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ゆうろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 972
性別 男性
ホームページ http://yuromovie.blog.shinobi.jp
年齢 39歳
自己紹介 名前をdonkeyから「ゆうろう」に改名しました。
好きな監督は北野武、クリント・イーストウッド、宮崎駿、石井聡互、黒澤明など。


よろしくお願いします。

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41.  トランスフォーマー/ロストエイジ
完結したもんだと思って続編はまったく待ち望んでいなかったけど、そっちが作ったというなら観まっせ、というスタンスで鑑賞。シャイア・ラブーフから、娘を持つ発明家の父に主人公が変わりました。それもあって、「オンボロ」「ガラクタ」「時代遅れ」のレッテルを貼られた連中がスクリーン狭しと大暴れ。これは楽しかった。(殆んどのオートボットが全滅、という冒頭は寂しかったけれど・・・) 一番好きだったのはオプティマスの最初の戦闘シーン。完全に人間不信に陥り、体もボロボロ。なのに、知り合って間もない人間を助けるために「私はここにいるぞ!」と高らかに叫び敵の目の前に躍り出る!オプティマスの誠実さに思わず感動して泣きそうになっちゃいました。あんまりカッコいいと、もう泣けちゃうんですね。単純ですみません。このシーンだけで私はこの映画を一点買いするので、残りのシーンはオマケってことで、もうとやかくは言いません(笑)。
[映画館(字幕)] 7点(2014-08-13 01:48:07)
42.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
公開前から予告編をリピート再生して待ち焦がれていた作品です。巨大ロボと怪獣のドつき合いが見応えたっぷり大満足でした。個人的には平成版「ゴジラvsメカゴジラ」が大好きなので、こういう映画が派手に作られることは素直に嬉しい!日本の作品にオマージュを捧げながらも、日本の量産型アニメが不得意とするパワフルな力感を、魅力的に描いています。 ただ、個人的に不満なところもありました。まず、怪獣が人間たちに負けてしまう(笑)。異星人の斥候として利用されているならば、その部分の物語をもっと見てみたかったです。「ヒックとドラゴン」はそういう部分も本作より短い上映時間でしっかり表現していましたよ。 ・・・とはいえ、「ここをもっとこうしたら・・・」とか「脚本を云々・・・」とか言い出したら、この作品がもともと持っている魅力的な部分も削がれてしまうような気がするので、「パシフィック・リム」は、現状が、完璧!  
[映画館(字幕)] 9点(2014-07-21 12:30:36)
43.  ダークナイト ライジング
中盤は死ぬほどつまらないです。町中の警官全員が地下に閉じ込められるってシチュエーションもムチャクチャっすね(笑)。「学校の屋上でサボって昼寝していたら、テロリストが校舎を占拠してしまった!難を逃れたのは自分だけ。さあどうする!?」ってな中学生の妄想と大差ありません。シリーズ通してほとんど「流血」シーンが無かったのも印象的です。マシンガンで蜂の巣にされても、血はもちろん服さえ乱れない(笑)。。単にレイティング対策かもしれませんが。 クライマックスの怒濤のアクションと、アン・ハサウェイ扮するキャットウーマンがこの映画の見所であり魅力。とくにキャットウーマンの活躍はもっと見たいですね。
[映画館(字幕)] 6点(2014-07-16 09:35:47)
44.  潔く柔く きよくやわく 《ネタバレ》 
過去にトラウマを持つ男女の恋愛ドラマなんだけど、トラウマとその描かれ方にギャップがありすぎて軽い。ドラマを盛り上げるためのオシャレトラウマって感じだなあ。途中の雑談で映画の話題が出るけど、実在しない監督のことを適当に話すだけ。自分が映画好きだからこういうところが気になってしまうのかもしれないけど、ここに限らずこの映画、全体的に「こだわり」がちっとも感じられない。全部適当であやふやだと思います。あげく、どうでも良さそうな漫画家が現れ「ワタシ、赤沢くんと付き合ってるの~」→「がーん!ショック!」→「赤沢のバカバカバカバカ!」→「ただの勘違いでした」→「イエス、フォーリンラブ」・・・の流れには唖然としました。映画の締めくくりのエピソードがそれかい!!
