381. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
この映画も非常に切ない。そして、最高にロマンティックです。冒頭の音楽”なんとかリトルテンダネス”そしてラスト!さまざまな大爆発を背景に”またいつか会いましょう”なんて本当にせつないよ。このように、人類の終わる前に、早く恋人を探したい。といつも思う。(またかよ)わびしさよ。わたしの。 自販機を撃つシーンとカッチョイイ、ヘイドンと作戦会議室が好きだ。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-10 01:11:44) |
382. シン・シティ
バカや、ダメ男(どっかの施設に収監するか、抹殺してしまったほうがいい、どうしようもない無知無教養な連中)がかっこう付けているのを観る事ほど、気分が悪いものはない。 不快指数10000% 最悪。ピンクフラミンゴのうんこのほうがかっこいいー。 うんちというか、ゲロ作品ですね。まったく面白くない。というかおそらく、超白痴。わたしが生を受けてから観た”映画”のなかで一番嫌い!!!!!また、この映画の”ストーリーと全て”を異常なほどに”毛嫌らい”してしまうところに、私の性格の”弱点”がかいまみれる。もしや?????、、、、、 [映画館(字幕)] 0点(2007-09-13 01:59:48) |
383. コヤニスカッティ
これを、当時、六本木のあの場所で(名前わすれた)観た方々はいまも生きておりますか! あそこの周辺のビルを含めたすべてがなつかしい。というか、再び、取り戻したい! 最近はこれのDVDを手に入れる情熱も失せました。 (低音で!)こやにーーーーーすかっついーーーーーー!!!!! あと、公開当時、ゴッドフリーレジオと言う名前を”神をも、自由に通り抜けるレジの男だ!”と、つまんないことで馬鹿さわぎした休み時間のことを、かすかに思い出す。 [映画館(字幕)] 6点(2007-09-06 02:17:42) |
384. アナコンダ
《ネタバレ》 アナコンダがニゲコンダ、じゃっ!!?(わっかんねえーだろーなあー) どーでもよいが、ジョンボイドばんざい! 最後、ララクロフトがお父さんを助ける。という筋はどうだろうか。だめか、、、、。 知らなかったが、製作した国がイケてますねえー。(米、ブラジル、ペルー合作だってよ。)ぜんぜん、たいした映画ではないが、あのデカイ、ヘビと言うか、帯と言うか、結構好きです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-09-06 02:06:23) |
385. オクトパス
《ネタバレ》 ほかの人のレヴュー見たら、日曜洋画劇場に続き、木曜洋画劇場に続き、今日、2時ロードショウでもやってんじゃん!もう、とんでもねえ!(大人気作品)東京12チャンよ、永遠に!!!! おれも友情出演したい。 [地上波(吹替)] 1点(2007-09-04 23:13:07) |
386. 少林サッカー
わたしにとって、10年に一度、いや20年に一度の映画が出現してしまった。これは世界の映画界にとってもしかり。まちがいなく、この後世界中で撮られるであろう、多大な映像作品群は、その表現上において多かれ少なかれこの映画のマネをせざるを得ない。巨大な映像表現のエポックメイキングです。いいかえればコロンブスの卵。すきなところ。ぶざまな試合のあと皆が少林に目覚めるところ。超感動的な、シンのサッカーボールのロング壁打ちは”世界”の映画史に残る名シーンだ。なぜか一目で涙腺を刺激する、かわいい刺繍だらけのサッカーシューズ。歴史的にあほらしい、しかしあまりにも感動的なサッカーのシーン全て。 06年6月20日以下、追加!現在。TV,映画を観るたびに、あまたの映像表現にて、あまりにも目に余る”若き”映像作家達の腐った醜態は某日出る国の、超恥知らず”トレーシング得意芸術院画家”の出現を見るまでもない! 思っていたとおり、”原画”である名匠チャウシンチーの名作”少林サッカー”は早くも、急速に貶められてゆく。 [映画館(字幕)] 10点(2007-09-03 13:26:07)(良:1票) |
