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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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481.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
原作読後に鑑賞。原作が長編であったり複雑であるとよく起こり得る事ですが、本作も例に漏れず読んだ者には物足りなさを、読んでいない者には不明瞭さを感じさせるのではないでしょうか。本作の見所はラングドンとファーシュの追いかけっこでもなければ、導師の正体は誰だというネタバレでも何でもなく、ソニエールの残した天才的な暗号の解読にあります。ところが映画はフィボナッチ数列の説明をせず、クリプテックスを一つ省略しただけではなく言葉の壁にぶつかる度に難なくすいすいと進んでいくので、ソニエールの存在が非常に軽くなり、ラングドンやティービング、ソフィーの個人的必要性を感じられませんし、観客として謎解きを楽しむ暇もありません。そして原作と大きく筋を変えた結末は劇的な効果を狙ったのでしょうが映像としての印象は格別無く、私にはやはり原作の方が物語りの終りを感じました。 やはり〝言葉遊び〟に適した最たる媒体は活字であり映像とは思えませんので、ストーリーを追うだけになるのなら思い切った変更があっても良かったのではないでしょうか。という訳で、結局のところ新聞についているパズルを楽しむ類である私は楽しく読んで、楽しく観たのは確かですが、普通のエンターテインメントであり話題先行型であるのは否めないと思いました。・・・ところで、こういうのを見るとローマ字は良いなぁと思ってしまいます。漢字は一字だけで意味を成す素晴らしい文字だけれど、言葉遊びに関してはローマ字にはかないません。スペルの並び替えや短縮で幾通りも単語を作れるのですからね。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 18:04:29)
482.  ルパン三世 カリオストロの城
本当ならもっと高得点をつけたいところなんですが・・・、この作品とは何とも出会いが悪かったのです。ルパンに狂っていた頃、立て続けにルパン作品を鑑賞。本作も何の予備知識もなしに(宮崎駿監督ということも知らず、というより宮崎監督の存在すら知らずに)観たところ…どうも他のルパンと毛色が違う。これはルパンじゃないでしょうと思ってしまったのです。その後「もののけ姫」が大フィーバーした折に初めて色々知りました;。どっかで聞きかじった話ですが、宮崎監督はルパンに何を盗ませるかを考えるのに苦心したそうです。確かに近年のルパンを観ていると頑張って一体何盗んでんだか訳分らない事があります。世の中で一番盗み難くて、一番価値のあるものに〝人の心〟を選んだのはさすがですね。・・・でもやっぱりこのルパンでは私の心は盗まれないのです。ルパンはもっとハードボイルドなんだっ!とっつぁんがあんな台詞吐くわけないっ!うーん、いつか観直した時に盗まれるといいのですが・・・。ということで一先ず6点で。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-05-12 21:05:54)
483.  知らなすぎた男 《ネタバレ》 
こういう勘違いものというのは何時気がつくかが鍵となってくると思うのですが、銃をぶっ放して壁に穴あけても異変に気づかない。死体に遭遇しても気づかない。警察に追われても気づかない。弟出てきても気づかない。麻酔薬撃たれて銃で撃たれてもまだまだ気づかない。と思っていたらとうとう最後まで気づきませんでした…ある意味やられましたね。もしかしたらあれから実際に諜報員になった後も気づかないのかも。ということで気づかない以外は良くも悪くも予想通りの展開。一般人が多くいるホテルのあたりからはさすがに白々しくなってきますが、マヌケなコサックダンスで持ちなおします。かつあげ場面やボリスや警察とのやりとり等はなかなか笑えます。ただこれはビル・マーレーじゃなかったら成立しないような気がしますね。
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-11 18:28:24)(良:1票)
484.  溺れる魚 《ネタバレ》 
よくよく考えてみれば殺伐とした事件ではなかったのに、終わってみれば大量の死人が出ています。漫画的なギャグ作品なので別に後味が悪いという訳ではないのですが、野際陽子さんなんで銃をぶっ放したのでしょう?それも含めて、トッカンの前傾姿勢で待機や決して和洋折衷?ではない大食い等々の随所に散りばめられた小ネタとセンスが合わないと全く面白くないでしょうね。ヤクザのあだ名やフロッピーなどは遊んでいる臭いがしてちょっとやり過ぎかなと思ってしまいます。個人的には堤作品の中ではTVドラマ版の「ケイゾク」ぐらいが好みです。でもでも宍戸錠関連のネタはけっこう好きだったりします。それから仲間由紀恵さんがかわいいので点数は少し上乗せしてあります。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-04-19 18:10:51)
485.  桜桃の味 《ネタバレ》 
自殺の協力者を吟味してわざわざ善良らしき人々に頼むのは、潜在意識では死にたくないと思っているからだと思います。子供が悪さをしてちゃんと叱られるかを確かめるみたいに。その〝自殺〟からの〝生〟への執着という観点は面白いです。ウズラを殺す実際死に隣接している初老の男に〝生〟の素晴らしさを訴えられて立ち直る展開も〝死〟と〝生〟の対比でしょう。道義的な主義では決して説得されないというのも根本的な〝生〟の尊さを見直しているように思います。生きている幸福感が〝飛行機雲〟や〝雲の切れ目から覗く月〟というのが何とも微笑ましいじゃないですか。それに「寝ているのかもしれないから石を投げて確かめてくれ」と頼むシーンはちょっぴり可笑しかったです。それから笑い話なのかもしれませんが〝指の骨折〟も上手い話ですね。〝考え方が病気なんだ〟って思わず納得してしまいました。・・・ただ、確かに面白い切り口なんですが、何にもない風景の中、どうという展開もないストーリーが進んでいくので、正直退屈して途中で何度も睡魔に襲われてしまいました。夜中に観ていたら主人公と共にさわやかな朝?を迎えていたでしょう。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-20 18:40:26)(良:1票)
486.  さよなら子供たち 《ネタバレ》 
孤独なボネの秘密がバレはしないかという物凄く不安な気持ちが痛々しいまでに伝わってきて切ない。子供社会も現実的にしっかり描かれジュリアンとの友情がボネの唯一の心の拠り所であることが強調される。好奇心や純粋さを持ち合わせる子供が故にボネに近づけたジュリアンと、先入観や警戒心が強くなったが故に体勢に流されるままボネに迫る大人たちのコントラストがそのまま子供と大人の世界の対比となっていると思う。勉強をするだけではなく子供らしく遊ぶ姿には束の間でも通常の暮らしを思い起こさせ、真面目なボネや心優しい神父さんが理不尽な理由で迫害されてしまった歴史に一層悲しみが深まる。「さよなら、子供たち」のセリフが心に重くのしかかります。それにしてもジュリアンを演じた子役は不思議な魅力がありますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-16 17:50:22)(良:1票)
487.  ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 
作品全体に流れる雰囲気や一つ一つの絵、散りばめられた笑いは好きなんですけれど、割と話が単純なので少々長く感じてしまいました。題名から勝手に期待していた事ですけど、伯父さんと子供のからみが思っていたより少なかったですし。きっとただ目にするだけで十分という事ですね。最後にユロ氏に感化された義弟がイタズラをして息子と手を握るシーンはちょっぴり心が温まります。走り回る犬や、窓に光を反射させ小鳥をさえずらせるシーンが微笑ましく、軽妙な音楽が耳に心地良いです。オール電動の義弟の家も面白いけれど、やっぱりユロ氏の住むアパートに住みたいなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-03 17:55:32)
488.  72時間(2002) 《ネタバレ》 
刑事になりたかったドワイヤーはエメットを観察するうちに刑事のマネゴトをするようになり、最期には引き金を引くのではなく証拠を渡す。自分の殺人依頼をし殺人者が標的に憧憬を抱くというのは面白いです。エメットは残り時間を懸命に生きる事により新たな生を受けたかのようになり、夢破れ道をそれたドワイヤーは心残りがあるのか捜査の手助けをする。弁護士から人を騙すところまで落ちたマーロウはあえなく撲殺される。そこにはそれぞれの人生が描かれています。ですが命が狙われているサスペンスとしての緊張感やタイムリミット的なものはほとんど感じられませんね。断片的で、映像、音楽ともに地味なので実に淡々と進んで行きます。ティム・ロスは無口で不気味な男を、ガブリエル・バーンはいかがわしい男をそれぞれ好演していただけに、ストーリーにもう一捻り欲しかったです。それから、いくつか?なシーンがありますね。でもまぁ何にしても誤診だけは勘弁して欲しいものです。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-10 18:15:10)
