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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 783
性別 男性

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41.  ペイチェック 消された記憶
フィリップ・K・ディックな作品です。見てるとだんだん退屈になってきます。何故なら、これまでのハリウッド風味(しかも近年)の映画でしかないからです。物語&脚本の新鮮味ゼロ。アクションの新鮮味ゼロ。恋愛の新鮮味ゼロ。特殊効果の新鮮味ゼロ。爆発シーンの新鮮味ゼロ。最後のオチの新鮮味ゼロ。ベン・アフレックの演技力ゼロ。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-10-03 11:19:43)
42.  タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
タイムトラベルものは面白くて当たり前。だからこの作品もB級感溢れる低予算映画にもかかわらずソコソコ面白い。未来の人が被災現場を観光するなんて最高じゃないか! かつての事故現場に同じ人物が写っていたなんて描写も大好きである。あの変なタイムトラベルに使う機械もチープで最高。トリニティーもどきの謎の女性も申し分の無いキャラクター(レトロでB級感が満ち溢れている)。主人公の俳優もモッサリとしてて味が有ります。この手の作品ですから!物語が破綻してるのなんて気にする必要は無い。日本の年金制度が破綻しているのに比べたら可愛いものなのだよ、諸君!
[地上波(吹替)] 6点(2005-10-03 11:13:13)
43.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
このサイトでの物凄い高評価ぶりを信頼して拝見させて頂きました。そして思ったのは、皆さん“タイムトラベルもの”がお好きなのかなと感じました。自分自身も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』を楽しく観賞した人間の一人で有ります。もちろんこの作品もエンターテイメント溢れる面白い仕上がりで有ると思います。が、自分自身の持論としては、タイムトラベルものは面白くて当たり前という考えを持っています。作品の要となるのは“時間をさかのぼる、或いは逆行する”というアイデア自身がミソであって、それを考えた人が元祖である(誰かは知りませんが・・・)。つまりは偉大なのである。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』などの作品はその偉大なアイデアに対して味付けをしています。タイムトラベルものは伏線を張ったり、世界観の変化が非常に付けやすい。だからタイムトラベルものって誰が創っても有る程度は観賞に堪えられるものが多い。独創的なアイデアかと言われれば疑問が湧くので、少し点数に影響させました。 ・・・と言うよりもこの作品って、又兵衛と廉の恋愛もので良かったんじゃないの?クレヨンで有る意味が分からない・・・嫌、分かる。商業的なものだろう。『クレヨンしんちゃん』というキャラの舞台を戦国時代に持っていきたかったという感が強い。かなり意図的な形でタイムトラベルが扱われている。強引な印象を受けたのも確かです。 あと、解せないのはエンディングの曲。なんだアレ。【子供得点:8点】。
[地上波(吹替)] 4点(2005-10-03 11:00:49)
44.  ワンス・アンド・フォーエバー 《ネタバレ》 
何の新鮮味も感じることの出来ないベトナム戦争映画。ラストで坂を駆け上がりながら突入するシーンも既に以前の映画で何本も作られているし(ハンバーガーヒル等)、奥さんの元にご主人の死亡届が届くという悲哀の有るシーンも今や語り尽くされている。戦場カメラマンを絡めたドラマにしても腐るほど存在する。つまりは、それらの寄せ集め映画である。今更、送られるメッセージでは無いような気がしてならない。制作意図を問うてみたいです。 あと、やたらと“アメリカ万歳映画”に対して過剰反応を起こしてしまう人が多いのには思わず引いてしまう。確かに私自身もそういった映画にはあまり感心はしないのですが、悲しいかなコレはハリウッド映画です。あまりに執拗に気にし過ぎると【米】映画なんて見れなくなってしまいますよね。“怖いくらい”に反米心の強い人が多く見受けられるのにはチョット驚き。
