Menu
 > レビュワー
 > よし坊 さんの口コミ一覧。3ページ目
よし坊さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 230
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789101112
投稿日付順123456789101112
変更日付順123456789101112
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  第三の男 《ネタバレ》 
僕が小学生時代に愛読した藤子不二男A氏の自伝的作品があって(ここに描かれている世界観とディテールが綿密で本当に素晴らしく今思い返しても唯一無比の作品)その作品に登場する映画鑑賞シーンの影響で昔から未だ観ぬ名画への憧憬が、ずっと心の奥底にあった。そのなかでも、この『第三の男』は特別な1本だった。実際に何度か鑑賞して、やはり驚くほど印象深いショットの連続に息詰まっている間にアッという間に鑑賞を終えるという素晴らしい作品だと思います。サスペンスとしてもメロドラマとしても確かに弱いのですが、だからこそ逆にショットの凄みを際立たしていますね!ただし人として当然のことをやってるにも関わらず、惚れた女からイヌの顔だの名前までマヌケだのボロクソ言われてるホリー哀れすぎ。しかし、この哀れなドMにとってはラストの秀逸な並木道のシーンさえ、自らを奮い立たす糧となってしまうのである!   
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-11 01:55:07)
42.  イヴの総て
このみなぎる緊張感、ラストまで完璧。ベッドに横たわるベティ・デイビスのアップ、照明に照らされて浮き上がる顔のしわ。生々しすぎる。しわだけで無く名優たちの迫真の演技も最高に生々しい。映画全体を覆う都会的なトーンと、そのゾクゾクする生々しさ が絶妙絡み合って、そのハーモニーが完成度を押し上げている傑作。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-09-30 22:18:33)
43.  我等の生涯の最良の年 《ネタバレ》 
おそらくは、この年にしか描けなかった時代の質感がギューッと詰まっているのも関わらず、どこも偏っていないフェアな視点が、製作後60年以上経過した今観ても色褪せるどころか瑞々しい輝きを放っているところが凄すぎる。家に戻る復員兵、戻る側も待つ側もそれぞれの喜びと戸惑いが交錯する感情が丁寧に描かれており、まさに人間ドラマとして大変な出来栄えで流石ワイラー監督と唸らずにはおれません。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-25 00:27:16)
44.  巴里祭
何と気持ちのいい作品なんでしょう!おまけにレヴューまで気持ちいいのだから、これ以上何が語れる?って感じもしますが・・・。この映画はこの時代の巴里の下町に、自分自身が降り立ってしまう。このフィルムの中に登場人物の一人として存在しているかのような錯覚を覚えるほどの気持ちよさ。そして惹かれあいつつも反発してしまう微妙な状態を、雷が後押しする最初のキスシーンは絶妙。突然降り出す雨さえも、ホント気持ちいい作品です。 
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-02 10:46:00)
45.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
ゆったりと時間は流れ、たっぷりと見せ場が詰め込まれ、どっぷりと陶酔しレオーネの世界にしたりきってしまう。これはもう大好きですね、たまりません。クライマックスの決斗シーンは、3人の顔と腰を順々に追い、モリコーネの音楽がひたすら緊張感を盛り上げていく。即興じゃないの?こんのもん計算で出来てしまうの?今考えれば結果的に、映画以上にテレビ製作に悪い影響与えてしまったなぁ~という気がしないでもない引っ張りようですが、とにかく完璧にドラマチック。また全編に渡って最高と最低のコントラストを逆転に次ぐ逆転で見事に描ききっています。ラストの死と大金のはざまで苦悶のイーライ・ウォラック、この極限状態に思わずふきだしそうになり、九死に一生を得た後のイーストウッドへの突っ込みには爆笑でした。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-27 09:01:45)(良:2票)
46.  結婚哲学 《ネタバレ》 
サイレントならではの魅せ方、そして現代の恋愛コメディの全ての要素が詰まった傑作ですね。とにかく俳優さんのサイレント演技がメチャメチャ巧い(時に愛らしい、時にふてぶてしいマリー・プレヴォーさんは、男からすると正に勘弁してくださいよぉ~!の真実味)ステキなシーンがいっぱいの愛すべき作品。旦那が一度はしらばっくれたものの、マンジューさんから克明に書かれたメモを見せられた後に、再度差し出された帽子を受け取るシーンなど、ニヤリどころじゃありません。う~ん、本当にこれぞ洗練の極み。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-07-29 21:44:54)
47.  若草の頃
ジュディ・ガーランドの決定版であると同時に、家族の些細ないざこざから太い絆まで丁寧に描ききった、素晴らしく愛しい好きで好きでたまえらない作品です。ラストの方なんて完全に涙腺緩みっぱなしです。テーマ曲"セントルイスで会いましょう"や"メリー・リトル・クリスマス"など超名曲もたっぷり堪能できるのですが、自分も同意見で恐縮ですが、とにかく"トロリー・ソング"が最高です。楽曲のクオリティ高すぎ、完璧です。 本作に限らず、ジュディ・ガーランドが残した数々の(心震える)名曲・名唱のの中でもまさに屈指のナンバーです!  
[DVD(字幕)] 9点(2006-07-09 10:16:08)(良:2票)
48.  有頂天時代
アステアとジンジャー・ロジャースのダンスが芸術であり、他のどのような表現方法を持ってしても到達し得ないと思わずにはおれない"NEVER GONNA DANCE"惚れ惚れするこのシーン!映画としての完成度は、このコンビ作品の中でも最高峰にあるでしょう!それにしてもジンジャー・ロジャースは最高にキュートで、あの困ったちゃんの眼差しにメロメロです・・・。そんで、アステアのダンス、特に例の黒塗り&影のカッコよさのはシビレます。また時折と言うか、結構思うんですけど、アステアの演技、ニヤッとした時の目線の送り方にキムタクを感じるのは自分だけでしょうか?(おそらくキムタクは意識していないと思いますけど)この作品では、特にそれを感じますんで。あぁ・・・書いてしまった。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-24 17:51:09)
49.  コンチネンタル
とにかく突っ込みどころは沢山あります。ありますが、それを幾つもの胸はずませどころ(ん?そんな日本語ないか・・・)がことごとく掻き消して行き、たまらない作品に仕上がっております。楽しく、そしてどこか郷愁を誘う不滅のメロディ"A NEEDLE IN A HAYSTACK" 歌がインストになり、そしてアステアのタップが始まるこの瞬間、この時間。まさに贅沢、至福の極みであります。そして勿論アステアとジンジャー・ロジャースのダンスもたっぷりと楽しめ、これまた名曲"コンチネンタル"の怒涛の流れ!はぁ・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-19 05:45:42)
50.  或る夜の出来事 《ネタバレ》 
この映画を観た夜は必ず恋の夢を見る。我儘令嬢コルベールを、ほっとけなくなるまま世話をやく新聞記者ゲーブル、いつか自然に惹かれあうお互いに気付き・・・はぁ~っ、古典であっても演出がシャレてて古い映画を観てる感覚さえ忘れ去ってしまう珠玉の一編。バスの座席をめぐる攻防、パンの食べ方やヒッチハイクのどうでもいいことに講釈たれるゲーブルの楽しさ、夢見心地の"ブランコ乗り"の合唱、懸賞金目当てを追っ払う怒涛のアイデェア&演技、そのキラめくシーンの数々。クラーク・ゲーブルの演技は今観ても素晴らしくモダン。ラストシーンも含め全てが完璧だが、ただ一つ終盤のドタバタした展開、ここだけがあまりにも惜し過ぎる。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-09 06:41:06)
51.  ブロードウェイと銃弾
面白い!誰がと言えば出演者の殆どを挙げてしまう程とにかくキャラ立ちまくりの曲者たちの名演の応酬と、細部までじっくり練り上げられた脚本の素晴らしさ。いい映画を観た~って満足感にどっぷり浸れます。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-04 01:30:39)
52.  カイロの紫のバラ
鑑賞後に月日が流れても、立ち止まり、その結末に想いを廻らせる、味わい深く素晴らしい作品。スクリーンを行ったり来たりするとこなんか完璧ツボ突かれまくりで、まさに夢見心地。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-30 00:05:44)
53.  嘆きの天使(1930)
毒と分かっていても手を伸ばしてしまう毒を撒き散らかすマレーネ・ディートリッヒの代表作。痛いほどに美しい名作ですね。ディートリッヒにこんな視線で見られたら、のた打ち回りますよ、そりゃあ。完全に手の届かない女性(当たり前だけど)だけど、もし仮に届いた瞬間にピンポンダッシュで地平線まで逃げてしまうような(・・・情けない)まさに銀幕のスタア! 
