えよドラゴン」と「雨に唄えば」、そしてこれ。この作品は間違いなく全ての芸術作品もひっくるめて後世に残すべき文化遺産である!と声を大にして訴えたい。「清潔な」砂漠を愛した一軍人が歴史と民族の諍いに巻き込まれ英雄となり、その手を血に染め敗残者として記録から姿を消す。歴史の記録/記憶の作られ方や人間(民族)の倫理観や行動について考えさせられただけでない、自分にとってこの映画は「個の確立(砂漠を越えた後のあの『Who are You?』は深い)のあり方」そして強い意志を持って未来を乗り越える事の素晴らしさ(逆に今になってみるとそういった希望はなかなか叶わない難しさも感じる)を教えてくれた。なおかつこの映画は絶対にCGでは再現不可能な、人間の息づかいがスクリーンからあふれている!役者も音楽もなにもかも素晴らしいがやっぱりここは名匠デビット・リーン(=この人の作品に流れる「異文化コミュニケーション」の取りあげ方は現代の社会でも十分議題に挙げられるべきテーマでまったく古くさくない)のテクニックに堪能しよう。何回見ても飽きないし毎回新たな発見があるこの映画、ぜひ機会があればスクリーンで堪能ください。テレビ画面ではこの映画、多分7点くらいでしかない!
[映画館(字幕)] 10点(2012-06-16 09:50:36)(良:1票)
25.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 
W・アレンの映画によくある『グッド・オールドファッションド(かっこつけてカタカナにしました)』感覚に古くささを感じてしまう自分だけど、これは狡いくらいに映画ファンの心を鷲づかみにしちゃう一本だと思う。現実とスクリーンに映る夢は違うものと認識させられたヒロインと自分達観客。だけど最後に映る「トップ・ハット(Heaven~♪I'm in Heaven~♪)」で希望を与えられる、というラスト、はっきり言って卑怯だろう。でもいいんだ。そういった雰囲気作りのうまさ(役者ファローの全盛期!)にうならされる一本。 
[映画館(字幕)] 9点(2011-03-27 21:11:47)(良:1票)
26.  不射之射 《ネタバレ》 
川本映画の魅力はもちろん人形造形と動作(ストップモーションの映像にしては物凄くなめらかで細かい!)だけではなく、ライティングやカット割りの工夫で無表情の人形に命を吹き込んでしまう映像作家としての彼の技量。そこに自分は安心感を持っているのである。弓の道を究めんとした男が最後にたどり着いた境地、それは作家川本の「愚直にまで自分の進んできた人形アニメ映画に取り組み全うする」事に結びつくのでは無いか。これはもうアニメ映画を越えた「芸術」。年に一度は見てため息ついてます。
[DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 22:29:04)
27.  ある日どこかで 《ネタバレ》 
「主人公が余命幾ばくもない事/偶然見かけた美人女優のポートレートに惹かれ調べてゆく内に実は過去に...」という設定にした原作の方が話の流れとしては自然なのではないかな、と思うのだが「映像化」という意味ではとても上手く出来ていると思いますよこれ。ジョン・バリー+ラフマニノフの音楽・俳優の演技(役者リーブはこの映画で100年後の映画ファンに名を残す演技をした。断じてクラーク・ケントの人では無い)、主人公が惹かれたポートレートの裏話。そしてそしてラストシーン。もちろん原作も彼女との結びつきを暗示して主人公はあの世へ向かうのだが、「絶対このようにして彼らは再会している!そうに決まっている!!」とばかりに映像として具現化されちゃうと、「時を越えて二人は永遠に結ばれたんだ」という思いが湧き出てたまらないんですよね。初見は大学生。ヌーベルバーグだなんちゃらと言ってた頃には甘っちょろい話だと蛇蝎の如く嫌っていたくらいだが、今なら言えよう。新しい波、どっか行け~! 愛しい皆様と観賞下さい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-08-14 11:23:36)(良:2票)
28.  エル・スール 《ネタバレ》 
夜が明ける。愛犬の鳴き声が聞こえる。静かな始まりだがスクリーンには何とも言いようのない緊張感が走る。母親の叫び声が聞こえる。枕元にあった父の形見。少女が父の過去を探ることで得た真実と悲劇。そして希望に溢れた「南」への旅立ち。エリセの映画は観客に対して想像力を想起させる点で本当に良くできていると思う。例えば父親の過去の愛人だった映画女優(「ミツバチのささやき」のフランケンシュタイン、といいこの人映画好きなんだなぁと感じる)や壁に書かれたいたずら書き、自転車に乗った少女が少々大人びて戻ってくるカットはまさに映画。スクリーンで見た時は本当に感激した。ラストもエリセが望まなかった、中途半端な終わり方かもしれないが、この映画を観た観客はもうわかっている。彼女はこの先どんな困難にあっても乗り越えてゆける、少女から立派な大人への段階を経たのだ、と。俳優。やはり80年代最高の男優はデニーロやホフマンではなかった。アントヌッテイその人である。限りなくこれは10点に近い9点。今日、私は南へゆくのです…。
[映画館(字幕)] 9点(2010-01-11 23:41:53)(良:1票)
29.  SFソードキル
