Menu
 > レビュワー
 > 54dayo さんの口コミ一覧。2ページ目
54dayoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 120
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  マッドマックス2
世の中には、テレビで一体何回観たか分からない、でも何回観ても面白い、そういう類の中毒映画が存在する。カリオストロの城然り、少林寺三十六坊然り。そしてこの作品も、そうした中毒映画の最右翼と言って良いだろう。この映画の功績は何といっても、フィクションの世界観に「ヒャッハー系」というジャンルを確立したことである。我々の世代は、荒野、バギー、モヒカンとくれば「ああ、そういう世界なのね」と問答無用で納得してしまう。まるでヨダレを垂らす犬である。これこそテレビによる刷り込みの賜物である。まさに暴力、そして狂気。例え我々はヨボヨボの年寄りになろうとも、テレビでこれが始まれば吸い寄せられるように視聴し、ブーメランが指を落とすシーンを見て喜ぶに違いない。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-02-28 07:49:01)
22.  ドント・ルック・アップ 《ネタバレ》 
過去に散々扱われてきた、彗星衝突がモチーフなのに、ちょっと見たことがないような映画に仕上がっている。冒頭はSFかと思いきや、どうも違っていて、じゃあパニック映画かと思えば、どうもそれも違う。先の展開が読めないうちに、あれよあれよと彗星が近づいてきて、結局そうなったか、と苦笑いするしかないラストを迎える。何となく、現実もそんなもんかも知れないな、と思わせてくるところが、この映画の勝利だと思う。もの凄い豪華キャストに、尖った内容、ネットフリックスオリジナル、恐るべし。ラストの爆発直前にストップモーションになる演出、どこがで見たことがあるなと思って、よく思い出してみたら、バタリアンでした。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-07 21:24:07)(良:2票)
23.  新感染 ファイナル・エクスプレス
ゾンビ映画は舞台選びが肝だと思う。孤立した一軒家だったり、ショッピングモールだったり。この映画は列車を選んだわけだけど、それが成功したと思う。車両の区切りや駅が、舞台としてしっかり機能している。列車に乗るきっかけとして、冒頭に親子のドラマを描いており、これがなかなか丁寧でよろしい。そのドラマパートからゾンビパートへの切り替わりが強烈。発車する列車に、瀕死の感染者が一人だけ乗り込む、こういうお約束の展開は、何回観てもニヤニヤしてしまう。丁度ジェットコースターの坂をカタカタ登るような感覚。そしてその後は身を委ねるだけ。一気にラストまでなだれ込んでくれる。唯一残念だったのは、ゾンビがシチュエーションによってやたら強かったり、妙に弱かったりしたところ。こういうところは妥協せず、クオリティを維持してほしかった。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-10-24 14:29:27)
24.  悪魔のいけにえ
名作とは聞いていたが、観る前は、こんな趣味の悪そうな映画がよく高評価を得てるな、と思っていた。でも実際観て納得した。これは名作に間違いない。とにかく冒頭から不穏な空気に満ちていて、中盤まで何も起きないのに、常に緊張感が漂っている。で、レザーフェイスが現れてからはエンジン全開。息もつかせずラストまで一気になだれ込む。いやあ、潔い。グロ描写やBGMが一切無いのも、作品に気品を与えているし、考えてみればオカルト要素も一切無い。にもかかわらず、終始忌まわしい匂いをプンプンさせてるのが凄い。まさにトビーフーパ―会心の一作。ちょっとまぐれ当たりっぽい感じが、しなくもないけど。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-08-09 10:33:28)
25.  メッセージ 《ネタバレ》 
SF大作っぽいパッケージ写真に反して、内容はなかなか地味なので、賛否別れそうな印象です。でも個人的には輪っかのような言語が印象的で、扱うテーマも新鮮で、凡百のSFとは一線を隔している思いました。乱暴にまとめると、やい人類、ゼロサムゲームを続けてるといい加減にっちもさっちもいかなくなるぞ、とエイリアンが登場する。エイリアンは時間軸を超越した存在で、その言語を学ぶと、人間も過去、未来、現在を同時に生きる存在になる。そうなると人間は、じたばたせずにただ事象を静かに受け入れ、愛する生物に進化する。といったところでしょうか。我々も歳を取ってくると、人生でどうにもならないことは、そういうあたわりなのだ、と受け入れるようになりますが、この映画に描かれるテーマは、そういったものの究極形ではないかと思いました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-05-01 09:34:46)
26.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
淡々とした語り口に、効果的な音楽の使い方、丁寧なエピソードの積み重ね。安心して身を委ねられるホラーです。人物の憔悴した表情や、「湧いて出る」等のキーワードから、間接的に怪異を連想させる演出は最高です。一方で、直接描写されるお化けは全く怖くありません。それから奥山怪談の核心に迫るにつれ、登場人物が霊障に苦しめられる様子の描写が不十分です。「私」が首にサポーターを巻くだけじゃ伝わりません。そのあたりも薄気味悪く演出できれば、ホラーとしてグッと引き締まったと思います。好きな作品だけに惜しいと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2020-09-02 22:58:59)
27.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
話がしっかりしているし、演出はスリリングでスケール感があり、キャストも豪華で文句なしです。しかし一緒に観ていた妻は、最後まで身の潔白が証明されず、陰謀も明らかにならず、物足りなかったと言います。半沢直樹の見過ぎです。何でもかんでも倍返しがあると思ってはいけません。
[DVD(邦画)] 8点(2020-08-10 19:30:44)
28.  カメラを止めるな!