489.  ケイゾク/特別篇 PHANTOM ~死を契約する呪いの木~<TVM> 《ネタバレ》 
柴田が事件を解決して真山が止めを刺す、あれがまた見られたのは良かったですが、TVドラマの最終回の予告であったシーンは全く関係ありませんでしたね。率直に言って内容は継続ではなく外伝というイメージです。新キャラクターの遠山が全てを物語っていると思います。初期のケイゾクには笑いの要素こそあれ、割とシリアスで直球勝負ではありませんでした。柴田は別にして他の登場人物たちはちょっと変わり者という程度で、遠山のようなやり過ぎのキャラクターはいず、適度な笑いでした。つまり遠山がどうのこうのという訳ではなく、その度合が朝倉と同じであり、ひいてはTV版との温度差なんですよね。TV版では人間を殺すのは何も悪魔や怪物ではなく普通の人間であり、その闇に迫っていくのがヤバイ感じがして面白かったのです。それなのに朝倉は人知を超えているのです。それから性格は変わらないながらも柴田が記憶を失っている事もあり、ウリである柴田と真山のコンビも今一つでした。なんか文句をばかりになってしまいましたが、それでもケイゾクは好きです。
[地上波(字幕)] 6点(2006-02-06 17:33:05)
490.  ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
TVドラマシリーズからのファンなのですが、それでも後半は理解不能なところがあるので(特に人物の生死について)、TVドラマ未見の方は訳わからないでしょうね。ケイゾクの話は朝倉の事件が根幹なのだけれども、私はTVドラマの時から一話完結の方が好きで最後の方の朝倉ネタはちょっと長いなと思っていたので、映画は朝倉関連ではない方が良かったですね。まして映画となるとTVドラマを観てない方もいるのですから。ケイゾクの面白さは人間の暗部が起こす事件を、純粋で抜けているけど天才的な頭脳を持つ柴田と、いい加減で脱力気味だけど芯の通った真山のコンビが解決するところにあります。でも朝倉は少しぶっ飛び過ぎているんですよね。ですからやはり新たな七海の事件だけで映画にして欲しかったです。それでもやはりTV版よりも力が入っていますし、狙い過ぎの印象もありますが凝った映像美は斬新であり面白さがあります。それに柴田と真山の夫婦漫才は健在でしたし、中谷美紀さんも渡部篤郎さんも好きなので、二人とあのキャラクターに点数を上乗せします。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-03 10:57:21)(良:1票)
491.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
一見しっかり者に見えるジュリアンが、ロープを忘れる、車の鍵はかけたままと初歩的なミスをたくさん犯すのですから、完全犯罪とは言えずサスペンスとしてはそう面白くありません。私もあの若者に苛ついてしまった口ですし。でもこれは愛の物語ですね。やはり特筆すべきは、最後の写真が浮かび上がってくる場面でしょう。写真を見た時のカララ夫人の顔と、そこに写った夫人とジュリアンの仲睦まじく幸せそうな姿。ああいうのをお洒落と言うのでしょうね。(確かに誰が撮ったの?という疑問はありますが。) それから題名、気に入っています。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-01 18:24:07)(良:1票)
492.  ダウン・イン・ザ・バレー 《ネタバレ》 
車が激しく行き交う交通量の現代と過去の遺物のようにテンガロンハットを被りカウボーイの出で立ちをするハーレンの対比は極めて明確ですが、物語自体は不明瞭な部分が多いです。憑かれてしまったようにウェイドを敵と確信し行動を抑制できないハーレンの姿に何かを感じるほど背景が描かれていないのですから。それでもトーブを撃ったもののロニーを救出しようとした行動にはハーレンの信念が窺えます。おそらく西部劇のヒーロー気取りで現代社会に巣くう病を敵視し、愛するトーブを守るという使命をえて実際に制裁を加えようとしている。その姿には恐怖を覚えます。我こそが正義と常軌を逸してしまったハーレン自身も現代社会の副産物であり病の一部としているのでしょうが、自称でも正義を異常に描くことにより逆に世の中の腐敗を表現しているとも考えられます。前半の甘いラブストーリーから一変する後半の狂気。鏡に銃を向けるシーンなどもあり「タクシードライバー」を彷彿させます。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-18 00:55:25)