80年代の「日本人=エコノミック・アニマル」という風潮そして日本文化の誤った認識(サムライ≠侍)をベースにした企画の中で漢・藤岡弘は異国の地で異文化コミュニケーションに苦しみつつ立派に「侍」を演じきった、その誇り高い「ど根性」に対してこの点数。・・・・・・えーと、話は2点くらいなんですけどね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-22 14:07:44)
30.  ウォータームーン 《ネタバレ》 
多分この映画で監督工藤(の名を借りた長渕の独裁状態)が述べたかったのは「人が生きていく中で安易に迎合するな、死にものぐるいで頑張っていこう」という頑張っている人達・または安易にその日を過ごしている者への奮起のエール、そしてそんな空虚な人生を送るような日常を生み出す社会への疑問という内容だと思うんですよ、これ。だったら別に「僧侶で宇宙人」という題材を使った映画などにエネルギーを注ぐより、素直に人々の魂に届く「歌」でいいじゃんか、というのが正直な感想。リーマンブラザース位馬鹿でかい、ダイナマイト級の話の破綻した内容を見せつけれた上に最後、「生きて生きて、生きまくれ!」というのは感動以前に余計なお世話である。それになお加えてこの作品の評価を下げているのは映画に関してはプロでもなんでもない者が一本の作品を蔑ろにしたという事実に対して。書き直してみたものの、まだ冷静になれないなぁ。
[映画館(邦画)] 1点(2008-09-23 00:25:30)
31.  サマーストーリー 《ネタバレ》 
旅の途中で巡り会った若き弁護士の男と農家の娘との「結ばれなかった恋物語」。最初鑑賞した時はあまりにも身勝手な男の考え方に(純愛を貫く娘と比較して)正直評価が低かった。ただ再見してみると、彼らが恋に落ちてゆく課程が丁寧に撮られている事(俗世間溢れた都会から抜け出した青年は美しい農村に滞在することで偽りの「浄化」を感じてしまった点ね)やその当時のイギリス階級社会の枠組みでは結婚なんて絶対に無理であった事、そして社会的な立場を実感しやすかった男とただ恋の情熱に身を任せるだけであった女の違い。男を探しに来た娘に再会するシーンはそんな背景が感じられてとても印象深い。ラスト年を経て再訪問した村で男が知る事実。彼もまた生涯重い罪を背負って年老いていかねばならない現実を痛感させられ少しだけ男に同調してしまった。これ今ではレンタルビデオでも見つからないけど、隠れた恋愛映画の佳品ではないか。基はノーベル賞作家、ゴールズワジーの短編「林檎の木」。これもまた良い本でありますよ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-29 13:35:21)
32.  トッツィー
「女装する男」というコメディはさすがに使い古された感があるけど、この映画に付いては単に「男と女の」外見だけでなくその内面、具体的に言うと女性として生きてゆくことの大変さをきちんと描写しているところに好感を持つ。それをうまく演技するホフマンもさることながら、脇役陣の演技も良い。(個人的には監督ポラックと涙のテリー・ガー。ヒロインよりも好き)そして下の皆様も述べておられるが、吹き替え版で演じた小松政夫の功績はもの凄く大きい。最近出た山寺宏一のそれも確かに良いが、多分演者ホフマンよりも男と女のギャップを演じ分けた隠れた名吹き替えでしょう。吹き替えだけなら20点!
[地上波(吹替)] 7点(2008-05-17 12:08:33)
33.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 《ネタバレ》 
ミシェルのミシェルによる、ミシェル・ファイファーの為の映画。(ブリッジス兄弟も良いのですが)彼女の素晴らしい魅力を語るにはこの1本で充分。オーディションでは冴えない雰囲気の彼女がライブのシーンでピアノに横たわり唄う姿!たまらん。多分10~20年後のジャズヴォーカル本には彼女の唄う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」がジャズの雰囲気を見事に表した好例として記憶に残る、と断言しちゃおう。私の「脳内ライブ=隣の嫁さんを売り払ってでも行きたい」もののぶっちぎりトップ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-13 19:58:58)(良:1票)
34.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
もう少しスマートに演出できないかなぁ(例として野球をする喜びを写すショットを入れているのに登場人物に「ここは天国か?」などと言わせているところとか俗物根性溢れた者に選手が見えないとか)と考えるけど90年代アメリカ映画の中ではピカイチの「愛すべき法螺話」。夢の球場=フィールド・オブ・ドリームスというのはただ有名選手がよみがえりプレーをするという類の話ではなく、(バスケやアメフト等はさておき)ベースボール(「野球」じゃない)を国民的娯楽として胸に描いているアメリカ国民精神の発露なのでしょう。親父や友達と一緒にキャッチボールをしたり、楽しんだ日々。有名選手のプレーにあこがれ夢見たあの頃。この映画の登場人物達は自分達の忘れかけていた心の原風景を取り戻すことで人生捨てたモンじゃない、と喜びや楽しさを再発見していったはず。だから印象に残るのは役者の「笑顔」。エイミー・マティガン(私この女優さん大好き)の優しい笑顔。ジェームス・アール・ジョーンズのわくわくぶり。そしてバート・ランカスターの人生を達観したような微笑み、そして背中!主役のケビンが一番魅力に欠けると思うのは私だけ?
