41. おくりびと
必要な時に、さり気ないコミカルさが重さを和らげ、必要な時に、凛と空気張る演出が、とにかく素晴らしかった。 様々な思いが重なりながらも、人のすばらしさ、よろこび、かなしみ、何より生を感じられる内容は、日本人特有の美さえ感じさせてくれた。 文句無しの良質な映画でした。 [地上波(邦画)] 10点(2010-01-16 01:16:41) |
42. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 不安定な気持ちや心が映像化されたような、美しくもグロテスクな世界観は、時代背景ともうまく重なっていて、不思議な魅力で溢れていました。 ファンタジーでありドキュメントでありヒューマンでありと、 多方面の要素が交わっていますが、軸のあるシナリオと異質な世界美は見事に調和されていて、とても素晴らしかったです。 哀しい物語ですが、複雑な感情の上で、もしかしたら幸せだったのかもと考えられるラストも個人的には好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2010-01-15 13:04:15)(良:1票) |
43. マッハ!!!!!!!!
ムエタイと、身体はっていることを別アングルから、繰り返し見せてくれる手法が何気に良かったです。 内容は至って普通ですが、想像以上のスピーディさと男気感じる映画で、気持ちが熱くなりました。 [地上波(吹替)] 7点(2010-01-12 14:24:55) |
44. アース
こういう作品は劇場でなければ...と思い見たのですが...。 ドキュメンタリー好きで、20年ほど全世界の映像を色々と見てきた自分としては、大したおどろきも、真新しさもなく、至って普通でした。 辛口ですみませんが...テレビの特番でも良いかなと...。 [映画館(吹替)] 4点(2010-01-11 00:40:16) |
45. アバター(2009)
3Dで見てきました。 通常版は分かりませんが...。 すごい.................これはすごいっ!! 感想としては、この言葉が一番合うと思います。 ここのレビューで高点数だったので、 まさかとは期待しましたが...ここまでとは...。 最近のハリウッドは意外とCGとシナリオの質が高く、 TF/リベンジやターミネーター4(どちらも劇場で見ました)も素晴らしい出来栄えでしたが...。 全くのバックグランド無しの『オリジナル』でこの凄さは一体...。 ロマンス先行の「タイタニック」は一生見ないと決めている映画ですが、 ジェームズ・キャメロン作品...見てみたくなってしまいました...。 「アバター」もロマンス要素満載ですが...別格でした...。 [映画館(字幕)] 9点(2009-12-29 20:53:40) |
46. スーパーマン リターンズ
見ていて初めて続編だと知りました。 昔、何度も見たヒーローですが、微妙な違和感があるのは、作品の中では時があまり過ぎていないのに、私は歳を取ってしまっているということでしょうか? 現在ならではのCGは素晴らしいのですが、バットマンくらい世界観をアレンジして現代版にしてほしかったかな...。 だって、やっぱり「S」のスーツは、いい大人がまとうにはカッコわるいのですから...。 [地上波(吹替)] 7点(2009-12-28 23:24:57) |
47. アイアンマン
アメコミヒーローとしては、よく出来たシナリオだったと思う。 主人公がアイアンマンになる過程も違和感ないし、(あくまでパラレル世界の中では)無理の無い設定。 ヒーローテイストも現代的で、さりげなくユーモアもある。 なかなか良いバランスのヒーロー物ではないでしょうか? [DVD(字幕)] 8点(2009-12-28 23:19:05) |
48. トランスフォーマー/リベンジ
《ネタバレ》 1は評価5ですが...リベンジは半端無く面白かったです。 ロボットヒーロー物の熱い魂感じる、カッコ良過ぎる展開の数々に、久々に胸が熱くなりました。 正直、1で「なんとも説明的だな」と感じていましたが、その分、リベンジは細かい事抜きに話が進んで行くため、エンターテイメントとしての質が高く濃縮されているように感じました。 ジェットファイヤーとの合体も、日本のロボものにはよくあるパターンですが、これがあるのと無いのとでは大違い!! 期待を裏切らない最後のオプティマスの活躍に、劇場を後にしても尚、気持ち高ぶっていました。 やっぱりロボットヒーローはこうでなくては!!そう感じる作品でした。 [映画館(字幕)] 9点(2009-12-28 23:13:21)(良:1票) |
49. カティンの森
捕虜になったポーランド軍大尉の妻を軸に第二次世界大戦の時代をなぞっている物語ですが、どこか客観的で淡々としてることもあり、深く感情移入出来にくかったのが残念でした。 ただ、大戦後、ソ連による隠ぺい工作と軍事的圧力で真相があやふやになったあまりに許されざる残虐行為を描ききっている部分は、見るというより、世界が知るべき意味があるように思いました。 映画が娯楽だけでなく、史実を伝え残すものでもあると強く感じさせてもくれました。 意味合は高く評価できますが、映画作品として見たときには、辛口申訳ありませんが...5点で...。 [映画館(字幕)] 5点(2009-12-28 20:51:04) |
50. トランスフォーマー
劇場で見ていて闘いのシーンの度に、今やられているのがオートボットなのか、ディセプティコンなのか分かりづらかった...。 最初から3部作と知っていたのですが、1はあまりにも説明的でストーリー自体も物足りなさを感じました。 [映画館(字幕)] 5点(2009-12-27 23:16:41)(良:1票) |
