Menu
 > レビュワー
 > 花守湖 さんの口コミ一覧。29ページ目
花守湖さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
性別
ホームページ http://hanakamiko.exblog.jp/

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
>> カレンダー表示
>> 通常表示
561.  犯人に告ぐ
くだらない。邦画は地に堕ちた。いいですか?巻島史彦が主人公です。巻島を語る観客がいると思いますか?いませんよ、1人もいません。みんな豊川を語るのみです。俳優が役名の人物になりきれず、本名で呼ばれるようになったらオシマイだ。豊川に告ぐ。あんたの露出度の多さが、俳優からテレビのタレントに成り下がったのだ。もはやあんたが弁護士を演じようが、刑事を演じようが、殺人犯を演じようが、あんたは豊川という本名で批評されるだろう。俳優失格だ。彼だけじゃない。 日本の映画界はいつまでたっても俳優が育たない。この国は俳優不在だからどの映画もTVドラマに見えるのだ。はらがたつ。
[地上波(邦画)] 2点(2008-11-22 19:19:46)(良:2票)
562.  ぼくの神さま
正直に言うと共感できなかった。男の私は「男の子」というものを見るといつもただのクソガキにしか見えないのです。女の子は可愛いと思うことはよくあるのですが・・。女性だってそうじゃないでしょうか?やはり異性の子供のほうが可愛いと思うはずです。あくまでも一般論ですけどね。 「ぼくの神さま」なんて可愛らしく言われてもどうしても生理的に受け付けません。そもそも「ボク」なんていうのが気持ち悪い。「俺の神様」っていうやんちゃな感じの男の子のほうがまだ好きになれそうです。つまり子犬よりも柴犬のほうが好きだということです。
[DVD(字幕)] 2点(2006-04-03 22:37:10)
563.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
真面目に犯人は誰だろうか?と考えていたから、最後は肩透かしを食らったような気分になった。この映画を簡単に説明すると主人公の妄想が生んだ物語。 じつは殺された登場人物は誰も存在していない。すべて主人公の頭の中の出来事。 誕生日が全員同じ登場人物たちは、じつはすべて主人公の分身だということになる。 主人公には多重の人格が存在しており、ストレスで休職になった刑事や、人生をやり直そうと考えている売春婦は、すべて主人公の人格が生んだ人物たちという設定になっている。 これらの主人公の多重の人格を1つのモーテルという架空の場所に集結させて対決させるアイデアは面白い。 だが犯人は誰?というような推理もののように思わせるところがこざかしい。 しかし本当に不満があったところはもっと別なところにある。それは最後に人生をやり直そうと考えている売春婦の人格が生き残ったように見えたが、トラウマを抱える子供の人格に殺されてしまったところだ。 この場面を見て「おお、意外だ」なんてまったく思わない。ひたすら嫌悪感がわいてくるだけだった。 これはようするに主人公の希望の象徴である人格は敗北してしまい、子供が生き残ることでトラウマを克服できなかったことを暗示している。 そういう救いがないところが後味が悪くて高く評価はしたくない。 あまりにも苦い味の映画を目の前にして衝撃を感じる感覚まで失ってしまった。
2点(2005-01-01 00:56:30)(良:1票)
564.  スパイダーマン2
「大いなる力には大きな責任が伴う」というこの映画の印象的な台詞は、アメリカ的すぎる。 スパイダーマンの原点がこのような考えのもとに生まれているのがいかにもアメリカらしい。 この映画のヒーローは警察や法律などはまったく眼中になく、「俺は力を持っているから人を救うのは義務なのだ」という思い込みがあり、それはイラク戦争をしているアメリカと一緒だ。 全部1人で決定して1人で行動している。 そういうのが悩みというのはおかしい。 それにそんなに大きな力を持っていると思っているならば、自分の町だけじゃなく、アメリカ全土を回って貢献しなさい。とにかくスパイダーマンの人助けは、いきあたりばったりのものである。 すごく効率の悪い人助けだ。 