21. キートンの隣同志
《ネタバレ》 キートンの映画はどういう仕掛けか全く分からないシーンが良くあり、この映画でも3人が肩に乗って動き回るシーンがある。どうやって撮ったのか知りたい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-13 19:52:09) |
22. キートンのスケアクロウ(案山子)
《ネタバレ》 ○前後半で違った味の作品。○前半は発明品の披露とでも言うべきシーンで、動きこそ少ないが、彼らしいアイデアでなかなか面白い。○動きの少ない前半とは対照的に後半は走る、飛ぶ、逆立ちする。タイトル通りだが、案山子のシーンが一番笑える。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-13 19:50:24) |
23. キッド(1921)
《ネタバレ》 面白かったが、少し期待しすぎたようだった。特にラストが呆気なかった。夢のシーンはうまい心理描写ができていて、これからどうなるのかと思えばあっさりハッピーエンド。かなり製作に時間をかけたと言うから、ラストももっと練ってほしかった。でも、チャップリンらしい笑いと感動に満ちた作風は好きだな。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-07 10:12:12) |
24. 馬鹿息子
後のキートンを見慣れているせいか、あまり笑いどころのないコメディと言うよりドラマな作風がしっくりこなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-02 10:21:43) |
25. 荒武者キートン
《ネタバレ》 前半は思っていたよりも笑いどころがなかった。しかし、後半はなかなかの盛り上がり。崖のシーンは冷や冷やさせられたし、滝のシーンも凄い。この体当たりのスタントは相当な評価に値するだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-29 10:46:24) |
26. キートンの恋愛三代記
キートン作品にしてはあまり笑いどころがなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-23 15:22:54) |
27. サーカス(1928)
《ネタバレ》 この映画は「街の灯」に似た無償の愛が描かれている。チャップリンには切なそうな表情が本当によく似合う。ラストの置いて行かれた時のロングショットが素晴らしく、アングルの使い分けが非常に上手い。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-08 12:31:07) |
28. キートンの蒸気船
後半にかけて怒涛のスタント。そして、ドラマもあり、オチも素晴らしい。ただ、前半部分が少し地味。前半に見せ場があれば更に良かったかも。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-07 18:21:54) |
29. チャップリンのゴルフ狂時代
チャップリン対チャップリンになるのが面白い。本当にチャップリンの頭はアイデアの宝庫だったのだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-06 15:55:13) |
30. チャップリンの給料日
やはり工場現場のシーンが一番面白い。逆回しを使ってレンガをキャッチするシーンはよく思いついたものだ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 15:51:46) |
31. 偽牧師
《ネタバレ》 チャップリンの優しさがにじみ出てくるような作品。ラストの保安官の優しさに気付かないチャップリンが滑稽で仕方なかった。そして、国境をまたぎながらのエンディングはまさにセンスの塊。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-06 09:40:05) |
32. キートンの大学生
《ネタバレ》 前半のスポーツシーンがラストの伏線となっているとはなかなか面白い。個別のシーンでは良いのもあるが、全体的に観るとそうでもないような印象を受けた。でも、キートンらしさは随所に出ており、走り高跳びのシーンはお気に入り。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-05 14:24:01) |
33. キートンのセブン・チャンス
《ネタバレ》 ○キートンの最高傑作。○「静」の前半であるならば、「動」の後半であっただろう。○花嫁に追いかけられる後半が目立つが、前半にも面白いところは満載。7人の女性の断られ方、美容室のシーンなど目が離せない。○そして花嫁のシーン。一体何人花嫁おるんやと言わんばかりの大群が押し寄せる。時間が分からないと言う小さなボケをはさみつつ、ひたすら逃げまくる。○何とか上手くいっちゃういつものオチも冴え、笑と共に、制作された年のことも思うと感慨深いものもある。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-28 14:59:36) |
34. キートンの探偵学入門
《ネタバレ》 キートンは結構夢オチが多いが、サスペンスでもないので許せる範囲。スクリーンの中に入っていくというアイデアが面白いし、その後のアクションも相変わらず頑張っている。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 14:09:28) |
35. キートンの大列車追跡
《ネタバレ》 ○シュールすぎる。何が起きてもしばらく気付かず暴走してしまう姿には笑わずにいられない。○前半の追う側、後半の追われる側と切り替えたのもポイントで、前半の笑いを後半でも活かすという今のお笑いの当たり前を、この時代にキートンはすでにやっていたと言うのが凄い。○ラストのキスしながら敬礼するシーンは好きだな。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-09 23:18:36) |
36. ゆすり(1929)
サスペンスにしてはほぼ全くといっていいほど緊張感がない。殺人をするまでの前半が長く、そのわりに終盤にかけてがあっさりしている。ヒッチコックの映画技法は多少楽しめるが、面白くはなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-30 15:39:19) |
37. 巴里の女性
《ネタバレ》 当時のブルジョアの皮肉を込めながらも、恋愛映画。意思が固まったかと思っても、他人の一言でコロコロ意見の変わるジャンや、自分勝手なマリーに共感できないのが一番痛い。そして、恋愛がうまくいかないからといって死なないでほしい。ラストはうまく締めているが、ジャンの母が一番かわいそうだった。監督をしながらチャップリン自身が出演しなかった唯一の作品として観る価値はあるが、話自体がそれほど面白くなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-21 23:04:08) |
38. チャップリンの黄金狂時代
《ネタバレ》 ラストの陳腐さを除けば、かなり面白い作品になっている。これほどブラックなコメディは珍しいのではないかと思わせるほどの出来。ラストも金に目がいってジョージアと結ばれないバッドエンディングなら満点だった。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 15:46:49) |