脚本の丁寧さと、監督のサバサバした明るい演出でとても好感度が高い作品。こういう映画が口コミで今年一番の話題作になるんだから、いい時代になったと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2019-01-10 18:55:28)(良:1票)
29.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
ブロンティは一見大人しく品のいい女性に見えますが、実はこだわりが強いくせに受身でちょっと荒んでおり、なかなかややこしい女だと思いました。そんなブロンティが善人だけど器の小さいフィルの手に負えないのは納得がいきます。その点ジョージは一見粗野なのに、実は言葉で相手のツボをつく詩人のような感性を持っていたり、繊細な男かと思えば凄みのある過去を持っていたり、謎めいた深みがありブロンティがズブズブとハマっていくのは良く分かる気がします。その上でラストはバッドエンドなのに幸せで美しく、切ないのに甘く、まさに完璧なエンディングだと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-01-09 23:23:16)(良:2票)
30.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
あんまり面白くないというレヴューを良く見ますが、自分も最初見た時はそう思いました。でも結局リーガンは生きてるのか死んでるのか、そもそもこの話は何が言いたいのか、気になって2回目を見ると、まあ脚本が良くできてることに気が付きました。エピソードに無駄がないし、なにげに細かい伏線を張ってしっかり回収してます。マイクのピストルのダメ出しがラストに繋がったりとか。ではリーガンの生死はどっちなのか。分かりません。分からないように作ってあります。よく見ると自殺後スタンディングオベーションの中、タビサが立ち上がって劇場を出ていくのが見えます。見ないと言っていたタビサが来ていたということは、病室以降のシーンは概ね現実とも解釈できるし、そもそも引き金を引いた時点で、その後のシーンは全て生前に抱いた妄想とも考えられます。未来世紀ブラジルだとレヴューされてる方がいますが、自分もそっち寄りの解釈です。だからこそ考えられる精一杯の綺麗なラストになったんじゃないでしょうか。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-03-25 20:51:54)
31.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 
前半の恋人のゾンビ化、職場の惨劇、高速道路の暴走あたりまでは「これぞゾンビ映画」っていう展開で最高にボルテージが上がった。アウトレットモールで有村架純をカートに乗せるあたりゾンビ好きならニヤニヤが止まらないと思う。さらに嫌な感じの集団に加わりリーダーがイカれてるのも鉄板。でもその後のエピソードが少し弱くて失速したのが残念。ラストのドンパチはいらないから、もっといろんなエピソードを積んでほしかった。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-08 02:19:15)
32.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
この映画初めて見た時は妙に興奮した。なんでこんなに興奮するのかと思ってもう一回見返してみたら、どうも既視感に訴えまくるからだと分かった。自分の場合ボルテージが上がったのは、ヤヴィン4の基地とか、ターキン総督とか、AT-ATなんかが映るシーンで、どれも旧シリーズ絡みのシーンばかり。話題になったラスト10分なんてもう反則並で、例えて言うなら勝手知った他人の家の中を裏から覗いてるような気分になる。で最後にあのサプライズでしょ。そりゃ一瞬頭のぼせるよ。でも冷静に見返してみるとソウ・ゲレラの絡みとかイードゥの戦闘とか既視感のないシーンはあんまり面白くない。まあK2は良かったけど、全体的に見ると新要素に魅力は乏しかった。フォースの覚醒も同窓会みたいな内容だったし、既視感にばっかり頼ってると、シリーズ全体が先細りしていかないか少し心配。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-07 00:24:31)
33.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
これはコンセプトの勝利。もしもゴジラが東京に現れたら日本はどう対応するか。テーマをその一本に絞って、登場人物の個人的なエピソードなんかは一切描かない。おかげで主人公の家族構成すらわからないけど、そのかわりすごくシャープで潔い内容になった。巨大生物などあり得ないと言った直後にテレビに尻尾が大映しになったり、上陸はないと言った直後に幼体ゴジラが蒲田で大暴れしたり、新幹線爆弾の後に在来線爆弾が突っ込んでくるのには笑ってしまった。畳みかけるような自衛隊兵器の総攻撃映像は小気味いいし、ゴジラのやりすぎなくらいの火力もつき抜けてていい。唯一ヤシオリ作戦の内容が少々大味なのだけは残念だったかな。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-05-28 22:07:08)(良:1票)
34.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