51. チェ 28歳の革命
淡々としているのと、演出として違う時間軸がカラーとモノクロで区切られているとはいえ何度も交差するため、ストーリーに入りづらく見づらい部分が目立ちました。 しかし、正直30歳前後でこんなにも一直線に生き、物事を・・・いや、国を変えようとしている人物の存在に、ただただ近い年齢の私としては驚かされました。 純粋に国を愛し、守り、誇りを全うする彼の姿はとても、とてもカッコよかった・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-27 22:37:44) |
52. イントゥ・ザ・ワイルド
《ネタバレ》 主人公の持つ、信念の強さがなんとも美しく輝いていて強く心に響きました。 人生の「深さ」は長さではないとも改めて感じながら、 きっと、誰よりも生きている事の実感を得ているであろう彼が、とても羨ましくも思いました。 ラストで映し出される、残されたフィルムから現像された写真に写っている彼の逞しく微笑んだ人生に、少しでも追いつけるように、私自身もしっかりと歩んでいきたいと思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2009-12-27 22:26:32) |
53. ナイト・ウォッチ(2004)
映像は斬新さもあり、徹底したダーク的な統一感はありますが、 正直、ほとんど内容がよく理解出来ませんでした。 ストーリー展開も、登場人物のつながりも、その立ち位置さえも...支離滅裂でした。 3部作ということなので、続編を見ない事には分かりませんが、 1作品としては受け入れ難い細部の質の悪さが目立つ作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-12-26 23:00:15) |
54. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 微妙な位置でヒューマンドラマを保つ内容は1に通じているように感じました。 ラストで1に繋がる部分も、非情に良い終わらせ方で、改めて1を見返したくなりました。 全ての謎は解けませんが、世界観をギリギリなラインで維持し、よく纏まっている作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2009-12-25 22:15:09) |
55. ソウ3
ただただ見ていて痛かったです。 終始、映画を見ていると言うより、何か罰を受けているような感じでした。 [DVD(字幕)] 4点(2009-12-25 22:07:58) |
56. ソウ4
このシリーズは1を越えるのはもう無理なのかもしれない。 そう感じるくらい、残念な第4弾でした。 無理矢理にストーリーを作ろうとすると、逆に見ている側には分かりづらい構成が目立つ一本でもありました。 [DVD(字幕)] 3点(2009-12-25 22:03:47) |
57. リーピング
宗教モノとして纏めるのは百歩譲って良いとしても、全体を通してお粗末なシナリオがなんとも受け入れ難かったです。 物語の最中、逐一何かを期待させる場面があるものの、フタを開ければ大した事が無く薄っぺらい。 恐怖を感じさせたいのか、非現実世界を味わいたいのか、将又、神の素晴らしさを気づかせたいのか、見せる側の意図も汲み取りにくかった。 評価は1点が限度。 [DVD(字幕)] 1点(2009-12-25 21:59:33) |
58. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 ピクサー作品にしては、ストーリーも映像もやや大味で、 全体的にバランスが悪く、まとまりのない子どもっぽさが目立つ内容でした。 きっと、心躍る冒険映画を作りたかったとは思うのですが、 比較的、現実的な考えを持つおじいさんと比べると、 次々と登場するキャラクターの個性が少し飛び過ぎていて、 途中から何が起きても考えて見るのをやめ、受け入れるよう気持ちを切り替えました。 (杖を必要としていたおじいさんが、どんどん元気に良い動きをし始めるのも 「冒険の中で心身共に若返っているんだ」ととりあえず納得させたり...。) 但し、 おじいさんが奥さんと約束した旅の先へとつながる展開は、 原題である「UP(上へ)」という言葉通り、 前向きな心が人生を楽しく魅力的に活性化させると教えてくれるラストは、とても素敵な余韻を感じさせてくれました。 家族向けである事を考えると、良質なエンターテイメント映画に間違いなく、 劇場では、絶えず子ども達の笑い声が起きていて、 家族で見に来ていた方は、満足そうに劇場を後にされていました。 個人的には、家族、夫婦で見に行かれることをお勧めする一本です。 [映画館(吹替)] 7点(2009-12-20 18:41:25) |
59. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
《ネタバレ》 見終わって、二重人格というオチにしては、納得の行かない部分がチラホラあるのが気になりました。 特に内容も無いことが、劇場を出た後、更に気分を盛り下げた要因でもありました...。 [映画館(字幕)] 2点(2009-12-18 16:36:30) |
60. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 なんとも凄い映画でした。 炎をバックにスローで走るプレデターとヒロインの姿が心に残りました。 [DVD(字幕)] 0点(2009-12-18 16:31:56) |