21. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 最後の最後まで、犯人は実は別にいると思っていたらそのまま犯人だとは・・・グレイスケリーはきれいでした。 [地上波(吹替)] 7点(2006-12-18 19:34:37) |
22. 影(1956)
《ネタバレ》 最初の謎の転落死から始まって、3つの事件が一つにまとまっていくのだが、まとまり方がいま一つ弱い気がする。 結局謎の男がすべて共通だったというだけで、もっと大きなつながり方を期待していたらちょっと拍子抜けだった。 ただ、一つ一つの話はわりと面白い。手りゅう弾を抜いた直後の「手を出せ」は見ていてもびっくり。 あと、関係ないけど、ビデオのあの字幕は読みにくい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 21:51:30) |
23. 必死の逃亡者
《ネタバレ》 なんだろな、つまらなくはないんだけど、なんていうのか・・・。 最近のひねりまくったサスペンスを見すぎたせいかもしれないけど、なんか単調ってか先が読めちゃう。もちろん時代を考えるとすごいんだろうけど、見てるときは時代とか考えずに楽しみたいから。 白黒って見てると肩がこっちゃうんだよね。今のところ白黒で面白かったな、といえる作品は「穴」と「未知への飛行」の2本だけ。 [DVD(吹替)] 6点(2006-12-26 21:43:50) |
24. 波止場(1954)
《ネタバレ》 んー、なんかテリーの心情がイマイチ理解できなかった。行動の究極の引き金が恋で、しかもその恋愛がとってつけたようだというのは、どうも・・・ [DVD(字幕)] 5点(2009-07-19 13:08:25) |
25. リオ・ブラボー
《ネタバレ》 うーん、なんか途中が間延びしている印象がぬぐえませんでした。人間ドラマで掘り下げたいのならもっと人間描写を深掘りすべきだし、そうでないのならもっと銃撃戦やサスペンス要素を入れるべき。全体に散りすぎてしまった印象。 [DVD(字幕)] 3点(2010-07-25 00:34:58) |
26. シンデレラ(1950)
《ネタバレ》 ラスト。「もう片方の靴があります」って言って自分で靴を出してきて、それを履いて「ぴったり!」って・・・当たり前でしょ。あなたの靴なんだから。 [DVD(吹替)] 3点(2007-01-29 18:49:51) |
27. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 皆さん高評価なんですが、あえて低評価です。 はっきり言ってスキだらけの映画です。「一部のスキもない」というキャッチフレーズが信じられません。 ■納得できたのはナイフのみかな。 大体、難癖をつけているに等しい理由で無罪を主張している。例えば、めがねの跡がついた証人は、メガネをかけているとしても遠視かもしれないし、本を読むとかなんかの事情でたまたまかけていたかもしれない。そういった厳密な論議をすっ飛ばしている。 フォンダの主張する厳密性を貫くならば、世界はすべて信じられない、ぐらいの結論になってしまう。証人は、証言が誤りであるという疑いを持たせられる証拠がない限り、基本的に信用されるものでしょう。 そもそも、そのメガネの跡のある女性の証言を否定したら、その前の証言が正しいことになるでしょう。だって、その前の証言は、メガネの跡のある人の証言と食い違うことを根拠に否定されたんだから。 それと、映画のタイトルが思い出せないというのが、つい3時間ほど前に見た映画と、何日も前の映画と、比較にならない。 老人が部屋から玄関までこの時間ではたどり着けないというのも、ずいぶんとフォンダがノロノロとやっているようにしか見えない。実際にその老人にやってもらえばいいじゃん(ってか弁護人は裁判のときにやらせなかったのかね) ■これを見て、「隙がなくてすばらしい、緊迫した」と思う人がたくさんいるということは、日本で陪審員制度が始まっても、自分の頭で論理的にきちんと考えることができず、きっとフォンダみたいに頭が切れて口がうまい奴がうまく周りを誘導して、自分の思い通りの結論へ持っていくのでしょう。まったく怖い怖い。 3点分は、集団に対して、あくまで自己を貫くという姿勢に対して。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-18 17:43:32)(良:2票) |