381. コン・エアー
これだけの濃い面子を集めただけでも凄い。もちろん皆さんいい味出してます。ただアクションに隔たりすぎのストーリーではあまりにもったいない。あーもったいない、もったいない。 5点(2003-11-01 17:44:59) |
382. HANA-BI
【STING大好き】さん の言われるようにこの作品には日本の美というのが大きなテーマとして存在する。寺の鐘の音、蛍、雪、桜、花火そして寡黙な男と一途な愛が終始、今では感じることの少なくなった日本の美を感じさせる。そしてまたまた【STING大好き】さん の言われるように撮影や編集の際の巧妙な仕掛け(映画を作るうえでのいろいろな技術)が映像の美として、そして一本の映画としてホントに楽しませてくれる。特に無声映画における音楽のように、会話の無い画面に久石譲の緩急つけた音楽が各シーンに色を付け説得力あるシーンにしているのがいい。確かに、劇中に描かれる絵はいいが、病院や金融屋の事務所、喫茶店などやたらとバックにこれでもかと絵があるのはあざとく感じます。肝心のストーリーのテーマは、「ありがとう ごめんね」この言葉に集約されてるように思います。 人間、ひとりでは生きていけない。青い空に響く2発の銃声、花火だったらいいのに...。 エンドロールの間、そんなふうに思っていました。 9点(2003-10-31 18:07:50)(良:2票) |
383. リーサル・ウェポン4
リーサル・ファミリーいやいやリーサル・ウェポンもとうとう四作目。ホントに敵キャラのネタが尽きたんでしょう。ジェット・リーを出してくるなんて。 4点(2003-10-29 18:38:32) |
384. リーサル・ウェポン3
普通一警察官では立ち向かえないような敵キャラを1、2と見せてきたが、もうネタ切れか?まあどうでもいいんですけど・・・。1と比べるとずいぶんカラーが変わってきたが、もう好きにしてくれって感じです。全く面白くなかったというわけではないですが。 4点(2003-10-29 18:31:23) |
385. TAXi
こんな馬鹿げた映画だったなんて・・・テレビCMのかっこいい映像に騙された。原チャリ軍団のシーンは昔のアイドル映画か香港C級の絵面だ。ここのレビュヤーの方たちは皆寛大だ。 3点(2003-10-29 11:50:27) |
386. ドーベルマン(1997)
スタイリッシュなバイオレンスムービー。こういうの好きなんですが、皆さんおっしゃられるように何かが足りない。ストーリーにもうひとひねり欲しい。それか笑わせて欲しい。悪徳警官のキャラは十分にその素質を持っている。 7点(2003-10-29 10:53:31) |
387. ラン・ローラ・ラン
たしかに3回目は「もういいよ~」ですね。でもスピード感あったのでそんなに苦でもなかった。凝った映像を終始見せてくれるものの意外に斬新さがないのが痛い。 5点(2003-10-29 10:42:44) |
388. ノッティングヒルの恋人
「ローマの休日」現代版。あり得ない~~!うらやまし~~!同居人、同居したくね~~! 追伸、コステロの「She」結婚式でキャンドルサービスの際使わせて頂きました。 5点(2003-10-29 10:32:08) |
389. プリティ・ウーマン
商売がらとはいえ愛想が良くあっけらかんと明るい女に男が惹かれるのはよ~く解かる。お金が絡んでようが、恋愛なんて何がきっかけとなるかわからんもんです。さらっと見ましょう。ロイ・オービソンの名曲がうまくはまっている。関係ない話なんですが、初期のバンヘイレンがこの曲をカバーしてるんですが、こちらもおすすめです。 6点(2003-10-29 09:33:56) |
390. フリー・ウィリー
いくらなんでもシャチはあんなにジャンプせんだろう。ありきたりなストーリーは子供向けかもしれんが、コレを見て子供が感動したところでイルカショー見に行ってりゃ世話ない。イルカショーを心底楽しめなくなったら尚悪い。ラスト(だったかな?)に流れるマイケル・ジャクソンの楽曲は好きなんですが。 4点(2003-10-28 14:24:06) |