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-14 14:08:31)
35.  エイリアン2
活劇としては面白いんですよ、これは。私も日劇のスクリーンでパワーローダー上のリプリーが叫ぶ「Get Away From Her You, Bitch!」それに呼応するクイーンエイリアンを見た時はボルテージ上がりっぱなしだったし。ただ傑作「エイリアン」の続編として考えると監督リドリー・スコットとキャメロンの資質の違いが現れるようでキツイ。リプリーが単なる「女傑」になってしまっている。作品を貫いているように見える「母対母」のテーマは単に監督キャメロンの大好きな「強い女性」を描き出す為の取ってつけにしか感じられない。この映画ももう製作20年かぁ…。
[映画館(字幕)] 7点(2007-12-31 19:54:29)
36.  バーディ
ピーター・ガブリエルの音楽、リッチー・バレンスの「ラ・バンバ」のリズムとマシュー・モディーンの瞳そしてラストでこの映画は80年代青春映画のエバーグリーンとなった。ニコラス・ケイジお疲れさま、髪の毛も薄くなら~な。(違うって) ニコラスが叫ぶ「He is fuck'in Stupid of my life!」は青春時代の私にとってのベスト映画台詞に確実に入る。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-22 23:01:19)
37.  裸の銃を持つ男 《ネタバレ》 
OJいろんな意味でお疲れ様。そして「アカデミー助演男優賞俳優」という肩書きを鼻で笑うかの様な存在感を見せ付けるG・ケネディ、あなた漢だよ。そしてレスリー・ニールセン。「ポセイドン・アドベンチャー」を先日見直して船長役で出ていたあなたがこうなった事に良い年のとり方を感じたよ。あともう一つ。「浜辺でラリアット」自分もぜひやりたいよ。馬鹿馬鹿しさが良い。
[映画館(字幕)] 5点(2007-09-15 13:23:18)
38.  ファニーとアレクサンデル 《ネタバレ》 
「サラバンド」を後年撮っているとは言え、この作品でベルイマン自身の「大河ドラマ」はここに完結した、と言ってもいいでしょう。教会関係者の子供として生まれた彼は幼い頃からキリスト教の厳格な定義に向き合った生活を余儀なくされた事で「絶対的な神」の存在に対して疑問を常に抱き続け、その存在意義を模索し続けた映画人生でありました。ある意味亡霊の見える少年アレクサンデルは下の方が述べておられるようにベルイマン自身の投影に他なりません。ラストシーンでアレクサンデルは自分を苦しめてきた養父の亡霊に生涯付きまとわれる事を感じます。これは彼自身が妥協という意味ではなく、キリスト教徒として生まれた人生に対する悟りのようなものを体感したからではないかと私は思ったわけです、ハイ。5時間版DVDがでたこともあるし、ぜひ皆様にも堪能していただきたい。小難しい話ではなく下手なサスペンス映画よりも断然面白い。特にオープニングの映像表現と養父との生活が始まる三部からの流れは圧巻!文句なし。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-09-14 11:39:40)(良:1票)
39.  ターミネーター 《ネタバレ》 
改めて振り返ると「現代で命を失った未来人の子供が生まれる(ややこしい)」という設定はありえないのではないか、と考えてしまったがそんな詮索を無意味にしてしまうほど力の溢れた一本。何よりもこの映画は悪役ターミネーターの存在感もさることながらヒロインであるサラ・コナーの成長譚として見るべき。彼女を導く未来の戦士カイル(マイケル・ビーン好演)も良い。そして最後に強調したいのだが骨になったターミネーターのストップモーション撮影!CGに見慣れた人には苦笑ものかもしれないがカクカクだから良いのだ!これにより一点追加。
[映画館(字幕)] 7点(2007-09-09 14:28:45)(良:1票)
40.  緑の光線 《ネタバレ》 
夏のバカンスなのに何をやっても楽しくないオールドミスが見つけた一瞬の奇跡。ラストシーンに「緑の光線」を映し出すまで我慢できるかがこの映画に対する評価の分かれ目ではないでしょうか。話の本筋なら「光線は見えないけどいいわあなたが一緒なら」で終わる処を本当に見せてしまったハッピーエンドっぷり。話をうまく着地させたロメールの腕の見せ方に堪能できる一本。
[映画館(字幕)] 9点(2007-08-31 21:09:42)
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