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-20 00:17:36)
54.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
理屈ぬきに楽しめる娯楽映画。一種ヒッチコックらしからぬとも言えますが、繰り返し観たくなる作品です。"女を犠牲にしないと勝てない勝負なら、負けることも考えろ!"みたいな台詞(正確でないかも?)にはシビレました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-17 05:45:19)
55.  會議は踊る
この1曲、"ただ一度だけ"胸躍る永遠のメロディ。何度観ても心はずむ、あのシーン。大切な宝物のような作品。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 23:20:18)
56.  キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 
メカニックで言うとさすがに危うい。列車も大砲も、小道具一つに至るまで現代の感覚で見ると玩具のようだ。しかし、この発想とアクロバティックな動きは、この手作りの感覚でこそ驚きを増す。例えるなら戦前のプロ野球選手のバットやグローブの写真を雑誌で見たとき、(よく、このようなグローブで硬式球の弾丸ライナーをさばけるな・・・)と疑問に感じたことが、次々と、想像を遥かに超えた技術でもって、鮮やかに目の前で証明されるような感じがする。その卓越した技術と、それに裏付けされたこころざしの高さが、画面の中から煮えたぎっている。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 08:58:53)
57.  戦艦ポチョムキン 《ネタバレ》 
作られたというよりも、刻まれたというべきか。カメラにぶち込まれたのは、群衆がうごめく様を捉えた、数々の、そして圧巻のロング・ショット。そして嘆きや悲しみを、深い皺に刻み込んだかような人間の顔、顔、顔。何かが確実にほとばしっている。熱々だ。その上、この心理を揺さぶる技巧は充実し、更に女性や幼い子供や赤ん坊が犠牲になる様を強調しまくる。マグマのような、魂のサイレント。
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-24 08:51:16)
58.  切腹 《ネタバレ》 
並々ならぬ緊張感、その映像に目は釘づけでした。このただ唾を飲むような静けさ、それでいて圧倒的な迫力。ただし後味としては複雑。本作の柱となる竹光にまつわるエピソードには、確かにハッとさせられた。しかし、このような勘違いによる落とし方は、喜劇や人情劇にこそ向いており、悲劇にするとあまりにも後味が悪いように思える。凄い映画だと思うだけに、余計に複雑。
[DVD(邦画)] 8点(2009-01-17 11:37:49)
59.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 
あのフレディの部屋、内装の色彩、その不気味な美しさに息をのむ。ミランダ(サマンサ・エッガー)が如何に逃げるか、その心理的駆け引き。しかしフレディ(テレンス・スタンプ)の発言を、僕は何気に聞きながらも唖然とする。それは“敬意を払う”であったり、“娼婦と同じだ”と罵倒したり。臆面もなく、この言葉を発する男の精神世界が本当に怖い。ミランダは最初から貼り付けられた蝶も同然なのだ。強烈なアングルと共に、サマンサ・エッガーの演技力に唸る。死の淵を彷徨う彼女の顔は壮絶だったが、息絶えた顔をカメラが正面から捉えることは無かった。よって、文字通りの体当たりで汚れ役を演じきったこの主演女優には、痛々しさよりも巧さが印象を残す。ワイラー監督は女優の扱い方に、厳しさとともに配慮がいき渡っているのだなと感じる。だからこそ、またいつか鑑賞しようと思える。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-21 22:27:03)(良:1票)
60.  クリスマス・イン・コネチカット 《ネタバレ》 
僕は『教授と美女』でバーバラ・スタンウィックに完璧に魅了され、『レディ・イヴ』でその思いは更に強くなった。以後、彼女の主演作をもっと観たいという思いが募る一方、観ることが可能な主演作に限りがあるので、観てしまうのが惜しいと思うようになった。それほど僕にとっては特別な女優だという思いが強い。これは好みの問題だけど、“綺麗な”とか“可愛い”といえば、もっと他にあげるべき女優はいると思うけど、“魅力的な”ということにかけては、これは圧倒的な存在に思える。本作においても出演時の年齢や髪形や衣装なんか超越してしまってるほどで、先にあげた2作の“悪女”ってスパイスの効いた爆発的な魅力には及ばないまでも、それでも気がつけば彼女の演技、一挙手一投足に酔いしれてしまう。内容的には随所に(そんなん普通バレるやろ?)っていうツッコミどころを、淡々とバレずにいき過ぎる展開が逆に楽しい。赤ん坊の親や看護婦といった端役(といっても結構ポイントになる)が絶妙のタイミングで現れる終盤の展開も大好き。
[DVD(字幕)] 8点(2008-10-19 10:26:53)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
420.87%
5114.78%
63113.48%
75925.65%
87231.30%
93916.96%
10166.96%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS