421. DEAD OR ALIVE FINAL
西暦2346年・横浜。でもどう見たって現代の香港(笑)。相変わらずムチャクチャです。最後のどんでん返しにはあまりのアホらしさに悶絶。思わず「あっそ」って言ってしまったぐらい。その後に襲ってくるエンディング曲もなかなかの破壊力です(?)。 [DVD(吹替)] 4点(2005-11-03 15:21:40) |
422. DEAD OR ALIVE 2 逃亡者
やはりあの彗星はハッタリでしたか…。残念。「2」と言いつつ、実際は前作とは全然関係ないお話でした。それは別として、今回はあまり印象に残るような場面もなくやや退屈。後半がちょっと『ソナチネ』っぽかったなぁってぐらい。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-11-03 15:17:13) |
423. DEAD OR ALIVE 犯罪者
映画史上に残る大どんでん返しをやりやがった問題作。『シベ超』の洗礼を受けるまでは、僕の中ではこれが最大級のどんでん返しでした。でもここのインパクト(あと最初の部分)が強過ぎて、結局どういうストーリーの映画だったのかほとんど思い出せなかったりする。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-11-03 15:14:27) |
424. デイ・アフター・トゥモロー
「最初のヤマ場までは傑作だけどそれ以降は凡作以下」というエメリッヒ方程式は本作でも健在。深刻なテーマを扱ってるのかと思いきや、内容は想像以上に薄い。本気で環境問題について訴えたいのかすら疑問。いちばん氷河期をナメてるのは実はエメリッヒ本人だったりして。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-03 15:09:19) |
425. GODZILLA ゴジラ(1998)
少なくともオープニングから最初のNY上陸までは、平成ゴジラより遥かによくできていると思う。しかしそのあとがグダグダ。ゴジラとしてではなく映画として面白くない。最後は某映画の露骨なパクリだし。街を壊さず火も吹かないゴジラなんてゴジラじゃないという意見をよく聞くが、そもそもゴジラの本質ってそこではないのでは? 本質を失っているという意味では実は多くの和製ゴジラも同じではないのか? 色々と考えさせられる映画である。 [映画館(字幕)] 4点(2005-11-03 15:05:27)(良:1票) |
426. スパイダーマン(2002)
よくも悪くもアメコミって感じ。バトルロイヤルのシーンはちょっと面白かったけど、それ以降はイマイチ。つうかヒロインしょっちゅう敵に捕まり過ぎ! CGはともかく、特撮は意外としょぼくて笑ってしまった。敵サンのあまりに恥ずかしい衣装にも失笑。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-03 14:48:30) |
427. エイリアン3
冒頭でいきなり前作のラストを否定しまう展開にはちょっとビックリ。でもこれが最後まで尾を引いてしまい、非常に後味が悪かったです。エイリアンを1匹に戻して原点回帰を狙ったのかどうかは知らんが、ゴキブリのようにごそごそ動き回るエイリアンなんて怖くないです。ラストもモロに『T2』ですね。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-11-03 13:33:39) |
428. 猫の恩返し
絵のタッチが従来のジブリとは違うといっても『となりの山田くん』ほどではないし、その辺はあまり気にならない。でも全然キャラクターに魅力がない。二本足で直立した時の猫の絵もなんかヘンで、プロのアニメーターが描いたとは思えない違和感を感じる(パンフの止め絵を見るとそれが如実に分かる)。ストーリーもほとんど『千と千尋』の二番煎じで、意外性も何もありませんでした。 [映画館(吹替)] 4点(2005-10-30 11:17:10) |
429. スパイ・ゾルゲ
終わってみたら主役のゾルゲより尾崎のほうが印象に残ってしまった。そのせいか、非常に長くて退屈な映画に思えてしまう(実際3時間と長尺ですが)。戦時中の東京を再現したCGはきれいだったんだけど、立体感が全然なくてかなりイタイです。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-10-29 00:40:28) |
430. キル・ビル Vol.2
ザ・ブライドvsエル・ドライバー戦をピークに急激にトーンダウンしてしまった印象でした。最後にビルとどんな凄まじいバトルを展開するのかと楽しみにしてたのに、思わず「ええっ!?」と言いたくなるぐらい拍子抜けな終わり方。凄かったのは刀を鞘で受け止めるところぐらい。正味3点なんだけど、「恨み節」に+1点。 [映画館(字幕)] 4点(2005-10-27 22:10:50) |
431. プラネット・テラー in グラインドハウス
こういうグロ系&ゾンビ系は大嫌いなんですけど、『デス・プルーフ』を観た以上これだけ観ないわけにもいかず渋々鑑賞。結果、やはりグロ&ゾンビは駄目でした。もう生理的に駄目。とりあえずフェイク予告編とフィルム傷とフィルム焼失&お詫びテロップのくだらなさに1点ずつ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-26 17:06:44) |
432. オーシャンズ13
えー。せっかくアル・パチーノとアンディ・ガルシアの共演なのに! しかも舞台がべガスのカジノなのに!『ゴッドファーザー』ネタのひとつやふたつぐらい入れてほしかったです、正直。『ゴッドファーザー』のもっとも有名なセリフのひとつ「I'm gonna make him an offer he can't refuse(断りきれない条件を出すつもりだ)」を言わせられそうな場面もあったのに、惜しい。この映画自体が悪ふざけなのに、こういうところでふざけなくてどうするよ…って、全然本編の内容と関係ない話ですが、これが観賞後の正直な感想。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-26 17:03:51) |
