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onomichiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 404
性別 男性
ホームページ http://onomichi.exblog.jp/
年齢 55歳
自己紹介 作品を観ることは個人的な体験ですが、それをレビューし、文章にすることには普遍さを求めようと思っています。但し、作品を悪し様にすることはしません。作品に対しては、その恣意性の中から多様性を汲み取るようにし、常に中立であり、素直でありたいと思っています。

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41.  伴奏者
ロマーヌ・ボーランジュの出演映画として、「野性の夜に」と続けて観ました。<もう10年前かぁ。。。> 映画そのものとしては、「野性の夜に」がかなり強烈だったので、ちょっと引いた印象でしょうか。でも、あくまで伴奏者として、華のない自分に対する卑屈さや諦め、そして秘めたる思いをその切ない表情でロマーヌは見事に演じていると思います。<ちょっとシャーロットにかぶるけど> 憧れ、期待、転じて憎しみ、そして後悔。ただ、そのドラマでは自分が傍観者でしかないこと。ナイーブな心情にちょっとぐっときます。
8点(2003-09-28 22:23:05)
42.  櫻の園(1990)
この監督の映画、「櫻の園」もそうだけど、「12人の優しい日本人」や「Lie Lie Lie」と結構忘れがたい印象を残す。寡作なので、もっと撮って欲しいなぁと思うんだけど、考えてみればこの映画も10年以上前の作品なんだな。この映画で描かれた女子高生達の微妙な揺らめきも同時代性を失った今では「微妙さ」がすっとんで、単なる昔の一風変わった女子高生群像劇ものになってしまったか? でも、この映画、リアルさだけを狙ったのなら当時もあそこまで評価されなかったと思うよ。清廉さの裏にあるちょっとした歪(いびつ)さ、心に潜む澱(おり)から揺蕩(たゆた)う無意識の妖しさ、その微妙さ故に惹かれたんだよな。ただ、それって70年代以降の少女漫画の世界そのものでもある。それに初めて気がついた当時のオトナたち。そういう意味でエポックメーキングな映画だったのかもしれない。<追記>最近になり、この映画が80年代の少女漫画を原作にしたものと知った。(吉田秋生、僕は知らなかったのだ)「70年代の少女漫画が<性的身体を抱えた少女の内面>を克明に描いていたのに対し、80年代の少女漫画は全く性なきメディアと化した」とは、ある評論家の分析である。残念ながら原作を読む機会もないので、吉田秋生の作品傾向について知ることはできないが、僕の感じからすれば、80年代の漫画「櫻の園」から中原俊が汲み取り、映画的手法によって捉え直そうとしたものは、明らかに70年代的な「内面」の欠片である。80年代的感性を通過しながらも画一性によってシミュレートされない生身の少女性ではなかったか。それは80年代後半という時代の狭間から見え出たある種の瞬きのようなもので、今や時代的リアリティを失っているのかもしれないが。まぁ中原世代の少女性に対する思い込みと捉えられないこともないけど、そんなアンビバレンツさも魅力かな。
9点(2003-09-28 21:43:03)
43.  遊びの時間は終らない
意外と面白かったと思う。そもそも、設定からして擬似的強盗ごっこで緊迫感に欠けるし、展開も強引。いくつかの不発弾的<大丈夫かいな?的>要素を抱えているが、結局、わりと面白く観れるんだなぁ。これは一種のパロディでしょう。笑いは上滑りしながらも、なかなか軽快でした。笑いが不発ではなかったと思う。不発弾的笑いではある。<暴発するのか、しないのか?!> 
8点(2003-09-21 11:02:30)
44.  ドアーズ
結構観れると思いますよ。ヴァルキルマーもわりと雰囲気があったし。ちなみに僕はドアーズ好きです。ロックファンなら1,2枚目とラストアルバムは必聴でしょう。ドアーズの音楽は30年以上経った今でも十分聴ける、普遍性のあるロックだと思いますけど。つまり本物ってこと。ボーカルのインパクトにも増して、演奏が素晴らしいし、曲もGoodです。まぁドアーズを知らないとか嫌いだとか言っている人は、この映画を観てもしょうがないのかもしれない。ただ60年代後半~70年代前半のロックが好きな人なら見て損はない。
8点(2003-09-07 23:26:18)
45.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
シリーズ最高作でしょう。まだ小さかった子供と一緒に何回も観ました。あの列車追跡シーンは2歳の子供でも理解できる!?
9点(2003-09-07 08:50:36)
46.  スワロウテイル
結構言いたい放題言われてますね。僕はこの映画に感動したし、面白いと思いましたよ。とても素直にね。「Love Letter」を観た時からこの監督は只者ではないと思っていたけど、この映画に至って、ストーリーにしても映像にしても音楽にしてもいろんな意味で映画という表現スタイルの可能性を最大限に使った手法は見事という他なく、あ~(日本)映画もここまで来たか~という感慨を受けたものでした。Charaがいいですね。彼女を日本で一番の女性ボーカリストだと思っている僕としては、彼女を主演に選ぶセンスにもう脱帽です。この監督、作品毎に全く違った感銘を僕らに与えてくれる、日本ではとても稀有な存在。多分に彼の美意識に由来する映像や台詞がダメな人もいるかもしれないけど、なんか僕にはすごくピタッとはまるんですよね。それは僕が少年ジャンプ世代だから?そうなのかな?MTV世代ではあるけど。まぁどうでもいいが。
10点(2003-09-06 23:14:31)
47.  12人の優しい日本人
敢えて断言。「12人の優しい日本人」は、「12人の怒れる男」よりも断然面白い!。。。ふぅ、言ってしまった。はっきり言って推理劇タッチの「怒れる男」は僕のようなアンチミステリー派にとって、あまりにも真実を一元化しすぎているし、社会派を標榜する割りには陪審員制度の問題点を真の意味で論うことなく、居丈高な民主主義の価値観や義務感によって自ら正義を負う者として規定し、皆が一つの真実を追うことに固執すること、そのことを美化しすぎているように思える。本当の真実とはこうなんだ! こうあるべきなんだ!ってね。また、登場人物たちにはそれぞれのナラティブがあり、それは当然一つに集約すべきものではないのだ。すべての思惑が一つの真実を指し示すなんてあまりにも予定調和すぎる。所詮、おめぇたちは一般市民じゃねぇのかよ。。。などと陪審員制度自体に馴染みがない僕なんかは「怒れる男」を観た時に素直にそう思ったものです。それに比べ、この「優しい日本人」は実に「いい」加減で、最期まで正義に固執しない姿勢がとても晴れやかだし、陪審員制度が日本人に合わないことを明確に主張しているように思える。なおかつ人間描写が多分にデフォルメされてはいるけどとにかく面白い。「怒れる男」のパロディ映画としても秀逸だと思うが、これは本編に対する一種のアンチテーゼでもある。所詮、人に人は裁けないと思うよ。僕は怒れる男であるより、優しい日本人でありたいと思うけどなぁ。「真実の行方」って映画があったけど、あの映画のラストシーンを「怒れる男」に対比してみると面白いかも。
9点(2003-09-06 17:05:08)(良:5票)
48.  マトリックス
確かにストーリーは陳腐。これをサイバーパンクというにはあまりにもちょっと。SF的な魅力<哲学>としてはやはり奥行きに欠ける。意外性もないし。おそらくここで扱われているテーマをもっと掘り下げることも可能だったかもしれないが、この映画にとってそれが良かったとも実は思えない。幅広く支持される為にはこの程度のストーリーで自慢の映像技術を炸裂させた今のスタイルの方が良かったんだろうな。それが成功の秘訣でしょう。まぁ基本的に僕は楽しめましたよ。結構つっこみを入れたくなるところがたくさんあったし。あと、この手の映画って、今後は映像技術とキャラ立ちに尽きてくるんだろうね。ストーリー的な奥行きを追求しすぎたら多分コケて、金を回収できなくなるから。
8点(2003-06-07 21:20:29)
49.  ライフ・イズ・ビューティフル
素晴らしい映画。ナチの収容所を舞台にした映画というと「ソフィーの選択」や「シンドラーのリスト」を思い出すけど、この映画を含めて、描かれている視点は全く違うから、単純に比較はできないと思う。<特に「ソフィー」とはすごく対照的だ> この舞台を重々しく扱うことだけが評価されるとは全く思わない。不条理下でも美しく生きること、希望の芽を決して摘まないぞという楽観的意志の切々さ、そのあまりの確信的な心情が逆に気持ちよかったです。でもベニーニはかなり抑えて演技していたんじゃないかな。彼の切ない表情がとても印象的でした。この映画を自分の子供のことしか考えていないとか、戦争を軽々しく扱いすぎているとか、偽善だとか、いう人がいるけれど、そういう知ったふうなこと言う人の方がよっぽど偽善的だと思うし、それって強迫的でつまらない観方なんじゃないかなぁ。。。なんて書くと怒られるか。まぁ映画の正しい観方なんてないんだから、画一化された意見なんか聞きたくないよ。自分の死まで軽々しく扱ったこのベニーニ作品こそ究極の「美しき哉人生」であり、その突き抜け加減が妙に可笑しくて、哀しくて、僕はすご~く心に残りました。
10点(2003-02-12 00:50:38)(良:1票)
50.  ピアノ・レッスン
これは、あやうく刹那的な恋の感情が心的呪縛の開放とともに愛へと転化した幸福な物語なのだろうか。僕のようなプチニヒリズム的心情の持ち主には、素直にそのようには受け入れがたいところもあったのだけれど、う~んと考えてみるにつれ、こんな始まりを感じさせるハッピーエンディングな志向は、古今東西の恋物語を見回してみても、多少なりとも画期的なことだし、ある意味では確信的なことかもしれない。そこには、「The piano」の作者の水脈に対する信頼度の問題があるけれど、この物語がとても誠実であり、実際に僕の心をぐぐっと惹きつけてやまないという事実があるのは確かなのです。主人公にとってのピアノは内面世界の象徴であったと思うんだけど、最後に彼女がピアノを断ち切ることによって何を失い、何を得たのだろうか。ピアノ=内面の象徴化=自己の観念化という図式で考えれば、当初彼女の凝り固まった内面には、地平としての他者が不在であり、だからこそ、突如現れた他者としての恋感情が強烈にして彼女のピアノの旋律を狂わせたのだと思う。この恋感情が彼女を突き破り、現実をも転覆してしまうところはやっぱり確信的です。このハッピーエンディングには、彼女が欠損者であることがひとつの大きな要素となっていると言えるのではないかな。欠損からの快復の物語がエンディング以降に語られるのだろうけど、恋感情からストレートに移行するように思える、そこに恋と同列の可能性をもつある種の「癒し」の感情を強く感じることができる。こんなことを考えるのは初めてなので、うまく言えないのだけど、この作品は、終わりが始まりとなるような新しい可能性をもった画期的なラブストーリーなのだということがいえないだろうか。<最後に、、、この作品の邦題はやっぱり単純に「ピアノ」とすべきだったのではないかなぁ>
10点(2002-12-31 01:30:04)(良:1票)
51.  マグノリア
結構ぐっときました。他の人のレビューを読むと案外に評判がよくないみたいだけど、僕は3時間という長さが全く苦にならないほど、また観たいなぁと思えるほどこの映画に、そしてこの映画の作者に共感しましたよ。この映画のようなミニマリズム的な展開を単純に退屈と感じてしまうような感覚の人はたぶんだめなんでしょうね。この映画を観るコツは、それぞれの登場人物が抱えるナラティブに自らのリアリティを重ねて、それを味わうことができるどうか、だと思う。<それは群像劇だからこそ、浅い繋がりだからこそ連作を読むような多様性が浮かび上がる面白さがある> 僕にはこの映画がそれに耐えうるだけの作者の誠実さを水脈としてもっていると深く感じることができました。<もちろんそれは観る人の資質によるけどね> それだけでもぐっときます。でも、この映画が本当にすごいのは、それぞれのナラティブが迎える自己のカタストロフに対して、最後にかえるくんを登場させていることです。アルトマンの「ショートカッツ」にも似たような展開があったけど、今回のかえるくんはそれにも増して寓話的な意味あいがあるように思えます。なんてったってかえるくんなのですから。このかえるくんの登場は突発的で、非現実的であるが故に違和感を持つ人が大半かもしれないけど、ある意味で象徴としての意味論的な意味をもつと僕には感じられるのです。それは個人のカタストロフを超えた圧倒的な理不尽さという意味でもあり、個人のネガティブな「あり得る」を超えた広くポジティブな「あり得る」という意味でもある。それは異常なものが一周ひっくり返って救済への光となるようなそんな感触かもしれない。(村上春樹の「かえるくん、東京を救う」のようだ。かえるくんは暴力と救済のパラドックスの象徴でした。)まぁとにかく、この映画はもっと評価されていいと思う。ある意味では、僕は「映画通」ではないが故にこの映画を認めることができるのかもしれないけどね。僕は映画的カタルシスやクライマックスをあまり求めていないから。
10点(2002-04-18 00:54:36)
52.  海の上のピアニスト
言葉が伝達し世界へ向かっていくものであるとすれば、音楽は浸透して世界と共に自らの内にも広がっていくものでしょう。<詩の言葉は別だけどね>彼がある女の子を眺めながら奏でるピアノ曲がありますよね。それは、相手に聴かせることを前提にしたものではなく、自らの心情、恋の感情そのものだったのではないかな? 確かにそのあと、録音したピアノ曲を女のこにプレゼントしようとする場面はあるけど、結局、彼は意志としての伝達がうまくできない人間なのですね。彼は、ピアノを奏でることによって、海を見つづけることによって、内なる無限を知ってしまったのだと思う。彼の内なる無限にとって、彼を取り囲む環境<船の上や鍵盤など>は限定された世界として常にバランスすべきものだったのでしょう。彼は、世界の無限を悟って虚無感に襲われたのではなく、最初から虚無を知っており、そして無限の「世界」を否定したのです。船を下りなかったのが、彼にとっての自然の選択だったように、船とともに人生を終わることも自然の選択だったのだと僕は思う。そんな彼に誰だって共感できないでしょう。だって僕らは見つめるべき内なる無限をもっていないから。僕らが共感すべきなのは、彼の親友のトランペッタ-であり、楽器屋のおやじなのでしょう。僕らは、彼の死を引き止められずに「あんたならどうする?」とつぶやいたトランペッタ-であり、それに意見することができなかった楽器屋のおやじなのです。そしてある意味で悲劇なのは、そういう僕らなのかもしれない。
