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ノブさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 59

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21.  旅情(1955)
くちなしの花、あれがふたりの恋のすべてを物語っています。指先にすんでのところで届かない。そのまま流れていってしまう。とても切ないけれど、ヘプバーンのいつまでも手を振り続けるシーンは忘れられません。駅と言えば「終着駅」「ひまわり」も印象的な映画ですね。ご覧になってない方は、おすすめです
8点(2003-02-01 17:50:49)
22.  ルナ
ベルトルーチはいい監督ですが、彼の作品群のなかでも個人的に大好きな映画です。オペラ歌手を演じた、母性がにじみ出ているジル・クレイバーグがとてもイイんです。アリダ・ヴァッリなんかもちょい役ででてくるところも美味しい(笑)題名どおり 「月」がとても印象的。近親相姦的なテーマですが、いやらしいところなど、微塵も感じない。クレイバーグの代表作「結婚しない女」と並んで好きです。「イッツ・マイ・ターン」の数学教授の役もチャーミングだけど。
8点(2003-02-01 17:40:16)
23.  ソフィーの選択
メリル・ストリープの真価が発揮された映画。彼女の数ある作品の中でも、最高級の演技です。訛りの女王といわれるだけあり、たどたどしいポーランド英語も見事です。典型的なナチ少女だった彼女が、そのナチに人生を踏みにじられる壮絶な人生。観ていて胸が苦しくなった。映像も美しい映画でした。
8点(2003-02-01 17:04:22)
24.  鳩の翼
原作を斬新に現代的にアレンジしながらも、肝心のストーリーは決して損なわれずに、見事に映画化されていたと思います。サンディ・パウエルの衣装、エドゥアルド・セラの美しい撮影も見事です。ヘレナ・ボナム=カーターの出演作品のなかでもベストの1つ。「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」の情熱的なヒロインも良かったけれど、この映画での彼女は、とても繊細にケイトを演じていたし、一種の女の怖さみたいなもの、微妙な心理表現も的確になされていたと思うのです。モード叔母の抑圧的な支配、階級社会に縛られた彼女の複雑な立場。それらから開放されること、自由への跳躍を、題名の「鳩の翼」は意味しているのだと思います。イギリスでは鳩は「無垢・自由の象徴」だそうです。ミリー役のアリソン・エリオットの天使のような大らかさ、その微笑みも忘れがたい一作でした。
8点(2003-02-01 15:52:04)(良:1票)
25.  悪い種子
はっきり言って、怖いです。誰が?パティ・マコーマックが・・・。このクソガキ!では済まない。悪魔の子、オーメンも可愛くみえてしまう。あの恐ろしいほどまでの執着心!彼女の演技には背筋がゾッとしたのだ・・・。
8点(2003-02-01 15:20:45)
26.  日曜日は別れの時
あまりにほろ苦い大人の映画。バイセクシャルのマレイ・ヘッドに翻弄される、男と女。とくに名優グレンダ・ジャクソンとピーター・フィンチの演技が渋い。この頃、秀作を多数世に送り出していたシュレシンジャーの、社会や人間をシニカルに捉えた作風はこの映画でも見受けられます。ラストシーン、フィンチの「心が風邪をひいただけだ」という台詞に思わず胸が締め付けられ、泣いてしまった。
8点(2003-02-01 15:07:03)
27.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
スナッチよりもこっちのほうが好き。ガイ・リッチーは才能があると思います。
8点(2002-12-31 01:09:33)
28.  フェイス/オフ
ジョン・ウーテイストがすべて詰まってる!顔を入れ替えるっていう展開は少々無茶だが彼独特の撮り方がすべてカバーしていると思う。アクション映画としては自信を持ってオススメできる一本。
8点(2002-12-29 00:46:15)
29.  TAXi
主人公ふたりのやりとりが馬鹿っぽくて楽しいし、カーアクションもそこそこ面白かったかな。個人的には欧州の街なみとか風景は好きなんでそこらへんも楽しめました。でも2とか作らなくてもいいような気もするなぁ、3もでるみたいだし...... ところでオープニングってやっぱりタランティーノのあれなんでしょうか(^^
7点(2003-03-29 14:59:16)
30.  サブウェイ
ベッソン監督ってことで何気なく観たけど、なかなかよかった!具体的にどこがよかったとか聞かれると答えにくいけどやっぱり地下鉄の雰囲気であろうか。全体としてはあんまりおもしろくない気がするけど、なんか自分のつぼをつかれた感じ。やっぱりそこは監督の手腕かな。でも最近のベッソン監督はイマイチなのが多いなぁ、脚本だけとかで本業のほうやってないし......
7点(2003-03-29 14:35:28)
31.  ジュリア
フレッド・ジンネマンの一貫した人道的立場からの映画作り、その姿勢が随所に感じ取れる。人間の尊厳、政治的な抑圧、そして人間の良心という考えの下に、二人の女性の友情を高らかに歌い上げた、ヒューマニズム溢れる作品ですね。ファシズムと闘い、志半ばで絶命するジュリアは、殉教者として描かれています。私が気になったのは、ヘルマンに扮するフォンダがジュリアを回想するいくつかのシーンにあります。貴族的な家族に反発し、信念を貫いた彼女の生き様を、美化しすぎているきらいがあり、それはとくに、映画に何度か登場する、レッドグレイヴのクローズ・アップが物語っています。さながら、勇気と英雄主義の象徴のようだ。しかしながら、この映画を観た人は、そんな点には何の疑問ももたないと思う。それでいいのかもしれない。映画の出来は非常に優れたものであり、観るものと一体感を持った、普遍的なテーマを好んだジンネマンらしい作品と言えるでしょう。
7点(2003-02-02 15:01:06)
32.  いつか晴れた日に
オースティン原作の「分別と多感」の姉と妹は、映画の設定よりもずっと年齢は若い。時代背景も勿論だが、昔の人のほうが精神的にずっと大人だったということだろう。これを現代の人間が見ても違和感のないようにするのに、トンプソンは随分、苦心したに違いない。この映画で、分別はトンプソンであり、多感はウィンスレットなのは一目瞭然。トンプソンのウィットにとんだ脚本も素晴らしいが、それを取り巻く俳優陣のバランスのとれた演技が非常に良く、この映画をアン・リーが監督したのには納得する反面、驚きでもあり、彼の守備範囲の広さには感心させられた。一種教訓を含んだ映画でもあるが、観ていて飽きさせない。俳優の調和がいかに大切か、観ていれば分かると思う。
7点(2003-02-02 01:02:35)
33.  あの頃ペニー・レインと
この映画の時代には勿論生まれてもいないし、私はアメリカ人でもない。けれど、なぜか「懐かしさ」がこみ上げて来る作品。主人公のようにワクワクするのを抑えられなかった。クロウ・タッチ(こんな言葉は無いけれど)の面目躍如と言うところでしょうか。ライトな作風が多いのに、いずれもサラリとしていて、でも肝心な部分はしっかりと描いている。胸が「キュン」となる甘酸っぱさ、痛さが心地いい。「ザ・エージェント」もいいけれど、これもクロウの愛情がたくさん詰まった作品。
7点(2003-02-01 20:12:12)
34.  バウンティフルへの旅
感銘を与える忘れがたい作品。メアリー・スチュアート・マスターソンの父が監督した作品です。ジェラルディン・ペイジ演じるスウィートなおばあちゃんぶりはさすが。「バウンティフルへ帰りたい」という彼女の気持ちが痛いほど伝わってきて、観ているこっちも道中ハラハラしどうしでした。それを取り巻く息子夫婦や、バスで知り合う女性たちなど、どれもうそ臭さが全く無くて、良いのです。心が洗われるような気持ちになったことを憶えています。
7点(2003-02-01 19:42:53)
35.  めぐり逢い(1957)
デボラ・カーの全盛期の作品ですが、あの美しさにはため息ものです。だから93年のオスカーセレモニーに名誉賞を受け取りに現れた時は、ショックだった・・・。とはいえ、いい映画です。アイリーン・ダンの「邂逅」も悪くないけど、マッケリーお気に入りの作品だから、自らリメイクしたのでしょう。カーの自宅を訪れて、グラントが絵を見つけるくだりは、ああ!よかった!と思わず涙がこぼれた。あの時のグラントの表情も胸に迫りました
7点(2003-02-01 17:46:13)
36.  母の眠り
ストリープ演じる母性愛の強い母とその母を疎ましく思う娘。こんな関係はどこにでもあるものだと思います。この映画はただのお涙頂戴映画ではありません。普通なら、「ウゲエ」と思わずうなる内容かもしれないし、そう思う人も多いみたいだけれど、私はこの映画を観て、センチメンタリズムなどは感じなかった。むしろそれを排除した作品。そうでなければ、ただの安っぽい作品になってしまうから。ストリープの「幸せになるのは簡単。無いものねだりはせずに、今あるものを大切に、心豊かに生きることだ」(確かこんなかんじだった)という台詞は胸にグサリと突き刺さりました。ゼルウィガーのシリアスな演技もなかなか良いですね。彼女は女優としてこの映画で大きく飛躍したと、私は感じました。
7点(2003-02-01 17:33:13)(良:1票)
37.  Queen Victoria 至上の恋
デンチの重量級の存在感、ビリー・コノリーの渋い演技に引き込まれましたね。これこそ「愛」なのかもしれない。とても繊細で微妙なところを行き交うふたりの思いが端々に感じられ、観ていて素敵だな、と思えました。愛してるとか好きだの嫌いだのと言っている子供じみた映画が馬鹿らしく映ってしまうのです。
7点(2003-02-01 16:57:35)
38.  私は死にたくない
ヘイワードの迫真の演技が光る作品です。女優としては犯罪者を演じてオスカーを得た、数少ない作品の1つ。アル中演技(「明日泣く」「スマッシュ・アップ」「愚かなリ我が心」)の得意なヘイワードだけど、この映画は観ていて怖くなった。裁判の難しさを感じましたね。無罪を主張しながらも、最後は電気椅子へ・・・。悲惨です
7点(2003-02-01 16:39:53)
39.  天城越え(1983)
雨の女、そんな印象を子供の時に観て感じたのですが、最近見直して、改めて田中裕子の素晴らしさを実感した次第です。彼女の底知れぬ演技力は、この映画に遺憾なく発揮されています。妖気というのか、女の艶かしさ、優しさ、残酷さを感じました。決して美人じゃないけれど、美しさをかもし出せる人ですね。ただ、彼女以外の面では不満もあります。渡瀬には無理がある。あれが残念。
7点(2003-02-01 16:04:02)
40.  冬のライオン
高校生になる前に深夜映画で見たのですが、あいた口がふさがらないとはこのことだと、そう思ったのがこの映画。特にキャサリン・ヘプバーンとピーター・オトゥールの火花散る演技合戦に息をのみました。ヘプバーンの圧倒的な存在感が凄い。彼女の演技をみて、いっぺんにファンになり、彼女の映画はほぼ制覇しました。内容は身内での骨肉の権力闘争を描いたコスチューム・プレイだけど、アンソニー・ホプキンスとティモシー・ダルトンの、微妙なカンケイも気になりましたね。
7点(2003-02-01 15:28:36)
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