401. バッファロー'66
なんで立ちションしてる間に逃げん?でもクリスティーナ・リッチの可愛い瞳が「そこは突っ込まないで」と言ってるような気がしたのでそこは許す。家族とテーブルを囲んでの会話は必ず4人の内1人の位置から撮ってるんで3人しか映らないがもう1人の手さえ映らない。カメラが別の位置に変わったらごはん食べてたり肘をついてたりしてるのに。突っ込もうとしたが、お父さんにスポットライトが当たるシーンで「これは突っ込んではいけないんだ」とやっと気づいた。ボーリングのシーンはそこまでかっこ良くしなくても..と笑った。リッチも合わせてかっこ良くジャンパー脱ぐし..。ベッドシーン(と言っていいのだろうか?)はホント笑える。カメラワークと編集で見事に笑いを取っている。マルチな才能を発揮してきたギャロにとって初めての長編映画の監督だがセンスが光る。 8点(2003-10-18 17:45:23) |
402. アトランティス(1991)
海の生物たちが音楽に合わせて踊ってます。いやいやお魚さんたちの動きにうまく音楽を合わせて神秘的な海の世界を見せてくれます。うまいこと撮るなあと感心しますが、コレ映画館で見たんですけどさすがに時間とともに退屈に感じてしまう。さあ見るぞ!って見るもんじゃないです。ただ海の中を撮っているだけの映像としたら素晴らしいでき。 6点(2003-10-16 18:12:34) |
403. ワイルド・アット・ハート
ストーリーにどんでん返しはありませんが、あのエンディングは私にとっては大どんでん返しでした。ここでそう来るか~!と。音楽の使われ方も最高。ローラ・ダ-ンも良かった。ニコラス・ケージの演技はあまり好きではないが、彼の為につくられた映画かと思わすぐらいすごくマッチしていた。 10点(2003-10-16 17:42:16) |
404. ブロークン・アロー
アクション映画にありがちな設定とありがちな展開と、それまでに見てきたB級ハリウッドアクションのアクション度を上げただけのものでしかない。当時ジョン・ウーと言えば「男達の挽歌」の印象が強く、哀愁溢れる男の美学を見せてくれると勝手に思った自分も悪いが、期待せずとも面白いとは思えない。 でも以外に評価がそこそこいいのを見るとアクション好きにはいいのかも。 4点(2003-10-16 12:44:49) |
405. フェイス/オフ
設定はともかくジョン・ウー得意のかっこいいアクション満載です。二人が入れ替わっての演技が絶賛されてますが、主演二人が最低限の仕事をこなしただけのこと。これが出来てなきゃ見てられないのでそこの部分をおざなりにしなかった二人には感謝したい。最後の殴り合いはいらない。 6点(2003-10-16 11:54:57) |
406. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 冒頭のミッションで「このメンバーでミッションインポッシブルに挑むんだな」と思っていたら、いきなりメンバーが次々と殺されてしまうという展開に目を見張ったが、その後の展開は冒頭のそれと比べて緊迫感に欠ける。宙吊りのシーンは良かった。 5点(2003-10-16 11:14:30) |
407. GONIN
俳優としてのたけしはあまり好きではないがこの作品のたけしはかなりいい。はまり役!話の内容に目新しさはないが一癖も二癖もある俳優陣には惹かれます。 6点(2003-10-15 14:15:17) |
408. ソナチネ(1993)
キタノイズム、キタノブルーと言われる北野監督の映画のカラーを完成させた作品だと思っています。独特の間が、陰と陽、笑いと悲しみを相反するものではなく同じものにしている。ただ閉め方に納得がいかない。どうしてそうなるのかが解からない。 8点(2003-10-15 14:03:52) |
409. ファイト・クラブ
自分にとっては久々のヒット!現代社会を痛烈に批判。社会に溶け込めないと安静を得れない現代社会、達成感を感じることの無い無気力な社会、モノでしか満足を得れない物欲社会、傷を舐め合うことでしか癒されない社会がタイラー・ダーデンという反社会的な存在を生み出す。というテーマもストーリーもさる事ながら、やっぱり映像がいい!そしてキャスティングも文句無し!多少の矛盾点も無いことは無いが、十二分に楽しめた。 10点(2003-10-14 11:53:45)(良:2票) |
410. 忠臣蔵外伝 四谷怪談
同時期に上映された市川崑の「47人の刺客」との忠臣蔵ものガチンコ対決だったがどちらも異色作。特にこれは忠臣蔵ものにはならんぐらいの異色中の異色作。さすが深作監督!普通の作品は作らん。だが内容は普通に楽しめるぐらいのものだった。中盤まではなかなかいいと思ってたんですが。 伊右衛門がお岩と初めて出会うシーンのお岩=高岡早紀は愛しいくらいに綺麗だった。 6点(2003-10-09 16:26:07) |
411. いつかギラギラする日
公開当時はかなり衝撃的でしたよ。邦画も捨てたもんじゃないって思った。木村一八がすごく良くって今後が楽しみって思ってたんですがその後パッとしませんね。これも俳優を輝かせるのが得意の深作マジックってことなんだろうか。 7点(2003-10-09 15:35:37) |
412. ディープ・インパクト(1998)
