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421.  光の雨
この作品は、30年程前に日本中を震撼させた「連合赤軍・あさま山荘事件」に至る彼らの行動を、劇中劇として今の若者たちがそれぞれの役を演じ、彼らとの対比によって心情を理解もしくは疑問を抱き、自問を繰り返しながら“総括”していく。真の革命家を目指す為、総括という名の暴力により次々と命を落とす若者たちの凄惨なシーンは、当時報道されたものを忠実に再現されているようで、その残酷さは実にリアルだ。ただなぜ彼らが革命家を目指したのかという基本的な部分には触れていない事など、作品の性格上、個々で感じとるという以外に結論の出ない映画とも言える。
8点(2002-01-19 14:17:12)
422.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
いくら怪獣たちが主役とは言え、人間たちのドラマがしっかり描かれていればこそ、“彼ら”もより一層引き立つというもの。しかし毎回、出演者が違うというだけで、その描き方は相変わらず同じパターンの繰り返しで、それは監督が金子修介になっても何ら変わりは無い。これでは怪獣たちが可哀想と言うものだ。かつて円谷英二&本多猪四郎という、東宝特撮映画のゴールデン・コンビの作品群が些かも古びていないばかりでなく、今なお燦然と輝き続けているのも、工夫を凝らした特撮の見事さ以上に、奇想天外なストーリーが常に斬新であり、また人間ドラマもきちんと独立した魅力あるものになっていたからに他ならない。今回も、さほど必要性の無い登場人物の多さと、そのお座なりで戯画化された描き方には、もぅいい加減うんざりしてしまうし、そして特撮シーンで言えば、次々と撃ち落される戦闘機が民家に落下・爆発・炎上するという迫力あるシーンには、リアリティがあり唯一見所のある点だが、あれほど強大だったキングギドラが、設定とは言え、なんともひ弱な怪獣に堕ちてしまい、また、繭から成虫に変身するシーンがひたすら美しく、飛翔する姿も一段と見事なモスラも、夜間ではあの華麗で極彩色の羽の美しさが際立たないではないか。なんともセンスを疑いたくなる。もう少し“古典”をよく勉強して欲しいと願うばかりだ。前作の「G消滅作戦」(傑作!)には遠く及ばない出来だが、なにやらガメラと対決しそうな暗示的なシーンもあって、次回作に期待しよう。
6点(2002-01-19 01:04:05)
423.  狼よさらば
チンピラに妻を殺され娘も暴行されたあげく廃人にされてしまったサラリーマンが、ある事をきっかけに夜な夜な街へ出て私刑を繰り返す。初めて殺人を犯したあと嘔吐をしたり苦悩したりと、荒唐無稽さの中にも人間味溢れるC・ブロンソンの姿が描かれていく。世論の声や彼の心情を察してか、犯行を追いつめる警部がラスト、唯一の証拠品である拳銃を川に投げ棄てて見逃してやるという、まさに彼の行為を正当化して描いているところが、この作品の面白いところ。
8点(2002-01-03 16:40:27)
424.  ジャグラー/ニューヨーク25時
いわゆる観光地としてではなく、例えば落書きだらけの地下鉄の車輛や廃墟と化したサウス・ブロンクスといった、生きた現実のニューヨークを活写し浮き彫りにしつつ、誘拐された娘を取り戻すべく大追跡劇を全編にわたって展開していくサスペンス・アクションの秀作。とりわけ大都会を走りに走るその疾走感と、一般市民を巻き込む銃撃戦のスリリングさは圧倒的!
8点(2002-01-03 16:11:14)
425.  ハタリ!
壮大なアフリカを舞台に、銃器というものを一切使用せずに野獣と闘い、その大きな獲物を生け捕りにするという、H・ホークス監督が圧倒的な迫力と興奮で描く、実にスリル満点の作品。大画面に突進してくるかの如く、縦横無尽に暴れまくる動物たちのライブ感覚は、昨今のCGで再現されたものとは比べものにならないほど、まさに本物だからこその迫力で我々に迫ってくる。そういう意味では「ロスト・ワールド」の恐竜の捕獲シーンの原点とも言える作品で、当時の撮影隊の労苦が偲ばれる。
9点(2002-01-03 15:32:02)(良:3票)
426.  スパイ・ゲーム(2001)
任務遂行の為には犠牲もいとわない冷静沈着なスパイのプロが最後に下した決断は、男の友情のドラマとして実に泣かせるが、個々の観客の見方によっては評価の分かれるところだろう。しかし少なくともCIAの仲間をだし抜くプロセスはひたすら面白く、しかも電話一本で解決してしまうというご都合主義も、R・レッドフォードの存在感がすべてを納得させてしまう。皺が増えてもなお若々しいレッドフォードと、精悍なB・ピットのむしろ押さえた演技とは好一対だと思う。画面のトーンはひたすら渋く、アクションが決して前面に出ている訳ではないが、胸のすく痛快作に仕上がっている。
8点(2001-12-30 23:50:44)
427.  北国の帝王
アメリカ大不況時代のさなか、ホーボーと呼ばれた浮浪者たちは、生き残るための最低の手段として無賃乗車で鉄道を利用して、野宿地から野宿地へと食べ物と寝ぐらを求めていった。正常な社会情勢ではケシからぬこの振舞いは、生きるか死ぬかの瀬戸際ではむしろ必要悪なのだが、ここで彼らに鉄道側と対決する必要性が生じる。この映画は、ふてぶてしいまでの生きる執念をみせる男たちと、それを阻止しようとする血も涙も無い鬼車掌との血みどろの闘いを、R・アルドリッチ監督がダイナミックかつユーモラスに描いた痛快作!
