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カニばさみさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 600
性別 男性

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21.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
びっくりした。面白くてびっくりした。アリエッティであれだけ小さい話を作っていた人とは思えないほど面白かった。序盤から「俺は伏線だぞー!」と自己主張の強いあれこれが出てきて心配だったんですが、話が進むにつれてどんどん良くなっていく。昔話で伏線をガッツリ回収し過ぎだとは思ったけど、それでも取り残し具合が良い。オチがまた良くて…。いろいろとミスリードさせてくれる箇所があったのも高ポイント。勝手に深読みしてただけかもしれないけど。 気になったのは、風立ちぬに出てきたもの(平野を走る列車とか、絵を描く女性、サナトリウム、棒読みの声優)が出てきたこと。ひょっとして、またジブリスタッフを主人公にした話なのかと思った。米林監督が宮﨑駿を意識しまくってるのはよく伝わってきましたね。ポスト宮﨑駿は米林監督が一歩リードしたかなと思うくらい良かったです。これまでに見てきた映画の中で、一番得した気分。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-26 00:16:46)
22.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
この映画はプロレスです。プロレスなんです。人気レスラーは終盤までなかなか必殺技を繰り出さず、観客をじらします。焦らして焦らしてもう我慢の限界だ!というところでドーンと試合を決めると言った感じ。ゴジラは中盤まで出てきません。代わりに足の長いゴキブリみたいな怪獣(ギャオスじゃなくね?)が登場し、各地で暴れ回ります。おいゴジラはまだかよ!いい加減にしろ!と観客の誰もが感じ始めたところでゴジラ登場!お馴染みの声で吠えます。でも、ゴジラが登場しても格闘シーンが変則です。ゴジラが戦っている映像をテレビや映像で見せられ、再びゴジラはいなくなってしまいます。また別の話が始まるので、ストレスが溜まってきます。ストレスが爆発寸前のところで再びゴジラ登場。今度は大迫力の格闘シーンを見せてくれます。でも、放射熱線はなかなか撃たない。まだかよいい加減にしろ!と思っていると、画面に青い光が…!これ、どっからどう見てもプロレスの盛り上げ方だろ!でもそれが素敵!怪獣映画は大体プロレスになるけど、ここまで迫力のある映像でプロレスされたら敵わん!というわけで高得点です。下手くそなストーリーテリングだとは思わなかったなぁ。怪獣たちの恐怖感はゴジラが画面に映っていない間も伝わってきたし。片言の日本語や、どう考えてもアフレコしてるとしか思えない日本語が頻発する前半はそれだけで楽しかった。心のなかで楽しみながらツッコミを入れまくってました。怖くて笑っちゃうレベルの映像もありましたし、満足ですよ。ミサイルでぶっ倒れるゴジラじゃなくてよかった。 ■格闘シーンが暗いのは、ハリウッドの流行りなんですかね。パシフィック・リムもそうだったし…。
[映画館(字幕)] 8点(2014-07-25 15:55:16)(良:1票)
23.  この空の花 長岡花火物語 《ネタバレ》 
僕もこの映画が初めての大林宣彦映画でした。衝撃を受けましたね。役者がことごとく棒読みというか、ハキハキ喋ることを考えすぎて演技が下手になっているのか?と思うような演出、謎のテロップ、謎の一輪車少女、たまのランニングが山下清役で出演……。なんじゃこりゃあ。映画か?と思いながら見ていると、なぜか「大団円」(映画を見た人ならわかる、かなりびっくりするテロップ)で大号泣してしまうという。謎の体験でしたねえ…。2年前に見た映画ですけど、ほとんどのシーンを覚えています。クライマックスの謎デジタル処理とか、「さようなら~」とか、混乱必至です。あまりの衝撃に他の大林映画を見るきに慣れないまま。この映画のことは多分死ぬまで覚えていると思います。反戦映画としては正直いってどうかなぁと思いますけど。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-24 10:05:47)
24.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
若者が好きな映画でしょう。なんで学生1000円キャンペーンが理解できないのかが理解できませんね!ポップなセックスアンドバイオレンスが、魅力的な俳優陣で見事に表現されています。中島監督の会心の一作だと思いますよ。下妻物語以来の見てて楽しい映画でした。若手女優陣が素晴らしい演技をしていました。主役の新人・小松菜奈は、ドコモのコマーシャルで見せた演技の嫌な感じを最大限に受け継いだ演技で映画を引っ張りました。既に人気女優になっている橋本愛と二階堂ふみは脇役としてしっかりと仕事をしてましたね。せっかくこの二人が出るんだから、積極的な絡みが欲しかったですね!役所広司も妻夫木もオダギリジョーも見せ場があっていい感じでした。こんな感じの映画をもっとたくさん見たいです。中島監督のカットバックを多用するポップな演出も見事に決まっていました。 ただ、良かったのは途中まで。妻夫木が轢かれるまで(笑)種明かしがつまらん!最低ですよ。長いし。どうでもいい。惜しいですが、見て損はないです。学生は今すぐ劇場に行こう。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-05 14:59:18)
25.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
大人気シリーズにおいてとても重要な作品。過去2作で若きジェームズ・ボンドを描いていながら、今作ではボンドはロートル扱いされています。それは老朽化したシリーズを象徴させたボンドの姿。そして悪役はあり得たかもしれないボンドの影を表しています。 監督にサム・メンデスを起用したことで過去作と比べて芸術性が飛躍的に上昇しているのは、これからの007は娯楽映画以上のものを見せていくという姿勢の表れではないかと思いました。初期作へのオマージュを捧げたシーンが何度も登場し、ついにボンドの実家まで登場しますが、それらは木っ端微塵になっているんですよね。さらにMとの決別を経て、若返ったおなじみのキャラクターたちと共に新たな時代を築きあげるのだと宣言したラスト。過去への決別をストレートに表現している今作の持つ意味はとても大きいと思います。 また、オープニングも見事でした。これまでのオープニングで表現されていた「女性と死」から女性がフェードアウトし、死の匂いしかしない鳥肌モノの映像と、アデルの主題歌。最高です。今後これ以上のボンド映画が生まれるかどうか…。
[映画館(字幕)] 8点(2013-10-11 21:41:28)(良:1票)
26.  ディクテーター 身元不明でニューヨーク 《ネタバレ》 
サシャ・バロン・コーエン主演作で一番まとまっていて面白い。そりゃ、過去作は突撃ドキュメンタリーの超過激なものでしたから、好みが大きく別れたわけですが、この映画はいいですよ。相変わらず日本の一般市民にはさっぱりなアメリカンジョークがたくさんありましたが、翻訳の妙でちゃんと笑えました。ラストの演説シーンも素晴らしい。チャップリン級は言いすぎだと思いますが。
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-25 19:53:52)
27.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
クライマックスの大格闘シーンで初めてアベンジャーズが団結するシーンを見せるわけですが、その前に「戦闘シーン」で咬み合わない彼らを見せるべきだったかと。なんにせよ、これほどアタマからっぽにして楽しめる映画はそうないわけです。悩みたい時はダークナイトを見て、ストレスを発散したいときはアベンジャーズを見よう。どちらもお望みのシチュエーションに連れて行ってくれます。
[映画館(字幕)] 8点(2013-08-25 13:34:19)
28.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
残念なところ:戦闘シーンが嵐・夜・海底と暗いステージばかりでちょっと見にくい。 素晴らしいところ:それ以外。
[映画館(吹替)] 8点(2013-08-24 23:18:04)
29.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
時代背景とマッチした演出、美術、CGに息をつく暇も与えないストーリー、そして魅力的な悪役!新時代のCGアメコミ映画映画のバイブルですね。続編が楽しみです。
[DVD(字幕)] 8点(2013-08-14 15:59:18)
30.  小悪魔はなぜモテる?! 《ネタバレ》 
エマ・ストーンの魅力がこれでもかというくらいにギュウギュウに詰まった傑作学園コメディですが、邦題が論外です。こんなタイトルの映画誰も見ようとしないよ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-08-11 16:48:58)(良:1票)
31.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
最近の邦画はつまらん!と邦画を舐めきっていた僕に致死レベルの活を入れてくれた映画です。でんでんがここまですごい演技ができる俳優だとは知らなかったし、黒沢あすかの肩幅があんなに広いなんてことも知らなかった。園子温のフィルモグラフィーの中でも最も娯楽性と園子温性のバランスが良い映画だと思います。園子温入門映画としてまずこれを見てから、他の映画を見るといいんじゃないだろうか。
[DVD(邦画)] 8点(2013-08-05 23:47:09)
32.  ヒメアノ~ル 《ネタバレ》 
ここまでずっとアヴァンタイトルだったのかよ!という衝撃。本番はタイトルが出てから。日本映画もやる時はやります。
[映画館(邦画)] 7点(2016-12-13 00:16:06)(良:1票)
33.  セデック・バレ 第一部 太陽旗
日本軍による支配から蜂起に至る過程が手加減なしで描かれていて迫力がある。どんなバイオレンス映画でも平気で見てしまう私でも、クライマックスの大虐殺シーンは具合が悪くなったほど凄まじい。しかし、何よりも圧倒されるのは台湾の自然の豊かさだった。日本にはない亜熱帯のジャングルを縦横無尽に走り回るセデック族の疾走感がまた良い。狩場の奪還へ燃える彼らの心情が伝わってくるようだった。戦争映画として高評価したい。あと、キム兄はいい俳優だわ…。
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-07 12:54:24)
34.  ホーリー・モーターズ 《ネタバレ》 
人生は演じることだ!ありのままの自分など存在せず、我々は誰かに見られることを常に意識しながら生活を送っているのだ。オスカーは常に完璧なメイクと衣装で他人を演じ続ける。彼の本当の姿は?メイク中の、運転手と会話を交わすオスカーさえ素の姿ではないのかもしれない、なんてことを考えてしまいました。この映画はレオス・カラックスのフィルモグラフィと人生を再現した映画だそうで、難解なのは当然。彼の映画を全部見ていても理解できないよこんなの。引用の多さでヌーヴェルヴァーグの映画群を思い出した。
[映画館(字幕)] 7点(2016-07-05 01:57:56)
35.  夢売るふたり
コメディとシリアスがちょうどいい具合に同居しているので楽しめた。細部に気になる点は多いけど、松たか子で相殺。素晴らしい女優です。西川監督だからこそ彼女にここまでの演技をさせられたのだろうな、と思うと監督の今後がとても楽しみ。もっと伸びる可能性がある人です。日本の映画史上に残る女性監督になうことでしょう。
[DVD(邦画)] 7点(2016-07-05 01:44:48)
36.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
ある人間と同じ記憶・人格を持つロボットは果たして本人と言えるのか?という、別段珍しくもないテーマが下敷きになっているんだけど、しんのすけの「どっちのとーちゃんも頑張れー!」というセリフでもう号泣。直前まで「いくらなんでも五木ひろしロボットはどうなのよ」と思っていたことも忘れてハンカチを濡らしました。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-05-31 00:58:46)
37.  レヴェナント 蘇えりし者
これほどクオリティの高いサバイバル映画がかつてあっただろうか?さいとう・たかをの「サバイバル」を読んでいる時のような興奮がIMAXで味わえてとても幸せだった。物語自体はそれほど面白いとは思わないし、復讐劇もいまいち盛り上がらなかったけど、映像で十分に魅せられたので満足しています。タルコフスキーへのオマージュは、タルコフスキーがそれほど好きな映画作家ではないのでピンとこず。おそらくイニャリトゥは物語よりも映像で魅せるタイプの監督になるのだろうな。
[映画館(字幕)] 7点(2016-04-30 03:09:17)
38.  ヘイトフル・エイト 《ネタバレ》 
タランティーノの誠実なところは勧善懲悪を徹底しているところだ。『遊星からの物体X』や『エクソシスト』へオマージュを捧げ、相変わらずのムダ話と清々しくなるような残虐描写で観客の心を掴んで離さない。配役の妙も評価したい。ティム・ロスとカート・ラッセルの起用はそれ自体に意味がある。意味するところは『レザボア・ドッグス』と『遊星からの物体X』と本作に共通する点が多いということだ。密室サスペンス。誰も信用出来ない。敵の姿が見えない。『物体X』の音楽を担当したエンリオ・モリコーネはマカロニ・ウエスタンとの橋渡しも果たしている。ただ単に俳優としての脂質のみでキャスティングしないところがタランティーノの映画らしくて好感が持てる。 で、物語はどうかというと、正直言って『デス・プルーフ in グラインドハウス』以降の作品中最も満足度が低かった。サミュエル・L・ジャクソンは底抜けにカッコ良い。過去最高のサミュエル・L・ジャクソンだと思う。しかし、ミニーの家にいた連中がいまいち活躍しないのが不満だった。せっかくいいキャラクターをしていたティム・ロスが活躍したのは序盤だけ。マイケル・マドセンは最初に脚本を渡された3人の俳優のうちの1人なのに影が薄かった。8人の重要人物のうち、輝いていたのはマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)、デイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)、クリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)、ジョン・ルース(カート・ラッセル)の4人だけ。つまり、馬車に乗っていた4人だけだ。マーキス・ウォーレンが敵対する勢力に限ればドメルグだけ。ジェニファー・ジェイソン・リーの『エクソシスト』演技がギラギラとした輝きを放つ一方で、その他は影に隠れてしまった。『レザボア・ドッグス』とは異なり、彼らは敵のはず。もっと活躍の場が与えられても……これはない物ねだりだ。ただでさえ上演時間は3時間近い。彼らにも活躍の場が与えられるような事になれば、4時間を超える映画になっていただろう。私の結論は、8人は多すぎたということだ。タランティーノの8作目の映画という事実が『H8teful Eight』というタイトルロゴのポスターが製作されるほどゴリ押しされた結果なのか?タランティーノは10本映画を作ったら引退するとほのめかしている。そのことへの強い意識が8人の悪人を生み出したのなら、思い上がりではないかと思う。『8 1/2』みたいにタイトルどまりにすればよかったのだ。 不満はあるが、面白いことに変わりはない。もう1回くらいスクリーンで観たいと思えるほど魅力的な映画だ。ただ、『ジャンゴ』や『イングロリアス・バスターズ』のように手放しで絶賛できる映画ではなかった。
[映画館(字幕)] 7点(2016-03-04 23:44:27)
39.  マチェーテ
ロバート・ロドリゲスにこういう映画を撮らせたら右に出るものはいないね。すげーバカバカしくてすげー面白い。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-02-25 14:21:10)
40.  トム・アット・ザ・ファーム
わかりやすく例えると、「ミザリー」のような映画です。主人公は田舎の農家から逃げることができなくなり、次第に逃げようという気持ちが無くなってしまいます。ストックホルム症候群ですね。この過程を徹底的に計算された撮影と編集で見事に表現しています。グザヴィエ・ドランのセンスには敬服するばかりです。いろんな解釈が出来る映画だとは思いますが、まずは表層的なメッセージを楽しむべきではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-11 03:30:01)
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