[映画館(邦画)] 4点(2014-06-24 10:56:55)
45.  300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 《ネタバレ》 
絶望的な状況でもスガスガしささえあった前作と比べると、悲壮感ただよう第2作。そういう意味では前作のほうが好きだったかな。最近のハリウッド映画特有の、「続編になった途端、冒頭でダラダラ説明しだす」所で挫けそうになります。予備知識無しで見たので誰が主役なのか一瞬わかりませんでした。ただ、アルテミシアの登場で復活。他のレビュアーさんと同様に、彼女の魅力でもってる作品だと思いました。最後のほうまでいくと、「いけずなテミストクレスに片思い」みたいな感じに見えてきて、ちょっと好きになっちゃいました。エヴァ・グリーンの好演が光ります。 前作の精鋭部隊と違って一般人の寄せ集め軍団の戦いだけれど、そんな彼らに影響されて、一度は挫け傷ついたペルシャ人が再び立ち上がるという展開には熱くなりました。
[映画館(字幕)] 6点(2014-06-22 13:01:09)
46.  万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-
カワイイ綾瀬はるかが見れればそれでいいや!という気分で鑑賞。そういう意味では(ある程度)楽しめましたが、映画全体としてはユル~過ぎたなあという印象です。シナリオのト書きを、書かれている通りにそのまま映像化しました、という感じで、面白みはありません。その行間を埋める(もしくは想像させる)工夫はあまり感じられませんでした。役者の人も、演じていて「この流れは不自然だよなあ」とか思わないんですかね。特に松坂桃李さん。シナリオや演出がまず良くないから、ある意味貧乏くじを引いちゃったとも言えます。ただ、そんな穴ぼこだらけの映画でも、描き込まれていない行間を繋げる努力をもう少ししてほしかったです。
[映画館(字幕)] 4点(2014-06-19 01:02:12)
47.  アメリカン・ハッスル
寝不足の状態で夜中の映画館に、しかも割とスクリーンに近いところで鑑賞したからか、めまぐるしいカメラワークに翻弄され、ストーリーに必死についていくのがやっとでした。自分はわりと、評論家や世評にモロに影響を受けてしまうことが多いんですが(笑)、この作品には周囲ほどは熱狂できませんでした。デビッド・O・ラッセルの前2作はとても好きだったものの、それらの良かった点(役者のいきいきとした演技、音楽の挿入の仕方など)が、本作では裏目に出てしまった印象があります。家でBDで見返せば、劇場で見たときよりはすんなり見れるかもしれません。
[映画館(字幕)] 5点(2014-06-19 00:40:27)(良:1票)
48.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
私が好きだったシーンは、映画中盤の「拷問」シーン。このシーンにはハッとさせられました。「これで拷問してやる!」という感じで「ある拷問道具」がスクリーンに大写しになるんですが、それは「えっ、これが?」と拍子抜けしちゃうようなもの。最初はギャグシーンだと思っていました。クレしん映画では「拷問ギャグシーン」がよくあるので、この場面もその一つだろうと思っていたわけです。 しかし、実際に拷問がスタートすると、その考えは180度変わってしまいました。他の者からすれば大したことのない物でも、当人のしんちゃんからすれば、もっとも残酷な拷問だったわけです。しかも親から見れば「子供のためを思ってついついやってしまう行為」。 これは意外とショッキングなシーンです。映画に暴力シーンは数あれど、殴ったり流血を見せたりせずにここまでの暴力描写ができるのか・・・と驚き。しかも「クレヨンしんちゃん」で!このシーンは親視点で見ても子供視点でみても凄いシーンなのではないでしょうか。その後の拷問克服シーンも、感動必至。オススメです!
[映画館(邦画)] 8点(2014-05-09 22:50:29)(良:2票)
49.  ローン・サバイバー 《ネタバレ》 
この映画の登場人物たちの良かったところは、「あとになってからグチグチ言わない」ところですね。羊飼いの家族を解放するか否か。最初は「殺すべき」派がどちらかというと多数派。しかし、議論の末「解放する」と決まったからには、後はもう行動あるのみ!その後どんな状況になろうとも全力で挑む!自分だったら戦闘中に「だからあの時、殺すか縛り付けるかしておけば良かったんだよぅ!」と口に出して言ってしまうでしょうね。絶対に言ってはいけない一言です(汗)。敵の手から逃れるため、崖から転げ落ちるシーンも壮絶。見てる方にも激痛を感じさせること必至です。このシーンにしたって、登場人物たちは「今の状況で、生き残るために出来る唯一の行動」だからこそ怯まず果敢に行動します。「死んだら、それまでの人生だったと思ってあきらめますわあ」とでも言わんばかり。けど命ある限りは絶対に立ち上がる。ううむ、ネイビーシールズ、とんでもない奴らだ。ちなみに監督はイカしたバカ映画「バトルシップ」のピーターバーグ。どうやらバトルシップを撮る前からローンサバイバーの企画を暖めていた様子。そういえば、バトルシップも「通信ポイントの確保」が戦闘の要だったし、戦闘で生き残った者たちの再起の物語でもありました。もしかしたら、バトルシップにもローンサバイバーの思いは込められていたのかもしれません。考え過ぎ?
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-25 09:18:57)(良:1票)
50.  LIFE!(2013) 《ネタバレ》 
ショーンの「美しいものは注目を嫌う」という言葉を、今 日本のメディアを賑わせているやつらに聞かせてやりたいものですなあ(何様)。またある作家は「成功する人は、(成功するまでは)恐ろしく地味で孤独」と言っていました。その地味で孤独な時間を耐えることもせず、最短距離で無駄無く「正解」に辿り着くことが良しとされる昨今。孤高のユキヒョウにも決して負けることのない、気高い魂を見せてもらった気がします。たった1枚の写真に、どれほどのドラマと人々の思いが詰まっているかということを、見る人の誰もが自然に実感できる作品にもなっていました。
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-22 21:46:02)
51.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
ミュージカルシーンはとってもすばらしく、キャラクターも魅力的で最後まであっという間に見てしまいます。けど、他のレビュアーさんと同じく自分も気になるところがチラホラ。「普通なら絶対に手の届かない夢を抱くキャラクター」がディズニー映画にはよく登場しますが、今回はオラフがそのポジション。話の本筋とは別に「彼は一体どんな結末を迎えるのだろう?」とハラハラドキドキしながら見ていました。が、最後まで見てガッカリ。え、それでいいの?溶けてないだけで夏は満喫できてないぜよ。「冬が終わって体は溶けてしまったが、それでも春を運んできました」的な結末ならいいってわけでもないけれど、「ただなんとなく魔法のおかげでうまくいく」という結果にはしてほしく無かったです。オモチャなのに空を飛べると思っているバズ・ライトイヤーや、星に恋してしまった蛍のレイ(プリンセスと魔法のキス)のようなドラマを期待してしまった自分は感動欠乏症でしょうか。 エルザも、「引きこもり気味のお嬢様」→「攻撃的な見た目の雪の女王」への変化は本当に素晴らしかったので、平和が戻ってからの最後にもうひと変化見てみたかったな、と思います。
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-15 12:53:57)(良:2票)
52.  ロボコップ(2014) 《ネタバレ》 
予告編を見たときは「かっこいいロボコップなんてロボコップじゃないやい!」と抵抗を感じ、本編を見てる最中もその違和感は拭えませんでした。が、最後にシロコップに戻って溜飲が下がりました。家族に向けた微笑みなのに、「こっちのほうがいいだろぅ?」的なドヤ顔にも見えるのが笑える。オリジナル版は「自分の体が勝手に機械に改造されてしまう理不尽と悲哀」を味わうものだったのに対し、今回は「オレたちのロボコップが中途半端にかっこよく改悪されてしまう!」という理不尽をワザと感じさせる映画になっていました。え、違う?けどまあ全体的にはそこそこ面白いっすよ(適当)。マフィアのアジトやオムニ社の銃撃戦は迫力があったし、自分の体がどうなってしまったか身も蓋もなく見せつけられてしまう場面は息をのみました。個人的には後頭部の赤いランプが、銃撃戦の最中フッと暗闇に浮かぶのが渋くて好きでした。ほんの一瞬なんですけどね。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-15 12:16:19)
53.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 
あまりの面白さに、映画館を出たあとすぐに受付に走り、次の回も連続で見ちゃいました。それくらい面白かったです。 最初見た時は、なぜ星野源扮する男が登場するのだろう?長谷川博己扮する映画監督一人に役割をまとめちゃってもいいのでは?と感じました。が、「エンタメでもありつつ監督の個人的な映画」だとして見れば納得。恐らく監督は「映画を撮りたい!」という感情と同時に、「オレこんな所で何してるんだろう・・・」という感情を同時に持ってるんでしょうね。そして、映画なんて全然わからない星野源でも、心の中で彼自身のための「映画」を思い描いていた場面はグッときました。