それに正体をすぐにばらしすぎる。もしこれが藤子・F・不二雄のパーマンだったら正体がばれたら脳細胞破壊銃でパーにされてしまうという恐ろしい決まりがある。 ちなみにパーマンはスーパーマンのスだけをとった名前になっている。これはスパイダーマン同様に3枚目ヒーローという意味もあるが同じ3枚目ヒーローでもスパイダーマンのヒーローにはあまりにも矛盾が多すぎる。  さらに言わせて貰うと、町を飛ぶように移動するのは見ているほうは爽快だ。しかしあのクモの糸は人間の体重がかかっても切れないくらいだから接着剤のようにビル中にくっついているはずだ。 掃除のときはかなり大変だろう。町はクモの巣だらけかもしれない。こまったヒーローだ。
2点(2004-12-31 19:17:12)(笑:2票) (良:2票)
565.  ヴィドック 《ネタバレ》 
あの犯人の設定は、赤川次郎なみのレベルの低さだった。 「意外な犯人」を通り越して、ありえない。 それと敵の仮面マンは戦っている最中に何度もバック転をするが、あれは意味があるのだろうか?? 動きがすばやいのはよく分かった!しかし弱そうだったので、緊迫感に欠けていた。
2点(2004-05-03 12:43:29)
566.  真夏の夜の夢(1999)
ミシェル・ファイファーがこんなところに?? 果たしてだれが主人公なのだろうか?まさかあいつ? うーん駄作だ。2組のカップルが森の中でごちゃごちゃと揉めるのだが、そんなのはどうでも良い感じだった。 でもアリーマイラブのアリーが主演していたので良かった。
2点(2003-11-16 17:55:38)
567.  ハイ・クライムズ
嘘発見器を真面目に信じているところが、面白かったです。このような機械はゲームセンターで、1回100円にして置いてほうが利用価値はあると思います。
2点(2003-11-01 13:34:28)
568.  目撃(1997)
駄作を目撃してしまった!!
[映画館(字幕)] 2点(2003-10-28 00:40:17)(笑:1票)
569.  小説家を見つけたら
そもそもショーンコネリーを小説家にすることじたいにムリがある。
2点(2003-10-15 02:54:45)
570.  ザ・ファン
デニーロらしいしつこい役を演じている。
2点(2003-10-15 01:49:47)
571.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
結局最後はダーティーハリーになってしまった。  中途半端ではないか?この映画の「正義」は間違っていると考える。
2点(2003-10-14 23:40:05)(良:1票)
572.  ロケッティア
あの飛び方では壁にぶつかって即死だと思う・・
2点(2003-10-14 19:59:10)(笑:1票)
573.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
これだけ長いのに主要な登場人物の名前をさっぱり覚えることができないという恐ろしい映画でした。母親が離婚したことや、娘が思春期であることや、父娘の葛藤など、ロボット映画にヒューマンドラマを合体させることにより、私の予想を遥かに凌駕するバカ映画に仕上がっています。とくにバカ娘が恋人に対して「例のやつをやって」と言って、車でビルからダイビングするシーン。いつもデート中にやっているそうですが迷惑すぎます。こんなバカカップルのほうが人類の敵だ。お前らロボットの下敷きになれ。一番納得できないのは、何のために衆議院を解散したのか理解できない安部政権のように、なんのためにロボットが戦っているのか理解できないことです。ハゲの社長の行動も意味不明。殺意すら覚えるほど低俗なギャグを連発してイライラしていましたが、いつのまにか善人キャラになっている。私にとってこの社長の存在がバカの象徴でした。ちなみに人間の脳細胞は1日に10万個減少、多いときで14万個も減少すると言います。この映画の鑑賞後は15万個減少すると思います。今まで監督のことをバカだと思っていましたが、本当にバカでした。ここまでブレないバカを追求した監督に敬意を表し、この映画をきっかけに、マイケルバカと改名してもらいたい。  
[DVD(字幕)] 1点(2015-01-04 17:02:13)(良:1票)
574.  永遠の0 《ネタバレ》 
