21. サスペクト・ゼロ
サスペンス、ミステリの体裁を取りながら、中盤でオカルト映画であることが明かされる珍作。その方面に興味と知識のある人なら相応に楽しめるかもしれないが、そうでない人にとっては大差のついた消化試合を見せられているようでひたすら退屈。 [DVD(字幕)] 3点(2014-09-17 19:22:37) |
22. ルール2
映画それ自体をネタにしたホラーという点で『スクリーム』などと共通した雰囲気があるが、あちらの周到さ、映画への偏愛ぶりとは比較するのが失礼なほどチープな作り。唯一ラストの着地点だけはそれなりに面白いが、これにしてもオリジナリティには乏しい。 [DVD(吹替)] 3点(2014-09-17 19:16:03) |
23. ダウン
往年のロジャー・コーマンを思わせるB級トンデモ映画。おバカぶりを楽しむにはいまひとつパンチが足りない。 [DVD(字幕)] 3点(2014-09-17 19:14:29) |
24. 処刑教室(2008)
カンニング事件を追う新聞部の生徒が、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく。古き良き時代の学園ミステリを思わせる筋立てなのに、どうしてこんなに退屈なのか。小ネタにこだわる前にキャラクターの魅力や、物語の推進力であるはずの事件の組み立てに気を配るべきだろう。それにしても、この邦題はひどい。 [DVD(邦画)] 3点(2014-09-09 20:07:52) |
25. ザ・ワン
パラレルワールドSFだが、その世界観を含め、映画として出来が良いとは言いがたい。主演のジェット・リーの魅力も、まったく活かせていない。 [DVD(字幕)] 3点(2014-09-09 19:46:51) |
26. サウスバウンド
『家族ゲーム』の系譜に連なるホーム・ドラマだが、『間宮兄弟』と同じ監督かと戸惑うほど精彩を欠いている。全編説教臭く、登場人物がちっともチャーミングでない。 [DVD(邦画)] 3点(2014-09-07 22:46:33) |
27. THE 有頂天ホテル
大晦日のホテルを舞台とした群像劇だが、完全に自己模倣に陥っており、見るに耐えない。ひたすらお寒いギャグの繰り返しでしかなく、『ラヂオの時間』にはあった緊張が、ここでは完全に失せている。 [DVD(邦画)] 3点(2014-09-07 22:40:02) |
28. ウェス・クレイヴン’s カースド
俳優の降板、脚本の度重なる改訂など、現場の混乱がそのまま映画の出来に反映されてしまっている無残な作品。狼男伝説というこの上なく魅力的な題材を用い、ハリウッド資本を投入し、ウェス・クレイヴンという大家を起用しながら、こんなNHK教育で流される夏休みドラマみたいな出来で良いのだろうか。 [DVD(吹替)] 2点(2014-09-17 19:20:07) |
29. ラストサマー3
もっともやってはいけないタイプの続編のひとつ。これに「ラストサマー」の名をつけるのは犯罪的ではないか。 [DVD(吹替)] 0点(2014-09-17 19:18:14) |