8点(2001-12-30 00:38:07)
428.  アメリ
J・P・ジュネ監督独特のクローズ・アップの多用や凝りに凝った画面作りによる作品世界は、まさにファンタジー・ワールドそのもので、突如、彗星のように現れたアメリに扮する妖精のようなオドレイ・トトゥが、その夢先案内人として実に魅力たっぷりに演じてみせる。そして人間ってほんの些細な事で幸せな気分になれるということを、寓話でありながら実に細やかな描写の積み重ねで説得力をもたらせる事に成功していると思う。余談ですが、人形が一人旅をしてそれぞれ各地で撮ったスナップを送ってくるというエピソードは、確か実話にあったと記憶しています。
9点(2001-12-24 18:07:28)
429.  ハリー・ポッターと賢者の石
舞台設定にしても魔法使いの子供たちにしても、原作に忠実すぎるぐらい忠実と言われているこの作品、ファミリー・ピクチャーとしては良く出来ているほうだと思う。ただC・コロンバス監督の歴代の作品を振り返ると、観ている間は面白いのに不思議と印象に残る作品が少ないような気がする。この作品も御多分に漏れずで、各シーンやエピソードがすべて平均的な描き方をしている為、SFXを多用している割にケレン味が無くドラマチックな盛り上がりに欠け、その仕上がりは実に薄味だ。結局、映画の世界的ヒットも原作のネームバリューに因るところ大である・・と言ったところか。
7点(2001-12-24 17:28:13)
430.  陰陽師
野村萬斎の持つ妖しい雰囲気は彼独自のものであり、実に貴重であると同時に、好演の真田広之ともどもこの作品を際立たせたものにしている。売り物の一つでもあるSFXは実に丁寧で完成度も高く、さらにその世界観は日本特有のものであり、もっと誇りをもっていいと思う。今後、このような作品がもっと出てきて欲しいと切に願うのであります。
7点(2001-12-15 23:14:07)
431.  太陽に灼かれて
ロシア郊外の別荘を舞台に、明らかに特権階級だと分かる人々の優雅な日常会話からドラマは始まる。しかしやがて、スターリンの恐怖政治という時代背景が重苦しくのしかかっているのが分かるようになる。その状況下で引き裂かれた男女と、もう一人の男とを中心に物語は進展していき、やがて破滅的な結末を迎える。不幸な時代に生き、その時代がもたらす悲劇を誰もが味わい、しかしそれでも確かに生きたという人間の真の姿を、静かだがドラマチックに描き出した名作。
9点(2001-12-14 23:33:11)(良:1票)
432.  ROCK YOU! ロック・ユー!
馬上槍試合を扱った映画としては極めて珍しい作品だけど、すれ違いざま槍を突き立てるという直線的で極めて単純な競技だけに、描き方はさぞや難しくあっただろうと想像できるが、その迫力と面白さは十分伝わってくる。音楽やコスチュームなどに今風の味付けをされているのも、若者たちの野望、冒険心、そのエネルギーのほとばしりは現代にも通じるということからなのだろう。しかし一方ではウイリアムが父親と再会するシーンなどの味わいはむしろ古典的でもある。
7点(2001-12-14 17:58:21)(良:1票)
433.  コックと泥棒、その妻と愛人
難解な作風で知られるP・グリーナウェイ監督の、これは比較的解かり易い作品。タイトルからも容易に想像できると思うが、まさにドロドロとした生身の人間の感情のぶつかり合いと、そのかなり歪んだ愛と復讐の物語。その作品世界は極彩色の悪夢とでも言うべきか、グロとエロスのまさに退廃と悪趣味の極みを描き、また悪には悪をもって征すというカタルシスも用意され、媚薬のようななんとも魅力的な作品となっている。
9点(2001-12-14 17:29:38)(良:1票)
434.  ブレス・ザ・チャイルド
オカルティック・サスペンスに刑事モノ的な味付けを施した作品で、悪魔や大量の鼠が登場するといったショック・シーンも用意されてはいるが、幻覚という意味合いもあってSFXはこれ見よがし的でなく、むしろ控えめなのが効果的だし、また好感がもてる。ただしストーリーとしては取り立てて新味はなく、ぎりぎり及第点といったところか。K・ベイシンガーの恐怖にひきつった表情がなかなか素敵で、まずは彼女のその美しさに救われたような作品だ。
7点(2001-12-14 16:46:36)
435.  ロード・キラー
ハイウェイで見えない敵に恐怖を抱きながら追いまわされるという点では、スピルバーグの「激突!」そのもののようだが、本作はさらに今日的な意味合いが深い。悪気の無いちょっとした悪戯がきっかけで、その後大変な事態に発展していく訳だけれど、これは我々日常生活でも十分に起こりうる話だし、とりわけパソコンでのBBSやチャットなどで顔が見えないことをイイ事に、波紋を投げかけるようなコメントで挑発した人もいるんじゃないだろうか。登場人物たちのキャラやサスペンスフルな脚本の面白さ、そして冴え渡った演出でそのハラハラ・ドキドキ度は最後まで上がりっぱなしで、もし続編ができたら是非見てみたい。
8点(2001-12-14 15:57:56)(良:1票)
436.  裏切り者(2000)
正月映画の繋ぎのような公開時期にしても、いかにも安っぽいB級アクション的邦画タイトル(しかし、このタイトルで正解!)にしても、かなり割を食ってしまった感のある作品だが、親子愛、友情と裏切り、そしてドス黒い裏社会での駆引きと告発といった、実録風でなかなか見応えのある社会派サスペンスとなっている。Jフェニックスは難しい役どころを相変わらず達者な演技で魅せてくれるが、むしろ純真な青年から裏切りによって大人の男に変貌する様を見事に演じてみせたM・ウォルバーグをこそ評価したい。
8点(2001-12-14 15:17:17)(良:1票)
437.  伊能忠敬 子午線の夢
古き良き東映時代劇の伝統と香りを見事に継承している作品で、とりたてて波乱に満ちたストーリーでもないし、悪人らしい悪人も出てこないが、逆にそれが印象をより爽やかなものしている。決して美談だけで終わらず、実にコクのある作品に仕上がっていて、その真面目な作風には好感がもてる。加藤剛という実直そのものキャラクターは、この夢を追いつづける歴史上の人物には、まさに打って付けだ。
7点(2001-12-08 23:36:10)
438.  摩天楼を夢みて
ロマンティックな邦題とは裏腹に、生き馬の目を抜くようなセールスマンたちの厳しい世界を、見事な演技陣(その顔ぶれの豪華なこと!)によって繰りひろげられていく。地味な作品とはいえ、その悲哀に満ちたリアルな現実社会を嫌と言うほど見せつけられて、各シーンには息苦しくなるほどの強烈なインパクトを感じたものだ。K・スペイシーを初めて観たのもこの作品だったように記憶しているが、この頃から既に、あの嫌らしい癖のある演技が発揮されていたんだっけ!(笑)
8点(2001-12-08 23:09:16)
439.  ヤング・ブラッド
J・チェンも真っ青なアクロバット・アクションは冒頭からクライマックスに至るまで変わることなく展開され、それがこの作品のウリでもある。しかし主人公の本来の目的は、憎くくき親の仇を討つことではなかったか。それがいつの間にか恋人とフランスを救うことに重点が置かれ、単に悪人を懲らしめる恋に溺れた青年にしか見えない。これでは溜飲を下げようが無いではないか。
6点(2001-12-07 23:45:55)
440.  トレーニング デイ
いつもは善良な黒人の代表的な役柄を、自信満々・余裕綽々に演じているD・ワシントンに、昨今、鼻についていたところへ今回のこの役。そろそろ同じパターンの役柄からの脱皮というところだろうか。しかしやはり心底悪人になりきれない、いつもの彼がちらちら顔を出すという課題は残ったようだ。そういう意味では善良な役を演じていても、ひとつ違えば狂気の顔を覗かせるR・デ・ニーロとは対照的だ。作品としては裏社会の現実を嫌というほど突きつけられ、胸くそ悪くなるが、それだけ映画の出来が良いという証明かも知れない。最近ご無沙汰のT・ベレンジャーがチラッと出ていたのが嬉しかった。
8点(2001-12-07 23:29:41)
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