493.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》 
リメイクというのは良いところはそのままに、悪いところは改善できるので、基本的にはオリジナルより出来が良くなると思います。しかしオリジナルが名作であると、そのイメージを壊してしまうという事の方が遥かに大きく、評価を落とす事になってしまいます。さて「猿の惑星」は言わずと知れた名作です。しかも〝自由の女神〟の衝撃のオチがあってこその作品です。オチのある名作をリメイクする事が決まった時点で、バートン監督の敗北(世間が言う意味での)は決まったも同然だったと思います。ですからどうせなら、もっと〝バートンらしさ〟を出して欲しかったですね。  でも単品として考えればけっこう楽しめましたよ。特に猿側が興味深い。ヘレナ・ボナム=カーター演じるアリはなかなか魅力的でしたし。さすがに恋愛感情までは無理ですけど。それにティム・ロス演じるセード将軍は強烈でした。彼は人間の恐ろしさを誰よりも知り尽くし、絶対服従させようとする恐るべきモンスターです。セードに征服されてしまったラストも頷けますね。
[DVD(字幕)] 6点(2006-01-17 15:03:44)
494.  恐竜100万年
初めて観たのは子供の頃、昔は恐竜がいたから生きるのも大変だったよな~って、あやうく騙されるとこでしたよ(笑)。恐竜と人間を共存させるという無茶苦茶な時代考証。さらによく見ると恐竜の設定も変?トリケラトプスと戦っていたのは大きさ的にはティラノだけど・・・細部が違う。村を襲ってくるアロサウルス?小さすぎない?・・・もしかしたら子供かな!まぁ、まだまだ未知の恐竜が土の中で眠っているかもしれないので、こんな事は別に良いでしょう。でも言葉もしゃべれないのにバッチリメイクの皮ビキニはもう笑っちゃいますね。それでもこの世界、嫌いじゃないです。恐竜好きですし。確かにCG全盛の現在、ストップモーションは話にならないのかもしれないけれど、〝動き〟のセンスはこちらの方が素晴らしいと思います。ティラノとトリケラトプスの対決しかり、アロサウルスと人間の対決もまたしかり。今ではなかなか見られませんよね。もしかしたら実際に人形を動かして撮った方がイメージ湧いたりして。それに私も男ですからラクエル・ウェルチ、やっぱり良かったです。「ショーシャンク~」に登場したのも納得ですね。もう時代考証なんて別にいいじゃない・・・って思いますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 00:54:03)(良:1票)
495.  鬼平犯科帳
私、「鬼平犯科帳」TVも小説も好きなんですよ。ストーリーに人間の〝性〟や〝情〟があって〝粋〟ですよね。でもこれは鬼平の世界が持つ雰囲気以外はそれ程楽しめませんでした。映画ではありますが、一時間ドラマの常であるスペシャルになってしまうと時間が間延びしただけで、つまらなくなってしまうのと同じ感じですね。ちなみにマニアックな話ですがTVシリーズでは「一本眉」「むかしの男」「盗法秘伝」「密偵たちの宴」あたりがマイベストです。って、本作とは何の関係もない話ですね、失礼しました。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-18 15:09:05)
496.  ステップフォード・ワイフ(2004)
理想の妻とは、理想の夫とはどういうものか?そして完璧とは?をシニカルに描いた作品ですね。男と女の視点ではまた違うものを感じるでしょう。男の私には、地位も収入も学歴も夜の生活も何もかも上の相手に、だんだんとみじめさを感じ始めた夫たちの気持ち、何となくわかります。しかしだからといってステップフォード・ワイフにして良い訳が無いし、もちろん私は〝ありのまま〟が一番だと思っていますよ・・・。本当ですよ。でも男はバカだからステップフォード・ワイフに少し憧れてしまうのです。  ストーリー的にはロボットなのにチップを削除しただけでもとに戻るの?など疑問点がありますが、その辺は話の設定上仕方ないことでしょう。それからグレン・クローズとクリストファー・ウォーケンの怪演は見事です。あやしくて、おかしくて、ちょっぴり怖い、こんな夫婦を演じさせたら二人はきっとベストカップルだと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-04 17:02:02)(良:1票)