[地上波(吹替)] 3点(2005-10-03 10:28:11)
45.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
ピーター・セラーズ良いですね。ロリータでも変幻自在な演技を見せて片鱗を覗かせていましたが、強烈な個性の有るキャラを3役もこなしてしまうなんて頭が下がります。これぞプロの役者という感じで見ていてとても感心させられた。この人の演技を見ることが大きな楽しみの一つである。 作品の中身も非常に秀逸で、核の恐ろしさと言うよりも人間の愚かさを皮肉タップリのユーモアにより痛烈に風姿している。核による攻撃の防止策が自らも核を持つことなんてのはホント馬鹿げた話である。今だにアメリカなどは他国が核を持つことを好まず、破棄を申し立てる(北朝鮮の6カ国会議)。自らの国が一番多く核を所持しているのにね・・・。フランスやインドも核実験を行うなど、大量破壊兵器による危険性は増すばかりである。キチガイが一人いるだけで世界の破滅を呼び起こすなんてのは本当に恐ろしい。そんな折りに日本はいまだに憲法九条がどうのこうの(イラク派遣の是非)と言ってる段階です。ホント可愛い(呑気な)ものですね。 ラストシーンなどはゾッとさせられます。大統領を総督とか呼んじゃって!最後はイカレタ博士に奇跡が起こる(車椅子から立ち上がる)。まさしく博士の異常な愛情には呆れるばかりである。
[DVD(字幕)] 10点(2005-09-22 19:58:00)
46.  宇宙戦争(2005)
「前半は良かったけど、後半が怠かった」(CG満載の宇宙人による破壊シーンは良かったけど、後半の密室ドラマは怠いだけ・・・)という意見が他サイトで大多数を締めている現状。う~ん・・・。プレステ世代の自称映画ファンの増加は凄まじい限りである。最初から最後までCGで押しまくらないとトーンダウンという評価になる訳です。彼らにとって映画とはゲームの延長線(ゲームの実写版)でしかないようだ。映画人口が増えてきたのって、プレステでDVDが見れるようになってからじゃないでしょうか? 特にCGによる特殊効果の発展期以降から(マトリックスあたりかな)伸びてきたような気がします。まぁ、楽しければ良いんだけどね。そんな人には是非とも『ファイナルファンタジー』や『ヴァン・ヘルシング』あたりをお勧めしたい。 親子愛が描かれていない? 『デイ・アフタートゥモロー』でも同じこと言ってた人が多数いたけど、この作品をわざわざ映画館に見に行く人って正直そんなもん望んでないでしょ。スピルバーグでタイトルが『宇宙戦争』ですよ。ハリウッドが得意とする娯楽大作CG映画ってことは分かってた筈です。人間ドラマ見たい人は見に行かないって。正直になりましょうよ。 ご都合主義的な展開についてもダメ出しが激しいようですが、この映画は生き残った家族を追っかける形でのロードムービーなのでトムの家族だけが助かっちゃうのは当たり前です。死んだ家族を追っかけてたら20分ぐらいの上映時間でサヨナラです。 あと、トムの演技にやたら敏感になってしまっている人も多いようですね。非常に不憫なことです(私もその一人です)。彼が出演するだけでマトモに見れませんものね。だからといってそれを評価には入れませんけどね。
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 18:23:53)(笑:1票) (良:1票)
47.  コンスタンティン
キャスティングは視覚効果にお金を使いすぎたのかネームバリューが有る俳優はキアヌーとレイチェル・ワイズぐらいなものです。ただ、帰ってそこが良かったね。最初のシーンのメキシコ系の人(マモンに乗り移られた人)なんて下手すりゃエキストラのようですから! まさかラスト付近まで引っ張ってくるとはね。(映画に免疫が有る人からすると、彼のようなキャストは「どうせ直ぐに殺されて誰かに乗り移られるんだな」と勘ぐってしまう)。これは予想が付きませんでした(ただ、登場シーンは少ないけど・・・)。ガブリエル役にしても、もさほど有名な俳優なので存在さえも忘れていましたが、最後に上から降りてきますからね。驚きましたよ。