Menu
 > レビュワー
 > ムラン さんの口コミ一覧。2ページ目
ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789
投稿日付順123456789
変更日付順123456789
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
 内容としては前作の続きなので、観ていればより楽しめるが、観てなくても『一応』話は分かるようになっているのは良かった。  逃亡したレプリガント(人造人間)を捕らえるために作られたレプリガントである主人公。今日もいつものように仕事(逃走レプリガントの排除)をしていると、大昔に製造されたレプリガントの白骨死体を見つけるが、調べると世界を揺るがすとんでもない情報が・・・・と導入部は引き込み十分。  その後も操作を続け少しずつ確認に迫っていくと、自身の出生にまつわる重大な謎に行き着くことにと、話のスケールがどんどん大きくなっていくので、2時間越えの尺もそれほど気にはならなかった。ただ希望としては捜査中にもう少しアクションシーンが欲しかったら、そうなると3時間越えの可能性も出てくるので致し方ない。  全体的なミスリードやどんでん返しも、コレまでに起こった大小含めた出来事や発言、『論理的にありえないだろ』『だが映画的ご都合展開と考えればありえるかも』等と言った妄想を膨らませると最後まで楽しめるしオチにも納得できた。  ただ難点もあり、主人公が敵の襲撃を受けて重要人物を連れ去られた際何故か殺されずに済んでいたり、その重要人物の護送も非常に手薄であっさり主人公の襲撃を許してしまったり等、ラスト30分辺りがそれまでに比べてご都合成分が一気に増大し、且つ、主人公が殺されそうになった所で第三勢力が介入等少し演出を考えれば自然な流れに出来たと思うだけに残念に感じた。   総評  流石に『SF映画の新たな金字塔』とはいかないが、十分楽しめた。  それと、謎を追い求める際の捜査や、ちょっとした人物の言動やコレまでの状況証拠からラストの展開に繋げたり、主人公が『優秀な捜査官』と言う自身の能力をしっかり活かしていたのはかなり好感触だった。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-03 20:58:43)
22.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
これまでのスパイダーマンはとっとと社会人になっていたが、今回は最後まで15才のまま(且つ超人的な敵との戦闘経験も無し)で、その部分に焦点を当てて描かれていた。 旧作でも見られた鼻に付く行動や言動も年齢を考えれば不快に感じないし、未熟な部分が多いのも『十代なりに一生懸命』と見ればユニーク且つ微笑ましく見ていられた。 成長の部分に関しても、中・高校生位で、巷で有名なアヴェンジャーズに入れると言われれば有頂天にもなる気持ちも、がんばってアピールしようとしてしまう気持ちも分かる。 そして今回は『叔父の死』に関してはほぼ触れられないが、自分の過ちに気付く原因が『影ながら応援していたスタークの期待を裏切ってしまった』とかなりマイルドになってしまっている。しかし、そこに至るまでの経過がしっかり尺を使って描かれているのでインパクト不足とは感じなかった。そしてその成長した結果を、ラストバトルは中盤着用していたスターク製高性能スーツでなく自作のコスプレ衣装で戦ったり、絶望に負けそうになりながらも立ち上がったり、スタークへの返答でしっかり描いているのも良かった。 敵はこれまでのアヴェンジャーズ系に比べると遥かに『小物』だが、本作があくまで『十代のスパイダーマンの成長』に注力していることを考えれば、単に地球征服をたくらむ悪者ではなく、手段はともかく、あくまで家族を養うのが目的且つそうせざるを得ない理由を作ったのが正義側にあることで倒すことを躊躇してしまう理由付けにもなっているのでこれくらいが丁度良いと感じる。 結果、これまでのスパイダーマン同様『敵を倒すのではなく悪事を止めさせる』と言う目的にマッチしていると思うし、なによりそのおかげで日常やコメディ、その他小規模事件等スパイダーマンの活躍に割ける尺が増えている。  総評 アヴェンジャーズからは基本スタークのみで、敵のスケールもしょぼい等パッと見はイマイチな印象を受けるが。その代償として、今までのシリーズで一番好きなスパイダーマン(※)を描けていると思う。アヴェンジャーズに入らなくてもできる事はあるし、入らないからこそできる事があると気付いた彼の表情は実に良かった。 ※)旧シリーズはピーターの私生活が暗く重いものが多かったが、今回は友人や部活、憎めないポンコツいじめっ子等充実したスクールライフを満喫しているのも良かった。 つか、アメイジングは途中で頓挫したとは言え、2回目のリブートにも関わらずしっかり旧作とは異なる魅力を引き出しているスタッフの愛は凄まじい。
[映画館(字幕)] 7点(2017-08-11 16:04:31)(良:3票)
23.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
『大昔敵(裏切り緑)に倒された正義星人の力を受継いだ少年少女が地球を守る』と言うプロットはベタながら悪くは無いが、『たまたま敵が復活するタイミングにたまたま力を受継ぐ者が現れた』『しかも現れた理由が子孫や強い正義の心ではなく、単に偶然遺跡を掘り当てた時に居合わせた5人』と言う場当たり感全開な内容。  尺は2時間以上ありながら、大半は遺跡発掘までの世界観説明と発掘後の敵に備えた訓練ばかり。まぁそれも重要な演出ではなるのだが、情緒が無く淡白且つ盛り上がりに欠ける演出で無駄にダラダラ垂れ流しているだけで面白み0。訓練に関しても、未熟な状態で敵と接触してしまいボロボロに負けた事から危機感を覚えるとかなら良かったのに、司令官的な奴から『もうすぐ悪い奴が復活するから地球を守るために訓練しろ!』と言う情報だけで動くため動機付けが弱い(なので、後半まで敵との接触無し)。  終盤ようやく変身、ロボット戦があるが、正直悪くは無いが普通。  全体的な感想としては『ストーリー・アクションはマーブル映画より遥かに劣る』『CGのロボット戦もトランスフォーマーの方が数段上』ながら、ボロクソに言うほど酷くも無い、オーソドックスにつまらなかった。  なので、ここまでなら4点でもいいのだが、仮にも東映特撮戦隊をモチーフにしていながら『変身アイテムは無く、お立ち台の上でスーツが皮膚の下から生えてくるキモい演出』『名乗り口上もその後起こる謎爆発も無し』『レッドの剣以外に各自の専用武器無し(来場特典の絵でピンクが持っていたボンボンは未登場)』『基地からロボットが発進するシーン無し』『等身大戦闘後にロボット戦でなく、即効ロボで人サイズを攻撃する合理主義』『合体プロセスな無く、5機が炎と煙に包まれたと思ったら合体してた』等と言ったお約束演出はことごとくスルー。後で知ったが初めて戦隊もののプレゼンをした時米人から『なんで名乗りするの?攻撃されちゃうじゃな?』と突っ込まれてたらしいので、本作のスタッフも間違いなくそう言う『分かってない連中』ばっかだったんだろうなと思うと残念。ただTV版は長い放映のかいあって名乗り口上の良さがファンには浸透したらしいので、『そう言うのを分かってくれる、ギレルモ監督とかならお約束守ってくれるんだろうな』と悲しくなったので減点。
[映画館(字幕)] 3点(2017-07-15 13:16:45)
24.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
シリーズは一通り見てる程度です。  結末(登場人物達の末路含め)が分かっているところへ進んでいく雰囲気は『HALO:Reach』と言うゲームににた感覚を覚えた。 しかし、そちらと比べ登場人物の動機が弱く、主人公やヒロインはともかく、ゴッツイ銃のおっさんはなんで付いてきたのか分からず死んだり、パイロットの人も反乱に至る過程が一切描かれていないため感情移入しにくい。 正直後半の戦闘シーンも目新しさは無くマンネリ感が強く、ダースベーダー登場シーンも、そこまで思い入れがない私としては別段感動も無かった。  そして本作最大の欠点としては、ライトセイバー戦が無いところ。 てっきり盲目の人が実はジェダイで、座頭一よろしく、杖の中に仕込んでいたライトセイバーを使って最後の戦いを繰り広げると思っていたら、なんか普通に爆発に巻き込まれて退場と、これまでの思わせ振りな演出をスルーして興醒め。 つか、個人的に一番SWに期待しているのが『今作はどんなライトセイバー戦が見れるのか』と言う部分なので、それが無いのは大減点。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-05-06 10:00:48)
25.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
内容としては予告やHPのあらすじを見ればオチまで想像通りの無難な作品。 私の世代としては、『地獄先生ぬ~べ~』で、洞窟に閉じ込められたぬーべーが孤独に耐えられずに、たまたま洞窟で自殺していた白骨死体を蘇らせてしまうお話にそっくりでした。 まぁそんなわけで無難な内容なんですが、あちこちに『こうすればもっと良くなった気がするのに』と思えるシーンが多い。 例えば、真実を知ったヒロインが一度は主人公を拒絶するが最後復縁するのだが、せっかく起きた三人目の男に『彼の行いは許せないが理解は出来る』みたいな事を言わせたり等もう少し主人公を許せる要因を入れて欲しかった。 他にはプールで溺死しかけるシーンで主人公がヒロインを助けに来て、『あのまま死なせて欲しかった』的な事をでひと悶着起こしておけば、終盤の蘇生シーンと絡めて面白く出来たと思う。 最後もどうせなら、起きたクルー達を主人公達の子供(近親相姦NGにすると老人になってしまうが)達が出迎え、本作のテーマである『新しい文明』を船内でも築けていればよかったかな。 総評 詰めは甘いがそこまで酷くもない無難な作品。ゼログラやインターステラーと比べると数段落ちるが、宇宙ものに飢えている方なら観ても損は無いかも。
[映画館(吹替)] 5点(2017-03-26 00:23:26)
26.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 
よかったねスコット!おめでとうスコット!! 恐らく自分が知るXメン映画の中で一番扱いが良かったし、ウルヴァリンがカメオ出演程度の出番なので相対的に目立ったといえば否定できないが、それでも自分の力を憎悪しながらもそれと向かい合い、まだまだ非力ながらも精一杯戦う姿はローガンと異なる魅力を感じることが出来た。 CGは圧巻、後半のラスボスVSマグニートとの戦いはCG技術の進歩と言う意味で見ても必見の価値あり。 ストーリーは、『前々作の後日談』だが、『旧3部作時代』のウルヴァリンが『前作』で『歴史改変』を行ったことで生み出されたパラレルワールドと言う、ちょっと分かり難いが、新旧両方の影響を受けて生まれた世界と言う設定は面白い。 その結果か、旧三部作では敵として登場してたキャラが味方になっていたり、プロフェッサーとマグニートの関係が非常に良好だったり、スコットが凄く活躍したりと大胆なアレンジが加えられていてびっくりした(良い意味で)。 細かいところでは、洋画で良く見られる『部下に裏切られた上、その部下に与えた能力で倒される』と言う間抜け要素は控え目(一応間接的に勝利に貢献程度に留まっている)なのもよく、敵のサイロックがとにかくエロかった。 逆にかわいそうなのはチャールズ。車椅子の原因も『流れ弾に当たった』と、一応マグニートとの関係上重要な要素とは言え微妙だったが、まさがあのスキンヘッドすら『事故』だったとは・・・。 敵がチャールズのサイキック能力を手にするべく彼の体を乗っ取ろうとするのだが、『チャールズ!!』とジーンが叫び、彼の体が奪われそうになる超緊迫したシーンで突然ムワーンと毛が消滅していった瞬間噴出してしまった。  総評 このCG技術でもう一度ドラゴンボールを作ってほしい。
[DVD(吹替)] 7点(2016-12-22 05:33:03)
27.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
『事故にあった主人公が地下シェルターで目を覚まし、ちょっぴり頭のおかしそうな家主の『地上はエイリアンの毒ガスで汚染された』と言われ、真面目系チャラ男の3人で暮らすお話し』と言ったプロットは悪くない。 男の言っていることは本当なのか、仮に本当だとしても徐々に明かされる男の狂気に恐怖を感じるようになる。と言った演出は悪くは無いが、もう少し3人の人間関係をゴチャゴチャにしてパニックものっぽくしたほうが盛り上がった気がする。 そしてなにより、本編で流れた映像に関して、『昔なら冒頭30分くらいで終わる内容を引き伸ばし、本編部分は『俺たちの戦いはこれからだ!』と投げっぱなしで終了』が論外。なんか最近この手の手法が増えてる気がして憤りを感じる。 打ち切りならまぁ理解できるが、本来1本で完結することが魅力であるはずの映画でこれをやるのは論外。 確かにスターウォーズの帝国軍やバックトゥザフューチャーの未来の事件等未解決なまま終わる作品は昔からあるが、このような作品は一応その中で大きな目標を達成しており、極端に言えばあとは視聴者の想像で補完したり語り合ったりで終わっているので根本的に違う。 本作も『地下から脱出』と言う目標は達成しているが、こんなの『起から承へ』のフラグ程度しかなく、2時間作品の目標としては低い。 上述したスターウォーズで言えば、2時間かけてようやくファルコンで宇宙に旅立ったところで終わったらむかつくでしょ。   総評 『新たな手法』『斬新な切り口』等と言えば聞こえは良いが、単に過去の賢人達が『やっても面白くないからやらなかったこと』を仰々しく言っているだけでおまけに未完。どうしても本作のような作品を作りたければ、しっかりエイリアンとの戦いを描いた『本編』を放映した後、『外伝』と言った形で発表して多少は価値が出ると思う。
[DVD(吹替)] 3点(2016-12-16 01:43:43)
28.  ペット
犬好きは観るべし!!