433. 出口のない海
わざわざ「回天を後世に伝えるために…」ってセリフを言わせている割にはイマイチそれが伝わってこなかったです。実際の回天も故障が多かったらしいですが、だからといってあんなに頻繁に出撃を失敗していると逆に緊張感が削がれ、本来伝えるべき回天という非人道的兵器の残酷性が十分伝わってきません。これって致命的。また、俳優がみんなモロに現代風でとてもあの頃の軍人に見えないのも致命的(まだ『硫黄島からの手紙』の方が遥かにそれらしく見える)。あと蛇足ですが、『ローレライ』でも思ったんですけど、なんで潜水艦に野球ボール持ち込むかなぁ? 転がって危ないやん。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-10-22 22:33:13) |
434. 半落ち
だからいい加減、難病とか身内の死とかで無理やり泣かせようとする映画やめましょうって。こんなの、全国のアルツハイマーの患者&介護人や白血病患者にケンカ売ってるようなもんじゃないですか。あと、冒頭の立てこもりは本編と全く関係ないし、警察と検察の対立もまた然り。話のピントが定まらないままダラダラと続き、最後になっていきなりお涙頂戴のエピソードをねじ込んでハイおしまいってそんな…。ある意味、日本アカデミー賞の作品賞受賞も納得のトンデモ映画でした。 [地上波(邦画)] 3点(2008-10-22 22:25:24)(良:1票) |
435. グレムリン
まさかこんなにグロイ映画だとは想像してませんでした(どう考えてもファミリー層狙いのクリスマス映画なのに)。ま、こういうファンタジーに難クセ付けるのもどうかとは思いますが、あれだけの騒動を引き起こして死人まで出たのに、主人公の周辺では特に被害もなく、何事もなかったかのようにメデタシメデタシってのもどうなんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-22 21:53:49) |
436. タイヨウのうた
内容としてはここ数年乱発されている「泣ける難病モノ」の域を一歩もでないモノなのでどうでもいいんですが、そもそも一体どういう意図でこの映画って作られたんでしょうかね? YUIを売り出すなら売り出すで、なぜその手法が「映画」だったのか分からん。もしかして歌って演技も出来るマルチタレントにでもする気だったのか? それはともかく、映画の公開当時でさえ既にそこそこ認知度もあった現役ミュージシャンに「ミュージシャンの卵」を演じさせ、そのうえ劇中で「歌うまいね」とか「いい歌だね」とか「君ならスターになれるよ」的な台詞を連発されると正直ドン引きである。それが映画の出来にまで影響しているんだからどうしようもない(レコーディングのシーンも宣伝の一環だろうけど、いつもの夜の広場でラジカセ一発録りの方が感動的だと思うけどなぁ)。収穫があるとすれば、今までとは違った印象で「Good-bye days」「I remember you」が聴けることぐらいか。 [DVD(邦画)] 3点(2008-05-03 22:27:28) |
437. ロッキー・ホラー・ショー
これはちょっと受け入れ難い世界でした…。部分的には面白いシーンもあったんだけど、ただ単純にこのノリについていけなかった。劇場で新聞かぶったりお米をまいたりしながら「参加」すれば、また印象が変わるのかもしれないけど。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-03 21:28:35) |
438. 卒業(1967)
もはや評価の決まった名作にケチつけるのもなんですが、個人的には全く受け付けませんでした、これ。否定派の皆さんのおっしゃる通り、主人公ベンがどうしようもなくアホ過ぎて感情移入のしようもない。道徳や常識の欠如という点では昨今のニート共よりも数段悪質、というか極悪です。極悪といえば映画を見ながら『時計じかけのオレンジ』のアレックスを思い出しましたけど、あの話はSFであり風刺。普通の日常を描いている本作の方が遥かにその(悪い意味での)影響力は大きいのでは? [DVD(字幕)] 3点(2007-09-08 18:50:04)(良:1票) |
439. 監督・ばんざい!
映画監督としての自分を徹底的にパロった前半は「『TAKESHIS'』的再構築か?」と必死に言い聞かせて何とか着いて行けていたものの、後半で突如『みんな~やってるか!』状態になりお手上げ。あの破壊っぷりはとんでもないです。その破壊自体に力があればまだよかったのですが、これがまるっきりダメ。見ていられない。ダイナマイトによる派手なビル解体を期待していたのに、火薬が湿っていたり不発だったりでなかなか壊れず、最後にはヤケになった解体屋がピコピコハンマーで叩きにかかって内輪だけで盛り上がっているのを無理矢理見物させられている……なんかそんな感じの映画。前作に続いて「創造なき破壊」を敢行した北野監督、そろそろその先にあるであろう「創造」の方でもビックリさせてほしいものです。 同時上映の短編も新鮮味ゼロでイマイチ。 [映画館(邦画)] 3点(2007-06-02 17:19:32) |
440. ダ・ヴィンチ・コード
まずタイトルと宣伝コピーに偽りあり。ダ・ヴィンチもモナリザも本筋と全然関係ないやん! サスペンスという視点から見ると、テンポが速過ぎるうえに謎解きの過程が単純過ぎ。世界中の研究者が何十年もかけて検証・研究するようなことをラングドンはものの数秒で解いてしまうが(というか勘?)、ちょっとこれじゃあ説得力に欠けるでしょう。もっと悩め! そして「陰謀論」的な視点から見ても、これまたやたらと早口の台詞でバーッと説明するので全くチンプンカンプン。おかげで途中からオチがどうなろうがどうでもええわって気分になり(それでもなんとなくは読めますけどね)、挙げ句の果てには小型機で海を渡っていく主人公らを観ながら「あ~、なんかこれ『北京原人』の終盤と似てるなぁ」なんてどうでもいいことを思いついてしまう始末。それぐらいどうでもいい内容でした。 [DVD(字幕)] 3点(2006-11-04 23:47:52) |