ルシファーも普通だから逆に面白かったね。『スポーン』みたいに変身しなくて良かったよ。ダサイからね。 武器も細かく設定してあって良かっし(聖なる力や紋章等が施されている)、セットも作り込みが入念だし(コンスタンティンの部屋には魔除けのペットボトルが並んでた)、ハーフブリードの表現も正しいと思う(半分人間なので天使の羽はグレーになってました)。 CG臭さも無いので幼稚臭くないし、映像は比較的スタイリッシュに表現されているので大人でも十分に堪能できます・・・、いや、コレは逆に子供には受けないでしょうね。そういう人は点数が辛くなるでしょう。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-10 18:40:21)
48.  猫の恩返し
ストライクを置きにいったような安直なアイデア。これは似非&類似ファンタジー。 猫が突然レッサーパンダよろしく立ち上がって、しかも喋りだしているのに・・・、ハルは無垢なのかイッちゃってるのかドッチなの? この辺りの演出が雑であり、細かい気配りに欠けている。ファンタジーだからどうだって良いというものでも無いように思います。脚本が宮崎駿でないことを祈りたい。というよりも彼ならこんな安っぽい脚本は書かないだろうけどね。
[地上波(吹替)] 3点(2005-09-02 18:30:02)
49.  On Your Mark CHAGE & ASKA
テレビでやってたね。これは映画ではなくてミュージックビデオでしょう。 近未来感を表現したものかと思われますが、作風に合ってないのでしょう。苦手なジャンルなのだと思います。特に何アレ!チャゲ!?かなり幻滅しましたよ。 技術の押し売り的な感じがして悪印象。
[ビデオ(吹替)] 1点(2005-09-02 18:19:24)
50.  CUTIE HONEY キューティーハニー
「私はトリュフォーのファンなのよ! 大人の映画が大好き!」「所詮ハリウッド映画なんて!」とかなんとか、色々とNHK衛生放送の映画紹介番組でのたまっていた佐藤江梨子さん。この落とし前はどうやって頂けるのでしょうか? あれだけ大きな口たたいといてねぇ・・・。仕事とは言え情けなくない?
[CS・衛星(吹替)] 1点(2005-09-02 18:09:53)
51.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
面白い世界観。未来の小道具が独特だし、夢のシーン(主人公が空を飛ぶシーン)等は幻想的な美しさが有り、特殊効果的にも大変優れていると思う。本当に感性豊かな作品だと感じた。ただ、よく言われているようなのですが“キューブリック的”では決して無い。本気でそう思われているのならその人は何か勘違いされているのだろう。 夢が随所に出てくるのですが、物語の構成は世間で言われている程難しいものではない。むしろ淡々と進んで行きます。ただ、彼女と朝を迎えた所を逮捕されてから以降に脳の洗脳が行われるので(現実でないシーンが挟まれる)、その辺で訳分からなくなる人が出てくるのかも知れません。 実はこの映画、公開場所(時期)によりパターンがいくつか有ります。確かアメリカ公開版は、上映が長すぎる上にラストのバットエンディングでは救いが無さ過ぎるとの上層部の意見から大幅に変更を余儀なくされたようです。あと、日本公開版とレーザーディスク版(DVD版)とが有るようです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-02 18:00:03)
52.  予言
三上博史、山路和弘、山本圭、他エキストラ的な脇役男優人ども! おまえらいい加減にしとけよ! モゾモゾ喋りやがって、台詞が聞き取り難いんじゃボケ! ホラーものだからってそんな(暗いだけ)演技しか出来んのかサルども! と思わず取り乱してしまうほど腹立たしい俳優陣にイライラが募ります。 しかも窓に張り付いた恐怖新聞のアノCGは無いだろう。とっても臭い。あんなもの実写で撮れよアホ! と思わず声を大にして抗議したくなるようなオトボケた演出力である。 最初から最後までたっぷりと目を離すことができる、退屈極まりない作品であった。
[CS・衛星(吹替)] 1点(2005-09-02 17:44:45)
53.  箪笥
