461. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 ○2015年1月24日再鑑賞。○スポーツ、コメディ、ファンタジー、ロマンス…といろんな要素が詰め込まれた作品。○都合のよい設定の縛りも多少眼を瞑れるし、ウォーレン・ベイティの演技が素晴らしかった。○ラストは友情とロマンスの二段オチ。フィールドをバックにテーマソングが流れる素敵なエンディングだった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-24 19:33:26) |
462. 恋愛適齢期
《ネタバレ》 ○中年のロマンスというところに主演の二人はまさに適役だった。○心変わりなどあまり理解できなかったが、話としてはそこそこ面白かった。○キアヌ・リーブスの役どころがどうもとってつけたような印象。中年男女に花を添える脇役といったところか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-22 21:39:24) |
463. 史上最大の作戦
《ネタバレ》 ○いやぁ長かった。いろんな国からの視点で描くのは良いが、登場人物など多すぎる故、落としどころ含めすんなりいっていない。○アクションシーンはなかなか。特に終盤の長回しは圧巻だった。ただ細かいことを言うと、エキストラが倒れると全員が動かないのがねぇ。某映画のようにやられるやつにもバリエーションがあればよりリアリティが増したと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-22 21:35:07) |
464. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 ○2015年1月21日再鑑賞。○今年2015年はPARTⅡで訪れる未来の年ということもあり再度観たが、本当に何度見ても面白い。○設定の時点で面白くならざるを得ない。1985年現在のセリフなどがすべて伏線として1955年の過去に生かされているのも素晴らしい。○それぞれのキャラが目立ちすぎることなく、でも全員が印象的。○小ネタやエピソードもたくさんあり色んな面から楽しめる。○字幕派だが吹き替えも良い。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-01-22 21:27:13) |
465. メメント
《ネタバレ》 ○久しぶりに鑑賞したが、ほとんど覚えていなかった。自分があまり評価していなかったことも。○遡ることで徐々に事実が明らかになるが、時系列を元に戻したとしても、登場人物の台詞などから整理して肉付けしないと事実が浮かび上がってこない。伏線の張り方は見事だった。○また10年後に見たら忘れてるのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-21 09:52:46) |
466. スター・ウォーズ
《ネタバレ》 ○なんとなく観てこなかったがようやく鑑賞。正直にいって、傑作だと思うほどの面白さはなかった。○割りとストーリーがシンプルかつ適当で、エピソード4からと言うこともありどうもしっくりこない。○後の作品に与えた影響も加味して甘めの7点。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-21 09:45:07) |
467. ガメラ 大怪獣空中決戦
《ネタバレ》 ○いやぁ主演の俳優さんたちの大根だこと。見ているのが恥ずかしくなるレベル。○怪獣に対しての策もとても奇策といえるものはないし、怪獣に逃げる隙をあえて与えているような印象さえ受けた。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-01-20 20:24:32) |
468. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
《ネタバレ》 ○晩年の健さんは何年かおきにしか映画出演しなかったので、往年のファンからしたら嬉しいものだったのかな。昔はヤクザもののイメージしかないがどうなんだろう。○当時いろいろ話題になったのはなんとなく覚えている程度だが、実際見てみると、設定はあるがストーリーはない、そんな映画だった。所詮は短編小説なのだから広げるのも限界がある。ファンタジー要素もどうもしっくり来ない。まして健さんとは合わない。○駅長の制服が抜群に似合う健さんのファンのための映画なのかな。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-20 20:22:42) |
469. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 ○「下妻物語」も観ていたが、やはり中島監督作品は不思議な活力があり最後まで一気に見せる。○かわるがわる登場するキャストの数々もすごいが、それぞれにしっかりとインパクトある出番があるのもすごい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-20 20:22:26) |
470. ツレがうつになりまして。
《ネタバレ》 ○うつがテーマの割にあっさりとした味付け。主演の二人の雰囲気作りも素晴らしい。○まるでうつ病の教科書のような作品。いろんな人物から説明をさせるシーンが挿入されている。○にしても奥さんとその家族が良くできた人たちだ。○一方ツレの家族が病気に理解を示さない兄貴しか登場しないのも少し気になった。両親が登場しない理由は説明しても良かったかも。○リアリティある演出の中、終盤のCGシーンは蛇足だった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-20 20:22:09) |
471. 暴力脱獄
《ネタバレ》 ○ポール・ニューマンのスクリーンに惹きつけさせる魅力。アカデミー賞が絶対というわけではないが、ジョージ・ケネディと共にオスカーをこの作品で取ってほしかったな。○どこか彼の影を落とした彼の雰囲気はアメリカンニューシネマにふさわしい。○無骨な邦題が観客を遠ざけてしまっている印象だが、日本で彼の代表作とまで言われていないのは残念。邦題は「クール・ハンド・ルーク」で良かったんじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-18 23:48:46) |
472. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 ○本作は自分が映画で涙をボロボロ流したいくつかの作品の一つ。まさかこんなに泣かされるとは思わなかった。○あの時味わった感動をもう味わえないんじゃないかとDVDを持ちながら2回目の鑑賞をためらっている。 [DVD(字幕)] 10点(2015-01-18 12:52:25) |
473. ダンス・ウィズ・ウルブズ
《ネタバレ》 ○3時間という長尺なのに全く飽きずに見られる。4時間バージョンでも同様。○インディアンとの距離の縮め方が絶妙で、ケヴィン・コスナーの天然な感じとキョトンとするインディアンとの距離感が可笑しい。○一時は廃れた西部劇をこんな形で復活させるとはだれもが想像できなかっただろう。○室内室外をアップショット、ロングショットで使い分け、ジョン・バリーの音楽が作品を彩る。また撮影時の苦労話などコメンタリーで楽しむこともできる。○ぜひリバイバル上映してほしい作品の一つだ。 [DVD(字幕)] 10点(2015-01-18 12:49:23) |
474. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 ○21世紀のアクション映画として後に大きな影響を与えた記念すべき1作目。改めてこの映画の完成度の高さを知ることができる。○あくまで地味なのだが、欧州が舞台となり今までのハリウッドアクション映画とは空気感が違う。そのちょっとした地味さが洗練された動きを引き立たせる。○また続編でも感じるが主役から脇役まで配役のセンスが素晴らしい。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-01-18 00:25:04) |
475. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 ○前作から監督が代わって路線としてはアクションに比重が置かれているが、前作の路線はある程度引き継がれているのが良い。○開始早々にマリーが退場するが、ボーンにはやはり単独行動が良い。続編でもその辺りは引き継がれている。○アクションシーンでは特に終盤のモスクワでの大掛かりなカーチェイスも映画史に残る完成度の高さであった。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-01-17 23:59:49) |
476. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 ○久しぶりに鑑賞してみると、改めて骨格のしっかりとしたきわめて単純なストーリーだと感じさせられる。○シーンごとでの映像の対比が素晴らしく、是非映画館で堪能したかったと思わせる。室内はアップで暗いショットが多く、野外は引きのカメラで比較的明るく見せる。○その暗闇の中でライフルを構えるイーストウッドのかっこよさには痺れた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-17 23:50:37) |
477. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 ○これぞ007という派手な出来で、これほど映画館で観ればと後悔した作品もない。○大がかりなアクションシーンと美女とのロマンスがあれば満足できるシリーズだが、映像がスタイリッシュで驚かされた。○冒頭の身体能力が化物相手のチェイスシーンはシリーズ史上最高のオープニングアクションだった。また身体能力で相手に劣るボンドが力技で追いかけるところもボンドのキャラを示していて良い。○また、ボンド誕生の頃の話でボンドのキャラが荒っぽいのも映像美との対比で際立つ。○そして、地味になりそうなポーカーのシーンもいろんな工夫がしてあって良い。ボンドガールに前もってライバルの目を引くようにセクシーに登場しろと言えば、ボンドが一番見とれているというフリの効いたギャグも良かった。○反対運動も起こった金髪ボンドのダニエル・クレイグも歴代ボンドの中でも一番バランスの取れた俳優だと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-01-17 23:40:54) |
478. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 ○本当に何度も見ているが、何度見ても飽きない。○前作から監督が代わり、カット割りが劇的に増えたことで、こんなカットあったっけと新しい発見が何度も見つかる映画だ。○前作同様大がかりな肉弾戦とカーチェイスも飽きさせない。特にデッシュとの対決は、肉弾戦とは思わせないほどの秀逸な出来。○マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンもより洗練されており、これほどのはまり役はないだろう。脇にはジョアン・アレン、ジュリア・スタイルズに新キャストのデヴィッド・ストラザーン。最後にアルバート・フィニーを出すなんて話が締まるな。○寡黙なニッキーの最後の笑みとMobyの「Extreme Ways」のアレンジにはこちらもにやりとさせられる。○また、5作目でのグリーングラス監督とマット・デイモンのシリーズ復帰が発表されたが、今作があまりにも終わり方がきれいであり、4作目が失敗したこともあり、期待と不安が交錯する。(2015/01/14追記) [映画館(字幕)] 10点(2015-01-14 20:49:49) |
479. 男はつらいよ 寅次郎と殿様
《ネタバレ》 ○このシリーズにちょくちょくある変な爺さんの相手をするパターン。どうもマドンナとのロマンスが薄味すぎていまいち。○分かってはいたが、偶然まりこが見つかるところはご愛嬌。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:26:13) |
480. 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
《ネタバレ》 ○大竹しのぶはさんま離婚後しか知らないからあんなにかわいいとは思わずびっくりした。こちらも若い中村雅俊との恋愛は見ていて恥ずかしかった。○一方寅さんはキューピット役以外はマドンナ含め存在感が薄かった。ラストの困った時の劇団登場もそろそろ限界じゃないか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:26:02) |