497.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
〝もしあの時・・・〟というのは誰しも一度は思ったことがあるでしょう。この作品はそれを上手に扱っていると思います。二つの人生があまり入り組んでないので、混乱することなく観る事が出来ました。しかしどっちの人生にしろ彼女は運の悪い女性ですね。結局、地下鉄に〝乗った方が〟〝乗らなかった方が〟どっちの方が良かったのかなんて言えない事です。でも〝乗らなかった方〟の最後の場面でエレベーターで出会った二人が、あの後〝乗った方〟の人生のように発展したとしたら、駆け込み乗車はお止め下さいって事ですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-04 16:16:03)
498.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップファンだから観ました。予想通りというかガッカリです。ストーリーがゆるいのは登場人物が皆、抜けているからでしょうか。せめてバルボッサぐらい間抜けじゃなくして欲しかったです。まぁ、そういう見方自体が間違っているのかもしれませんが・・・。  この映画の最大の功績はジョニー・デップを一般に知らしめた事だと思います。今まで「ジョニー・デップ好きなんだ」と言っても、映画ファンでもなければ「誰?」と言われる事が多かったのですが、もうその心配は無用です(映画雑誌の表紙率など凄く高くなった。勝手な独占欲で少し寂しくもあります;)。と同時に、これをきっかけに彼の昔の作品も見直されると嬉しいです。ジョニーには素敵な作品が沢山あるのですから。  ・・・《追記》最近再び観る機会があったのですが、初見での反省?を踏まえて見方を変えたらやっと楽しめました。ジョニーは楽しそうだし、キーラ・ナイトレイの顎のラインが綺麗だし、音楽もかっこいいです。続編は観ない予定だったけどやっぱり観ようかなぁ~。という事で点数もちょっぴりアップ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 17:12:40)
499.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
『ヴェニスの商人』はユダヤ人を差別しているという見解があり、今作ではシャイロックをいわゆる〝悪役〟にせず悲劇の面もしっかり描いています。しかし、それが逆に鑑賞後の後味を悪くしてしまっています。シャイロックは確かに慈悲や情けと言ったものとは無縁だったかもしれませんが、それだけで信仰すらも失ってしまうのは観客として納得がいきません。ましてユダヤ人だからという理不尽な理由で酷な仕打ちを受けてきた彼の苦悩が描かれていれば猶の事です。その上、演じるのはあのアル・パチーノ。彼は善悪問わず悲劇的な役でオーディエンスを共鳴させてしまう第一人者でありシャイロックに荷担せずにはいられません。となると、ポーシャ側に素直に感情移入など出来る訳も無く、さらに指輪遊びがしっかり描かれると、人生を失ったシャイロックの悲劇が一層強調され物語自体が腑に落ちなくなってくるのです。唯一の救いはシャイロックの娘ジェシカがシャイロックから貰った指輪をしていたシーンを用意した事ですね。拠り所を失い、一人佇むアル・パチーノの悲しい目が忘れられないです。 出演者は皆実力派でヴェニスの街並みも良いのでクオリティは高かったんですけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2005-11-04 18:28:25)
500.  ケミカル51
「ロックストック~」などのこの手の映画を観慣れてしまった今、特に新しい驚きはありません。サミュエルとカーライルは良かったけれども・・・。ただこの作品、映画館で観たのですが、ちょうど外国人の方(どこの国かは不明)がいらっしゃって、「えっ、ここで?」というところで笑っておられました。この作品の笑いはアメリカとイギリスのカルチャーギャップだと思います。よって我々が普通に楽しめるのは、有名どころのキルトやフィッシュ&チップスぐらいになってしまいます(サッカーにくわしい方はカーライルの着ていたユニホームも)。両国の根本文化を理解していない日本人には堪能することは難しい作品なんだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2005-10-30 10:51:44)
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