21. 荒野の用心棒
モリコーネなくしてレオーネなし --- 最強コンビの世界が幕を開ける。 9点(2001-10-31 10:53:18) |
22. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
余りにもethnocentricなハリウッド西部劇を容認しないレオーネはいつでも“周縁の民”の味方。 モリコーネの実験音楽も決闘交響曲も快調。 9点(2001-10-31 10:46:46) |
23. ディープ・インパクト(1998)
「この世の終わり」を前にした様々な人間模様を描く。 『アルマゲトン』より『渚にて』を思い出してしまった。 人は結局は「家族のぬくもり」を求めずにはいられない --- そう言われると、一人身の私としてはちょっとツライ… 9点(2001-10-15 20:27:10) |
24. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
いまどき珍しい映画。 はまり役のガブリエル・バーン、ジェレミー・アイアンズ(この両人、眼差し、表情で魅せてくれる)に比べてマルコヴィッチはちょっと合わないような気がした。 ケビン・クラインあたりがよかったんじゃないかなあ… ドパルディユーの使われ方もちょっと可哀想だった。 かっこいいオジサンたちに比べられて気の毒だけど、ディカプリオはよくがんばってたよ。 マルです。 あと、銃士隊の副隊長(ダルタニアンの直近)も良かった。 「One for all, all for one!」 9点(2001-10-15 20:24:56) |
25. ザ・シークレット・サービス
ペーターゼン監督がイーストウッドを役者として使いきっている。 おかげでイーストウッドが演ったキャラクターの中では一番共感できる。 マルコヴィッチはこの手の役はお手のもんだろう。 レネ・ルッソきれい。 9点(2001-09-19 11:27:14) |
26. ビューティフル・ガールズ
アメリカのごく普通の田舎町の人々の様子がよく伝わってきた。 本音を言えば、あのマチルダ=ポートマンはどうなったんだろう、と胸をときめかせて観たのだが、それなりに納得できた。 特にスケート・リンクでの愛らしい立ち振る舞いが忘れ難い。 ただ、美少女を見ていると、容赦無く過ぎゆく時を思い知らされ、いささかツライ。 9点(2001-09-13 22:39:53) |
27. ツイスター
映像の迫力はさておき、何よりも竜巻を追いかけるキャラクター達の生き方、執念に圧倒される。 こんな奴らが結構いたりするのがアメリカ。 今をときめくヘレン・ハントだけど、この映画で演じたキャラクターが一番魅力的。 綺麗だが世間知らずの“お嬢さん”に恋人を奪われた哀しみを押し殺して、「夢」に向って止むに止まれず突き進む。 9点(2001-09-11 10:17:52) |
28. アサシン(1993)
ブリジット・フォンダがとても魅力的。麻薬にすさんでいる頃と「訓練」後の落差もよく演じ分けていて、好演というか、お見事。 (ただ彼女に「かわいい」という形容はそぐわない) ガブリエル・バーンは端正な顔立ちの上、いい表情を見せる。「ナイス・ミドル」の典型。 つい両人に見蕩れてしまった。 9点(2001-09-05 04:04:19) |
29. ユー・ガット・メール
たしかにラストはちょっと無理があるけど、その他はチャーミングでハート・ウオーミングで音楽もいい。繰り返し観たくなる場面がたくさんある。 9点(2001-08-28 14:06:04) |
30. 素顔のままで
バート・レイノルズが本当に気持ちよさそうに演っている。目くじら立てて批評するんじゃなくて気楽に楽しみましょう。目の保養、目の保養。 9点(2001-08-28 13:46:55) |
31. レオン/完全版
疫病神のような少女にとりつかれた孤独な殺し屋の末路・・・といった話だが、とてもチャーミングな作品。主役の3人だけでなく、どのキャラクターも印象的。 9点(2001-08-27 23:51:31) |
32. シティ・オブ・エンジェル
映像・音楽(G.ヤード)とも秀逸。 ヴェンダースとは描こうとしているのが違う。 こちらはやっぱりヘミングウェイ。 洋梨を次々に買い物カゴに入れるセスの姿が目に沁みる。 9点(2001-08-19 21:21:52) |
33. 電話で抱きしめて
↓同感。ところで、DVDのNG集を見て、アメリカでは日本車(HONDA)が二流・三流の代名詞に使われるんだ、と改めて思い知った。 8点(2002-12-08 12:40:31) |
34. 氷の接吻
メイク・センスしようとするより感覚的に観たほうがいい映画。 映像・音楽は出色。 私的にはアシュレイ・ジャッドを鑑賞。 断末魔のヒロインを可愛く演じて泣かせる。 8点(2002-04-21 23:40:40) |
35. クイック&デッド
サム・ライミのセルジオ・レオーネへのオマージュらしい。 どうりで… “ちょうじ”さん↓のコメント、キャスティングに共感。 ラッセル・クロウの役はやはりフランコ・ネロがぴったしだろう。 ただ、シャロン・ストーンも悪くない。 特に冒頭、ラッセル・クロウの首を縛った縄を撃ち切る時の表情がいい。 彼女は類い稀な美貌だけど、「氷の微笑」のイメージを払拭するのは難しいかも。 お気の毒… それと、サム・ライミもジーン・ハックマンでなくてリー・ヴァン・クリーフを使いたかったんだろうナア、生きていれば… ホント、「夢の」キャスティングで、モリコーネの音楽つきで「中学生の俺に観せてやりたかった」… 8点(2001-10-15 18:49:43) |
36. スターマン/愛・宇宙はるかに
カレン・アレンが好きなので・・・ 8点(2001-08-28 13:34:48) |
37. ユージュアル・サスペクツ
評論家気取りの醜悪さに辟易している私としては、映画を作った人達の労苦に敬意を表したいと思ってかねがね酷評をひかえているが、このなだれを打ったようなウサン臭い‘高評価’は容認できない。 本作は、虚(カイザーの妄想部分)と現実がごった混ぜになっているので謎解きものとしてルール違反。 サスペンスでもなく騙し映画ですらない。 本当は3点ぐらいだと思うが、不当な高評価に抗する意味であえて0点。 0点(2001-12-02 03:08:18)(良:3票) |