387. スローなブギにしてくれ
これもねえ、伊丹十三がうまい。演技だけよくみる。 伊丹さんや、橋爪コウさんの演技みると、古尾谷、山崎や仲代なんて学芸会にみえます。いま、再び見返すと、本当にヘタな演技の役者達。 それから、原田芳雄がかけていたヘッドホーンから流れ出た音楽がすごくよかった。 米軍ハウスと福生周辺の風景、春川ますみが住む、横浜あたりのドブ川ぞいの、場末の景色が最高。それから、高橋三千綱!浅野のMA-1! [映画館(邦画)] 6点(2007-08-27 23:44:17) |
388. 裸の銃を持つ男
やはりこれは吹き替えでしょう。声優を選ぶディレクター、相当勉強しますよ。面白いところ。1、やはり、まずは”ぶっつけ駐車”でしょう。車ぶつけてんのまったく無視して建物に入ってゆく。2、桟橋での聞き込みのやりとりですね。情報を探るためにワイロを借りたり、払ったり。もうどうしよもない。ここばっか10回ぐらいくりかえし見ました。こうゆう映画つくるひとは信用します。残念ながらマックイーンには備わっていないユーモアです。(またかよ)。ああ、ニールセンにあいたい。 あっつ忘れてた。3、そう、部屋のなかでムダにグルグルでんぐり返しするシーンね!4、 あと、この映画だかわすれたが、ドレビンがななめ下にむかって手を出して、デスクの上のインターフォンのボタンを押して話しをしてる。と思いきや、とても小さいヒトと話をしてるところ。逆にカメラに上半身入らない大男の同僚。ゲラゲラ。あーあほらし。 ”裸のガン”は”禅”だ!!ああ!この映画の製作に参加したい。というか、親戚になりたい。 [地上波(吹替)] 10点(2007-08-19 22:52:41) |
389. 嫌われ松子の一生
こういった、明らかな、最近やった映画の、演出の手法の”マネ”が、明らかにハナについてしまうと、もうダメ!言い換えると、たとえるならば、”ダンサーインザダーク”でやってたから、わたしも!!!みたいな。。。。。。あほか。ひとのまねをすると、自己嫌悪にならんのかねえ?観ていて、恥ずかしくなった。 [映画館(邦画)] 5点(2007-08-15 01:42:58) |
390. ブリット
ブリットはね、はっきり言ってあまりおもしろくない。(20回以上は見てますが)この映画でのマックイーンの顔はあまり好きではない。!?出てきますねえマックイーンの腰ぎんちゃくドンゴードン!ビセット最高!はっきし言って、デュバルなんてこの程度の俳優ですよ。(今もね!)しかし、この映画を観てロケ地をたずねる。まず、ブリットの家、教会、ワーゲンが何度も映る坂道、そしてなんといっても女が殺害されていたホテル(モーテルか?)あのホテル超気に入って、パロアルト付近じゃないか? なんて勝手に思って、結局わからず、雰囲気そっくりのモーテルに泊まったのである。それから、最も白眉なのが、最後のほうで、犯人の持ち物トランクを相棒と一緒に(ゴードン)チェックする長いシーン。(ビンゴー!)マックイーンはアクションスターではない。スタニスラフスキーも、ゴッドファザー2の”足上げ下手糞不自然ストラスバーグ”も真っ青の”超チョウちょうリアル”な芝居だ!わたしはあのシーンが超好きで、トランクと小物入れのあけ方のお手本にしている。これが本当にカッコイイ芝居というのだ!!!!みんな、”目”をおっぴろげて、このシーンのマックイーンの芝居を見よ!いかにすぐれているかがわかる。呻ってしまう!!マックイーンはディーンとブランドと同じ系統なのだ。(そういう意味で、現代の黙示録で、マックイーンとブランドの競演が死ぬ程観たかった!) ところで、本当に”ブリット”より前にあのようなカーチェイスムービーはなかったのか。色々調べましたが(丁寧に)、やはりありませでしたねー(よかった)。やはり、ブリット最強! それから、もともと、もっときちんとした解り易い脚本があったのだが、兆ワガママ俳優”男マックイーンだぜ!”が”ぼくちん、イヤダイヤダ”の猛反発!ハナシのすべてをブチ壊してしまったのでは?と邪推する。でもいい味に仕上がってるぜ!マックよ!最後に、”緑色のワーゲン。” [映画館(字幕)] 10点(2007-08-15 00:36:37)(笑:1票) |
