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381.  ロード・キラー
ハイウェイで見えない敵に恐怖を抱きながら追いまわされるという点では、スピルバーグの「激突!」そのもののようだが、本作はさらに今日的な意味合いが深い。悪気の無いちょっとした悪戯がきっかけで、その後大変な事態に発展していく訳だけれど、これは我々日常生活でも十分に起こりうる話だし、とりわけパソコンでのBBSやチャットなどで顔が見えないことをイイ事に、波紋を投げかけるようなコメントで挑発した人もいるんじゃないだろうか。登場人物たちのキャラやサスペンスフルな脚本の面白さ、そして冴え渡った演出でそのハラハラ・ドキドキ度は最後まで上がりっぱなしで、もし続編ができたら是非見てみたい。
8点(2001-12-14 15:57:56)(良:1票)
382.  裏切り者(2000)
正月映画の繋ぎのような公開時期にしても、いかにも安っぽいB級アクション的邦画タイトル(しかし、このタイトルで正解!)にしても、かなり割を食ってしまった感のある作品だが、親子愛、友情と裏切り、そしてドス黒い裏社会での駆引きと告発といった、実録風でなかなか見応えのある社会派サスペンスとなっている。Jフェニックスは難しい役どころを相変わらず達者な演技で魅せてくれるが、むしろ純真な青年から裏切りによって大人の男に変貌する様を見事に演じてみせたM・ウォルバーグをこそ評価したい。
8点(2001-12-14 15:17:17)(良:1票)
383.  摩天楼を夢みて
ロマンティックな邦題とは裏腹に、生き馬の目を抜くようなセールスマンたちの厳しい世界を、見事な演技陣(その顔ぶれの豪華なこと!)によって繰りひろげられていく。地味な作品とはいえ、その悲哀に満ちたリアルな現実社会を嫌と言うほど見せつけられて、各シーンには息苦しくなるほどの強烈なインパクトを感じたものだ。K・スペイシーを初めて観たのもこの作品だったように記憶しているが、この頃から既に、あの嫌らしい癖のある演技が発揮されていたんだっけ!(笑)
8点(2001-12-08 23:09:16)
384.  トレーニング デイ
いつもは善良な黒人の代表的な役柄を、自信満々・余裕綽々に演じているD・ワシントンに、昨今、鼻についていたところへ今回のこの役。そろそろ同じパターンの役柄からの脱皮というところだろうか。しかしやはり心底悪人になりきれない、いつもの彼がちらちら顔を出すという課題は残ったようだ。そういう意味では善良な役を演じていても、ひとつ違えば狂気の顔を覗かせるR・デ・ニーロとは対照的だ。作品としては裏社会の現実を嫌というほど突きつけられ、胸くそ悪くなるが、それだけ映画の出来が良いという証明かも知れない。最近ご無沙汰のT・ベレンジャーがチラッと出ていたのが嬉しかった。
8点(2001-12-07 23:29:41)
385.  デルス・ウザーラ
ひと目見ただけでも主人公デルス・ウザーラが本当に素朴な自然人であることがよく分かる。しかも彼は賢くモラルも高いし、素直で合理的な考え方の持ち主でもある。果てしないシベリア大密林の深々とした実感。その大自然をしっかりとした映像で捉えた上で、そこに根を生やしているような人物を人間的な豊かな温もりと愛情を持って、一大叙事詩として見事に描き切る。自分の力を発揮できる場がなく日本映画に失望を感じていた頃の、これは黒澤明監督としては異色の作品だと言える。
8点(2001-11-25 17:43:45)
386.  ボビー・デアフィールド
難病の女性とレーサーとの悲恋を描いた作品。本来車に対する愛情は、入念に手入れをするという意味も含めて人一倍強い筈の主人公が、彼女を亡くしたあと失意のまま高速道に車を走らせる。逆光によりサイドガラスが手垢などで汚れているのが見てとれる。そのことがその時の彼の心象風景を表わしているかのようで、実に印象的な手法だ。車はやがてトンネルに入りその暗闇の中にふたりの幸せそうなスナップ写真が浮かび上がるという幕切れも鮮やかだった。
8点(2001-11-25 17:05:17)
387.  探偵[スルース](1972)
先日亡くなった劇作家アンソニー・シェーファーの大ヒット舞台劇の映画化作品。世界的に有名な推理作家アンドリュー・ワイクが妻の浮気相手マイロに自分の巨額の宝石を盗ませ、自らも保険金サギの片棒を担ぐというもの。2人が虚々実々に展開するゲームはピストルで射殺するという事件にまで発展していき、その後二転三転のどんでん返しが続いて、やがてこのイギリス色強い趣味的ゲームは遊びのドラマからいつしか互いに傷つけ合う迫真的な人間ドラマとなっていく。舞台の殆どが室内で展開され、ストーリーの面白さもさることながら、ローレンス・オリビエとマイケル・ケインの新旧名優の丁々発止の火花散る演技がなによりも見もので、2人の主人公の立場や経歴が、当時の彼らとだぶって見えるという点でも実に興味深い。
