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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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421.  オーロラの彼方へ
当初予想していたストーリーが、どんどん意外な方向へ展開していく事に、ある種快感すら覚えてしまう。良い意味で期待を裏切ってくれる作品の登場だ。ストーリーの矛盾点や強引さを指摘することは、こういう作品に接するときにはマナー違反で野暮というもの。それを言い出したらこういったジャンルの作品は成立しなくなってしまう。コミカルとサスペンスとの違いこそあれ、「BTTF」と同様、タイムパラドックスを巧くストーリーに組み込ませた脚本の妙とアイデアの勝利だと思う。
8点(2001-07-15 00:53:16)
422.  グリーン・デスティニー
明らかにワイヤーワークだという事をこれほど"あからさま”に実演して見せてくれた作品も他に類をみないのではないだろうか。吊り下げられ尚且つ移動しながらも的確に技を演じるその見事さ。まさに計算され尽くしたこれは紛れも無く芸術で、それはあたかもバレエを見ているかのように華麗でもある。この点を評価するかしないかで、この作品の見方は大きく違ってくる。ストーリーには何のヒネリも効かせていない故に、よりアクションが際立ったという好例。
8点(2001-07-07 23:50:03)
423.  マレーナ
年上の綺麗なお姐さんに憧れを抱くという、思春期の男には誰しも経験のあること。「片思いは最高の愛の形」というモチーフに基づき、少年の心の成長は、ラスト近く、自分の歳相応のガールフレンドとデートしているシーンや、そのあとのマレーナに彼女の幸せを願う言葉をかけるシーンによく表われていると思う。ただ、男たちの視線を一身に集めるほどの美貌のマレーナが、なぜ過激なほど疎まれるのかという点にはあまり説得力がなく不満の残るところ。映像的にはロー・アングルのキャメラが美しく冴えわたる。
8点(2001-06-30 23:47:39)
424.  JSA
かつては同じ民族であったのだから、国家というものを払い除けたとき、お互いに仲良くなっていくのは当然の成り行きだろう。ただ親交を深めていく数々のエピソードの豊かな描写から、一転、ドラマが過激で陰惨なトーンに豹変していくにつれて、ストーリーは謎めいてくる・・・と言うよりは、かなり印象が曖昧になってくる。ドラマチックで悲劇的な結末ではあるものの、彼らの思いというものが不思議なほど伝わってこないのは、おそらく彼らにしか解からない世界(近くて遠い国、そしてさらにさらに遥か遠い国)のことを、我々は知っているようで実はほとんどなにも知らないという事に起因していると思う。
8点(2001-06-30 23:22:06)
425.  バガー・ヴァンスの伝説
R・レッドフォード監督作品って真摯で爽やかな印象というのが身上だが、ややもすると真面目すぎて面白みに欠け、どうしても印象が希薄になりがちだ。が、本作に関しては何と言ってもキャスティングが素晴らしく、又、演出的にはメリハリのある良い意味でのケレン味があり、最後までグイグイ引っぱられていくパワーを感じてしまう。あたかもバリー・レビンソン監督の作風に近いものがあり、思わず彼自身の名作「ナチュラル」を連想してしまった。ラスト、沈む夕陽にひときわ輝く満足感溢れる晴れやかな男たちの表情は、まさに爽やかな余韻を残して感涙ものだ。
8点(2001-06-16 23:34:48)
426.  15ミニッツ
作品のテーマはリアリティがあるものの、いまひとつピンとくるものが無い。それは、久々に小気味いいポリス・アクションを楽しませてもらったという印象のほうが強いからなのかも知れない。そしてラストはやっぱりそ~こなくっちゃ、デ・ニーロが浮かばれないってもんだ。
8点(2001-06-03 18:01:14)
427.  結婚しない女
夫に裏切られ、娘とも断絶している主人公は、もはや結婚という形式だけの愛には踏み切れないでいる。その知り合った画家が旅立つ記念に残した大きな画を、女手ひとつでしっかりと支えて街頭を歩いていくという象徴的なラストシーン。彼女の人生はまだまだこれからで、きっと自立のきっかけを掴んだのだろう。テーマ曲が実に爽やかな余韻を残す。
8点(2001-06-03 16:57:30)(良:1票)
428.  三文役者
“泰チャン”の独特の言い回しは普段の生活でもほとんど変わらないということを、竹中直人がその風体やしぐさをもややデフォルメしながら、そのひととなりを気負う事もなく実に爽やかに演じてみせてくれる。それにしても荻野目ちゃんの相変わらぬ大胆な演技にはまたまた驚かされるし、乙羽信子の天国からの特別出演はさらにビックリだ!