「自爆テロと神風特攻を一緒にするな」と叫んでパーティーからとび出したお孫さん。これが映画のメッセージだと受け止めました。原作者はつい最近、亡くなられた偉大な女性政治家のことを「あの女は売国奴だった」と言った蛮人です。故人の悪口を言う人間は最低です。従って偏見を持ってこの映画を観たことを素直に認めましょう。ネトウヨたちは、神風は非戦闘員を殺さないからテロではないと言い張りますが、非戦闘員と変わらぬ年令の若者たちに爆弾を背負わせて自殺しろと言っていたのです。やはり同じテロ行為です。また、日本が殺人兵器であるゼロ戦や戦艦大和を美化する傾向は今に始まったことではありません。呆れます。自爆テロを行う日本人のほうを「被害者」として描くことにより、観客は問答無用に感動を誘導させられる。私は洗脳だと思う。ヒットラーは悪いがドイツ軍は被害者、オウムの教祖は悪いが、オウム信者は被害者、日本政府は悪いが特攻隊員は被害者、たしかに被害者に文句は言えない。被害者は権力者に逆らえなかった。もしくは洗脳されていた。そう思う一方で、この映画はその悲劇を逆手にとっている。いずれにせよ、世界の人々の考え方は神風=自爆テロです。もし、次のような映画ができたら共感できますか?9・11の実行犯は、聖戦(ジハード)から逃げてばかりいる臆病者と言われていたが、彼は愛する家族のために生きて帰りたかった。しかし聖戦で命を失っていく仲間たちを見殺しにできず、みずからが身代わりになろうとしてビルに突っ込んだ。そして仲間を救った。ビルに突っ込むシーンの音楽はもちろん久石譲だ。こういう映画が完成すればイスラム諸国は、涙を流してこの信者の行動に感動するだろう。しかし世界は感動しない。永遠の0も世界は感動しない。「なにかおかしいぞ」「世界の常識から逸脱しているぞ」と客観的に判断できる感性がありますか?ラストシーンで主人公が敵の戦艦に体当たりするときの憎しみのこもった目が印象に残ります。戦争は感動して観るものではありません。日本は震災や原発放射能で自信を失っている。国民が自信を失っているときは右傾化します。最近の日本はアジア諸国を挑発してばかりだ。だからこの映画に需要があるのです。私にとってこれは永遠のクソでした。
[DVD(吹替)] 1点(2014-10-18 00:24:29)(笑:1票) (良:9票)
575.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
嫌がる子供にたいして、母親が無理やり宮崎作品を見せようとする光景がいずれ社会現象を起こすと予言したことがあります。いつしか、宮崎アニメは、芸術や子供の学習教材へと変貌し、無垢なる子供たちが、宮崎作品が出るたびに、泣きながら、親の接待をさせられる。まさにこの作品は、親にとっては「立派な作品」であり、子どもにとって「最低のアニメ」と言えるでしょう。むしろ、これを面白いと言うガキは末恐ろしいと思う。精密な殺人マシーンは大好きなのに、人殺しは大嫌いって、子どもに対するジョークとしては悪質すぎる。真に受ける子供さんもいるだろう。そもそも戦闘機や大和など殺人の道具でしかないものをカッコいいとほざく輩は頭が悪すぎる。今の時代、そのカッコいい戦闘機に殺されるのはいつだって小さな子供なのだ。1つ確かなことは、72歳の老人には、子供が愛するアニメを創作する気はさらさらないということです。しかもファンタジーとは正反対に、厳しい現実「死」が描かれている。結核で口から血を飛ばしながら、のたうちまわって苦しむ妻の前で、平気でタバコをガンガン吸う主人公。お前こそ肺がんでくたばれよ。彼の興味は殺人マシーンを作り上げることのみ。それを「夢」と称し、正当化している姿に怒り心頭だ。あげくのはてに、死期を悟った象のように、ひっそり姿を消す妻と対比して、殺人マシーンが完成して飛び上がって狂喜する主人公。どうか貴様に罰が当たりますようにと祈ってしまった。主人公の棒読み口調がさらに私のイライラをヒートアップさせてくれる。これを純愛とのたまうならば、完全に男尊女卑である。本来、宮崎作品とはすなわち、女性たちの、女性による、女性のための物語である。シータ、ナウシカ、キキ、クラリス、宮崎監督を一躍有名にさせた輝かしいヒロインたち。主人公が女性であることが宮崎作品の生命線だったのだ。その恩をあだで返すように、引退作品でまさかのヒロイン殺し。私が許せない点はこの一点に尽きる。
[ブルーレイ(字幕)] 1点(2014-07-31 21:21:21)(笑:1票) (良:5票)
576.  最強のふたり 《ネタバレ》 
最強の2人?タイトルが意味不明。いっそのこと最強のクソに改名してもらいたい。介護現場はここで描かれているような綺麗なものじゃない。現場はまさにクソの始末が待っているのだ。成金オヤジが「2週間もったら、大したもんだ」と言っていたが、そもそもなぜ黒人青年は2週間もったのか?なぜ彼はクソの始末ができるようになったのか?それが描かれていない。成金オヤジの足に熱湯をかけて爆笑するシーンなどドリフ以下で笑う気もしない。介護現場で足に熱湯をかけても「この子は同情しないから好きだ」と言ってもらえると思うか?冗談じゃない。「同情しなかったら患者と仲良くなれる」というメッセージなどクソ食らえだ。それと日本では我々がクソジジイになるころには、外国人に介護してもらうしかない。現実に日本の若者たちは、誰もがクソの後始末を嫌がる。だから人材不足だ。それでフィリピンなどの国から介護人を集めている。どれだけ不景気で就職ができなくても介護だけは避ける世の中だ。つまり、クソジジイとクソの問題は深刻なのだ。成金が単なるクソジジイだったら、あの黒人青年も途中で逃げ出していただろう。壮大なパラグライダー、感動のオペラ、目を見張る豪邸、耽美な絵画、豪華な高級車、これらの映像は、介護の現実を観客の目から逸らすためのカモフラージュである。こういう映画は是非「働きたくても仕事がない」と嘘ぶくニートたちに見てもらいたい。介護は楽しいぞ。スポーツカーに乗れるし空も飛べるぞ。そう思ってくれるかもしれない。 いずれにせよ、文部省推薦の偽善映画であることは間違いない。
[DVD(字幕)] 1点(2013-09-16 19:33:50)(笑:1票)
577.  アルゴ 《ネタバレ》 
これぞハリウッド。これぞアメリカバンザイ映画。いくら事実に基づいたものとはいえ、ここまで脚色してしまったら、中国が作った抗日映画と同じレベルです。そもそもアメリカ大使館員の人質はあの6名だけじゃなくもっと大勢いた。しかし誰1人殺されずに、のちに全員解放されています。つまり、あの6名が「ムチャ逃げ」する意味はまったくなかったのです。逃げなかった大使館員からは、6人の行動はどう映ったか?おそらく騒ぎを広げて、周りに迷惑をかけた自分勝手な6人と見えたでしょう。つまりこの事件のもう1つの側面は、あの6人が、ほかの大使館員を全員置き去りして勝手に逃げたということ、そしてCIAや外国のカナダまでもが、6人の尻拭いをしたということに尽きる。その事実をカモフラージュするために、イラン人は邪悪で捕まったら鬼のように食べられてしまうというイメージを観客に植え付けさせ、6人の異常行動を正当化しようとしていた。しかも映像がツタヤの発掘良品のように汚い、大スクリーンで観る必然性が感じられない、俳優は物真似重視、あげくのはてに意図的に作られた危機意識、白々しい緊張感、見事な曲解、これぞ正真正銘のクソ映画、クソ監督に乾杯。私も叫ばせてください。アルゴくそ食らえ。
[DVD(字幕)] 1点(2013-05-06 14:45:57)(笑:1票) (良:2票)
578.  タイタンの逆襲(2012)
なぜ面白くないのか?一番の理由は、神々たちのスキル(能力)が観客によくワカラナイことです。スキルがないから、たくさん神が登場しても、個性が感じられない。軍神はタコ殴りするだけです。ゼウスとハデスの神様ブラザーズは、衝撃波のような技を使う。それが唯一の見どころでした。しかし神聖闘士星矢だったら冥王ハデスは「グレイテストエクリップス!」というすごい必殺技があって、いかにも神レベルです。この映画は神が神らしくないのです。とくに海の神ポセイドン親子はひどい。「海」の能力なんてぜんぜん関係がない。単なる雑魚キャラです。人間とどう違うのでしょうか?だからゼウスが、ハデスお兄ちゃんと仲が悪くて、それを利用した極悪非道なクロノスお父さんが「バカ息子どもが騒いでいる今がチャンスだ」と言って、ナウシカよろしく巨神兵になってしまって・・という目を覆いたくなるようなドタバタ劇になってしまっている。意味が分からないし、分かりたくもない。しかも半神の神、人間、神、これらが私には全部同じに見えるんですど?あげくのはてに、全能の神ゼウス、海王ポセイドン、冥王ハデス、彼らはスキルがないのに名前だけが立派すぎる。この映画は身内の茶番劇。一言でいえば、燃えるお父さんとプロレスバカの息子が殺されて、不良の弟が、陰気なお兄ちゃんと仲直りしてメデタシ、メデタシ。バカ家族が家族同士で殺しあうのは自業自得ですが、巻き込まれる人間が迷惑です。このようにレベルの低いホームドラマに成り下がっています。
