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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 698
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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21.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
若い頃に観た映画を年取って観ると、期待を裏切られることはよくあるのだが、この映画には唸った。 まず若きクリストファー・ウォーケンの演技が素晴らしい。 哀しみと諦念と覚悟を決めた彼の表情は、寂しげで情感たっぷりで、映画の世界に引き込まれる。 タイムスリップして子供時代のヒトラーに出会ったら、ヒトラーを殺すか否か。 主治医に対する問いかけは、そのまま観ている私たちに対する問いかけとなる。 彼が救いたかったのは、世界だろうか。それともかつての恋人だろうか。 自己犠牲を伴う、決して賞賛されることのない美しい行動。 クリストファー・ウォーケンの繊細な表情が完璧にはまっていた。 クローネンバーグ監督の中でも、一番好きな映画。 そして改めて観て初めて気づいたんだけど、これ、原作がスティーブン・キングなんだね。 いや、彼の多才な才能に改めて脱帽。
[インターネット(吹替)] 9点(2021-02-20 10:38:37)(良:1票)
22.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
クリスマスの季節になると観たくなるのがダイ・ハード。 公開からもう30年。演ってる方も観る方も歳を取るはずだよ。 しかし、何度観てもその面白さが色褪せないアクション映画のまさに金字塔。 主役のマクレーンは、ランボーのように無敵でもなければ、スピードのキアヌのように二枚目でもない。 当時まだほぼ無名の、ブルームーン探偵社のブルース・ウィリスの抜擢は先見の明があったのか。 吹替版の野沢那智もバッチリハマって、ジャッキー・チェンの石丸さんくらい、吹替で観ても面白い作品。 至る所に配置した伏線を、ラストに向けて一気に回収していく流れもハリウッド的で、全然嫌いじゃない。 死に損ないのカールを撃つのは、子供を誤射して以来銃を抜けなくなった相棒のアル。 そしてマクレーン夫妻を家まで運ぶのは、地下の駐車場で一働きした例のリムジン。 流れるクリスマス・ソング。 いや、完璧。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-12-20 10:18:10)(良:2票)
23.  丑三つの村 《ネタバレ》 
村一番の秀才が徴兵検査に落第し、しかもその理由が肺病。 当時の時勢を考えると、村人の反応も仕方のないところかもしれない。 しかし、その復讐として計画的に三十人を手に掛けるという思考がどう考えても尋常ではない。 だからこそ、閉塞的で陰湿な村八分も描きつつ、主人公が心中の鬼と向き合う姿をもっと見てみたかった。 古尾谷雅人はその点でエキセントリックな芝居もできそうだし、脇を固める役者も粘着質で野太い演技ができそうな人ばかり。 彼の復讐への引き金を引いた分水嶺が描かれていれば、ラストの大量虐殺はある種のカタルシスになったかもしれないが、軽い仕返しのノリに終わってしまった。 そこが残念。 単なる村人への復讐を超えたものがある気がするんだけど。 女優陣は豪華で、五月みどりなんてもう反則の色っぽさ。あんな誘われ方したら、そりゃ行っちゃうよね。 惜しむらくは、大場久美子様が中途半端な役で終わったこと。もっとちゃんと扱ってよ。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-11-30 19:58:02)
24.  ゼイリブ 《ネタバレ》 
大学生の頃に友人たちとレンタルビデオで借りて大いに盛り上がった名作。 今観ても、やはりその稀有な輝きを失っていないのは嬉しいばかり。 サングラスをかけると異星人を見分けられるって、なんてB級なんだ! そんな設定を映画にしてしまうなんて、やっぱりカーペンター監督は普通じゃない。 カントリー調のBGMは西部劇のテイストで、カーペンター監督の「最後の聖戦」を思い出した。 しのごの言わずにやっつけるぜ!なノリがたまらない。 風刺もピリッとな後世に残したい名作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-25 22:35:49)
25.  スキャナーズ 《ネタバレ》 
マニアックながら、独特の感覚で描かれる映画はどれもその時代を代表する記憶につながっている、デヴィッド・クローネンバーグ。 このスキャナーズも、間違いなく1980年代を代表する映画と言える。 薬物によって特殊な能力を持つに至った兄弟を軸に展開するのだが、二人の血が繋がっていると判明するのは終盤も終盤。 サスペンスとしてもインパクトはあるし、もちろんクローネンバーグ一流の特殊メークも素晴らしい。 現実味のある恐怖を演出することに長けている、クローネンバーグ監督の代表作であり、後世に残すべき映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-09-02 21:18:06)
26.  ファイナル・カウントダウン 《ネタバレ》 
大人になってから見ると、ほぼアメリカ海軍の宣伝映画。 でも、トムキャットとかクルセイダーとか、エリア88世代にはたまらないラインナップ。 現代の戦闘機とゼロ戦のドッグファイトも、ファントム無頼で神栗コンビがやってたなあとか、これまたツボ。 それだけでも充分楽しめるのだが、死ぬはずの上院議員助けちゃってどうすんの?とか、謎のタイドマン氏が誰なのかなど、SF的にもなかなか面白い作り。 ほとんど意味のないタイムスリップと言われても、結構好きだなあ。 難点は、ハリウッド映画あるある。なぜ登場する日本人が必ずと言っていいほどカタコトの日本語しか喋れないのか。 ちゃんと日本人の役者使ってくれよ。お金あるんだから。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-30 09:12:40)
27.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
兄とも折り合いが悪く、母親にもあんまり愛されてなさそうな、ちょっと弱々しいイングマル少年。 彼の毎日はかなりつらそうだ。 望んでもいないのに宇宙に飛ばされたライカ犬よりはマシ、が彼の自己防衛。 そんな彼が大好きな母親と離れて預けられた先が、叔父夫婦の暮らす片田舎なのだが、この町の人々がイングマルの心を解きほぐしていくさまが、とにかく心地よい。 叔父夫婦も、日がな一日屋根に登って修理を続けるおじさんも、イングマルにファッション雑誌を読ませる老人も、スタイル抜群の憧れの女性も、みんな自分の人生を楽しんでいる。 生きている限り、そこに喜びは見つけられるんだ。 そんなささやかな幸せに気づくことを、この映画は教えてくれる。 ハルストレム監督らしい、じんわり心にしみてくる穏やかな映画。 そしてなんと言っても素晴らしいのは、イングマルの相手役のサガ。 まさに宝石のような愛くるしさで、彼女の成長物語としても成立する作りになっている。 男勝りだった彼女がスカートをはき、イングマルと笑い合う場面は、本当に記憶に残るワンシーンになった。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-29 00:47:46)(良:1票)
28.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
子供の頃に観たレイダースは、抜群に面白くて、ラストのアークが開くシーンなんて恐怖すら感じた記憶がある。 しかし今は、映画一本の中に何度も何度も山場がないとつまらなく感じてしまう時代。 そしてCG全盛の今、レイダースを観て若い世代はどう思うだろうか。 考古学としての謎解きも眼を見張るものはなく、カースタントも手に汗握るほどではない。 インディ・ジョーンズシリーズの記念すべき1本目、という贔屓目で評価すべき、歴史に残る一本。 スピルバーグとルーカス、そしてジョン・ウイリアムズに敬意を表して。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-01 14:53:42)
29.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
32年前の作品とは思えない斬新さ。 そして時代設定が2019年。 年代だけは時代が映画に追いついた、と言えるのかな。 東京オリンピックも開催予定という、今年改めて観るのには最適なタイミング。 そして、面白い。 反政府の地下組織、なんて今の日本人にはそんなパワーや情熱は望めそうにない自己嫌悪を感じつつ鑑賞。 仲間のケリは自分がつける、という青二才には十年早いセリフに恥ずかしくなりながら鑑賞。 有無を言わせぬ圧倒的な展開は、2020年となった今も少しも色褪せていない。 まさにクールジャパン、な名作。
[映画館(邦画)] 8点(2020-07-05 22:14:38)
30.  マネキン
つい先日、やっとブルーレイを購入。 VHSにダビングしてたんだけど、もう再生するデッキがない。 そんな古き良き時代の映画。 脚本、キャスト、音楽の全てが素晴らしい。 特にこの映画のキム・キャトラルは、キュートでセクシーでもう褒め言葉が思いつかないくらい愛らしい。 映画って、本来こういうもんかもしれないなあ、という思いを改めて感じる歴史に残る一本。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2020-05-06 23:49:15)
31.  レイズ・ザ・タイタニック 《ネタバレ》 
中学生の頃にテレビで観た記憶。 タイタニックが浮上するシーンしか覚えてなかったが、ワクワクした気持ちだけは記憶していた。 以来、レンタル店で思い出すたびに探してはみたけれど見つけられず、ネット配信でやっと鑑賞することができた。 東西冷戦真っ只中の、そんな事情で引き揚げることになったのかと、それなりにストーリーも楽しめた。 肝心の浮上シーンも、この当時の特撮能力からしたら大満足の及第点。 何より、ニューヨークに入港するタイタニックが見られるなんて、時代を超えて実現した夢の演出ではないかと感傷に浸ることができた。 船内の再現も忠実で、ちゃんと作り込まれていることを意気に感じる。 観て損はしない映画じゃないかな。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-19 11:47:04)
32.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
カメラワークと色使いが独特。斜めに切り取るのにちょっと辟易。 でも、バグダッド・カフェの佇まいが素晴らしい。中でも給水タンクが秀逸で、この映画のアクセントになっている。 適度な距離感が居心地の良かったカフェが、ジャスミンの登場で変化し、それを是とする人もいれば、耐えられず去る人もいる。 わたしは多分、出て行く方の人間だけど、そこにはジャスミンに対する嫉妬も入っているのかもしれない。 悪い人が一人も出てこないので、嫌な気分にならずに観られるし、観終わってから、いい時間を過ごせたなと思える一本。 そしてラストにちょっと疑問符の一本でもある。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-18 00:24:30)
33.  ランボー3/怒りのアフガン
ランボー3とロッキー4のスタローンが、彼の肉体史上一番切れている時だと思う。 冒頭、格闘シーンに入る直前の背中の筋肉と、振り向いたランボーの表情は何度観てもシビれる。 どうすれば自らの筋肉が美しく撮れるか熟知してるから、カットに無駄がない。 ロッキーとランボーは、スタローンの生き様に他ならない。 どこまでもついていくぜ、スタローン!
[インターネット(字幕)] 8点(2019-12-08 02:10:31)
34.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
指を詰める、というシーンを日本のヤクザの文化としてどうしても撮りたかったのか、リドリー? 出だしの松田優作のキレた演技はピカイチで、まさに最強の悪役。 しかし、任侠が絡んでくると途端にパワーダウン。 私としては、渡世の義理なんてぶっ飛ばす無軌道なヤクザ役で最後まで押し切って欲しかった。 しかしながら、この豪華キャスト。それを観ているだけでもワクワクする共演は、やはり嬉しい。 ただ、ケイト・キャプショーだけは、最後まで違和感を拭えなかったのが残念。 ちょっとゴージャス過ぎたのかなあ。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-09-16 00:04:32)
35.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
年取ってから改めて観てみると、意外に面白くなかったり、今時これじゃあ物足りないと思ったりしてしまう映画はたくさんあるが、この映画はいつ観ても、何度観てもやっぱりワクワクドキドキしてしまう。 きっと百年後も、ずっと愛され続ける映画の一本。
[DVD(字幕)] 9点(2019-07-20 01:48:01)(良:1票)
36.  スタンド・バイ・ミー 《ネタバレ》 
少年時代のバカバカしさと優しさに溢れた映画。 何十年ぶりかで見直したけど、若い頃には思わなかったノスタルジーに浸れる映画。 ジョン・キューザックが、弟思いの優しい兄貴を演じているのはハマり役。 こんな映画、せわしない今のハリウッドにはもう作れないだろうなあ。 やっぱりいい映画。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-05-26 00:14:04)
37.  二代目はクリスチャン 《ネタバレ》 
あんた、きれいだね。 かたせ梨乃のこのセリフと、 あたし、頭にきました。 志穂美悦子のこのセリフ。 この頃の角川映画って良かったなあ。 日本で渡世渡って行くには、義理人情と角川映画が必要なんだよね。 いや、いい映画。
[DVD(邦画)] 8点(2019-05-22 23:49:00)
38.  ブルース・ブラザース 《ネタバレ》 
もはや批評を受け付けないレジェンド的映画。 後先考えずにまあやってみるかって気にはなかなかなれない自分には、非常に羨ましい兄弟。 ミサイルで吹っ飛ばされても、ビル崩壊に巻き込まれても、電話ボックスごと空中に舞い上がっても、何事もなかったようにスーツの埃りを払う。 しびれるぜ、ブルースブラザース。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-05-12 13:45:12)
39.  里見八犬伝(1983) 《ネタバレ》 
角川映画と英語の歌は、なぜか素晴らしく合う。 静姫のラブシーンではそれほどではないものの、ラストシーンでのあの曲の入りは鳥肌が立つほど。 セットも脚本もそれなりに時代を感じさせるけど、でも、やっぱり映画として見たいものをちゃんと見せてくれるところは、さすが深作監督。 日本人って、誰かのために自分を犠牲にするストーリーに滅法弱い。素晴らしいヒロイズム。 若い頃に観た時とはまた違う喜びを感じさせてくれる、角川らしさ満載の娯楽大作。 こういう映画、まだまだ需要あると思うけどなあ。
[インターネット(邦画)] 8点(2019-04-25 22:29:08)
40.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 
魔道士の割に、10代の女の子にあっさり魔界に戻されてしまう牧歌的な展開。 悪い人なんだかいい人なんだかわからない魔道士たちは、その強烈な出で立ちに似合わず、スローペースで好感が持てる。 子供の頃に観た記憶はもっと強烈だったような気がするけど、ま、そりゃそうだよね。 前半のジワジワ来る感じは好きだし、何せキャラクターが立ちまくりで、有無を言わさぬ孤高の一作。
[DVD(字幕)] 7点(2018-12-24 01:09:30)
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