[映画館(吹替)] 7点(2016-08-13 23:25:57)
29.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
ゴジラに敵対する凶悪な怪獣や、スーパーXやモゲラと言ったステキ兵器とのバトルが無い点は、『VS』シリーズで育った私としてはいささか物足りなさを感じてしまった。 しかし、それに関しては予告の時点で初代を意識した作品になることは想定していたし、むしろ思っていた以上に娯楽性があり個人的には良かった。 序盤の政治家たちがゴジラ出現で右往左往するシーンは、本人たちは至って真面目だが端から見ているとどこかドタバタコメディを髣髴させると言った、劇パトを思い起こされるような印象を受けた。 また、登場人物の行動もどこか『アニメっぽい』印象を受けながらそれでいて無理やり感も無く、ここらへんはアニメと実写両方の監督をしている庵野さんの経験が上手く活かされていると感じた。 CGに関しては素晴らしいの一言。特に都心部に現れたゴジラは、これまで私が見たどのシリーズよりも『ゴジラが本当に東京にいる』感が出ていた。アングルや演出も、過去のミニチュアセットやCG技術では難しかったようなものも随所に見られ、とことんシンゴジラの勇姿(?)を堪能できた。 ゴジラの代名詞たる熱線も、最初はただの炎の奔流からバーナーの如く徐々に収束していき、最後はレーザーへと変貌していく様子は実に格好良い。 ストーリーに関して言えば『エヴァや陽電子砲と言った超兵器が無いネルフの皆さんが、ゴジラ相手に知恵を絞ってがんばる』と言った、悪く言えば『ヤシマ作戦の焼き直し』だが、『ヤシマ作戦の演出を対ゴジラ用に上手く落とし込んでいる』と言えなくもなく、不必要且つ過度に類似した演出を加えていることから、庵野さんも確信犯なのだろう。。 後半になるにつれて、シリアスさを増しつつもバラバラだった登場人物達が少しずつまとまっていくので、ドラマパートが多いにも関わらず退屈しなかった。  総評 多少エヴァ成分が強めなのが気になるが、それでも決して独りよがりな演出や話になることなく、どの世代のゴジラファンでも最低限は楽しめる作品に仕上がっており、実際は違うかもしれないが、ゴジラだけでなく、ゴジラファンに対しての気遣いのような庵野さんの愛を感じられる作品だった。 少なくとも、私の人生で数少ない『恐らく全力で殴っても罪悪感を感じなさそうな人』にカテゴライズされている某監督の『ゴジラの名を借りた駄アクション映画』とは比べるだけで失礼に当たる程の良出来であり、そしてその『最終蜥蜴合戦』以降止まっていたゴジラ(日本製)の歴史を進めてくれた庵野さんには筆舌し難い感謝の念しかない。もう10年掛かろうが未完で終わろうが構わないので、お体に気をつけてゆっくりもう一方も製作してください。待ってます。
[映画館(邦画)] 10点(2016-07-30 00:28:11)(良:3票)
30.  ガルム・ウォーズ 《ネタバレ》 
『パトレイバーでみせた、私たちが良く知る町並みに紛れる戦場』『攻殻の記憶の外部記憶化による自己の曖昧化』『アヴァロンのゲームとリアル世界』『スカイクロラの見せ掛けの戦場で繰り広げられる嘘っぱちの戦いと死』等と押井監督が良く言う『現実と虚像』(私的にはリアリティとフィクション)の織り成す世界観が大好きなのですが、今回はそれが欠落しているように感じた。 主人公達の存在も、『ギルド間のPKばっかりやってたら、目的どころかここがゲーム世界だと言う事すら忘れた人々』『レベルEのカラーレンジャー編やドラえもん創世日記のような第三者によって作られ放置された遊び場(ゲーム空間)』とか色々想像しつつワクワクしながら見ていたが、結局は『ガイバーの降臨者』や『プロメテウス』等良くある『作ってみたけど上手くいかなかったから破棄された』と肩透かし。 序盤と終盤の戦闘シーンは、『イノセンスでトグサが電脳をハッキングされて見た戦艦からの砲撃』『アヴァロン』『キャシャーン実写版』みたいな雰囲気が好きな方なら満足できると思うが、中盤の詰まらなさが致命的で中ダレ感が凄く睡魔に襲われた。 よくある語り合いも内容は面白かったが、いままでも少しは関連性、伏線的なものだったが今回はカスりもしないので『本当に何で入れたんだろう?』って思ってしまった。 オチに関しても、まぁ良くある『俺たちの戦いはこれからだ』ENDですが、余りにも本作の『序章』感が強く、完璧な一見さんに『スターウォーズのエピソードⅠ』『機動戦士ガンダムのORIGIN劇場版』から見せるような、『さきに本編の先をやっているからこそ楽しめる』イメージを受けた。どうせだったら凍結中かなり期間があったんだから本作の先の話を小説でもなんでもいいから展開させておいたほうが良かった気がする。 演出も過去の作品からのオマージュが多いが若干『つまみ食い過ぎ』な気がするし、アヴァロンで見られたようなフィルター処理によって2つの世界を区分けするようなものもない(そもそも世界が2つない)。  総評 期待しすぎたのは自覚しているが、そのギャップを考慮してもこれまで自分が好きだった作品(話、世界観、演出)からは数段劣る内容。 今後続編なりなんなりメディア展開していけば化けるかもしれないが、公開2日目の休日なのにも関わらずあの来場者数や雷轟が頓挫してることから望みは薄そうである。
[映画館(吹替)] 4点(2016-05-21 19:44:43)
31.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 
『頭の中が色々なキャラクターや建物が存在する町になっている』と言う古典的な設定を見事に使いこなしている。 そもそもガチガチの専門家ですらよく解明されていない頭の中を良く再現しており、小さいころは『楽しい思い出』『悲しい思い出』等単純なものから『悲しかったけど良い思い出』『いい想い出だからこそ思い出すと悲しくなる』と言う心の多様化(成長)が劇中全体を通してとても丁寧に画かれている。 細かいところでは思い出の保管庫(ボーリング玉をしまっておく棚みたいなの)が脳のシワを表していたり。 ただ何といっても素晴らしいと感じたのが、主人公である少女の体験と頭の中のキャラクターの成長がシンクロしているところ。 この手の内容の場合、例えばギャグ作品とかだと頭の中がグチャグチャになった結果、登場人物がハチャメチャな行動をとってしまうというのが良くある(決してそれが悪いとは言わない)が、本作の場合『ヨロコビ(キャラクター)と、少女の人格を形成している『大切な思い出』が行方不明になっていしまう』と言う事件の結果、少女に起こってしまう心境の変化を『引越しで不安になり何もかも上手くいかない』と言う実生活でもありうつイベントで無理なく表現しており、『頭の中の事件で主人がおかしくなる』と言うよりは『生活している上で起こる心の不安定と言った『化学反応のようなもの』を、『頭の中の事件(擬人化?)』として表現する』と言う逆説のような演出が非常に素晴らしい。まぁこういった演出も無くはないが、なんと表現していいのか分からないが、片方の演出が強すぎてもう片方が引っ張られること無く、非常に滑らかにお互いが干渉し合っているのが凄い。 所々のギャグもピクサー作品の中では好きな部類で、私の父親も人の話を利かなかったり、意味も無く『ポリンキーのCM曲』が無限ループしてしまう、と言った部分の理由がものすごく共感して笑ってしまった。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2016-01-02 20:00:12)(良:1票)
32.  イコライザー 《ネタバレ》 
昨日BDで吹き替え版も鑑賞しました。 雰囲気は『レオン』と『マイ・ボディーガード』と『アンブレイカブル』を足して割ったような感じ。 質素に暮らしている主人公が、かつて培った技能を活用し、ある日を境に身の回りで起こっている事件を解決していくお話。 基本は『日常』パートと『事件解決』パートを織り交ぜながら複数の短編エピソードを解決していくので、海外ドラマ数話をまとめたような構成。 日常パート時のゆったりとしていて穏やかに過ぎていく平和な時間の主人公は完全にデンゼルワシントン(吹替えならプラス大塚明夫)のプロモーションビデオ(良い意味で)で和やかな気持ちになると同時に、正義執行時の冷静冷徹な一面とのギャップが素晴らしく、映画としても緩急が激しく見ていて飽きない。 また、序盤ある少女を助けたことによってマフィアが彼を暗殺するべく、あの手この手を使って追跡してくるため、一定以上の緊張感は保たれており、上記の小事件と同時進行となるため、映画としての軸もしっかりしている。 デンゼルワシントンも、ここ最近の主演映画で良く見られる『基本は心優しいが、敵に対しては一切の容赦が無い』と言うお馴染みのキャラクターだが、これに関しては若干のマンネリも感じられてしまった。 どんな敵だろうが一度は改心のチャンスを与え(銃で襲ってきた敵も殺さず再起不能にするだけ)、方法も金を渡したり脅したりと相手に合わせる(言動も多種多様)のも面白い。実際汚職警官の一人は、命の危機が迫っていたこともあるが、説得によりかつて持っていた純粋な正義を呼び起こされた。ラスボス的キャラとの会話は素晴らしく脅したら脅し返されたがさらに脅し返すと見事。 アクション自体は尺と比較すると結構少ないと思う。自分は他のシーンも楽しめたし、短いながら戦闘も迫力あったので満足しているが、アクション映画を期待している人には物足りないかも(主人公も銃使わないしね)。   総評 猛烈に真夜中のファミレスに行きたくなる映画。
[映画館(字幕)] 8点(2015-04-01 07:44:43)
33.  ジュピター 《ネタバレ》 
平凡な女の子(地球人)が実は宇宙人(地球人には気付かれてない)の遺産相続人で、彼女を迎えに来た傭兵と恋に落ちたり、その座を狙われたりする。 と結構ベタベタなラブロマンスものですが、遺産相続=血筋とは別にDNA情報が100%一致する者を生まれ変わりと認定し、故人の遺産を引き継ぐ権利がある。なので、一度は故人の遺産を相続した息子2人(このままだと没収)があの手この手でヒロインへの相続を妨害しようとする、と言う設定は結構面白かった。 女性のキャラ付けが良く、上記兄弟の姉は妨害をせず、むしろ世界観解説やヒロインの遺産相続を手助けしたりと、母親を愛していたことが伝わってくる。味方戦艦の艦長も厳格ながら、作戦成功に必要とあらば一度裏切った人間(理由も同情できる)を起用したり、無茶な作戦を立場上静止しながら影で激励したりと男前。そしてヒロイン、突然のびっくり展開に慌てながらも何とか順応しようとしたり、主人公とは両思いながら、立場等を考慮して遠慮する彼の気持ちを汲んであげたりと出来る女性。そして家族を人質に彼女が相続した地球の権利(この設定も好きなヴァンドレッドに少し似ていて嬉しい)を奪おうとする長男に気丈に対応し、自分と家族の命より地球の平和を選ぶ男前。 CGは確かに凄いが、マトリックスみたく独自性は無く単にド派手なだけ。 また、ヒロインの遺産相続を狙う兄弟も手法こそ違えど目的は同じなので、それを順番に解決するために「起承転転転結」と転の部分が似た感じでかつ若干長ったらしく感じてしまった、いっそうの事弟は善人で劇中で兄に諜殺される展開のほうが良かったとも思えた。 あと、ロボット兵器が出るのだが、ファンネルもどきと戦ったりバリアに突撃して故障したりとあんまし格好良い描写が無かったのが残念。  総評 マトリックスと比較するのは流石に酷だが、ド派手なCGを使ったSFラブロマンスアクションとしては十分見て得する出来だった。
[映画館(字幕)] 7点(2015-03-30 17:26:38)
34.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
中盤のエニグマの暗号解読までは、変人主人公が周りの人間に誤解を与えながらも最後は共に力を合わせ・・・・・と良くある展開。 だが、暗号解読後(物語的に中盤以降)もそれで『はい!ハッピーエンド!』とはならず、色々と戦争に勝つべく思考をめぐらせるのだが、それが頭の良い主人公だからこその非情な決断だが、愛する女性や友が出来たことにより人間らしくなった彼にとってもそれは辛い選択であり、『すまない』と言う言葉に胸が痛くなった。 その後も人間らしくなっていく彼に反応するように辛い事件が次々起こり、本編と同時進行していた「学生時代」と「戦後」の彼の結末も明らかになり切なさがMAXに。  総評 今回の出来事に関して、彼の功績や単純に人間らしくなれたと言う部分だけ見ればプラスになったが、それと同等かひょっとしたらそれ以上の悲劇が降りかかってしまった。 と言った感じの、なんとなくキカイダーのラストに投げかけられた問いに似た印象を受けた。
[映画館(字幕)] 8点(2015-03-13 19:26:51)
35.  GODZILLA ゴジラ(2014)
だーかーらーっ!! なんで毎回光線がゲロみたくなるんだよ!! いいんだよ!Xメンのサイクロップスみたくビャーーーッ!!って格好良いビーム出せよ!例に出した彼しかり、トランスフォーマーしかり洋画は飛び道具系が不遇すぎる。 ストーリーや敵怪獣の設定なども突っ込みどころ満載。ちょっと考えれば「なんで!?」と疑問がよぎる展開多すぎる。 ただ一部に関しては失敗ながらも、日本版へのリスペクトをしようとしていた努力は感じられた。ただ、その結果チグハグになっている感もあったので、できれば敵の設定なんかはそちらお得意のマーブルコミックの敵みたいな設定のほうが映えた気がする。  総評 日本ゴジラ>>パシフィックリム>>>>>今回のゴジラ>>>×55>>>ゴジラ(魚主食) お願いだから東宝さんもう一回だけでいいからゴジラ作って!!
[映画館(字幕)] 5点(2015-03-09 22:59:52)
36.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
とにかく映像の密度が半端なく、2時間以上の尺でそのほとんどが主人公をメインに描かれていながら、その全てに彼の心境の変化と言った意味が込められており、全くダレる事が無かった。 加えてそれらを台詞等と言った分かりやすい演出に頼らず、視聴者が能動的に理解したくなるように工夫されているのも見事で、だからこそ彼に十二分な感情移入ができ、ラストからクレジットが流れている間ただただ胸が痛かった。 単純なアクション映画としても、ドラマ(米、イラク)と戦闘シーンのバランスが良く、銃撃戦も1つ1つ戦局が異なるので飽きなかった。 内容としては、「力あるものが負うべき責任と苦悩」と言う、アメコミ系ヒーローのお約束的な内容を極限までリアルに描かれている。 元から持ち合わせていた正義感にプラスして「番犬になれ」と言う父親からの脅迫に近い教えから軍隊に入りイラクへ。 狙撃兵としての高い能力ゆえに多くの敵兵を殺し(劇中では敵を悪と断定しストレスを感じていないように述べているが、2度現れる子供兵への対応を見ると一概にそうとは言えないように感じた)、賞金首として敵から狙われ、仲間の死を目の当たりにして徐々に心身がボロボロになりながらも、上述した「呪縛」に近い信念や「凄腕の狙撃兵」と言う強大な悪、そして自分をヒーローとして慕う仲間達などで何度も戦場に戻ることになる。この行為に対しても弟と言う比較対象が現れることで彼の異常さを際立たせている。 冒頭述べたが、ここら辺の描写が非常に丁寧で、ちょっとした1シーンも後半のちょっとした複線になっている。 除隊後の生活に関しては尺は短めだが、エピローグと考えれば十分すぎるほ程理解できたし、全く前情報を得ていなかったためラストには絶句した。 総評 予告を見て私が期待していた「ハート・ロ。カー」そのものだった。出来れば可能な限り本作を見るにあたり前情報は仕入れないほうが楽しめると思う。
[映画館(字幕)] 9点(2015-02-27 16:04:14)
37.  エクソダス:神と王 《ネタバレ》 
十戒に関しては、あらすじ程度しか覚えていませんが大昔の映画を見た知識くらいしかありません。 後半の10の災いから海割りまでのCGはディザスター映画に匹敵する迫力で、且つ災いや奇跡が自然現象的な描写(海も割れるのではなく、津波のような引潮だったり神との対話も端から見るとただの独り言)なので、たまたまモーゼの狂言と自然現象が重なっただけとも捉えることができ、史実っぽく見れるのが良かった。 ただ、尺は2時間半と長めだが、それでもかなり駆け足気味に感じてしまい、時間の経過が分かりにくかったり、災いも「ファラオが奴隷を解放しないから災いがどんどんくる」なのだが「災いが起こりまくってファラオがテンパっている間にどんどん災いがきちゃってる」的に見えなくも無い。 そうは言ってもこれだけの壮大な話を破綻、脱線させずストーリの根本自体は非常に分かりやすくできているので、全体的な出来は悪くは無い。 しかし、「リドリー・スコットの映画」としては正直微妙で、なんとも形容しずらいが、昔の作品にあった一瞬たりとも目が離せなくなる程作品に引き込まれる感じが無い。 なのでラスト直前までは7点くらいだが、ラスト中のラストである神が去っていくシーンが最高。劇中でも声を荒げて怒ったり、十戒をモーゼに刻ませる際も「俺が納得できない教えは彫らないよ」と言われたりと、安易に「神とモーゼ=主としもべ」な関係でなく、神もその関係がまんざらでもない感じが人間味と言うか愛着が持て(エジプト人には悪魔以外の何者でもないが・・・・)た。 そして、彼らに危害が及ばず、もう自分が必要でないと判断しゆっくりと離れていく神とそれを見送るモーゼの二人にグッと来た。 ちょっと前にユダヤ、キリスト、イスラム教に関する番組がやっていたが、その起源を考慮してかは分からないが、安易にユダヤ(ヘブライ)人=神守護を受けた=絶対正義と言う図式ではなく、あくまでエジプト脱出まで神の守護を受けていた者たちであって、現在の彼らはそんな神に見送られた(良い意味)存在であると言う解釈が出来るようになっているのが凄く良く+1点。  総評 ド派手なCGとちびっこ神様萌えな映画。
[映画館(字幕)] 8点(2015-02-16 15:15:06)
38.  ミュータント・タートルズ(2014) 《ネタバレ》 
