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21.  スウィッチ 《ネタバレ》 
これは掘り出しものでした。展開としては、自分の知らぬ殺人の罪を着せられる、という巻き込まれがた不条理サスペンスだが、自分の身元さえ証明できない、しかも外国、という部分がさらに主人公の不条理に拍車をかけている。  ■家をバカンスの間交換するサイト、という展開は結構強引だし、いきなりの警察突入(誰が通報したの?しかもあんな武装して)とか手法が回りくどい(最初から主人公殺せばいいじゃん)とかいろいろ気になるところはあるが、それを忘れさせてくれるぐらいの急展開を見せてくれる。また、追跡劇のときのカメラの使い方は個人的にはわりと上手いと思った。  ■主人公が狙われたのが「たまたま」ではなく、犯人は犯人で物悲しい動機がある、というラストの展開は、もう少しきちんと示してほしいところもあるが、予期していなかった展開だった。しかし主人公の無実が示されても、その後はあまり救われたとは言い難い気はする。いきなり霧の中のパリでエンドロール突入はそういうことであろう。
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-29 00:03:07)
22.  レッド・ステイト 《ネタバレ》 
とにかくこの作品は先が読めない。もともと出会い系サイトで女とやりたいという不純な動機の三人組が主人公なのであまり同情できない(事故を起こして平気で逃げてるし)というのは、どういう展開にしてもいいですよねというシグナルとも言える。しかし、あまりにジャンルは超えているし、先の予想がつかない。  ■一人目は一応戦闘で死んでいるからまあ予想できるとはいえ、二人目・三人目はまさに救われない死に方。こんなにあっさり殺していいのかと思いたくなるぐらい。途中から銃撃戦映画になるし、どう考えても救われてほしい人がとんでもない死に方をして、一番の悪玉が生き残るという不条理映画だが、最後で突然尋問シーンにいったりと、どこへ行くのか分からない。  ■ちょっと無理やりな構成の気もするけれど、野心作ということか。
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-24 00:12:01)
23.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 
壮大な物語。3時間で6つの話が並行していて、最初は混乱するが、最後に向かってまとまっていくのは圧巻。  ■さまざまな物語があるが、通底するメッセージは分かりやすい。自由と抑圧、そして自由のために戦うこと、正しきことを行うこと。端々もまたつながってきて面白い。  ■映画通だと細かいシーンがいろいろとオマージュになっていたりして楽しめる。「ソイレント・グリーン」は老人ホームで突然出てきたが、いうまでもなくネオソウルの伏線。老人ホーム脱出直前の「ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケイン」発言は恐らく「スルース」の「実は死んでないよ」の暗示。ネオソウルの戦闘シーンは「リベリオン」のガンカタを彷彿させられたし、ペ・ドゥナはもろに「空気人形」。70年代の移民の仕事場で犬が殺されるのは「吠える犬は噛まない」を意識してか。音楽家が「お前は撃てない」っていってたら撃たれて、でも死んでないというのは「ブラッド・シンプル」のオマージュかな、等々  ■俳優も1人6役やっていて、エンドクレジットで明らかになるけど、さすがにこれは分からん。解読サイトもあるので気になる人は調べてみるのが吉
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-17 01:07:50)
24.  高地戦 《ネタバレ》 
朝鮮戦争の激戦地を描いた映画。北朝鮮と韓国で争奪を繰り返していた山が舞台で、戦争の不毛さや非人間性が強く伝わってくる。  ■宣伝の「停戦協定後の地獄の12時間」は実はラスト30分ぐらいだけで、停戦協定までの壮絶な戦闘がメインを占めている。しかし、互いに奪い合いをするだけの不毛な状況、理解されない上からの非道な命令、この状況下では、むしろ敵の方がよき理解者になってしまう。埋めた箱によるやり取りはそういうことであろう。  ■死体で埋まった山、その中を片手を吹き飛ばされてもなお敵を殺し続けていく大尉はまさに「地獄に生きている」ことを象徴している。これは味方を大量に殺して生き残った咎でもあろう。味方を置き去りにして船を出し、かろうじてしがみつく味方を銃で撃ち殺していく回想シーンが実は一番壮絶に見えた。  ■反戦映画の中でも「娯楽性」と「惨劇さ・非道さ」をうまくバランスしている良作だと思う
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-13 00:27:40)
25.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