登場人物それぞれのドラマを見せているのはいいんだけど、深みが全く無い。この監督の作品って全部上っ面だけなぞったって感じで娯楽作にありがちな作りなんだけど変にテーマ性もあって中途半端に感じてしまう。アルマゲドンよりリアルに人間模様を描いているが、だからと言ってアルマゲドンより面白いとは思えない。どっちもどっち。 5点(2003-10-08 18:36:53) |
413. アルマゲドン(1998)
ID4と同じく突っ込みどころ満載のお金かけた娯楽大作なのだが、ID4が3点でコレは5点。なぜかというのは秘密です。泣いたなんて口が裂けても言えない。あまりに白々しいシーンが鼻に付いたのでこの点数が精一杯です。 5点(2003-10-08 16:36:50)(良:1票) |
414. インデペンデンス・デイ
突っ込みどころ満載だが突っ込む気にもならない。娯楽なんだから面白ければそれなりの評価も出来るが、面白くないんだからしょうがない。でかすぎる宇宙船登場のシーンを見て少し期待してしまった自分も悪い。面白いと薦めてくれた友人と趣味が合わないことが判明した映画。 3点(2003-10-08 16:20:49)(良:1票) |
415. ジャッカル
あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。 4点(2003-09-29 18:17:10) |
416. バックドラフト
消防士のような危険な仕事ってアメリカではマイノリティ、いわゆる移民系少数派が先祖代々しているって何かで読んだことがある。この映画のパンフだったかも。ハタから見れば差別のような気がするがこの人達は誇りを持って仕事をしている。そこが移民の国アメリカのすごいところでもあり理解しがたいところでもある。この主人公の兄弟もどこだか忘れたが移民系アメリカ人の設定だがそのへんの背景は多く語られていない。ストーリーはありきたりだが、火が生き物のように壁を這っていったり煙がスッとひいたりと見たこともない火災の演出は面白い。ラストのカート・ラッセルは熱すぎます。 6点(2003-09-24 16:34:32)(良:1票) |
417. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
ショッキングなテーマだけにそれこそもっと後味の悪さを強調してほしい。トラボルタをかっこ良くみせる必要もサスペンスタッチもアクションも要らない!やるせなさをひしひしと感じているときに犯人わかったって・・・。もっと重ーい作品にするべき。 4点(2003-09-22 19:00:39) |
418. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 自分の作品の評価に役者の演技と映像美というのはかなり重きを置いている。そういう意味では完璧に近い作品。なのに10点9点をつけれないのは私が男だからなのだろうか?確かに女性に対して封建的な時代背景の中、そんな社会を無視するかのような現地の人間に惹かれ自己を確立していく主人公には共鳴できるところもあるが、旦那がピアノを弾く主人公に魅せられ愛してしまうという展開にされるとどうしても旦那のほうに感情移入してしまい歯がゆさを感じてしまう。なので評価の悪い方の意見もわかる気がする。あの生々しい性描写は良かったです。最初は女性の監督なのにと思ったが女性の監督ならではなのでしょう。ラスト(自分で捨てることを決断しておきながらピアノとともに海に落ち、また這い上がる)も最初はよく解からなかったのですが、後に妻に「もし私と子供が崖から落ちそうになったらどっちをたすける?」というベタな質問をされなぜかこのシーンを思い出し解かったような気がしました。身体の一部でもあるピアノが海に落ちていく様を見てとっさに彼女はピアノを選んだのだろう。だが海の中でピアノよりも彼への愛が自分の中で大きい事をあらためて感じ...ということですよね。女なら普通にわかること?えっ?男でもわかるって?失礼しました。 8点(2003-09-19 11:59:30)(良:2票) |
419. フィフス・エレメント
ベッソンが大金を投入してハリウッド的SF大作を作ると聞いただけで絶対駄作だと確信して見た。(なんで見たんだろう?)ところが意外に楽しめた。クリス・タッカーには大爆笑!!ストーリーは許し難いくらいベタベタなのに半分コメディーぽい作りのため、ベタベタがかえって良かったりもする。「オースチン・パワー」のようなコメディー大作とはまた違い、まじめにアクションしてるし、ゴルチエワールドも一味違う作風をさらにかもしださせている。コレを見てから思ったが、ベッソンの作品って全てストーリーはいたって単純なのだが、フランス風味が名作っぽく見せているだけってところもある。ベッソンを過大評価して今作を見ると痛い目にあいます。 6点(2003-09-11 14:39:49) |
420. クール・ランニング
この手の作品(ひとつの目標に向かっていく過程をひたすらコミカルに描いた娯楽作、邦画だと「ウォーター・ボーイズ」「Shall we ダンス」等がこの類)はあまり好きではない。でもあくまで好みの問題で、この手の作品が好きな人にはお勧めだと思う。笑いどころと感動のツボはきちんと押さえている。 5点(2003-09-11 13:31:04) |