これはずるーい。ハンソロをほぼ主役にして、レイアもルークも出して、話の展開はエピソード4そっくりで、ミレニアムファルコンやらタイファイターやらXウィング飛ばして、音楽も昔と同じの使って、こんな内容ならどう考えても古いファンはそこそこ楽しいでしょ。でもこれが許されるのは今回だけ。エピソード8からどうするかがホントの勝負といったところでしょうか。ただ今作ですごく好感が持てたのは、CGを多用しながらも実写っぽさを出したところ。エピソード1~3はまるでCGアニメを見てるようで違和感があったけど、今回は自然な映像でとても良かった。監督の力量か、テクノロジーの進化か。最近SF映画のレベルが一気に上がった気がするけど、リアル志向の作品が多い中、こういうスペースオペラにも頑張ってほしい。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-07 22:46:10)
35.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 
これは掘り出し物。深夜放送でなんとなく見てたら面白いのなんの。ループ一週目は殺人鬼から逃げ回り、二週目では仲間を助けようと奔走するも助けられず、三週目では迷いながらも殺人を始め結果的には一週目に現れた殺人鬼になり、四週目は二週目の血も涙もない殺人鬼になるのかと思いきや、舞台は突然地上へ。主人公同様、見るほうも周回を通してだんだん状況が呑み込めてくるのでこの世界にのめりこんでいく。かと思えば突然予想を裏切るラストが待っていて。お見事でした。あんまり有名な作品じゃないので、なんか面白い映画知らない?って聞かれてサラッとこの映画が言えたりすると、なかなかの通なんじゃないかい。
[地上波(吹替)] 8点(2014-11-29 21:41:04)
36.  デリカテッセン
うーん、いい。まさにジュネ節全開。ただし少々クセのある作品なので、この監督の他の作品を知らないでいきなり見ると???となるかも。逆に知って見ると終始ニヤニヤできるでしょう。主人公とヒロインが絶世の美男美女というわけではないけど、物凄く可愛くてチャーミング。脇を固めるキャラは変人ばかり。そんな登場人物たちの行動が微妙に影響し合い、同時進行的に話が進んでいく。このあたりはアメリと共通しているので、アメリが好きならジュネ監督の初期作品として納得できるはず。
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-09 02:18:13)
37.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
細かい点で突っ込みどころはいろいろある。なんであの映画館、国中の権力者が集まるのに警備がすごく手薄なの?とか、ランダ大佐とイギリス軍の無線の口約束なんて信用できるの?とか。それでもとことんシリアスなランダ大佐やショシャナというキャラがいるかと思えば、ほとんどギャグみたいなバスターズの面々や総統といったキャラがいて、さらに賢いのかバカなのか分からないツォラー、ヒコックス、ハマーシュマルクといったキャラたちが入り乱れて丁々発止のやりとりをして、気が付けば150分経っていた。抜群に上手い演出や音楽の使い方でシビれる1・3・4章があるかと思えば、2章と5章では突然ゴア描写が登場したりする。真面目なのかふざけてるのかわからない、上質なのか下品なのかわからない、確かなのはこの映画が強烈なインパクトを持っていることだけ。こんな映画を作るのはタランティーノだけだと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-04 00:09:45)
38.  イースタン・プロミス
ヴィゴ・モーテンセンを使ってマフィアを扱ったとこは、ヒストリーオブバイオレンスと共通するんだけど、後半のどんでん返しでそれまでのエピソードの意味がきれいに繋がるあたりとか、映像の感じとかはスパイダーに共通すると思う。(まあスパイダーはちょっと失敗の出来だと思うけど)それに加えて監督が若い頃からお得意のグロ描写も健在。これはもうクローネンバーグの集大成といっていい映画なんじゃないかな。この監督が好きな人なら、間違いなく当たりの一本だと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2012-11-04 02:34:24)
39.  クロエ(2001)
なんだろう、この夢でも見てるようなフワフワした浮遊感。そんな中出てくる人物たちは、幸せな人も寂しさを抱え、幸せでない人も寂しさを抱えている。そんな寂しさをただ黙って受け入れ包み込むような淡い世界観。鑑賞後切ない余韻が消えません。最高でした。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-09 21:31:31)
40.  イン・ザ・プール 《ネタバレ》 
見事なコメディーだと思いました。個人的には松尾スズキの演技と、最後追い詰められた田辺誠一の八つ墓村状態に爆笑し、その後水に飛び込むシーンのなんとも言えない清涼感とせつなさが心に残りました。間違いなく心にひっかかる作品でしたよ。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-30 21:44:38)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
454.17%
586.67%
62924.17%
73125.83%
83226.67%
91310.83%
1021.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS