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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 
秘密の会合でメンバーに伝えられたのは、リストアップされた65才くらいの公務員の男たち94人を暗殺する指令。 どういう目的があるのか見当がつかないので、サスペンスとしてまず興味を惹かれる。 こうした不可思議な謎を提示する場合、無理のあるこじつけのような納得できないネタバラシになることもしばしばあるけれど、これは十分納得できた。 確かに遺伝子をコピーしても、同じ環境にしないと、同じような人間に育つ確率は低くなる。  恐るべき男のクローン少年たちを、まだ罪を犯してもいないのに抹殺することなどできない。 でも、ラストで少年の垣間見せた残虐性が、将来恐ろしい事態になることを示唆して余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-10 20:19:56)
22.  ゾンビ/ディレクターズカット完全版 《ネタバレ》 
ゾンビ映画を軽く見ていて、その元祖となるロメロ作品を今までスルーしていたのだが、予想外に面白かった。 ゾンビの動きがとろくてザコキャラなのがいい。悪党どもも完全にゾンビを烏合の衆扱いにしていたが、とにかく次から次へと湧いてくるアリのような圧力がすごい。 単なるホラーだけではなく、ちょっと息抜きできるようなシーンやユーモラスなところもある。ショッピングモールを独占するのは、あの時代とすれば誰もがやってみたい夢のような話。それをブチ壊したのが、ゾンビではなく欲に駆られた強盗団。一番恐ろしいのが同じ人間だというアイロニーも効かせてある。 40年近く前の作品だけに特殊効果はしょぼいけれど、それを補って余りある。
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-29 21:35:38)
23.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 
シリーズ2作目が酷かったが、この3作目で持ち直した。一躍人気者になったコーネリアスとジーラだが、猿が人間を支配する未来が明るみになり、人類の敵として命を狙われることに。知らない間にこの二人に肩入れし、ジーラが愛おしく思えてくる。ラストの悲劇と救いに、強い余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-02 02:05:08)
24.  バラキ 《ネタバレ》 
裏切り者とボスに誤解されて消されそうになったバラキが、マフィアのオルメタ(沈黙の掟)を破ることで復讐し、FBIとの取引で家族や自身の身を守ろうとする。 髭のないブロンソンに慣れてくるにつれて、ストーリーにのめり込んでいく。 組織の幹部が初めてマフィアの実態を証言した実話ベースで、マフィアの実在の人物が実名で描かれているのが興味深い。 バラキとジェノヴェーゼが獄中で死んでからようやく制作にGOサインが出たようだが、完成までにマフィアからの脅迫など紆余曲折があったというのもうなずける。 実話ベースの作品にありがちな淡々とした流れで、珠玉の名作『ゴッドファーザー』に比べるとドラマ性は低いが、ドキュメンタリー的な生々しさはある。 実話ものといっても2時間の映画にまとめる上で割愛されているエピソードも結構あるようだが、マフィアの大まかな実態は掴めるし、マフィアものが好きなら見て損はない。
[DVD(吹替)] 7点(2015-01-06 23:25:56)
25.  仁義なき戦い
一時期このシリーズにハマったが、なんでハマったんだろう。 暴力的な猛々しさへの無いものねだりか。 それぞれの欲望や思惑が錯綜し、陰謀、裏切りの終わりない抗争に不毛な虚しさが漂う。 今や大御所となった面々が、みんな若くて面構えがギラギラしてる。 梅宮&菅原の兄弟分の男気あふれる暴れっぷりと、対照的に金子信雄演じる山守組長のクズっぷりが見事。 戦国時代の権謀術数を見るようでおもしろい。
[ビデオ(邦画)] 7点(2014-10-12 21:55:20)
26.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