シリーズは旧映画3部と十数年前にやっていたアニメを見たレベルです。 キャラの性格やノリはは映画に近いが、ドナテロが科学マニアだったりとアニメの設定も入っている。 4匹のデザインも各自の武器以外に防具やマスク、その他オプション等細かいところに差異があり個性が強調されていて格好いい。 内容は1作目に近く、亀さん達の血から作れる薬で金儲けを考えている悪科学者とフット団VSタートルズの形式だが、冒頭はお互い相手の存在を知らず直接的な接触は中盤あたりから。ちなみにオカマなタコさんやサイと豚コンビも出ません。 アクションは着ぐるみ(?)とCGが両方おりこまれており、ライダーや戦隊系特撮のハリウッド版と言った感じで大迫力、特に終盤開始あたりのスノーチェイスは必見。 個人的に1番好きなラファエロと2番目に好きなミケランジェロが特に目立っていたのは嬉しかった。 ただし、序盤は部隊説明等もする必要があり、上述したようなド派手アクションは後半からなのでちょっと退屈。 また、ストーリー展開や設定(フット団の目的等)に関して、良くも悪くも非常に「軽い」ので、重厚なストーリーやメッセージ性を期待している人にとっては得られるものは無いと思う。 また、ドナテロにも最後のキーマンとして活躍があったのにも関わらず、最も、というかほとんどソロでの見せ場が無いレオナルド。サクロプスしかり、アメコミ世界のリーダーは地味系なのか?「刀」と言う最も熱い武器なのに、ウルヴァリンの爪みたく、それを活かした活躍もなし(むしろ4人の中で1番弱そうな棍棒が武器としては一番活躍してた)。 総評 良くも悪くも分かり易いアメコミ映画。全体的な派手さもマーブル系映画に比べると地味だが、キャラクターと着ぐるみアクションの部分でしっかり差別化はできているので、軽い気持ちで見に行けばそれなりには楽しめると思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2015-02-14 18:44:48)
39.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
決してつまらなくはない、だが問題はこれを「スタジオジブリ」が製作したと言う所だ。 原作ありきとは言え、こんなちょっと有名なアニメ製作スタジオならどこででも作れそうな作品を作ってはいけない!「スタジオジブリでしか作れない作品」を作らないでどうする!? 正直ここ最近はそれも仕方なしと思っていたが、「風立ちぬ」を観て、やはりジブリ(宮崎駿)は凄いと感動した直後にこの体たらくに腹が立つ。 「自分たちが日本を代表するアニメ製作会社」と言う自覚をもって製作をして欲しい。ピクサーを見習え(あちらも作品の出来に上下はあるが、最底辺でもしっかりピクサーらしさは出ている」、今後もこのような普通の作品を出すなら、マジで宮崎監督が引退するなら解体するなり社名変更するなりして「スタジオジブリ」の偉大さを保つ努力をしてほしい。  ちょっぴり内容に触れると「内向的な少女が不思議な体験をして前向きに成長するお話」。ただし、主人公が変わるきっかけやそれ以外の日常描写、不思議空間の演出等全てが薄く、設定や主人公の性格(そもそも成長の質)が違うとはいえ、同じ「少女の成長」を描く「魔女の宅急便」に遠く及ばない。 作品の内容としては6点。 
[DVD(邦画)] 3点(2014-12-26 08:49:16)
40.  ゴーン・ガール
特別前夜上映会にて視聴。  これから本作を楽しもうと思うなら、絶対ネタバレ無しのレビューだけ見ることを強くお勧めします。 ・ここまで見事な「起承転結」演出は本当に久しぶり、しかも単純な4区切りじゃなくて「承」以降はその展開一つ一つも目まぐるしく転がるので本当数分先すら予想できなかった。 ・そして、「起」の部分だけ見せて、視聴者に良い意味で間違った本作のイメージを持つようにミスリードを狙った予告にし、見事視聴者の度肝を抜いた(少なくても自分は)広報の手腕にも賞賛。予告も作品の評価を上げる材料になることを十二分に実感できた。 ・「結」にいたっては、最悪の「こんなこともあろうかと・・・・」に思わず絶句。  総評 最後だけ見れば、一人を除き全員が何かしらの「利益」を得ているので、バッドエンドではなく、最後のワンカットで見事に「背筋も凍るハッピーエンド」を魅せられた。
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-11 21:31:44)(笑:1票) (良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS