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役者の魂さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。毎日1本以上映画見る人って凄いね…。

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21.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 
当方が無類の動物好きであること。 仕事にはプロ意識と実力を求めた時代の作品であること。 役者を大スターと実力のみで選抜していること(当然、犬も)。 観客と世に事実を知らせる目的でつくられた映画であること。  以上を踏まえてのこの点数。  本当は遥か昔にビデオで鑑賞して涙をぶちまけてたんですけどね。久々に観て感慨にふけり感動を再度味わいました。  【出来事】としてはニュースにもなり大概の日本人なら知ってるので、映画にしたらストーリーの作りがどうたらかんたら言うほど野暮じゃありません。  亡くなられた犬さんたちの御冥福を祈ります。 生還したタロ、ジロ、感動をありがとうございました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-10-20 15:49:20)
22.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
やっぱりアメリカの人達にゴジラ作らせるとこういう事になるんですよね。一応、太古からの超常生物という設定にしてますし潤沢な予算でCG使ってはいるけど、怪獣たちが日本の初期の子供向け番組みたいな【演技】をしてるのが癪に障りました。怪獣がポーズとったり歌舞伎みたいに大見栄きったり睨みを効かせたりの阿保らしさよ。台詞を喋らすか吹き出しでも出せば似合うような演出は何なのと。人智を超えた巨大生物たちが引き起こす大災害・戦いというより、アメリカのプロレスの暴れ試合とか、衰退した末期のK-1のおふざけファイトスタイルみたいなドタバタ喧嘩をやってる怪獣たちでした。しかもですよ、全長7,80mはありそうな怪獣が破壊光線吐きながら暴れて周囲を火の海にして蹴散らしているのに、その怪獣たちのすぐ足元で、わーとかきゃーとか走れーとかマジやべーとか(本当に吹き替えでそうなっていた)言いながら逃げ回って逃げ切れる人間たちの設定もどうなのよと。お題目で出されたオキシジェンデストロイヤーはゴジラを氣絶させる程度しか効かないし、家族愛とかまたねじ込んでくるし破片になったギドラを生き返らせそうな安直計画とか。そんな展開が子供だましに感じてゲンナリでした。好きな人、ごめんなさい。ポップコーンとビール片手に大笑いしながら見るにはちょうど良い作品とは思います。ただ4点だと【つまらない】と【ひょっとする】という相反した感覚が混在していたのでこの点でした。それと辛口になったのは地上波での放送の最後に芸人さんとアイドルさんがつまんないMCをやり始めたので直ぐテレビを切ったけどイライラが残ったためでした。  (追記)…個人的に思うに、米国の人たちに他所の国のヒーローの制作権を与えると微妙にレベルダウンさせやがるんですよ。ゴジラに限らずウルトラマンとか戦隊とか侍物語とかシャーロックホームズとか。
[地上波(吹替)] 3点(2021-08-02 02:33:03)
23.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
久しぶりに良い映画を見せてもらいました。暖かみがあり、感動的な氣持ちです。 いや、内容は誤認逮捕で刑務所送りになった男が、非人道的な扱いを受け、またそれを見せられた19年間の顛末なんです。 そんな題材の映画のどこが良くて暖かいかというとこの映画、終始鑑賞者の心に語り続けているんです。ゆっくり、穏やかに。 刑務所が舞台とくれば当然イジメも、事故に偽装したリンチ殺人もあるんですが、それらさえ不思議なほど自然に鑑賞者の心に入ってくる。でもこの映画は観る側に強制しないんですよ。恐怖も嫌悪感も、それに感動も。描いているものが現実から遊離していない、誰にでも起こるかも知れない出来事だからか。それにおそらく、登場人物みんなが自分の役割を理解してたり悟ったりした様子が描かれているからか。  暴力や爆発で恐怖を、願望や祈りで涙を、登場人物の絶叫でそれら両方を観客に強要してくる映画が乱発する昨今で、昔ながらの味の良さを嚙み締めさせてもらいました。主人公の教養と潔白さが親友を作り、知識と忍耐が権力を笠に着た卑劣な奴らを奈落に叩き落す逆転劇は痛快でした。残された囚人たちと一緒に私も喝采しました(笑)。極上の救済も待っているし。  モーガンフリーマンさんは【良き理解者】の役が多いのが頷ける名優ぶりです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-23 21:07:27)
24.  ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 
ランペイジってじゃじゃ馬って意味じゃなかったか?。まあそれはともかく巨大化した野生動物が暴れまわるお話。USAアクションムービーなので  ①大都市を縦横無尽に移動しながらのビル群の破壊。破壊・破壊・ひたすら破壊の繰り返し。 ②諸事情で退役した凄腕設定の元・軍人が主人公。現場で現役軍人をサクッと張り倒して武器を調達して敵とタイマン勝負。  という、頻発パターンが飽きもせず描かれます。でもまあ制作資金は充分らしくCGはこまやかだし、欠伸が出ないくらいの笑いのネタもありました。  登場した途端にプロジェクト大失敗してる生物兵器会社。パワハラ社長姉弟。邪魔なほど図体でかい入道主人公は例によって軍人あがり。 巨大化された罪なき野生動物大暴れ。止められるのは元・アメリカ軍人主人公の俺だけだ!って主張しても現軍隊は相手にしてくれないので②をやらかす。『ヤツに武器は効かない!効くのは解毒剤だけだ!』そうなの?そのキュウリくらいの大きさの薬が全長30mで時速80kmで走り回るやつらに効くの?ふーん。 とにかく現場に踊り出す入道。さすが軍人。すぐに(都合よくそこに置きっぱなしの)ヘリをかっぱらって2~3回失敗しても飛行する。 『解毒剤を飲ませるんだ!』だからどうやって全長30mの、、、、いやまあいいや。とにかくどうにかするんだろ元アメリカ軍人だし。 しかしパワハラ社長(姉)に腹を銃撃される入道。えっ終わりなの!?と思ったら『急所は反れた!』いやアンタそこ肝臓に当たってるし。   解毒剤の貯蔵庫は電子ロックされてるけど一発蹴とばせば壊れるし。 データ消去されてもそこらへんのターミナルにパッド繋げば探せるし。  「悪党はゴリラの餌よ!」正氣を失ってもちゃーんと悪党をセレクトして食べる(グロいよこのシーン)ジョージ。一緒に食べた解毒剤が聞いて正氣を取り戻し、入道の『俺たちで奴らを止めるぜ(びしっ!)』に応える雄叫び。カッコいいぞヒーロー(キュウリ大の解毒剤は即効性あるらしい)。  見たことない銃器をバカスカ撃ちまくって巨大オオカミと戦う入道。肝臓撃たれてもアメリカ軍人はなんともないぜ! オオカミもビルをぶっ壊しながら反撃!。オオカミのくせにゲゲゲの鬼太朗(若い人は解らなくてすみません)みたいに体毛を針にして飛ばしたり、なぜか四肢生えた膜で滑空して飛ぶ!。いかに入道でも驚いて一言『オオカミだって飛ぶよな。』いや飛ばねーから普通。  新規参入してきた巨大ワニがオオカミを退ける!。入道の相棒・ゴリラが助けに来る!。ゴリラ劣勢!。入道は(都合よくそこに置きっぱなしの)軍用ヘリの機銃を打ちまくり、弾薬を投げつけ、ゴリラを援護する!『俺の友達に手を出すなあああああああ!』 偉いぞ入道!その友情に目頭が熱くなるぜ!。巨大モンスターと至近距離で戦う人間なんてアイアンキングの相棒・静弦太郎以来だ!(若い人は解らなくてすみません)。肝臓撃たれてるのにアメリカ軍人は(ry。  結果、ビルが倒れたり倒れたビルの上から飛ばないヘリで非難したり、そのヘリごと地上に激突しても無事でぴんぴんしていた入道さん、アメリカ軍人は無敵どころか不死身だぜ!ってことですかね。ここに文句言っちゃいけないんでしょう多分。 相棒のゴリラさんも身体ぶち抜かれてるのに無事。街は大規模で甚大な被害が出てますがこれも文句は(ry  問答無用。反論不要。女子供は麦を食え(これは違うか)。 これぞいかにもな、ザ・アメリカン・アクションムービーでした。前大統領のトランプさん流に言うならアンメウィカン、フゥスト!ってとこですかね。観終わったら全てを忘れそうです。  でもあえて一言。格闘シーンにて、背景が物凄い速さで流れながら人物を度アップに接写したり一氣に遠引きしたりする目まぐるしい撮影手法は日本の少年向けアニメの影響でしょうか。観てて疲れました。
[地上波(吹替)] 4点(2020-04-01 15:12:06)(良:1票)
25.  座頭市(1989)
「俺は一匹狼。世間は冷てぇ、世の中辛ぇ。どこにもかしこにも敵がいて狂ったように襲って来やがるが、馴染みの野郎もいるし勝手に惚れて身を捧げる女もいる。少しばかりの情に触れたら、また流離いの狼に戻るのよ。」という男のヒロイズムは解らないでもないし、いつの時代にもそれを表現したい男がいるのもよく解る。まあ、それだけです。 北野監督は勝新さんの殺陣と内田裕也さんの演技にかなり触発されたのかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-02-18 17:40:42)
26.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 
ポール・ヴァーホーベン監督お得意の、人間の暴力性と狂氣性を喜劇的に描く映画。害虫駆除じゃなくて宣戦布告っておいおい。 アメリカ軍最強だぜぃ!って言いたいような映画が多くてウンザリだけど、そこを裏から突っ込んで笑いに仕上げたあたりがこの監督の手腕。お見事でした。 ところで、敵のクリーチャーが男性器や女性器を模倣したデザインて噂は本当なのかな。
[地上波(字幕)] 5点(2020-02-04 05:57:29)
27.  グエムル/漢江の怪物 《ネタバレ》 
公開当時のテレビCMでは怪物の全容を隠し、襲われてる人間のみ映すという手法が上手いと思い見たのですががっかり。 国民性の違いなんでしょうね。身内が殺されたからって、葬儀場でドロップキックしたり、高齢の父親の死がコメディタッチに書かれたりの感性に共感できない。 あと、娘が殺されたら相手が誰であれ激怒するけど、人力でどうにかなる相手なら設定台無しでしょう。韓国人は強いと言いたいんだろうけど。 国民性なんでしょうね。
[ビデオ(字幕)] 3点(2020-02-04 05:35:47)
28.  オデッセイ(2015)
映画の評価としては同点の他のレビュワーさんと同じです。可もなく不可もなく。 絶賛売り出し中(公開当時)の役者に追い風を当てて盛り上げようという意図は、日本も米国もおんなじ。
[地上波(吹替)] 5点(2020-02-04 05:19:50)
29.  アビス/完全版
よくある、限定された空間でのサスペンス&アドベンチャー劇。可もなく不可もなく。 アメリカ人て、喧嘩して決裂してビジネスで協力して認め合ったら絆ができるというパターンがホント好きなのね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-04 05:12:20)
30.  あん 《ネタバレ》 
キャストと原作者を知った公開当時から、こりゃ観るのに体力使って努力しなきゃなと思ってましたが予想通りでした。展開が大きいわけじゃなく淡々と進む。役者はボソボソとしか喋らない(そういう演技しかできず余計な色氣が出せない少女を主要キャストに選んで正解)。風景から情景を読ませようとする演出。そういう原作者とは知っていたしフランスとドイツが制作に関わっているので、そういう系統の文学的作品なのも納得。  でも努力して見終えた甲斐は大いにありました。味わい深いです。 やはりこの原作者さんは、人に、特に生きる事に混乱した若者に語りかける事が上手いし、心の声を聞くのも上手いです。  大騒ぎして観客に感動を強要するような映画は嫌いな性分な私なので、鑑賞に努力を要するようなこういう映画は久々で嬉しく、素直に泣けました。  お約束ではあるけれど、逝ってしまった者が遺された者に送ったメッセージには泣かされます。  但し、この映画の場合は、生きる意味についてもう一つ踏み込んでいて、心に沁みました。  素直に高得点。
[地上波(邦画)] 9点(2019-12-30 05:03:02)
31.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
機会あり、やっと鑑賞できました。ゴジラ映画の原点にして頂点みたいな扱いですが、…申し訳ありません。先人や諸兄皆様が口をそろえて称える様子に同調できませんでした。戦後十年足らずで作られた水爆と戦争へのアンチテーゼ映画ととるべきですね。そこだけは解ります。あの平和の願い?みたいな重々しく暗い合唱で芹沢博士は決心したけど、そこも何とも…。以下は印象に残った点。  *田舎なら浜辺から全長50mものモンスターが上陸しても出現まで誰も氣付かないのか。 *戦後10年足らずで、日本の一大事だってのに米軍が関与する様子もない。 *初代ゴジラが口から吐くのは放射能火炎じゃなくて溶解液と発火液の二種類だった。 *既に台風と地震のコンボ並の大災害を引き起こしているゴジラを『殺さず研究すべきぢゃなゐか』とか呑氣な事言う大先生。 *全長50mの直立怪獣に対して手回しガトリング砲を打つ自衛隊(江戸時代末期の武器だろこれ)。 *全長50mの直立怪獣に対して戦闘機から放ったミサイルを20発くらい外してる自衛隊。 *全長50mの直立怪獣が目前に迫ってるのに実況リポートを続けた挙句殉職しなければならない当時のマスコミが可哀そう。 *えみこさんと緒方さんと芹沢博士の美形ぶりは令和の今でもちょうど良い。流行は巡る。 *菅井きんさん演じる野党議員のキャラクターも、令和の今でもいますよね。流行は(ry *足跡発見時ならまだしも、海中にいるゴジラへの船での接近時にまで防護服無しの民衆と科学者。 *なぜ、緒方さんだけ引き上げられたのか? *芹沢博士が右目が不自由な理由をストーリーに関わらせれば深みがでたのでは。  重ねて、この映画に高得点付けた皆様すみません。さほど怖くもない怪獣映画といった印象でした。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-10-02 20:40:56)(笑:2票) (良:1票)
32.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 
へ?。 え?。   なんすかこのエンディング?。この無理やりな幕引き。   『んで結局どうなりましたアイツら?』『いやー火山爆発したんで両者ダメっしょ。』ちゃんちゃーん♪【終】。…って、オイちょ待てよ(木村メンバーふうに)。  いやホントにさ、フランケンの物語でしょ?つまり人間が化学と医学を振りかざして傲慢に作った人工生命なんだからほら、やっぱりあれよ、生命に対する冒涜だーとか誰かに言わして、いや化学は生命を超えますとも学者に言わして、せっかく同じ材料から良い者ワル者と単純分けしたんだから海フランケンは観客にトラウマでるほどワルさを出して、山フランケンとアケミさんには母子愛もしくは純恋愛みたいな描写してラストはアケミさん助けて自己犠牲の悲恋物語で観客泣かせるとかせえへんのん?。身体損傷で散った細胞から増殖するって言われてんのにドンパチと砲撃続ける自衛隊困るわ。つかデパートに砲撃して爆破してんかい!。口パクの外人博士も『攻撃止めれ言うたけど上手く行かないもんですねえ』とか呑気な抗議でがっかり↓。 そんでもう、ツノが無いナマハゲみたいな顔したモンスター2名、両者とも必殺技がないもんだから掴み合いのままリングの外へ落ちて(←比喩)キッシャー!とかおらああ!とか罵り合いながら海港まで場外乱闘して尚もgdgdバトルしてたらズドーンと火山が出てきてうやむやな決着って、昭和のゴールデンタイムのプロレスやってんじゃんよこれ(再び木村メンバーふう)。 上手くつくれば環境保護とか生命の尊さとか種族を越えた恋愛とかに結びつけられた題材でしたのにい。いろいろ残念でした。いやでも、ちょ、面白かったです(三度、木(自主規制))。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-09-14 17:13:51)
33.  ブルーサンダー 《ネタバレ》 
世界征服を目論んだ政府が主導権を握り軍が秘密裏に制作した最新兵器を心ある一個人の主人公が奪取して陰謀を砕き、兵器の始末をつける。というフォーマットはよくあるストーリーですね。日本で言うなら仮面ライダーが近いか。公開当時の子供時分に観た時は最新鋭のテクノロジー兵器に興奮しましたが、大人になった今はIT技術も個人レベルまで溢れた状況もあって流石に装備は古臭く感じます。でも装備以上に、古さ故の設定の甘さに目が行ってしまいますね。大佐とマーフィが秘密兵器のパイロットに任命されるほどの凄腕ぶりが描かれてなくて実感ないし、捕虜を暗殺した事のみが、二人が命のやり取りするほどの危険な関係である理由なのかがよく解らないし、マーフィの奥さんを【ドライビングテクニックと度胸は警官顔負け】的な女傑に描きたかったらしいけど、映像で見る限りは唯の乱暴者でしかないし、ブルーサンダーのハッチは敵の機銃一発で簡単に穴開けられるし、それほどの威力なのに撃たれたマーフィは血が少し出ただけだし。勝負着いた後のブルーサンダーの始末が…マーフィーさん、アンタあれ、テロリストなみの人でなしの所業でしょ。  いろいろ甘い作品でした。   因みに、ヘリコプターが宙返りできるかどうかは私は未だに知りません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-09 11:11:19)
34.  赤ひげ
レビュー100作目はこれをセレクト。 【医は仁術】を描きながらも硬派に、そして世の中≒人間の心模様の現実をも描いている作品。舞台だけを現代バージョンにしてリメイクしても思想は十分通じるでしょう。監督や脚本家は実際の患者やヤクザを取材したんだろうなと解る人物描写はお見事。医大生や看護学生や介護福祉士の実習生の教材として見学させても良いかと思われる作品です。映画黄金期の役者さんて子供から老人まで演技上手いですね。当然だけど。ただリメイクするなら内容からいって、一本の映画で終わらせるより連続ドラマにして、いろんな事件に挑む赤ひげ先生プラス若い医師と仲間たちという作りが良いかも。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-08-09 10:37:45)
35.  蝿男の恐怖 《ネタバレ》 
昭和の終わり頃にね、民放テレビ局はどこも、放送終了前の土曜日の深夜という時間帯に隠れた名画を放送してくれてたんです。そんなエクセントリックな時間帯に観た映画はことさら記憶に刻まれる事になったもので、当該映画はその代表格。 リメイクの1986年版と比べても、個人的にはこちらが怖い。ストーリーが静かに進行し、誰もが善意で行動し、誰かを救うためとか愛してるがゆえに起こしてしまった行動の結果で語られるため、鑑賞者の心に無理なく入ってきます。特撮技法がチープだとか笑えません。行き過ぎた善意と化学が生んだ悲劇。犯罪者として裁かれる道を選んだ夫人も、何も知らないふりして生き続ける事にした刑事たちも、罪が無いのに重い人生なんだろうな。観た後に眠れなくなった思い出の映画。
[地上波(吹替)] 9点(2019-07-06 05:56:37)(良:2票)
36.  海底軍艦
全ては、轟天号の万能な性能と斬新で魅力的デザインで語れる映画であると個人的に思ってます。趣旨からいってストーリーや設定は置いておいても良いと思います。どことなく『日本は技術力において負けてはいない!』と言いたげな雰囲気は好意的に観ました。まあ確かに潜水艦においては潜水空母とか自動懸吊装置とか驚異的な発明品あるしなぁ。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-07-05 14:25:36)
37.  八岐之大蛇の逆襲
好きこそものの上手なれ、とは正にこの監督さんを指す言葉と思います。今や日本の特撮界の主力である彼の初期作品。ミニチュアの造形や撮影技法などがもう、情熱ありありで嬉しくなります。役者の演技とかストーリーとかはいいの!問題にしませんこの時点では(笑)。偉大なる職人となった監督の情熱が感じられ他者にもすすめて良いかなと思いこの点数を献上。いやしかし個人的には、メカ八岐大蛇のデザインは現代特撮に出ても良いくらいカッコイイと思ってます。あと誰だか解らないけど、オロチを操縦させられたヒロインが偉くカワイイ(・▽・)ノ!とも思ってます(笑)。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-07-04 15:10:25)
38.  ミカドロイド
【製作費が足りない】。評価の低さ少なさの原因はこれに尽きるのではないかと。 先の大戦で発生した負の遺産が平和な現代に蘇って仇をなす。ってアイディアは特撮において結構使える万能アイテムです。この映画のありとあらゆる部分に現れた粗や手抜き感は、製作費が足りないゆえの悲劇であり、製作費さえ潤ってれば改善されてそこそこヒットできると見てます(笑)。舞台は再度、ビルの地下だけにすれば閉塞感あるし。役者は無名で若いの使えば遠慮無しのアクションできるし。ジンラ號はあのレトロデザインのまんまで時代感と恐怖感を煽るし。それらの要素は全部、経費節減に繋がるし(笑)。樋口監督に憧れて追いかける若手とか現れて、リメイクしてくれないかなーと期待してます。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-07-04 14:48:23)
39.  告発の行方 《ネタバレ》 
公開当時から事前情報は流れており、あらすじは解っていましたが、衝撃は予想外に大きかったですね。   まあ、人間てのはヤりたいと思ったら、基地外に落ちてでも開き直ってヤりまくるもんなワケです(強姦に限らず強盗も人殺しも財産強奪もなんでも)。調子コく要素として集団心理てのも働きます。 自制や自戒を持とうという氣がなければ立派な、基地外になり果てるもんです。   タイトルは本当によくできていると思います。内容の表記だけでなく、問いかけじゃないですかね、私みたいに事前情報しか知らない者へも含めての。  アナタ大丈夫ですか精神状態は?とでもいったものか。他人事に考えてはいけない作品ですかねこれ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-04 12:20:40)
40.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 《ネタバレ》 
2作目から続いた3作目。よりハードな闘いに身を投じるガメラ。どうやら人類などではなく地球そのものの守護が目的と推測されるガメラ。だからこそかストイックになってゆく佇まいと殺気立つ戦闘スタイル。最高です。残念な部分はオタクみたいなサングラス男の浅い解説が少々鬱陶しかった事。それと一つ解ったが、この監督さんは自分好みの可愛い子ちゃんをストーリーの中央に据えたがる癖がある。
[DVD(邦画)] 9点(2019-07-02 14:47:49)
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