8点(2001-11-10 23:34:27)
388.  エド・ウッド
いつも陽気で楽天的なE・ウッドは、嘘とお世辞とその場しのぎのごまかしを使い分けながら、映画と映画作りを愛し、自分の脚本と登場人物たちを愛し、ひたすら安っぽさを愛すという人物。このほとんど無駄とも思える程の凄まじいエネルギーを、駄作という形で発し続けた映画史上最悪の監督を、愛すべき人物として我々観客に知らしめたT・バートンと、見事に演じきったJ・デッブに敬意を表したい。
8点(2001-11-04 00:02:06)(良:1票)
389.  フォレスト・ガンプ/一期一会
“昔々、ガンプという愉快な男がいました・・。”という、まさにアメリカ現代史を駆け抜けた一人の主人公の数奇な運命を描いた大人のお伽噺。何をやってもよい方向に結果がでるという強運の持ち主には快感を覚えるほどで、この作品あたりから“癒し系”という言葉が出現したような記憶がある。またデジタル合成技術をこれほど巧く物語に溶け込ませ成功させた作品も、かつてなかったのではないだろうか。とりわけ歴史上の人物とガンプとを同一画面に登場させたシーンなどは、まさに説得力があふれている。
8点(2001-10-28 17:59:15)
390.  めぐり逢えたら
この作品を観ていると、男と女、いや人と人との出逢いとは遠く離れていても、まさに赤い糸で結ばれているのだと妙に納得してしまう。これを運命と言うべきか、偶然と判断すべきか。見知らぬ相手に恋心に近い感情を抱いてしまう、言うに言われぬその気分を本作は実に上手く描けていたと思う。こういった作品は、甘ったるいからラブ・ロマンスなのであって、その事を殊更とやかく言うのは妥当性を欠いていると言わざるを得ない。
8点(2001-10-28 17:31:13)
391.  エアポート’77/バミューダからの脱出
よくこんなアイデアが思いつくなぁと感心する程、毎回違った趣向を凝らしてくれていて、そこがこのシリーズの面白いところ。又、キャスティングの魅力についてもそれは言えるが、本作はオールドファンには懐かしいスターたちがずらっと顔を揃えて渋い演技を魅せてくれるのがなんとも楽しい。この人がいれば絶対助けてくれるみたいな、お馴染みのパトローニ氏(=J・ケネディ)の相変わらずの頼もしさも嬉しい。あえて評価を高くしたのは、先日惜しまれながら亡くなった名優J・レモンに弔意を表して・・・。
8点(2001-10-28 16:14:30)
392.  大陸横断超特急
長距離列車を舞台にしたサスペンスやアクションは映画の格好の材料だが、それが全編に渡ってとなると案外数えるほども無い。それは例えば「オリエント急行殺人事件」のような原作があるか、そうでなければ余程しっかりとした脚本がなければ一本の映画として成し得ないからだろう。本作はそういう意味で言うと、よく練られた脚本と洗練された演出、そしてH・マンシーニの名人芸のようなスコアの軽快なテンポに乗って、エンターティンメントとして見事なアクション・コメディに仕上がっている。ブレーキがきかない状態で暴走する列車を、本来なら危機一髪でストップさせるところが、この作品では駅構内を破壊して、悲鳴をあげて逃げ惑う群集の真ん前に土煙と共に轟然と姿を現し、やっとの思いで(まるで息絶えた生き物のように)止まるというド迫力のシーンがラストに用意されている。
8点(2001-10-26 23:50:49)
393.  アポロ13
月に到着・征服するはずが機械の故障で不可能となった時点から、この極限状態におかれ生命さえ危険にさらされる三人の宇宙飛行士という物語は、たちまち帰還がテーマとなってくる。人知の及ばない神的な宇宙にいながら、結局、人間の知恵と技術によって助けられるという、宇宙に対するロマンというよりも、むしろ実話としての重みを感じざるを得ないし、またアメリカ映画の基礎とも言える“フロンティア・スピリッツ”と“ゴーイング・ホーム”というテーマをも見事作品に生かされている。
8点(2001-10-20 23:41:26)
394.  どら平太
日本映画久々の痛快娯楽時代劇。市川監督らしい豪快さの中にもユーモア溢れる独特の映像センスは、今回も健在だ。ただ、時代劇の王道を行くキャラクターのどら平太があまりにも強すぎて、様々な登場人物の中でもとりわけ菅原文太演ずる首領が、敵役としては物足りなくて何とも呆気ないのが唯一不満だ。
8点(2001-10-19 23:26:33)
395.  インサイダー
科学者としての良心と家族を守りたいという保身との板挟みになり、しかも決断した後も迷いがあるという複雑な内面を、終始押さえた演技で魅せるR・クロウ。一方、その男に決断を促すという働きかけにひたすら執念を燃やすいかにも行動的なジャーナリストを演じきるA・パチーノ。まさに静と動の、この新旧の名優の競演は見応え十分だ。二人の男の対立というのはM・マン監督の前作「ヒート」の流れをくむもので、その骨太で重厚なドラマは、まさに彼の独壇場。ただ、いつもながらの長尺はもう少し何とかならないものか。
8点(2001-10-12 00:19:11)
396.  ポネット
母の死(人間の死)というものがまだよく理解出来ない幼い少女ポネット。母に会いたいが為にひたすら神様に懇願するポネットの健気な姿が何とも哀しい。やがて願いがかない、ポネットの前に母が現れる。母は「自分を大切にしなさい。そして神から与えられた人生をいっぱい楽しみなさい。」と、彼女に生きていくことを諭して消えていく。子供が死と遭遇し、死を見つめることにより苦しみ、やがて神を知りそして人生を知る。誰しもが成長する過程において、決して避けては通れない問いかけを詩的に描いた、これは紛れもない名作だ。
8点(2001-10-11 01:23:50)
397.  クイルズ
この作品は、世の中の常識や道徳といったものが人間の想像と表現の自由を奪うという、このサド公爵の時代から現代にまで延々と続いている問題を、芸術的かつ官能的に描いていく。人々に影響を与え続ける為に書くことに執拗に拘るサドは、衣服まで剥ぎ取られるが、それでもあらゆる手段を講じて諦めようとはしない。極めて貴族的・紳士的であるものの自らの死をもってでも抵抗し続けた、狂気というよりは偏執狂的な難しい役どころを、J・ラッシュが貫禄の演技で見せてくれる。一方で正常と狂気の間で苦悶する神父という役どころは、まさにJ・フェニックスのハマリ役で、右に出る者なし!
8点(2001-10-07 00:44:29)
398.  少女 an adolescent
初監督作品とは思えないほど監督としての奥田瑛二は、老練な職人の如くその手腕を遺憾なく発揮している。それ程、この作品を映画化するには深い思い入れと執念があったと言うことだろう。ただ多くの入浴シーンや衣服ごと水に濡れたり、あるいは汗まみれの素肌といった、本来官能的なシーンが何か爽やかさの印象が強いのも、彼の生真面目さによるものだろうか。共演者では、これが映画初出演とはとても思えない少女・陽子役の小沢まゆと、その兄・助政役の小路晃が強烈な存在感をみせている。そしてその母親役の夏木マリがさらにいかにもベテランらしい凄みのある演技で画面を引き締めている。
8点(2001-10-06 17:21:53)(良:1票)
399.  愛のエチュード
主人公は子供の頃の出来事がトラウマとなってある種自閉症的で、生きる事に不器用でましてや服装などには何の関心も示さない。又、大胆かつ激情的である反面、ガラスのように繊細な天才肌のチェス名人である。そんな彼をJ・タトゥーロがこういう役どころを天賦の才の如く絶妙に演じきる。一方、貴族的な価値観で生きてきた令嬢が、初めて本気で愛した男に迷うことなく献身的に尽くし、自分の選んだ道が正しかったということを、愛を貫くことで表現するといった役どころを、E・ワトソンが的確にそしてしたたかに演じて魅せる。悲劇的な結末であるにも拘わらずむしろ爽やかな余韻を残すエンディングだ。
8点(2001-10-06 16:51:49)
400.  シャドウ・オブ・ヴァンパイア
ドイツ表現主義の傑作「ノスフェラトゥ」の当時の撮影現場をそのまま再現してみれば、スタッフは全員、白衣にゴーグルといった出で立ちで、 それがまるで科学の実験場のようであるのは、いかにも当時のドイツの雰囲気が伝わってきて興味深い。しかしやはりこの作品の命とも言えるW・デフォーの特殊メイク冴えわたる吸血鬼ぶりには感嘆せずにはいられない。傑作を撮るには手段を選ばないJ・マルコヴィッチ演じる天才肌のムルナウと、本物の吸血鬼との丁々発止のバトルの構図が面白く、とりわけギャラとして約束された女優の血を待ちきれず、ついにクルーの血を吸ってしまい監督にたしなめられるといった、お茶目で可愛らしい反面、いかにも時代遅れの吸血鬼といった感じをデフォーが水を得た魚の如く嬉々として演じてくれる。これはまさにキャスティングの勝利と言える作品だ。
8点(2001-10-06 15:32:32)
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