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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 346
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

増山江威子さんのご冥福をお祈りいたします。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  ゴジラ(1954)
邦画史上最高の、人類愛と平和を訴えた究極の到達点。映画というメディアが存在し続ける限り、1954年は「ゴジラの誕生した年」として記憶されるだろう。ゴジラ、そしてオキシジェン・デストロイヤーと一緒に海中に消えた芹沢博士の涙は永遠に人類への警鐘となる。
[映画館(邦画)] 10点(2008-01-30 23:22:46)(良:2票)
42.  黄金の馬車
日本初公開の時にスクリーンで見てから何年かぶりに再見。一人の女性としての幸せを求めていたカミーラにとって「黄金の馬車」はそんな夢をかなえてくれた象徴だったのでしょう。だが夢は潰え、彼女は女優として舞台の幕下へと下がっていく。余韻の残る、素晴らしいラストシーンです。この映画もルノワールの「包み込むような」世界を堪能できる一本。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-27 19:54:02)
43.  お早よう
その映画人生でひたすら「家族」の来し方行く末を描いてきた監督小津。当時の関係者内からはその作風に批判的な風潮があった、と聞いていますが約50年経った今でも支持されるのは彼の描写した風景の本質そのものは時代が変わっても不変だからでしょう。でこの作品。大人の理解を超えた、子供ならではの行動を見せつけられて可笑しさが増す。オナラ遊びに気を入れすぎて「み」が出てしまった時の子供の凹みっぷり、面白すぎる。話の面白さだけではなく近所付き合いの様子(人の出入り)を捕らえたショット、流れのテンポに関しては実はものすごく工夫されたもので注目すべき点。あとこの映画の久我美子。あいらぶゆうー!
[映画館(邦画)] 8点(2008-01-13 23:58:19)(良:2票)
44.  おかあさん(1952) 《ネタバレ》 
この映画を見ながら思うのは人はどんな形でも明るく生き、幸せになる権利があるということ。そして親の愛情がどんな形でも次の世代に伝わればそれで「すばらしい人生である」。最強の香川京子、そしてお母さん田中絹代に乾杯。
[映画館(邦画)] 9点(2007-10-07 00:52:00)
45.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
居残り佐平次=立川談志/6代目円生か5代目志ん生。品川心中=6代目円生/5代目志ん生。三枚起請=5代目志ん生。明烏=8代目文楽か3代目志ん朝。芝浜=3代目三木助。船徳=8代目文楽。大工調べ=6代目円生/5代目小さん、10代目小三治。文七元結=6代目円生/3代目志ん朝。お見立て=3代目志ん朝。を前もって聞いてみるとより楽しめる、かな?あと映画館で見るのも良いけど副音声の付いたコレクターズエディションで見るのもグッド。愛蔵版のDVDとしてここまでやってくれると嬉しい。邦画史上最高のエピローグの一本として(たとえ監督川島の意図通りでなかったとしても)私自身の記憶に残る日本コメディ映画の頂点。
[映画館(邦画)] 9点(2007-09-16 22:55:18)(笑:1票)
46.  生きる 《ネタバレ》 
この映画に関しては語りつくせぬほど個人的な想いが溢れてたまらない。自分の人生をいかにして生きてゆくのかを黒澤明が教えてくれた。何でも良い、自分自身が後々後悔する事があってもその目標に向かって進む勇気。そして日常のささやかな幸せを忘れずに感謝の念を想い生きてゆく事。生ける者に対して必ず訪れる「死」に対しての心構えやその行動。下手な文学を100冊も読む必要はない、この映画を見れば十分だ。魅力的な配役・素晴らしい脚本・映像効果もさることながらやはり役者志村の映画の神が舞い降りたような奇跡の名演。(トム・ハンクスや幸四郎にはできるわきゃぁない!)この映画によって今を「生きる」人間がどれだけ励まされ、頑張っているか。感謝の念でいっぱいだ。今日も異国の空の下夕焼けを見て心に残る感動をかみ締めよう。そしてこの名作をより多くの映画ファンが見て何でも良い、心に何かを残して欲しい。この映画に関わる全ての人々に、本当に有難う。
[映画館(邦画)] 10点(2007-09-14 17:26:53)(良:1票)
47.  隠し砦の三悪人
言いたい事は多々ありますが、この後2~3本の映画に出演しただけで「自分には才能がない」と引退した上原美佐にこの点数をささげます。あなたはまさに(アストロ球団ではないですが)「一映画完全燃焼」の人でした。演技を越えた存在感。
[映画館(邦画)] 7点(2007-09-09 16:45:34)
48.  にごりえ 《ネタバレ》 
最後の「にごりえ」が素晴らしい。樋口一葉の原作は「女性が生きていく事の過酷さ」を淡々とした描写で描き出しているのだがこの映画も負けず劣らず映し出しているのには関心する。役者も皆良いが最大の功労者は主人公の娼婦に溺れて破滅の道を歩んでしまう宮口精二。「七人の侍」における久蔵のイメージはまったく、無い。これだけでも十分元が取れるはず。名優達の演技達者ぶり、お楽しみください。
[映画館(邦画)] 8点(2007-06-16 00:58:21)
49.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 
ただただ脱獄に至るまでの経緯とその間の行動を淡々と撮っていくだけの映画にも関わらず、他の脱獄映画に負けないくらい緊張感がありアクション性の高い一本と呼べるのか、それは監督ブレッソンの演出スタイルによるものなのだろう。無理に音楽をつけずとも、俳優のおおげさな演技がなくとも監督の演出次第で作品は変わるということを私に教えてくれた一本。
[映画館(字幕)] 9点(2007-05-20 00:30:34)
50.  スタア誕生(1954)
この映画によってジュディ・ガーランドは「スタア『再』誕生」を果たすはずだった。にも拘らず彼女のパフォーマンスは評価されず。人によって「鑑賞するのに辛い映画」というのがあるだろうが私にとってはまさにこれ。点数はすべて彼女の最後の熱演によるもの。アカデミー賞協会のバカ!(ちなみにこの時の場景を描いた本として心に残るのはサミー・デイヴィス・ジュニアの本「ハリウッドを鞄に詰めて(早川書房)」。本当に切ない)
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-25 19:59:30)
51.  攻撃 《ネタバレ》 
映画の宣伝担当者様、よく『熱演』という言葉をお使いになってますがジャック・パランスの域までいってるんでしょうね?熱いエネルギーを感じる、アルドリッチの名作。(だからこそ型に落ち着いたオチだけが痛いのでこの点数。)
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-11-12 22:31:08)
52.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃ~、ポーン!(ケーキから出てくるデビー・レイノルズ!)このシーンで僕は映画を見続ける事の幸せを感じ、今でもその感動を追い求めているのだなぁと思う。時代が変わり、技術が進歩しようとも多分このような感動は永遠にあせない、そんな映画。(悪声スターを演じたジーン・ヘイゲン(好演!)の扱いだけかな、あえて不満と言えば。)
[映画館(字幕)] 10点(2006-10-19 21:23:05)
53.  魔術師 《ネタバレ》 
「ファニーとアレクサンデル」は別格として、面白いベルイマン映画としてはこれを推す。催眠術を売り物としているさえない魔術団がある町に滞在する羽目になり、魔術の存在を信じない町の人々から(知事・医師など)蔑視されてしまう。ここでももちろんベルイマンの「神様への疑問」という視点は健在で、神の「奇跡」で表される行為・言葉が人々の現実的な物の考え方や科学的な根拠にとって見れば意味をなさない、という事を「魔術」を通して表しているのだ。最後シオシオになってしまった劇団に王族からの招きが来て元気百倍、意気揚々と出発するオチはある意味宗教が「流行に流されがちな、軽い存在として」扱われてしまっている皮肉を映し出しているようで厳しい。コメディとしても楽しく特に家に帰れば疲れた中年、団長シドウやその妻で男装の麗人チューリン。「ベルイマンわからん」という人にはぜひ。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-29 10:15:38)(良:1票)
54.  情婦
ふ~ん。えぇっ?! ええ~っ!!!としか表せない映画なのだけど、それではレビューにならないので一言だけ。名優チャールズ・ロートンと時に「ありえねぇ~」的なクリスティの大風呂敷ぶりがドンピシャではまった映画、としか説明できない。(「ネタバレ有」にしない様にする事がこれほどもどかしい映画はないです)
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-07-15 12:23:53)
55.  ピカソ-天才の秘密 《ネタバレ》 
主役であるピカソとキャンバスにこめられた情熱がこの映画の眼目であることは間違いないけど、監督クルーゾーの映像テクニックに酔いしれる。ワンショット撮影やコマ落とし、フィルムの残量を確認しつつ絵の完成まで撮りきれるか(編集等で何とかなってしまうのはわかっているが)、というのはドキュメンタリーというよりサスペンス映画の巨匠が取り上げた必見の一本というところか。これは面白い。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-24 18:00:54)
56.  アニーよ銃をとれ
ベティ・ハットンの300%の熱演と周りのキャスティング(ハワード・キールもいいがやはりルイス・カルハーン)の好サポートが印象を残す、MGMミュージカルの佳品。(私見で申し訳ないがDVDの映像特典、ジュディ・ガーランドのアウトテイクは入れていただきたくはなかったです。ベティ・ハットンの300%以上の熱演をもってしてもヘロヘロのジュディには及ばなかった、というある意味酷なものを感じてしまうんですよね。付いてて良かった!という方もいらっしゃるとは思いますが。)
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 00:59:02)
57.  リリー
愛すべき佳品、この言葉に尽きるMGMミュージカル。レスリー・キャロンは「パリのアメリカ人」よりも絶対にこっち。蛇足的なナンバーも無い、時間の短さも好印象。映画会社の皆さま、同じ作品を「~キャンペーン」で飽きるほど繰り返し売るのもいいけどこういった小品にも光を当ててくださいよ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-11 21:44:15)(良:1票)
58.  巴里のアメリカ人 《ネタバレ》 
MGMミュージカル映画史上ジーン・ケリーが果たした役割は大きく、数多くの実験的な試みを行い後世に与えた影響は大きかった事も足りない頭で理解しております。基本的にはミュージカル映画好きな私なのですがこれはう~~む。確かにクライマックスのバレエシーンは当時の試みからすれば凄いアイディアなのは良くわかるのですが、「そこまで無理に絵画や舞踏(バレエ)にミュージカルを組み込む事はないんじゃ」という初見時の感想がまだ頭にあるのが正直な所です。ジーン・ケリーにレスリー・キャロン、オスカー・レヴァントにガーシュインの音楽と、粒はそろっているんですが。また「ミュージカルはハッピーエンドたるべし」という信念(!?)を持つ私でもこのオチはちょっと「まあいいじゃないの、ミュージカルなんだから」とは言いづらいなぁ。アカデミー作品賞?はてさて。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-10 22:24:29)
59.  七人の侍
日本映画が世界映画史の中でトップに立った瞬間は後にも先にもこの作品だけだろう、そんな映画。全世界アクション映画の金字塔。
[映画館(邦画)] 10点(2006-04-30 20:35:46)
60.  エデンの東(1955) 《ネタバレ》 
皆様本当にごめんなさい、私にとってこの作品は合いません。レタスを積んだ列車で寝そべるジェームス・ディーンを見たときは感激しましたが、ちょっとそりゃないよの連続なのです。端的に申しますと夜の移動遊園地でキャルとアブラ(もうちょっと年の若い人、使えなかったのかな)が語り合うあのシーン、妙に明るい照明で映画館の「緊急出口」よりも目立ち、プロだからなんとかせぇよという天邪鬼的な心境になってしまったのです。また後日見た「理由無き反抗」「ジャイアンツ」の方がよっぽど屈折した人物を演じきっていた気がしたのです。いい話とは思うのですが。また出直してきます。
[映画館(字幕)] 4点(2006-04-16 23:51:34)
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