8点(2001-05-26 23:50:26)
429.  もののけ姫
テーマヤストーリーを突きつめていくと、かなり解かりづらい。が、その事を抜きにした場合、これだけの奔放なイマジネーションとその独創的な表現方法はアニメと言えども、めったにお目にかかれるものではない。そういう意味ではアニメもまた総合芸術である以上、これは紛れもなく宮崎アニメのスタッフの労作だと思う。
8点(2001-05-25 23:48:20)
430.  泳ぐひと
近隣の家々のプール(自家用)づたいに家まで帰ろうとする主人公。泳ぐ彼は九つのプールを巡り歩く。そのストーリーのユニークさ斬新さに、まず驚かされる。夏の陽光を浴びながら、それぞれのプールの所有者たちと会話を交わし、B・ランカスターの若々しい肉体の躍動感溢れる美しさが強調されていく中、やがて彼の過去が知れるのにつれてその輝きを失っていく。泳ぎ疲れ果て、やっとの思いで辿り着いた我が家。しかしそこには誰も居ず、庭は荒れ放題。やがて日が翳り大雨になる中、彼は家の扉すら開けられないまま崩れるようにして倒れ込む。彼のこの姿はまさに我々の生きるということの意味そのものを示すものではないだろうか。
8点(2001-05-20 15:22:20)
431.  花様年華
キワドいセリフもなければ、濃厚なベッドシーンもない。「不倫」という言葉すら一般的には浸透していなかった時代の、これはオトナの男と女の恋愛模様を、ウォン・カーウァイ監督の独特の映像センスで描ききった秀作。二人がいつから恋愛感情を持ち、どの程度の関係を結び、どうして別れたのか・・といった細やかな説明を省略している点で、ストーリーなどまったく重視されていないことは明白だ。あるのはマギー・チャンのチャイナ・ドレスの着こなし(とりわけ真赤なドレスで階段を駆ける姿を捉えたショットが素晴らしい!)と、彼女の匂い立つような成熟した大人の女の色香を見事に映像化した点だろう。
8点(2001-05-13 16:51:28)(良:1票)
432.  ザ・セル
冒頭から展開される、ダリを思わせるような幻想的でシュールな絵画的イメージの奔放さと、サスペンス・アクションの定石をきっちり踏まえた刑事モノの手堅い演出との融合が不思議な印象をもたらすという、極めて稀有な作品に仕上がっている。ターセムに監督として感心したのは豪華絢爛な脳内世界よりも、現実世界のとりわけ「セブン」を連想させるクライマックスの救出シーンにおける演出のきめ細やかさにある。
8点(2001-05-13 15:09:24)
433.  トラフィック(2000)
麻薬を扱った作品というのは我が国では外国とりわけアメリカほど身近な問題としての認識が薄いためか、切実な印象としては希薄だ。しかしドキュメンタリー的手法を用いたメキシコでのザラついた映像表現は、圧倒的な迫力で見応え十分。映像の力とはこういうことを指すのだろう。さらにデルトロの存在感は新しいタイプのスターを予感させる。それだけにM・ダグラスの麻薬中毒の娘とのエピソードがいかにも作り話っぽく見えてくるのが残念だ。場面場面の映像の厚みで勝負するタイプの作品だけに、細やかな状況説明は極力排している。その為ストーリー重視で鑑賞する人には不評かも・・・。
8点(2001-05-13 08:23:18)
434.  がんばれ!ベアーズ
痛快スポコンものの代表作の一本。飲んだくれの冴えない雇われ監督W・マッソーと快刀乱麻のT・オニールとの対比が面白く、又、子供たちもそれぞれの個性が眩しいほどに輝いていて、実に元気になれる作品だ!ボイラーメーカー(ウイスキーのビール割)を知ったのもこの作品から。先日亡くなったマイケル・リッチー監督のこれは紛れもない代表作。
8点(2001-04-22 19:57:32)
435.  地獄の黙示録