391. 南京の基督
芥川龍之介の「南京の基督」と監督のオリジナルを合わせたものらしいが、なかなかいい。いいというよりせつない。せつないというよりせつな過ぎる。富田靖子がひたすら純真無垢な娼婦を見事に演じきっていることで輪をかけてせつなさを強調している。 7点(2003-10-27 17:50:10) |
392. SCORE
ハリウッドに負けじとがんばった奥山和由の製作であるが、オリジナリティーの無さにびっくりである。先にあげられた「レザボア・ドッグス」と深作の「いつかギラギラする日」を足しただけ。パクるのはいいが、そこにアレンジを加えてオリジナルなものにしなければ製作者あるいは監督の趣味で作ったものとしか思えない。 3点(2003-10-27 17:19:22) |
393. リービング・ラスベガス
ニコラス演じる死に場所を探すアル中男にしてみれば、エリザベス演じる娼婦ほど都合のいい女はいない。こんな気持ちの楽な女はいない。でもそこに愛はあるんだろうか?これこそ愛なのか?あまりに悲しすぎる二人の関係に、自分の中に認めたくないという感情が沸き起こる。淡々となぞるような展開は切ない雰囲気と相俟ってラスベガスを寂しい町に見せ、印象深い作品となっております。 7点(2003-10-22 18:40:26) |
394. マスク(1994)
ジム・キャリーのコメディアンたるところのオーバーアクションはどうも受け入れがたいものがあるが、この作品におけるソレは見事にはまっている。どうせならもっと笑わせてほしいが、映画初出演のキャメロンの初々しい演技も見れるし、犬もがんばってたので6点あげます。 6点(2003-10-22 17:13:11) |
395. スワロウテイル
あれっ!?比較的日本の万人受けする上質な娯楽作だと思ってたんですが、意外にダメって人が多いんですねえ。この出演陣を見ても岩井監督の力の入れ様は伝わってきますが、一番重要なキャラ(アゲハ)に新人を使っているのがいい。またこの新人(伊藤歩っていうんですかぁ)が不思議な魅力を出していていい。まあ演技というよりこの役柄の場合監督の手腕でどうとでもなるような気もしますが。どちらにしてもナイスキャスティングでしょう。ストーリー上ではチャラ演じるグリコがメインなんですが題名にもなっているアゲハの動向に目が行く作りが自分の中では秀作となってます。 8点(2003-10-20 18:41:39)(良:1票) |
396. PiCNiC(1994)
塀の上をひたすら歩く、この先には何があるのだろうと結構惹きつけられる。ラストの羽が舞い散るシーンは映像的にはgoodだが映像的にgoodなだけでしかない。2時間ほどの長編だと駄作になってたかもしれないが、このくらいの長さだとかえって好印象を残す岩井俊二の世界に浸れる作品。 7点(2003-10-20 18:05:16) |
397. ペリカン文書
陰謀のリアルさと解かりやすさがいい感じのバランスを保っててなかなかに楽しめる。怖さが無いのが残念だが、この作品のジュリア・ロバーツの可愛さもこの映画を楽しめるひとつの要因となっている。 7点(2003-10-20 16:36:41) |
398. 陰謀のセオリー
もう少し、せめて「ペリカン文書」ぐらいのリアルさが欲しいし期待もしていた。邦題に騙されました。陰謀ものってほどよく娯楽色が入ってるものはいいんですがあまり入りすぎると緊迫感が損なわれるんですよねえ。 4点(2003-10-20 16:13:25) |
399. 硝子の塔
これはサスペンス?盛り上がりなし!エニグマの「カーリーの歌」は名曲だと思う。この楽曲のなんとも言えぬ魅惑的な雰囲気はこの映像から得られるものより遥かに素晴らしい。 4点(2003-10-20 15:33:43) |
400. 氷の微笑
エロ度、サスペンス度、共に低いが話題が先行しすぎて損もしてるかも。ただキャラに魅力を感じないのは痛い。監督の演出よりも主役2人の演技の浅さが気になる。演出でカバーできるところもあるのでやはり監督のせいか? 5点(2003-10-20 15:17:42) |