391. 冒険者たち(1967)
《ネタバレ》 わたしのせつない、たいせつな映画のひとつです。 高校生のころ、東京12チャンの2時のロードショウ。浅草チドリ屋、れいはのひかり等、地方CM入りまくりの、けだるい地方、”東京”の午後のテレビ映画で、いきなり、あのピアノと口笛のメインテーマからはじまり、僕は完全ノックアウト。 レティシアの水葬シーンで流れるルーヴェの奇跡的な音楽。 3人の男女のうらやましい楽しい生活。そして、ラストの強烈なさびしさと、当時、まだなにものでもない、ぽーっとした高校生の僕からは、はるかかなた遠い地の果て、フランスの海上に浮かぶ石の要塞。当時、片思いの彼女とあの要塞でいっしょにくらしたいなああー、とどんなに切望したことか。 そして、40歳独身男の現在。やはり、けだるい、とてもしずかな春の平日の昼過ぎ、こんどはDVDにてひとり観て、強烈なもっとむなしい、さびしい涙にひとり立ち尽くすのでした。 そんな映画です。浅草紳士婦人大判洋品チドリ屋CMとフランソワドゥルーヴェーェェエああああ。。。 [地上波(吹替)] 9点(2007-07-29 10:38:06)(良:4票) |
392. パッチギ!
真木よう子演じる女がみせる、奇跡的な”飛びケツ蹴り”は”大脱走”のマックイーン演じるヒルツが友人を助ける為にみせた、飛びケツ蹴りのかっこよさを抜いた!あの女性のキャラクターに心底惚れた!大友康平演じるディレクターに惚れた!ラスト、病院の出産シーンで、父親が赤ん坊を抱いてからの、セリフのたたみかけは奇跡的なできばえである。やってくれるぜ! 名作!それから、すべて”ものごとの歴史や真実”は、映画館に行ったってない、図書館や、書店に、それにとても近いものがあるだけだ。ぜんぜん関係ないが、やはり、世の中には”戦争”をしたい人間が ”大勢”いるんだなあ。ということを、いまさらながら、深ーーーく、思う。言うまでもなく、戦争も人間の行う”遊びの一種”にすぎない。大勢を巻き込む”死の遊び” だ。 [DVD(邦画)] 9点(2007-07-25 00:50:25) |
393. フライングハイ
ハタチのとき、初めての外国はUSA,ロスの空港に降り立ち、そこでモクモクと働くのブルーカラーの人々をみて、”おー、アメリカにも労働者がいるじゃん!たいしたことねーや”と思ったのと同時に、”あー、この人達も、フライングハイ、観たことあるかなあ?とか、フライングハイ作った人、近くにいないかなあ?とか”いろいろと、思いをめぐらしたことを、昨日のように、おもいだす。また、白人と話すとき、(あまり機会はないが)相手の気持ちが読めない、判らない、こわい、時に、”あーそうだ、アメリカ人はフライングハイやネイキッドガンやホットショットを作ってる人達なんだなあ、と思うと、非常に気が楽になる。にやけてくる。 [地上波(吹替)] 9点(2007-07-24 23:55:24) |
394. ファイヤーフォックス
イーストウッドはすごい!俳優だし、監督だし、音楽家だし、パイロットだし、透明人間だし!何度観てもまた観ちゃうね! また、敵に追われ、イヌに追われ、息も絶え絶えに、地上の草陰から、奪還したファイヤーフォックスの勇姿を見送るレジスタンスのおっさんを見るにつけ、”あれはオレだ!”と観るたびに思う。オレはパイロットにはなれない。いち歩兵は大変よ。残念。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-23 00:29:07) |
395. ハウルの動く城
そもそも私は”マンガ”が嫌いだ。(じゃあ、観るなよ!)でも、ツッコミます! ベアトという写真家の幕末の江戸の街の”写真”をみてから、わたしは”歴史”にはじめて興味をもつ。それ以前の様子は”絵”すなわちマンガのみしか、現代に残されていない。(あたりまえのことで、しかし、すごーく残念だが、家康や信玄の写真は存在しないわけだ)。動くマンガ(あにめ)は祖先から続く”画”の名残であるが、ならば、アニメは”絵、画”を魅せるべきなのだ。物語も重要だが、アニメにとって、物語は2番目でよい。 ”絵、画”で、新しい、革命的なことをすべきなのに、それができないから、”物語”に逃げてしまっている。それがミエミエだ。そろそろ、革命的なアニメがでてきても良い時代だ。( (でも、カリオスも、ナウシカも、ラピュタも物語がすぐれているんだなあ。どうやら私の頭は支離滅裂。) [DVD(邦画)] 5点(2007-07-22 21:29:53) |
396. 黒いオルフェ
スバラシーのは、テーマ曲のオルフェのテーマではない。アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ”だ!!!なんというせつなさ!命を奪うせつなさ!!!いぱねま、こるごばーど、かねこん。じぇっとすとりーむ。成田フライトインフォメーション!!ぶらじりあ。さようなら青春。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-17 20:23:56) |
397. サマータイムマシン・ブルース
いいねー、イイヨー!名作!これを観ながら一番感じたのは、みんな、とっても、ひじょーにお気楽に、お手軽に、何度も、”タイムマシン”というトンデモナイ機械を”使用”して、行ったり来たりするので、いつかバチがあたるぞー!とか、いつかブッ壊れるぞー!俺りゃ知ラネー!とか想像して、気が気でなかった。そういう意味で緊張感もあって、とっても面白かった! [映画館(邦画)] 8点(2007-07-17 20:17:35) |
398. マーティ
この映画の内容は本当に、本当に、全世界共通、全人間に共通で(普遍的)性善説の考えになります。凄いと思う。人生、度胸一番!お幸せに、だ!!!!! [映画館(字幕)] 9点(2007-07-15 00:30:38) |
399. パリ空港の人々
ドゴール空港内の世界のどこでもない場所と、そこに住むひとたちはわたしにとって、とてもあこがれるせつないファンタジーだ。、、、、、大学のとき、極寒!のモスクワ国際空港の巨大なトランジットホテルのあたたかーいロビーのソファで、移住の途中の中東のどっかの大家族とすごした、幸福で満ち足りた、とてもせつない時間を思い出す。、、、、、、、、空港での最後の晩、みんなで空港を抜け出し散歩するパリの街。パリの夜景をそれぞれに眺める、みんなひとりひとりのおもい、その表情。最高だ! いいなあ!人生は旅だなああ。飛行機に乗って、ひとりでどっか遠くへいきたいなあ! [映画館(字幕)] 10点(2007-07-11 22:59:24) |
400. コンペティション(1980)
《ネタバレ》 リーレミックといえば、マックイーンの”ハイウエイ”だし、ワナメイカーといえば、バーンスタインだし、アービングといえば、アルゲリッチだし、ドレイファスといえばジョーズである。アービング演じる女の子が本選でのコンチェルトの演奏中、ピアノが不調になり、ワナメーカー演じる指揮者のせいにするシーンがあるが、このエピソードは明らかに、間違っている。責めるべきは”ピアノ調律師”である。でも、映画でたくさんのピアノ協奏曲が聴くことが出来る唯一の作品。ピアノコンチェルトの選択が良い。また、この当時の映画の中の”音楽の音”は最悪である。あと、ジョーズとこの映画のドレイファスの役柄がダイッキライである。いじめたくなる。まあ、それだけはまり役って事。ラストの、パーティで踊る複雑な心境のふたりの顔と、終わり方は非常に良い。ピアノ音楽好き、必見。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-11 22:33:52) |