R・デュバルがサーフィンをさせる為にベトナムの村を急襲するシークエンスは、人間が本能的に持っている戦争をすることの快楽を徹底的に表現し、その迫力たるや、まさに戦争そのものをフィルムに収めたような錯覚を起こすほど。又、兵器としてのヘリコプターの性能を駆使することで、この作品のテーマでもある「恐怖」の表現にも成功している。ただ、“戦争の狂気”を躍動感溢れる演出で描いた前半に比べ、哲学書の引用と意味ありげな独白過多の後半は芸術性を重んじるあまり、話が曖昧で急につまらなくなってくる。カーツ大佐のような白人を「神」として崇拝するほど「未開」ではなかったベトナム。コッポラ監督としては、残虐性と神秘性が同居するアジアというアメリカにとって異質なな文化を、あまりにも図式的に捉えすぎたのではないだろうか。
8点(2001-04-22 18:11:25)(良:1票)
436.  ワンダラーズ
ひとつの時代の終焉につきまとう、もの悲しさとやがて来る新しい時代への希望を、様々な表情をみせるストリート・キッズたちの青春群像を通して描いてみせる。この時代、ビートルズがデビューし、ヴェトナム戦争が本格化してB・ディラン等のメッセージ・ソングの芽が出始めた頃でもあり、徴兵を免れた主人公たちは、ただひたすら“夢のカリフォルニア”を目指す。ケネディ大統領暗殺のTVニュースを一種ドキュメンタリー的視点で見せるなど、F・カウフマン監督は時代の空気を卓抜な映像で表現してみせてくれる。
8点(2001-04-22 17:33:47)
437.  悪魔の手毬唄(1977)
山間の古い村。由緒ある旧家。伝説を秘めた沼。多彩な登場人物。怨みのこもった人間関係。殺しの手口。陰惨さがそのまま華麗さに変容する独特のムード等々。横溝文学の世界を市川監督が良質のエンターテインメントに仕上げたシリーズ第二弾。印象的な主題曲から、ラストの金田一と警部との別れのシーンまで、その演出の旨みと作品に対する力の入れようは前作に勝るとも劣らない。が、この作品、推理モノというよりは殺人を情緒的に楽しむという点で、死の小道具が相手の屋号に因んだものとするには、あまりその必然性は無いし、殺し方にも無理を感じざるを得ない。第一、犯人の心理状態から考えて、そんなゆとりがある筈もなく、唯一不満が残る部分だ。
8点(2001-04-22 17:02:08)
438.  フォーリング・ダウン
仕事や家庭の悩みの積み重ねがストレスとなり、やがて暑い夏の昼下がり現実逃避する主人公。気持ちの爆発させどころを間違った為に、結果的に悲惨な結末を迎えることとなったが、これはいつ我々にも起こらないとは言い切れない、大きな問題を孕んでいる作品だ。M・ダグラスはこういう役が本来得意なんだなと思えるほどハマっているし、主人公を必死で助けようとする、定年間際の刑事=R・デュバルの渋さもたまらなくいい。
8点(2001-04-15 19:43:04)
439.  キャスト・アウェイ
主人公にとって4年間の空白はあまりにも残酷で虚しい。が、そこはアメリカ人。漂流生活をフロンティア・スピリッツで生き抜いてきたのだから、これからの人生もきっと明るく生き抜いて行ける筈。十字路に立って進むべき道に迷うラストのT・ハンクスの表情が象徴的だ。
8点(2001-04-08 19:06:03)
440.  風とライオン
疾走する馬と白刃をふりかざして闘う男たちの豪快なアクションを挿入しながら、ドラマの焦点は、ライズリイというひとりの男の男らしさに絞られていく。J・ボンド役を降りて、鮮やかに変身し甦ったS・コネリーが、とりわけ馬上で黒衣の民族衣裳をひるがえし、疾風のように去っていくシーンに象徴されるように、彼のヒーローぶりを堪能させられる。
8点(2001-04-08 01:12:50)
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