『シックスセンス』や『アザーズ』のような、ラストのパンチライン(オチ)で勝負するタイプの作品です。かなり強引です。 ただ、一応退屈しないで最後まで見れたところを考えると、見せ方的には上手いんだと思います。主役の女の子(姉)も日本人好みの顔立ちだし(当然、日本人と同じ顔立ちなんだけど・・・)、役者陣の演技も大袈裟ながらも何とかセーフといった感じ。 他に見るモノが無いときには良いかも。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2005-09-02 17:33:48)
54.  テキサス・チェーンソー
またこの手の作品でしたか・・・。 こうなったらレザーフェイスvsジェイソンvsフレディーの総当たりリーグ戦でもやりますか・・・。 ちなみにジェイソンvsフレディーの一戦はドローにより引き分けだったので、今のところ共に勝ち点1づつですね!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-02 17:25:29)
55.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
有る意味密室モノなのですね(2/3程度がバスの中)。切迫感というのは伝わってくるのですが、アノ化け物の顔がチョットダサイです。バス後方のマドから逆さまに覗いてくるシーンで思わず笑ってしまいました。殺される人々のキャラクターにしても、これまでのハリウッドパターンと見事なまでに一致されている。ラストもドタバタ的な印象で一向に盛り上がってこない。全体的な感想は「下らない」とも言えなくはない程度の出来栄え。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-02 17:21:23)
56.  バリー・リンドン
皆さんのレビューに多く有るように、この映画は本当に“絵画的”なビジュアル表現が成されています。色使いはレンブラントorマネを思わせるし、光の捉え方などはフェルメールのように神々しい。特にシンメトリーの構図や奥行きの捉え方などを見る限り、美術的なセンスに抜きん出ているように思える。こういった写実的な作品が作れるかと思えば、『時計仕掛けのオレンジ』のような印象派的で現代美術的な作品(ウォーホールorサフディ)も有る。感心するのは原色による補色の使い方が特に上手いこと。 つまり、この監督は写実は的な感性と印象派的なセンスを併せ持っているのである。普通は(かつての芸術家たちは)どちらかに別れるモノなのですが・・・。そこがキューブリックの凄さなのである。「何だか分かんないけど、世間でスゴイ!と言われているから凄いんだろう」と適当にあしらってはならない作品ですよ。コレは。 美術的なセンス、ビジュアル的なセンス、カメラ知識の豊富さ、皮肉がこもった反社会派的な洞察力、台詞の面白さ、脚色の上手さ・・・。天才と言うしかないですね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-02 17:09:31)(良:1票)
57.  エイリアン/ディレクターズ・カット
制作費850万ドルというのが凄い。当初の予算は420万ドルだったが、リドリースコットのストーリーボードの秀逸さを知ったフォックス社が倍額の予算を出したのです。そのことからもリドリーの作品に取り込むきめ細やかさが伺える。当時は異星人ものなど陳腐だと思われていて、ましてホラーですから予算はおりにくかったのでしょう。しかし、腹を突き破って寄生生物が飛び出すというアイデアを会社がほっておかなかった。同時期の「スターウォーズ」のヒットも後押ししたようだ。 この作品はリドリーの手腕もさることながら、美術(何と言ってもギーガのデザインが全て)が秀逸だから大成功した。そして最大のポイントは奇抜なアイデアを創り上げた脚本だろう。宣伝効果も抜群で、「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない」というキャッチフレーズは映画史上最高のコピーである。 今回のディレクターズカット版は、ノストロモ号のクルーが謎の信号を受信する場面・ブレットが襲われた時の血のシャワー・ダラスが繭になるシーン等が追加された。非常に有意義な再編集である。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-15 16:58:09)
58.  戦争のはらわた 《ネタバレ》 
まず、最初に言いたいのは、どこのアホがこんな邦題付けたんだということ。これではまるで戦争好きのサイコ監督が作る馬鹿戦争映画のようではないか!こんなセンスの欠片もないタイトルを付けた奴を吊し上げてやりたい!・・・と、余りに腹が立ったので取り乱してしまいました。 肝心の作品の中身についてですが、冒頭の民謡のような歌、いいですねぇ。おそらく歌詞の意味は戦争とは全然異なる歌だと思うのですが、オープニングの映像と一緒に見ると、何故か戦場に赴く若者の歌のようにに聞こえてきます。この辺の表現は上手いですね。 物語のテーマはやはり、本来のタイトルであるべき「鉄の十字」をめぐる物語だと思います。お坊ちゃん育ちのプロイセン将校、ストランスキーは、名誉と勲章の象徴である「鉄十字」に執着する。人から勇敢だと思われたい、出世して尊敬されたい、という短絡的な目的の為に、自ら戦争に志願したその単純な思考は正に子供である。それを象徴するように、身の回りには常に仲間を置き、危なくなったら卑怯な手を使ってでも相手を陥れる・・・。 ラストシーンでストランスキーは拳銃の扱い方も知らず、あたふたと慌てふためく。そのストランスキーの間抜けな醜態と重ねるように子供の映像を流します。この描写は「ストランスキーは未熟な子供のように無知な男」というにように意味づけをしています。更にバックミュージックとして、オープニングでも流れた歌を流すことにより、一層「ストランスキー=子供の思考」「戦争=無知で幼稚な行い」というメッセージを浮きだたせているように思えます。それを見たスタイナーは大いに笑います。まだ未熟な子供の失敗を見るように高らかに笑います。
[映画館(字幕)] 10点(2005-08-15 16:57:17)
59.  エイリアン3/完全版
制作費5000万ドル。それに相応しい特殊効果が成されている。エイリアンが前作よりもよりリアルに描かれていて、カット割りやフラッシュを使わなくても済むぐらいの出来栄えである(透明フードの復活も嬉しい)。今回はパペットも使っていますが、CGよりも良いんじゃないですか?クオリティーが非常に高い。監獄惑星の居住区のセットの世界観も素晴らしいし、恐怖描写としての画創りが復活している。 今回の作品は宗教色が強く、人物描写の浅さから「訳が分からない」との批判が集中。シリーズ随一の問題作となった。原因は何人もの人間が脚本を手掛け(中途半端に)、フォックス社の余計な横やりでデビット・フィンチャー独特の個性が殺がれたのが原因である。しかし、今回の完全版では人物像が掘り下げられているので話の流れが非常にスムーズで分かり易くなった。天と地ほどの差があると感じる。公開版はチェストバスターは犬から生まれますが、今回のバージョンでは牛から生まれます。今回のビックチャップ(成体エイリアン)の設定は3mを越す巨漢なので、牛の方が説得力が有ります。 ラストシーンも秀逸で、リプリーの死にゆくシーンは美しく最高です。何故この後続編を作ってしまったのか・・・、その神経が分からない。リプリーを無理矢理復活させた4は最悪の作品です。残念でしょうがない。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-15 16:56:55)(良:1票)
60.  フルメタル・ジャケット
こんなクソ面白いブタ戦争映画を見たのは初めてだ。これまで沢山のお上品な猿どもの争い&殺戮映画を見てきたけど、この胸くそ悪いボケ映画が一番心に響いた。 ベトコンを殺す為の前準備のシーン等はチンカスのような台詞を中心に見応え十分。トイレの残りグソのように不快なシーンや、壁にすり付けた鼻クソのように汚い言動が生々しく描写されていて、人間の奥底に有る凶器が否応なしに伺える。訓練後のナンシー・シナトラの選曲もアホセンス抜群。このクソ映画は設定がベトナム映画だろうが太平洋戦争だろうが湾岸戦争だろうがイラク戦争だろうが関係ない。闘争に餓えた猿豚の本性(二面性)を皮肉タップリに鋭くえぐり出した豪快でファックで糞マラな一発である。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-15 16:55:54)(良:3票)
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