車を運転する者なら誰でも経験するマナーの悪いドライバー。 それがトラブルになって極限までエスカレートするとこうなるのか。 些細なことから偏執的でイカれた人間の怒りに触れてストーカーのような狂気に付け回される恐怖。 この手の人間の厄介さは大なり小なり経験したり見聞きするものなので、とてもリアルで感情移入しやすい。 だから、これ以上ないほどシンプルなストーリーなのに入り込んで最後まで引っ張られる。
[DVD(吹替)] 7点(2014-01-18 21:05:24)
27.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
パピヨンの生きる力が凄まじい。 何が何でも生き延びて脱獄しようとする強靭な意志と果敢な実行力。 地獄から這い上がる逞しさに感動を覚える。 諦めずに闘い続ける姿は驚嘆に値し、不屈という言葉が最も当てはまる人物だ。  拷問のような独房生活で、ドガの名を最後まで白状しなかったのも人間業とは思えない。 ドガとの友情は極限状態を共にする戦友を彷彿させる。 S・マックィーンとD・ホフマンの共演はさすがに見応えがあった。  半死半生のパピヨンの夢に出てきたシーンが暗示的。 犯したのは殺人よりもっとひどい、人間としてのの最悪の罪――それは人生を無駄にしたこと。 パピヨンはそれまで人生を無為に過ごしてきたのだろう。 死や拘束に直面して初めて生や自由のありがたみを知る。  ギロチン処刑、ゴキブリ入りの食事、ハンセン病の村、原住民の裸族との交流など、刺激的な画もあって盛りだくさん。 でも、内容が重いこともあって2時間半は少し長い。 冗長にならないように二、三十分カットしたほうがテンポがよくなると思う。
[DVD(吹替)] 7点(2013-12-01 19:36:11)
28.  刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 《ネタバレ》 
珍しく冒頭からコロンボが登場したかと思えば、交通事故でのムチ打ちで笑わせてくれる。 サスペンスの面では、ケイの犯行手口に穴が多いのが気になる。 技師が倉庫に行くのはフィルムチェンジを済ませてからのほうが自然だし、ケイが映写室と犯行現場を行き来する途中で誰かに目撃されるリスクも高い。 エレベーターの天井裏に隠した銃の処分も後手に回っていて、犯人としては稚拙な面が目につく。 それでも動機やキャラ設定がわかりやすく上手に描かれているので、ストーリーには入っていきやすい。 映画のパンチは今まで気が付かなかったことなので興味深かった。 社長の逆鱗に触れてクビになった直後に、しつこいコロンボに追いかけられたらたまらないだろうな。 遊園地の騒がしいBGMがイライラ感を増幅して、自業自得とはいえちょっと犯人に同情したくなる。 コロンボにトドメを刺されてもドラマのように肩の荷がおりるわけではなく、負けずに闘って生き残ることを宣言する姿が印象的。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 20:44:50)
29.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 《ネタバレ》 
『別れのワイン』と同じようにコロンボが共感できるような人間的魅力のある犯人。 娘のように育てた姪を殺された復讐という動機もうなずける。 残念なのは、コロンボと犯人の攻防が少ないこと。 ミステリーの女王という設定なのだから、秘書の脅迫など余計なエピソードは排して、レベルの高い推理合戦が見たかった。 コロンボが姪の事故の捜査をやっていればこんなことはせずに済んだのにとの老女の嘆きは心からのものとして胸に響く。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 20:40:51)
30.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズの中ではドラマ的要素が最も強い。 犯行手口や推理そのものよりも、しっかりと構成されたヒューマンドラマとして見るべきものがある。 スポットライトと昔の喝采を渇望する女優と、妻の体を気にかけて出資を拒む医学博士の老人、そして昔から女優を見守り続け密かに愛していた男。 人間模様が描かれる中で、コロンボの推理がドライに真相に迫るが、最後は情にほだされたかのように真犯人の逮捕には至らない。 女を庇う男の気持ちに報いた形でもあるが、コロンボファンとしてはあくまでも仕事に徹してほしい気持ちもあった。 犯人が病気とはいえ、虚栄心が強くてヒステリックで自己中の嫌な女にしか見えず、同情心は沸かなかったので。 それだったら『死者のメッセージ』のお婆さん作家を見逃してやれよと。 脇道エピソードがこのドラマの楽しみの一つだが、今回は射撃テストをサボっていたエピソードがいかにもコロンボらしくてツボだった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-20 00:48:23)