宮崎監督の「飛ぶことへの愛」が惜しみなく発揮されている。もともとラピュタが飛び、ナウシカではメーヴェに乗り、トトロも飛び、カリオストロでさえルパンは飛行機で侵入し、豚さえも飛び、千と千尋もメインはハクが飛ぶところ。それだけ飛ぶのが大好きな監督が徹底して「夢」を追いかけて飛ぶシーンを作り上げた作品、といっていいだろう。  ■冒頭からエンディングまで繰り返し描かれる「夢」のシーン。そしてロマンスも、菜穂子は自らの命を削ってサナトリウムから降りてきて、二郎は結局日中のほとんどを飛行機に費やし夜のわずかの時間しか会えず、それでも最期の美しくない姿は見せまいと再びサナトリウムに戻る、通常ではありえないまでの献身性。出会いから死別まで、まさに「夢」のパッチワーク。展開がトトロ的で山場がないのも、全編のそうした雰囲気を楽しむタイプの作品なのだろう。  ■裏テーマは「生きねばならない」「悲惨の運命を受け入れること」等であろう。カストルプも登場し、トーマス・マンの『魔の山』の設定はいろいろとバックにある。しかしこの作品中では葛藤(飛行機への愛と戦争利用の間の葛藤、妻と飛行機の間の葛藤など)はほとんど描かれず、主人公は飄々としている。こうした難問に対して「純朴さでもって超越せよ」ということであろうか。  ■二郎に感情移入するか、菜穂子に感情移入するかで、見え方もだいぶ変わるように思う。二郎は飛行機への愛(オタクともいえよう)は素晴らしいが、全体にピュアというか単純な描かれ方であり、対する菜穂子は自己犠牲と献身性、死に向かう姿勢を提示している。映画館で女性客の一定数がラストで泣いていたのはどこに感情移入したかもあるだろう。
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-09 01:42:35)
26.  さまよう心臓 《ネタバレ》 
たった10分のショートだが、思ったより面白かった。  ただ、あまりに展開が唐突というか、「どうしてそういう風になった」という感じのものなので、それを「不条理な怖さ」と言ってしまえばそうだが、腑に落ちにくいという印象もある。設定がイマイチ分からなかった
[インターネット(字幕)] 5点(2013-07-06 17:00:55)
27.  ヘッドハンター(2011) 《ネタバレ》 
あまり期待せずに見たがなかなかよくできている映画だった。すさまじいひねりがあるわけでもないが、特に後半はハリウッド並に非常にテンポよく進み、見ていても引き込まれる。  ■裏の窃盗業の関係から一転して追われる身になる主人公。発信器を体に埋め込むというのは見たことがある(例えば「悪魔を見た」など)が、それを振り切るための主人公のなりふり構わない描写はハリウッドではあまり見ないタイプ。肥溜の中に隠れるなどのシュールなシーンも挟まっていて面白い。  ■こういうマイナーな良品を知れるのはこのサイトのいいところだなあと思う
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-01 23:44:14)
28.  恐怖ノ黒電話 《ネタバレ》 
ホラーという観点で見た場合、本作はかなり怖い。ホラー版「オーロラの彼方へ」といった感じか。  ■過去の側の犯罪者が圧倒的に有利(未来はただ時の流れに従うしかない)というのが通常のイメージと逆のところで、それが生殺与奪権を完全に相手に握られているという不条理性を作りだしている。親しい人を何人も殺され、自分も大火傷を負わされ、そして負の連鎖からは逃れられない。  ■しかし、冷静に考えてみるといろいろおかしい。「時間の流れを変えている主人公だけは外側にいる」かのような説明が途中でなされていながら、主人公もが時の流れの変更の影響を受けるようになる。そして、そんな大火傷を負ったり人を一人殺したりするような大変化を受けながら、主人公の境遇が前後でほとんど変化していない(前の夫すら同じ)というのは到底ありえないと思う(他の人の境遇変化を見よ)。とはいえ、そういったことは見ている間はほとんど気にならず、ただただ怖かったのであまり減点はしない 
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-21 01:06:30)(良:1票)
29.  シージャック(2012) 《ネタバレ》 
海賊によるシージャックを扱った映画だが、一昔前に流行った「ハイジャックもの」とは全く違う。徹底してリアリティを追求した映画で、ドンパチは全く存在しない。  ■社長自らが交渉に臨むが、交渉は一向に進まない。金銭面で一向に妥協しないようにしているのはなめられないための戦略なのだろうが、4カ月にも及ぶ長期戦になると、さすがにやり過ぎの感は否めない。実際の交渉だったら早めに妥協をしていくと思うが。  ■しかし、犯人、人質、交渉人と、それぞれ一枚岩ではなく描かれているのは非常によい。それぞれの齟齬がウィークポイントにもなり、そこが混乱や危機の元凶にもなっている。  ■そしてあのラストの展開、なんとなく予想できたがしかし・・・
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-06 23:55:35)
30.  クーリエ 過去を運ぶ男 《ネタバレ》 
うーん、ミステリとして見ると、ラストの展開は驚くけど、どうにもとってつけた印象が否めないし、サスペンスやアクションとして見ると力不足の感じ。カットとかはいい感じのところが多いだけに残念。  ■まあこれは「エンゼル・ハート」をかなり意識してるなあ、とは思った。
[DVD(字幕)] 4点(2013-04-22 01:00:07)
31.  アシュラ(2012) 《ネタバレ》 
内容としてはかなりタブー的なものに挑んでいる作品。人間が、まさに「人間」になるがゆえに苦しみ、そしてその罪と犠牲の中で葛藤する。アシュラはその只中を経験し、人間になりかけているところですれ違いを繰り返す。  ■若狭はアシュラの人肉を拒み「食べるぐらいなら死んだ方がいい」と言う。しかし、彼の恋人もまた若狭のために盗みという罪を犯そうとする。もし盗みがうまくいったとしたらどうなったのであろうか。恋人の持ってきた食べ物を若狭が食べるのだとしたら、それは結局「罪と汚れを他の者に被せることによって、自らの汚れなき状態を安心している」だけになってしまうのではないか。アシュラはその取りつくろいが極めて下手であり、恋人は恐らく上手くやれる。しかしそれは本質的には違いはない。「私は罪なく生きる」ではなく「いかに汚れなき生き方だと思っていても、私も罪の中にいる」と自覚し葛藤することが必要なのであろう。それが最後の法師の一言に表されている
[DVD(邦画)] 9点(2013-04-18 01:00:15)(良:1票)
32.  ミケランジェロの暗号 《ネタバレ》 
ミステリー仕立てだが、ミステリーとして見ると拍子抜けする。でも人間ドラマとして見ると、従来的な「ナチス・ユダヤ人もの」とは違っていてなかなか面白い。  ■チャップリンの「独裁者」のように、ナチスとユダヤ人の立場が入れ替わってしまう話。ではあるのだが、入れ替わる二人が小さいころからの友人でありながら、雇い主と使用人というこれまた微妙な関係であるところがなかなかに難しい立場にしている。「金持ちのユダヤ人」は「使用人のドイツ人」を雇って、ユダヤ人の側はとても友好的にやっていて、また面倒を見ているつもりでいる。しかし一方で使用人の側からすればどことなく常に屈辱を感じ続けてきたのではないか。それがナチスによって立場がひっくり返ってしまう。ここに一つの立場転換がある。  ■もう一つの立場転換はもちろん入れ替わりなのだが、この二重の入れ替わりを経ることで、お互いがお互いを見る目というのがかなり複雑になっており、その辺の人間関係はなかなか面白い。ラストの展開はすっきりしすぎていて逆にあれだったが
[DVD(字幕)] 8点(2013-01-27 00:47:56)
33.  フランス特殊部隊 GIGN ~エールフランス8969便ハイジャック事件~ 《ネタバレ》 
タイトルが何かあれだが、エールフランス8969便ハイジャック事件を再現的に描き出した作品。アクション映画という感じはほとんどなく、サスペンス的なやり取りが中心。  ■モノクロ風で淡々としているが、決してヒーローがいるというわけでもなく、静かに交渉が進み、突入はあっという間に終わる。現実はこのようなものかという感じ。コンパクトに上手くまとまっていたと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2013-01-13 23:50:57)
34.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
正直な感想「分からなかった」。これまでもSAWやインセプション等の映画は見て一応は理解できるのだが、時間軸が三本存在して、しかも特徴付けも抑揚も特に付けてくれないので、ものすごい複雑で、かなり辛かった。リンチ映画やフェニーニ映画のように「分からせないタイプの映画」でもないストーリーが明確にある映画なだけに、ある程度ポイントは定めて描写して欲しかった。  ■あと映画として見ると辛いのは、人物の掘り下げがよくわからない(原作を見ないと正しい解釈に至るのは困難)という点。ストーリーを変に複雑にするぐらいなら、人間像の掘り下げの方にエネルギーを注いだ方がよかったように思う。  ■骨格のストーリーそのものはそこそこ面白い(のであろう)し、映像や雰囲気はすごくよく取れているのでもったいない。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-06 01:49:41)
35.  アルゴ 《ネタバレ》 
結末は分かりきっているのに、しかも別に派手なシーンは一切ないし格闘なども全く存在しないのに、手に汗握ってしまう。その上、これが実話だというのだから驚かされてしまう(もちろん細部はかなり脚色あるのだろうが)。久しぶりに見た良作。  ■イランのアメリカ大使館人質事件において、6人が事件の際に大使館を脱出、カナダ大使私邸にかくまわれた。しかし逃亡がばれるのは時間の問題、そこでCIAが打って出たのが「映画作製を偽装してクルーとして国外逃亡させる」というとんでもない案だった。  ■入国から出国まで、映画として見れば大したことはしていないのだが「ちょっとでもばれたら殺される」という状況が描き出されているので、否応なく緊張する。グループ内で仲間割れがあったりと、状況も結構シリアス。最後の空港の脱出がほぼすべて「ぎりぎりのところで間に合う」の繰り返しになっているのは脚色だろうがまあご愛敬の範囲。  ■ほぼ不可能と思われた任務が達成されても、手柄はカナダであり、主人公の業績は地下にしまわれる、というところが実は印象的だったりする。目立つためのヒーローでないところはこの映画の良さ
[映画館(字幕)] 10点(2012-11-18 23:08:36)
36.  メランコリア 《ネタバレ》 
舞台設定といい、画や音楽の使い方といい、明らかにタルコフスキーの再来の印象。  ■確かに非常に美しいのだが、特に前半部分が長いのが明らかにマイナスに出ている。「一般人の期待/鬱の主人公」の期待の対比はいいのだが、あれはダラダラしすぎ。スパッと印象的カットで決めてしまって、後半につないだ方がよかった。後半はいい展開と描写をしているだけに残念
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-02 00:53:01)
37.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
圧倒的に不愉快な作品(褒めている)。精神に余裕のないときには見ない方がいい。相当に疲れ果てるし、人間の見たくない面をよく描いている。暴力描写も多いが、バイオレンス的な描き方ではないのでなおさら辛い。ただ精神衛生上あまりによくないのでこの点数  ■社本が散々うじうじしているのは、間違いなく観客に「しっかりしろよ」「やられっぱなしでなく少しはやり返せよ」と思わせるためであろう。そしてあの展開。見事なまでに観客の心を弄ぶ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-30 00:29:06)
38.  CUT(2011) 《ネタバレ》 
ここまで平均点9.00点ですか・・・うう~ん、メッセージは痛いほど分かるのだが、映画の商業化批判、本当の映画への回帰という文脈と、ひたすら殴られる部分とがメタファーレベルでしかつながっていないのは、物語としてどうかと思う。確かに最近の映画にはない味はあるけど、なんかこのベクトルは間違えている気が。  ■基本的には殴られているシーンばかりで構成されていて、心理や人間を描く云々という余地はあまりない。映画全体がメタファーであり、メッセージのために構成されている作品であるように思う。しかしそれだけのために2時間をかけるのはちょっとあれ。  ■「簡単に分かるのはダメだ。語らない分からなさこそが真の映画だ」という通の雰囲気のある主張なのかもしれないが、それに対しては、意図的に曖昧にした「分からなさ」によって内容の判断を留保させたままにして、そこから高尚性だけを出して煙に巻くのは、さまざまな領域において用いられている手法ではあるけど、それは本質的にはペテンに過ぎないと私は思っている。  ■映画の投影されている床の上に主人公が寝ているシーン、あれはうまい構図だなと率直に思った。ありそうでなかった手法。
[DVD(邦画)] 3点(2012-10-25 00:11:38)
39.  スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ 《ネタバレ》 
選挙参謀を主人公に描き出された「政治の裏側」を描くサスペンス。マイナーだけどとてもいい出来の作品。  ■理想主義に燃える主人公と、それでは動かない政治の世界の現実。周りから散々「お前は優秀だが政治の世界には向かない」と言われてきた主人公は、最後まさに政治の世界の手腕を獲得する。「一流になった」と元上司に言われ、勝利にこぎつける主人公の心境はいかなるものであろうか  ■上司が「政治の世界で信じられるのは忠誠心」と述べていたのは印象的。そして、結果的に忠誠の獲得に失敗して、最後には力で追い出されてしまうのがもっと印象的
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-20 00:18:22)
40.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 
気軽に見られるサスペンス・アクション映画。展開の強引さは多少気になるが、無駄に派手な殺し合いはそこまで多くなく、地味だが堅実な展開が多いのはいい。  ■「実話」をやたら強調しているが、どう考えても実話じゃないシーン(特にアクション)は多々あるので、実話も多少参考にした、という程度でいいだろう。ちなみに原作の著者は最後に暗殺されかかって殺されなかったあのSASの本を書いてた人  ■デニーロはかつての重みはないが、それでも渋さは普通の人と比べれば十分か。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-17 00:56:03)
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