金も知識も無かったとしても、誰にだって心の中だけにある自分のためだけの映画を持ってるんじゃないでしょうか。 そして國村準扮する組長の、「こんなとき(抗争中)なのは分かってるが、それでも映画を撮ろうじゃねえか!」という心意気も胸が熱くなります。震災を題材にした映画を撮っている園監督の心意気のようにも感じられました。 細かいところで言えば、録音部担当のヤクザが妙にリアリティがあって面白かったです。映画を作ってる人たちが作ってるんだから、当然といえば当然ですけど。多分、実際の撮影でも、ああいうベテランの渋いオヤジがタバコを咥えながら機材に向かってるんでしょうね。で、ときどき役者がブラブラ近寄ってきて「いや~、ここは平和だねえ」なんて言うのでしょう。で、「なにが平和だ。こう見えてもこっちは仕事してんだぞ!」とか思ってそう。プロの人が見たら「撮影あるある」満載の映画かもしれません。 他にも、ここが良かった、あそこが良かったと言いたい場面が盛りだくさん。最近の邦画を皮肉るネタもいっぱいでした(とくに星野源のビックリシーンは傑作)。サイコーに楽しい映画です。けど、一番映画を楽むなら、自分で作るのが一番なんでしょうね。自分のための、もしくは大切な人のためだけの映画を。
[映画館(邦画)] 10点(2014-03-13 15:45:01)(良:2票)
54.  50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 《ネタバレ》 
「観客が癌患者のドラマを見る」のではなく、「癌患者が周囲を知る」という視点のドラマが新鮮でした。友人のカイルが憎めない良いキャラで、そこも好きです。実は本を読んで必死に勉強していたことが分かるのも、ベタだけど温まります。本以外の小道具の数々も魅力的。ハッパ入りのマカロン、ナニの毛を剃るための洗っていないバリカン、キャサリンの車の中のゴミ、ボケたお父さんが自慢するブルックスブラザーズのスーツ、アダムの手術中に、お母さんがお父さんに飲ませる薬、塗り薬用の綿棒・・・。どれもいい感じにドラマを彩ってましたなあ。 それにしても恋人のレイチェル。彼女はどうなんでしょうね。この映画では割と悪役(?)的なポジションになってしまいましたが、彼女から視点で描いても一本の映画になりそうな気がします。彼氏の闘病を支えようとしたけど力になれず、個展は大失敗、彼氏にあげた自分の絵も「新しいテレビに合わない」という理由で外され、最終的には燃やされる(笑)。身から出た錆とはいえ、かなりエグい映画になりそう。だけどちょっと見てみたい気もする。下手すりゃ自分も彼女のようなポジションに立つことになるかもしれないから。
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-09 13:00:46)(良:2票)
55.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 
ハリウッドの大作でアクションも派手だし退屈しないけど、新鮮味は殆ど無かったです。もう散々見たなあという描写ばかりで・・・。「クラシック(オペラ?)が流れる部屋で後ろ姿から悪役登場」とか笑っちゃいました (注射を打ってたけど、何かの伏線になってました?見落としてたらスミマセン)。やってることは「007 カジノロワイヤル」とほぼ一緒だし、ジャッ・ライアンシリーズってそもそもこういうものだっけ?という印象。いくらハイテク機器が出てこようとも、「現代のジャック・ライアン」さは感じられませんでした。時折旦那よりも肝のすわった言動を見せる妻キャリーは割と好きでしたけど、それでも消化不良感は残ります。リブートものですが、次回作でまたリブートされちゃわないか心配です。 「ゼロ・ダーク・サーティ」以後にこんな出来でいいもんなんですかね。
[映画館(字幕)] 5点(2014-02-27 02:42:37)
56.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 
前作は周囲の熱狂に乗れず楽しめなかったクチですが、今回はフツーに楽しめました。不満が無いわけではないです。主人公のナレーションやセリフで好きな所は一杯あるのに、実際の行為としてやってることにズレが感じられて消化不良は感じました。とはいえ、それは前作からも感じていたことだったので、前と比べてことさら詰まらなくなったとは思いません。「まあ、こういうシリーズなんだな」と思うようになりました。ヒットガールは相変わらず良いですね。見た目はフツーの女の子なのに、大人顔負けの言動。しかし今回は、魅力のベクトルが前作と比べて180度方向転換。「”あの”ヒットガールが、日常生活に馴染もうと悪戦苦闘!」うーむ、前作があったからこそとはいえ、前作よりも萌えてしまいました。不覚にも・・・。その上でヒーローの道に舞い戻る瞬間はカタルシスがありました。ヒーローにしても悪人にしても、「どの道を選択するか」ももちろん大事ですが、「選んだ道をどこまで突き進めるか」についても考えさせられる、続編ならではの作品です。
[映画館(字幕)] 6点(2014-02-25 09:46:39)(良:1票)
57.  歓待 《ネタバレ》 
一匹のインコが行方不明になったことをキッカケに、あれよあれよと物語が進んでいきます。気づいたときには「どうしてこうなった・・・」状態。まるでオセロゲームのように、人間関係がコロコロと入れ替わっていく様がスリリングで面白かったですね。安部公房の戯曲「友達」みたいな怖さも感じつつ、テーマのようなものが次第に浮き上がっていきます。定住者とよそ者の関係性が次第に曖昧模糊になっていく、なかなかよくできた物語でした。最後は一見 日常に戻ったように見えて、実は決定的に違う点が明かされます。あまり大人たちの人間関係に絡んでこなかった娘が、このオセロゲームの新たなプレーヤーとして招待されたようにも感じられました。
[DVD(邦画)] 8点(2014-02-19 10:18:56)
58.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 
これっぱかしもF1に興味のない自分でも、手に汗握って楽しむことができました。自分のような女にモテない性格だと、必然的に(?)かっこいいのはラウダだな!あんたを応援するぜい!という気分になって鑑賞。実際映画の作りもラウダ視点に立ったものだと思います。スタッフから信頼を勝ち取るのも、女性のハートを射止めるのも、自分が純粋に情熱を傾ける世界で徹底的に突き進む姿を見せるのみ。裕福な家に生まれたかもしれないけれど、「俺にはこれしかないんだ」という姿勢には男の自分も惚れます。けれど最後まで見ると、ハントの「楽しくなければ勝ちじゃない」の言葉にも持っていかれてしまいました。いくら性格や考え方が違っても、楽しさを失ったら確かに終わりだな・・・と思います。ラウダが別に楽しさを失ったわけじゃないだろうけど、「なにくそ」という気持ちが「被害者意識」にすり替わってしまってはいけないな、とも感じました。
[映画館(字幕)] 8点(2014-02-08 21:38:31)
59.  スノーピアサー
色んなジャンルを詰め込んだ満員電車ムービー。個人的には楽しめなかったんだけど(笑)、「旨いものと旨いものを混ぜれば、もっと旨くなるんじゃね?」的発想が感じられる珍味になっております。まるで回転寿司のように次から次へと前からネタが流れてきますが、ヘンテコなものばかり。カリフォルニア・ロールみたいな定番(?)メニューになるにはまだまだ遠い、といった印象です。ポン・ジュノ監督作品ということで期待しすぎたかなあ。バイオレンスシーンや悪夢的なトンデモ展開はハリウッドっぽくなくて良かったんですけどね。
[映画館(字幕)] 5点(2014-02-08 12:17:59)(良:1票)
60.  マイティ・ソー/ダーク・ワールド 《ネタバレ》 
光が~闇が~世界が~パワが~と言われても、もうオジさんよくわからんよ。続編になると妙に説明が多くなる映画多いですね。1本の映画としてはいつも通りのストーリーですが、もはやキャラの魅力を楽しむようなタイプの作品なので、そのへんはゆる~く楽しめました。今回はハンマー萌え要素までプラス。ハンマー自体が一人のキャラクターのようでした。ロキは相変わらずな様子で安心。けど、敵が無個性なぶん、もっとはっちゃけて欲しかったですね~。アンソニー・ホプキンス(地味ながら今回も名演)も出てるんだし、もっと「羊たちの沈黙」を見習いなさいな~。人間ごときに負けてちゃいかんよ。ラストはゾクゾクしたので、続編でボコボコにされるロキさん期待してまーす!
[映画館(字幕)] 6点(2014-02-06 10:52:42)
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