10点(2002-04-12 00:43:23)(良:1票)
53.  ユー・ガット・メール
大好きな映画です。トムハンクスとメグライアンの会話がすごく洒落ていて、とても楽しい気分にさせてくれます。もちろんメールの会話もね。ゴッドファーザーのところなんか笑っちゃいました。何回観ても飽きない映画です。<英語の勉強に何度も観てました。その為に買った唯一の洋画ビデオでもある。。。> メールフレンドを題材にした映画では「ハル」が秀逸だけど、それとこれとは全然比較できないと思うな。単にツールが同じなだけで僕らに響いてくるものは全く違うしね。
10点(2002-03-24 23:33:55)(良:1票)
54.  ワンス・ウォリアーズ
人間の根源的な暴力への欲求を感じさせる映画です。その発散されるスピード感がすごい。なんか忘れられた映画って感じがしないでもないけど、この映画を観たときの衝撃はかなりのものがありました。スライドギターの錆びれた音調とともに飛び出す暴力衝動には度肝を抜かれたものです。
10点(2002-03-24 22:51:22)
55.  ギター弾きの恋
確かにラストシーンは「道」を思い出させますね。でもちょっと違うかなぁ。「ギター弾きの恋」って邦題名は最初けっこうベタだなって思ったけど、案外的を得ていると思う。これは恋物語ですよ。ラストに恋を知ったギター弾きがその後によりいい演奏をするようになったというナレーションには結構ぐっときますよね。ギターを叩き壊しちゃうのはちょっと過激だったけどね。それにしてもショーンペンは何をしてもブロンクスのチンピラ的あやうさを隠せませんねぇ。まぁそれが味なのかもしれないけど。
9点(2002-03-24 16:19:26)
56.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
キューバ音楽に興味がない人<普通の人はあまりないよね>でもお薦めです。音楽って素晴らしいなぁって単純に思える。忘れられたキューバ音楽の巨人達<おじいちゃん達>が演奏する姿は本当に感動的です。なぜだろうか?本来、音楽って世代を超えた根源的なものなのに今ではなかなかそう言えない部分がありますよね。おじいちゃん達の演奏は音楽が魂を揺さぶるものだってことを、キューバ音楽に限らずいいものは流行り廃りに関係なくやっぱりいいんだっていう当たり前のことを改めて感じさせるのでしょうね。あらゆるしがらみを超越した老フラミンゴ達がそれぞれ自慢の楽器を持って集う楽しい音楽パーティって感じでとても心が和みました。音楽ドキュメンタリー風映画としては、スコセッシ/ザ・バンドの「ラストワルツ」もお薦めなんだけどね~。
10点(2002-03-24 16:04:52)
57.  トカレフ(1994)
ラストの乾いた銃声が妙に印象に残る映画でした。<ラストシーン自体もすごいけどね>佐藤浩市演じる男は実に現代的な殺人者だと思うけど、立ち向かう側の主人公もかなり奇妙です。それはそれである種のリアリティがある。でも最も乾いていたのはヒロインかな。
9点(2002-03-17 01:46:45)
58.  クイック&デッド
面白いと思うけどね。ディカプリオが良かったよ。キザでちょっとまぬけはキッド。個人的には「ギルバートグレープ」や「タイタニック」なんかよりこっちの方がしっくりきた。西部劇も昔と違ってゲーム感覚でマンガちっくなところが現代的ですね。
8点(2002-03-17 01:26:56)
59.  ストレイト・ストーリー
ストレイトじいさんのストレイトなお話。いいですね。ただひたすら自分を抱えて生きてきたこと。その素直な表明。自分の生きがたさは誰のせいでもなく、ただ自分のうちで耐え続けていくべきものなのだ。その凛然とした態度。それを理解し、理解される娘の姿にも心動かされる。
10点(2002-03-01 22:25:21)
60.  ヒート
「ゴッドファーザーPART2」以来の共演となった本作ですが、あの頃の若々しく、精悍な2人と比べると、ずいぶんと年をとったなぁという印象を受けます。(当たり前だけど) さすがに二人が対峙したシーンにはしびれたけど、「あ~、これを20年前に観たかった」と思ったのは僕だけかなぁ?でも、この長~い年月を想起させるのが、あの対峙シーンの狙いでもあったのだろうな。ドラマを越えたところに別のドラマが見えた瞬間だったのだ。うん。
8点(2002-03-01 22:05:12)
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