31.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 《ネタバレ》 
催眠術というと何やら見せ物的で胡散臭いイメージがあるが、医療の現場にも催眠療法として使われている。 それを悪用した事件なのだが、精神科医とコロンボの駆け引きが興味深い。 ヘッドライト、タイヤ痕、ライター石、ストッキングにくるめた貴金属、催眠導入剤…疑問を次々と犯人に投げかける相変わらずのねちっこさ。 医師仲間のパーティの席で、事件の推理を皆に披露するコロンボと、コロンボの注視の中で殺害暗示の電話をかける犯人は緊迫感があって見応えあり。 目撃者が盲人ということを逆手に取って、本当の目撃者は犯人自身とするオチはオシャレ。 作中、コロンボがおんぼろの愛車プジョーをフランス製の外車とやたら自慢していたのがおかしかった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-20 00:47:28)
32.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
陸軍幼年学校という特殊な空間で起きた事件で、校長のキャラが魅力的。 犯人に存在感がある回はコロンボとの対決の構図が締まる。 白いと言えば黒いと答えるような天邪鬼な性格を利用した犯行も戦略的な知性を感じさせる。 リンゴ酒密造の目撃場所と時間の決め手は少しオチとしては弱いように感じたが、それ以外の魅力で補っている。 自白した後も、後悔はしていない、私は何度でもやるだろうと言い切る校長の揺るぎない信念がすごい。 ただ、自分の価値観にそぐわない人間を抹殺したり、生徒でさえも犯人に仕立てようとするあたりには狂気ものぞく。 それも含めて必要悪と肯定していることが、戦時や紛争下での論理につながるものがあるのかも。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-16 00:57:57)
33.  オーメン(1976)
オカルトブームの代表作のような映画だけに、よくできているし独特の雰囲気がある。 666やラストのダミアンの笑みなど、心に刻みつけられたシーンが幾つも。
[地上波(吹替)] 7点(2013-11-04 00:16:19)
34.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 《ネタバレ》 
サブリミナル効果が一時期結構話題になったが、これはそのテーマを扱った先駆け的作品かも。 フィルムのサブリミナル効果に加え、塩辛いキャビアと高い室温の合わせ技で説得力を増している。 ただ、密室ではないので目撃者が一人でもいれば失敗するかなりリスクの高い犯行ではある。 コロンボ得意の細かい推理はこのシリーズの楽しみのひとつ。 犯人の名で料金先払いの電話をかけて相手が受けたことから親しい関係であることを見抜くあたりはいかにもコロンボらしい。 映写技師のコインを使う習慣を根拠に、犯人のアリバイ工作を見抜いたのもそうだ。 犯行手口を逆に利用して逮捕につなげるのもオシャレでキレイに決まった印象。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-03 20:38:31)
35.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM> 《ネタバレ》 
上院議員補欠選挙を控えて、スキャンダルにならないよう愛人の秘書と別れるように迫る選挙参謀。 言ってることは妥当なので、殺すほどの理由にはとても思えなかった。 ヘイワードが上着を十日前にオーダーしたのは、あらかじめ上着がダメになることがわかっていたのではという疑惑。 例によってコロンボがしつこく疑問をぶつけていくので、ヘイワードがジワジワ追い詰められていく様が面白い。 人違い殺人ではなく最初から参謀を狙って待ち伏せていたと推論するコロンボに、ムキになって反論するヘイワード。 「自分が狙われたのではないとわかれば安心するだろうと思ったのに」 コロンボの言葉に一瞬フリーズするヘイワード、こういうコロンボの術中に嵌っていく描写が素晴らしい。 窮地を挽回しようとして打った手がやぶ蛇で、コロンボに見透かされてトドメを刺される。 役者の違いを見せつけて痛快なラスト。
[DVD(吹替)] 7点(2013-11-03 20:37:25)
36.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
カーステで流す音楽の趣向が違ったことから生じた疑惑。 コロンボの細かいところに気づく展開は健在。 死体発見と行方不明では遺産の行方に大きな違いが出るのがミソ。 犯人の建築家、ウイリアムソン夫人、元夫人のそれぞれの思惑が交差する。 パイルの掘り出し許可をもらうのに、お役所仕事でたらい回しにされるのは日本と同じようで。 裏の裏を読んで犯人の誘いに乗っかるコロンボが一枚上手。 絶対に見つからない死体の隠し場所が一度捜索したパイルなのは納得だが、それまで被害者の馬屋の道具小屋でバレなかったというのがちょっと引っかかる。
[DVD(吹替)] 7点(2013-10-24 00:45:38)
37.  刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 《ネタバレ》 
犯行手口としては粗いけど、犯人のお調子者キャラがいいので十分楽しめる。 野沢那智の吹替えも軽くて役にハマっている。 ロジャーは警察にはいくらでも知り合いがいるのに交番に電話してこんな冴えない刑事を呼ぶことはなかったのにという意図で叔母にチクリと苦言を呈するが、叔母は署長に選り抜きの刑事を回してくれと頼んでいた。 黄門様ではないけれど、コロンボを見くびっている目が印籠を見せられたように変わるシーンが実に楽しい。 高所恐怖症でロープウェイに青い顔で乗っていたのに、ラストの謎解きの場面では仕事に集中して恐がっていないのがコロンボらしい。 ワナにはまったロジャーの狂ったような高笑いが余韻を残すラスト。
[DVD(吹替)] 7点(2013-10-22 21:56:23)
38.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> 《ネタバレ》 
ゴルフのレッスンプロへの尋問シーンがおもしろい。 レッスンが遅い時間に変更されているのを夫人との逢瀬のためと見破ってジワジワと追い詰める。 コロンボの本領発揮で、おまけにナイスショットのオチつき。 死体の傷を指輪と推理して犯人像を左利き、短気など絞り込んで探偵事務所所長に目星をつけ、指輪の跡がないことからレッスンプロをあっさりシロとしたのも手際よい。 車を故障させた上にコンタクトを使って犯人をワナにはめ、コロンボがケニカットにネタばらしするラストもにんまりさせられる。
[DVD(吹替)] 7点(2013-10-18 00:01:47)
39.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 
ペーパームーンがどういう意味かは知らなかったが、なるほどタイトルにはピッタリ。 ストーリーはロードムービーの王道なので、意外性のなさが物足りないものの安心して楽しめる感じではある。 大の男が子供と本気でケンカする様がおかしいし、子供のほうが一枚上手というのも面白い。 生意気な少女と詐欺男の交流がベタつかずにクールに表現されていた。 憎まれ口を叩きながらも車に同乗するのがこの二人にふさわしいラスト。 テイタム・オニールのための映画のようで、実父との共演もいい演技が生まれた要因だろうか。 天才子役のほとんどがその後の人生でつまずくイメージがあるけど、テイタムもドラッグにハマってその例に違わず。
[DVD(吹替)] 7点(2013-08-30 20:04:15)
40.  ある愛の詩(1970) 《ネタバレ》 
白血病などの難病で死に別れる純愛ものは東西問わずにたくさん出ているが、こちらが本家本元的な作品か。 ベタだけれどしっかりとした構成で、そのパターンを踏襲した作品が少なくないことからも影響力の大きさがわかる。 ヒロイン役の女優がそれほど可愛くはなかったのがちょっと残念。
[地上波(吹替)] 7点(2013-06-27 00:30:49)
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