[DVD(字幕)] 1点(2013-04-07 08:21:19)(良:1票)
579.  七人の侍 《ネタバレ》 
7人のうち、三船を除いて全員がインテリジェンスな侍だったが、私は7人全員が、三船のような野蛮な侍だと思い込んでいた。痛恨の偏見であった。知性を兼ね備え、百姓たちに畏怖の念を抱かせる侍のイメージが、偽侍である三船1人のせいで、台無しになっている。実に気に食わぬ。物語のなかで「種が島」という言葉が出てくる。それによって強い侍たちが次々と射殺されていく。7人のなかで最強だと思われている久蔵ですら、あっけなく射殺される。剣術に磨きをかけてきた侍の存在自体が、鉄砲により否定されたと思うか?不条理だと思うか?いや違うのだ。これもまた偏見なのだ。この時代のサムライは、ラストサムライのような美学はまだ持ち合わせていない。この点に関して、クロサワは、歴史家たちから火責め、水責めにされても文句は言えないだろう。すなわち、「飛び道具は卑怯なり」というキャッチフレーズを考え出したのは、銃を恐れた江戸幕府が最初なのだ。戦争のない平和な時代である。ゆえに侍(武士)たちは美学を持ち始めた。もとより日本は合理性を重視する国ゆえに、侍の武器と言えば刀ではなくやはり銃だったのだ。なによりもこの映画の時代設定、すなわち織田信長よろしく戦国時代真っ只中の時期においては、その事実は火を見るより明らかである。私が言いたいのは、なにゆえに、この当時の侍に、ありもしない美学を持ち出してきたのか?という点に尽きる。百姓を善人にしなかった点は褒められる。しかし侍を、ラストサムライとして描いた罪、それは映画監督としては切腹ものだ。私は不満だ。許せないくらいだ。また外国人に誤解されるじゃないか。しかしたかが娯楽映画である。ゆるりと楽しむことにすれば良いのかもしれない。それができればの話だが。
[地上波(邦画)] 1点(2012-12-23 16:11:58)(良:1票)
580.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
く、く、く・・・・くだらない・・。話があまりにも幼稚っぽいと思います。「悪者から核兵器の発射を阻止しましたとさ、めでたし、めでたし」というありきたりなストーリーは、恐らハリウッドには山の数ほどあると思います。マンネリ過ぎます。ラスボスもインテリ老人が、トムと殴り合いっこ。しかもトムは大苦戦。やはり年のせいかと思う。スパイ映画よりエクスペンダブルズに出た方が良いのでは・・。それに銭形警部みたいなロシア人も必要ないと思います。彼の存在はコメディのためですよね。今回は特にコメディ要素が強すぎてイーサン以外の仲間がスペシャリストに見えない。単なる雑魚。ラストは奥さんが生きていて感動はできる。しかしそれじゃあ、なぜセルビア人の人たちを6人も殺す必要があったのか?刑務所に入るという目的のため?それで平気で6人も殺すのがスパイなのか?殺し屋よりも簡単に人を殺しすぎます。最後は仕事を終えて、満面の笑みでお酒を飲むメンバーたち。君ら、長官が殺されたことをすっかり忘れているよね?あまりにも命が軽すぎる。まるでテレビゲームだ。しかし最後の指令は誰からなのか?もう新しい長官が赴任したのか?最後のスマートフォン?も、指令を受けた後、「なおこのメッセージは5秒後に消滅する」と言って爆破するのだろうか?そもそもスパイと言っても公僕じゃないのか?いずれにせよ国民の税金でやりたい放題すぎます。
[DVD(字幕)] 1点(2012-11-04 23:10:26)(良:1票)
0304.66%
1426.52%
2172.64%
3324.97%
4132.02%
5426.52%
6477.30%
710716.61%
811417.70%
913721.27%
10639.78%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS